早稲田の過去問ができない
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10/27 16:27
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
uda
高卒 東京都 早稲田大学志望
早稲田商学部社会科学部教育学部を志望している者です。
商学部の英語を解き始めましたが半分前後しか得点できません。解き進めていけば難解な文章にも慣れてできるようになっていくのでしょうか?それともワンランク下げてMARCHの過去問からやるべきでしょうか?
回答
seechan
早稲田大学社会科学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
早慶とマーチの問題は実際のところ別物です!
マーチができたから早慶ができる訳でもなく、早慶ができるからマーチができる訳でもないです。
(大学にはマーチ落ち早慶合格も普通にいます)
過去問は各大学の問題傾向を把握し、試験当日に最もよいパフォーマンスを発揮する為のものと理解するとよいと思います。
だからマーチの問題の演習を繰り返すことが、早慶の対策になるとは言えません。
その上で、早慶マーチなど各大学に共通して求められている能力は、「考えながら英文を読む能力」です。
大学は本質的にはアカデミックな研究をする場所である為、単に英語ができる人というよりは、「英語を使って考えることができる人」を求めています。
だから難解と言われる大学は、その能力を判断する為に、
問題を読み解く「読解問題」を多く出題する訳です。
ただマーチの問題のほうが深く考えなくても読めてしまう文章が多い為、早慶とマーチの差はそこに現れてくるかと思います。
そして読解問題というのは、日本語で書いてある文章が英語になっているだけなので、事実上国語力でもあります。
例えば、早慶レベルの英文の日本語訳を読んだ時、スラスラ頭の中で読み取れているでしょうか?
論理構造は日本語訳を何個か分析するだけでも分かってくることがあると思うので、過去問演習の時にやってみるとよいかと思います!
纏めると早慶の英文を読む為には
1 英語力(単語、文法、英文解釈など)
2読解力 (いわゆる国語力)
の2点が必要になります。
どちらかの力だけが、優れていてもダメなので、残りの時間でぜひ両方をバランスよくつけていってもらえればと思います!
長くなりましたが応援しています。
コメント(1)
uda
10/27 17:33
わかりやすい解説ありがとうございます。
言われてみると日本語に訳すことはできても理解できてない部分が多かった気がします。バランスよく演習を積んでいこうと思います。ありがとうございました。