世界史の論述が書ける気がしない
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
wuk
こんにちは 筑波大学志望の高三です
最近、世界史の論述に手をつけようとしているのですが、まず何から手をつければ良いかわからず、迷っています
論述の演習のためにはじめに何をするのが効果的なのでしょうか
教えていただいたいです
回答
マンネルヘイム
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!私は現在は早稲田大学に通っていますが、現役時代は一橋大志望で世界史論述対策をしていたので、アドバイスさせていただきたいと思います。
まず前提として、通史を終わらせてから世界史論述の演習を行うと良いと思います。特に筑波大学の世界史論述問題は、かなり広い時代・広い地域を400字でまとめなければならないので、ある程度歴史全体の流れをおさえていないと書くのが非常に難しいと思います。これから書くアドバイスも通史が終わっていることを前提としているので、その点はご了承していただきたいと思います。
論述の演習のためにまずやるべきこととしてお勧めしたいのは、教科書を読み込むことです。入試問題は教科書を下敷きにして出題されるので、極論を言えば、教科書を丸暗記しておけば合格点に達することができるようになっているはずです。もちろん教科書を一言一句全て暗記することはほぼ不可能だと思いますが、何度も読み込んで演習を繰り返すことで、論述力が身につくと思います。
教科書を読み込む時は、ただ黙読するだけではなく、音読してみたり白紙に図や地図を書きながら読んでみると、インプットとアウトプットをほぼ同時にできるのでおすすめです。
次におすすめする方法は、様々な大学の論述問題を見て自分ならどう論述するかを考えた後に模範回答を読むことです。参考書や予備校の回答例は、恐らくですが、長年様々な論述問題に触れてきたプロが試験時間以上の時間をかけて作成していると思います。よってそれらを読み込み読み比べることで、様々なタイプの問題に対してどのように論述したら良いかがよく分かると思います。時間があればぜひ様々な参考書や予備校の回答例を見てみてください。
あくまで独断と偏見ですが、
旺文社>青本>赤本・河合塾・駿台>東進>代ゼミ の順で、参考になる回答例が多いと思います。
次におすすめする方法は、まずは時間を無視して書いてみることです。いきなり演習してみて時間内に書き切ることができる人はほとんどいません。なので、問題集や過去問を始めるときは、最初の何問かは時間を無視して書いてみてください。そして回答例と読み比べてみてください。今の自分の実力ではどのくらい時間がかかるのか、時間をかけても書けないことがあったかどうかをまず把握しましょう。そこから演習を繰り返すことで、効果的に論述力を身につけていけるはずです。
そして最後になりますが、論述問題をやってみたら必ず誰かに見てもらってください。塾や学校の先生に添削してもらうのがベストですが、友達に見てもらって良かった点と悪かった点を聞くだけでも非常にタメになります。逆に友達の回答を読んでみると、良くない書き方や良い表現などに気付けることもあります。とにもかくにも、書いて満足するだけでは論述力が伸びないので、必ず他の人の目に通してください。
かなり長くなってしまいましたが、wukさんの世界史論述演習の一助になれば幸いです。応援しています!
コメント(1)
wuk
ありがとうございます
通史はこの夏に自分で終わらせようと思っているので、夏の間は並行して論述にも、時間をかけて取り組んでいこうと思います