UniLink WebToAppバナー画像

英文法の勉強法について、そして英文解釈へ

クリップ(27) コメント(1)
5/8 22:13
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

たいよう

高1 岡山県 京都大学理学部(65)志望

現在高二の京大志望です。英語の偏差値は河合模試で40程しかないです。 英文法の勉強をEVERGREENと頻出英文法語法問題1000を使おうと思っているのですが、それぞれどのような使い方をすればいいのでしょうか? また、その後に英文解釈として西きょうじ先生の基本はここだ、ポレポレそのあとに英文解釈の技術70を使おうと思ってるのですがその後には何をすればいいでしょうか?

回答

ワニ

大阪大学工学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
よろしくお願いします。以下、私の考えを述べさせていただきます。参考になるところがあれば吸収してください。 高2ということは、ある程度英文法の授業は終わっているのでしょうか。終わっている前提で一度話を進めさせていただきますね。 まずは英文法です。evergreenですが、これはおそらく問題集としてガンガン周回して使うようなものではなく、どちらかというと、辞書のような役割をするものだと思います。ですから、使い方としてはわからない文法事項があるときに読み込んだり、問題を解いていてあやふやな部分が出てきたときに振り返って確認するという感じになると思います。隅から隅まで目を通すのも悪くないと思いますが、量も多いため効率は良くないと思います。基本的な文法事項が穴だらけ、という状態なのであれば、通して読み込むのもアリかと思いますが、正直効率を考えると読み込むことばかりに時間をかけていてももったいないです。また、眺めているだけでは覚えられないことの方が多いと思います。ですから、問題を解く上で辞書として使うのが効率が良いと思います。 次に、頻出英文法語法問題1000についてです。英文法の力を伸ばすための学習は、こちらの方が主となるかと思います。使い方はとりあえずガンガン問題を解いて、解説を読み込むのが良いかと思います。問題量があるので、これを完璧にできれば英文法はもう大丈夫だと思います。ただ、問題数が多いので全ての問題を何周もしていたら効率が悪いです。そこで、最初は全部解いていって、問題に印をつけることをお勧めします。印の付け方はごじぶんでくふうされるといいですが、完璧でもう見なくてもいい問題には◎、解けたけど不安な問題は○、解けなかったが、解説を読めばわかったものは△、解説もわからないものは×、という感じです。◎のものはもうやらなくていい(ある程度◎が増えたら定期的に復習するのもアリかと思います)ので、他の印の問題を全部◎にできるように繰り返しましょう。そうすればやるたびに一周するのに必要な問題数が減っていくので周回スピードを上げることができます。また、一周通しでやると最初の方にやったものを忘れてしまうようでしたら、定期的に復習が必要です。私は、前日にやった単元を復習してからその日勉強すべき単元をやってました。
正直英文法は難しいものを探せばいくらでもあります。特に難関の私立大学では非常に難易度の高いものが出題される場合があります。しかし、京都大学ではそれほど高難易度の英文法問題は出題されませんので、まずはとても珍しいような問題よりもよく出る単元をしっかり完璧にすることが大事だと思います。 次に英文解釈です。基本はここだは、本当に英文解釈をやる上で基本的なことがまとまっていると思います。量もそれほど多くないので、ぱぱっと終わらせて、しっかりと英文解釈とは何たるかを理解するべきです。英文解釈も結局こなした量に比例して伸びると思いますので、基本はここだで立ち止まらず、他の問題集にガンガントライするべきだと思います。 ポレポレの後に英文解釈の技術70と書かれていますが、これは順番が良くないと思います。難易度としては圧倒的に英文解釈の技術70の方が易しいです。まずこちらに取り組むべきだと思います。ポレポレは英文解釈の技術70よりも単語が難しい上に、注釈もありません。その上、英文解釈の技術70と比べると解説も丁寧ではないように感じます。なので、英文解釈の技術70をまず完璧にしてから、ポレポレに取り組むと良いと思います。70が完璧でも、正直ポレポレは難しいと思いますが、良い本なので、ぜひポレポレも取り組んでみてください。最近、著者の西きょうじさんが、YouTubeでポレポレの解説動画をあげているそうです。よかったら参考にしてみてください。 ポレポレが完璧になれば、かなり英文解釈の力は養われているはずです。その後に取り組む本としておすすめなのは、「英文読解の透視図」「京大入試に学ぶ英語難構文の真髄」ですかね。両方とも解釈の本です。前者はかなり有名な本で、英文解釈の問題が体系的にまとまっているので、総仕上げに良いと思います。単語も注釈があるのでポレポレほど難しくありません。ポレポレと比べると解説がわかりやすい気がします。後者は全ての問題が京大の過去問で構成された解釈の本です。過去問なだけあって、かなり難しい問題も含まれていますが、飛躍的に力を伸ばしてくれると思います。なにより、全部過去問というのがいいです。 それらの後は、とにかく演習量を増やすと良いと思います。やればやるほど解釈の力は伸びます。過去問などを使ってガンガン多読していけば良いと思います。頑張ってください。

ワニ

大阪大学工学部

33
ファン
17.9
平均クリップ
4.7
平均評価
メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(1)

たいよう
5/9 15:39
回答ありがとうございました🙇‍♂️ 幾つか追加で質問させてください。 学校で買わされたvintageがあるのですが 頻出英文法語法問題1000の方が良いので しょうか? また、英語が非常に苦手なので超入門英文解釈の技術60から始めるべきでしょうか? むしろ大岩のいちばんはじめの英文法から始めるべきでしょうか?

よく一緒に読まれている人気の回答

先輩方から英語の問題集についてご意見を承りたく存じます。
おはようございます。日々の勉強おつかれさまです! 慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。よろしくお願いします。 今回は、①英語の学習の順番 ②おすすめの教材 ③時間の目安 ④各分野の勉強法 について書いていきたいと思います。少々回答が長くなってしまいますが、ご容赦ください。 まず①について ・英語の学習は、以下のような流れで進めていきます。 ・単語・熟語+文法→英文解釈→長文→長文の多読+分野別対策(英作文、文法正誤、口語表現・会話文、発音・アクセント等)→志望校の過去問 ・まず、単語と熟語、それに文法問題集に取り組み、英語力の土台をつくります。 ・次に、英文解釈に取り組むことで、学習した語彙や文法が英文の中でどのように使われているのかを知り、英文の読み方を習得します。 ・そして英文解釈をひと通り終えたら、長文の問題集に取り組み、長文読解力を養成します。 ・それを終えたら、早慶上智の過去問を使い、様々な形式の問題を解いて、実戦力をつけます。そして同時に、自分の受験校の問題傾向に応じて、英作文や会話文等の対策をやっていきます。 ・そして最後に、志望校の過去問に取り組み、本番に備えます。 次に②について ここでは、各分野のおすすめの教材を分野別に紹介します。 〈単語〉 ・システム英単語 ・鉄壁 ・英検1級(準1級)の単語帳《慶應の総合政策・環境情報,早稲田の国際教養、社会科学,上智の各日程等の難易度の高い語彙が必要な場合》 〈熟語〉 ・解体英熟語《早慶を目指すなら、これ一冊で充分/慶應法学部志望は必携の一冊》 〈文法・語法〉 ・頻出英文法語法問題1000《基礎から早慶レベルまでのレベルが網羅されているので、早慶志望ならこの一冊を仕上げればOK。解説も詳しい。》 ・英文法の核《ポレポレの著者が書いたフォレストのような文法書。文法問題集でわからない部分があれば、これを辞書として参照するとよい》 ・スーパー講義英文法・語法正誤問題(河合出版)《正誤問題対策の定番》 〈英文解釈〉 ・基礎英文解釈の技術100《英文の読み方の基礎は、この一冊でひと通り身につく。基礎がついていない英文解釈の技術100と間違えないように注意》 ・ポレポレ《早慶の英文を読むために必要なエッセンスが詰まった一冊。ほとんどの英文が読めるようになる。》 ・英文読解の透視図《英文解釈の参考書では最高難度。ポレポレが肌に合わなかったり、早慶の難関学部を目指しかつ時間に余裕がある人向け》 〈長文〉 ・解説が詳しく、自分に合いそうなものを選べばよい。 ・一例として、ハイパー英語長文シリーズ,やっておきたい英語長文シリーズ,RISEシリーズ(Z会)。 〈英作文〉 ・関正生の英作文のプラチナルール《英作文の書き方の基本がわかる》 〈口語表現・会話文〉 ・英会話・口語表現の徹底トレーニング(プレイス)《過去問を解く前にやっておくとよい》 〈発音・アクセント〉 ・音で覚える発音・アクセント《頻出事項が整理されて掲載されており、短時間で効率よく学習できる。慶應法学部志望にはオススメの一冊》 〈多読〉 ・速読英単語標準編・上級編 ・早慶上智の過去問《自分が受験しない学部の問題を中心に》 そして③について ・これは、人によって進み具合が異なるので、なんとも言えませんが、①で説明したことを基準にすると、長文演習までを高3の夏休みが終わるまでに、9月から多読演習と分野別対策、11,12月から志望校の過去問をはじめるとよいと思います。 ・自分の勉強の進み具合を見て、予定を調整してください。大事なのは、1つ1つの学習をしっかり自分のものにすることです。 最後に④について これも②と同じ要領で、各分野到達目標とともに書いていきます。 〈単語と熟語〉 ★見出し語を見たら、瞬時に意味が答えられる。 *1000個の単語を暗記すると仮定します。 ①1000個の単語を100個ずつ10パートに分ける。 ②1パート目を3日間繰り返し暗記。 ③2パート目も同様に。 ④最後のパートまで暗記する。 ⑤すぐに2周目に入り、同じ要領で繰り返し暗記。 ⑥★の状態を目指し、繰り返し暗記する。 ⑦定期的に復習し、★の状態を維持する。 *慣れてきたら、1パートの単語数を200個にするというように、1パートあたりの単語数を増やすとよい。 *熟語も同じ要領で。 〈文法・語法〉 ★すべての問題を理由づけて答えられる。 *20章から成る問題集に取り組むと仮定します。 ①全体を1パート4章ずつ5パートに分ける。 ②1パート目を1週間で取り組む。適宜、手持ちの文法書を参照しながら解く。「どこを根拠に答えに至ったか」を意識。 ③最後のパートまで同じ要領で。 ④周回して、★の状態になるまで学習する。 *解く際は、紙に解答を書かず、目で1問解いたら解答・解説を読むとすると、1問にかかる時間を短縮できる。 〈英文解釈〉 ★すべての例題で、英文の読み方を説明できる。また、例題の英文を英語の語順で理解し、スラスラ読める。 ①例題を実際に書いて自力で和訳。 ②「どのようなプロセスで英文を読んで、和訳しているか」という視点で解説を熟読し、自分のプロセスとのズレを確認する。 ③書き込みのない英文を使い、②で学んだプロセスを口頭で再現する。 ④例題の英文を口頭でスラッシュ和訳(3回)《スラッシュ和訳とは、英文を数個のまとまりごとに、英語の語順で訳していくこと。例 The president announced a concrete plan to carry out welfare reform.→大統領は発表した/具体的な計画を/行うための/福祉改革を》 ⑤例文の英文を音読(7〜10回) ⑥すべての例題を上記の要領で行い、2周目に入る。2周目以降は、プロセス再現→スラッシュ和訳→音読で行う。 ⑦★の状態になるまで、繰り返す。 〈長文〉 ★すべての問題を理由づけて解くことができる。また、すべての英文を英文解釈の例題の英文と同様の状態にする。 ①いつもどおり解く。 ②答え合わせ ③「どこを根拠に答えに至ったか」という視点で、間違えた問題と根拠が曖昧だった問題を解説を読んで復習。 ④英文解釈同様に、書き込みのない英文を使い、答えに至るまでのプロセスを再現する。 ⑤本文をスラッシュ和訳+音読し、★の状態を目指す。 ・過去問の使い方に関しては、ぼくの以前の回答を参考にしていただけると助かります。相当長くなってしまったので。 以上です。長文失礼しました。少しでも参考になれば嬉しいです。頑張って!
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
133
8
英語
英語カテゴリの画像
英語の勉強法
こんにちは。以下私の考えを述べさせていただきます。参考になるところがあれば吸収してください。 1.基本はここだと読解のための英文法はどれくらいのレベル差があるか それほど差はないと思います。基本はここだの方が少し難しいとされているようですが、それでも大きな乖離はないと思います。説明の詳しさや、レイアウトなど気にいる方を選べば良いと思います。したがって、これら2つはどちらかでいいと思います。私は基本はここだに取り組みました。 2.どれくらいの期間で終わらせるのを目安にすれば良いか。 私が基本はここだを終わらせて次のステップに進むのに、数週間もかかりませんでした。正直基本はここだは、基礎100やポレポレと比べるとかなり易しいです。英文解釈とはなんなのかを簡単に理解したり、基礎的な英文法やよくある構文を復習するなどの目的のための参考書なように感じました。できればサクッと終わらせて基礎100でたくさん演習を積みたいところです。ただし、まだ新高2ということなので、時間はまだまだあります。高3になるまでにポレポレまで完璧にできれば、非常に順調だと思います。高3になったから英文解釈を始める人も大勢いますから、そう言った人たちと比べてかなりリードできます。英文解釈をしっかりと身につけることができれば、その後多読や長文演習に入った時に効率よく進めることができます。ですから、そこから逆算して考えると良いでしょう。 何回周回するべきかは、重要ではありません。大切なのは本当に内容が身についているかどうかです。英語に限っては、全く同じ文章が出題されることなどまぁありませんから、構文をとって和訳するための思考回路をしっかりと自分のものにする必要があります。そのためには必然的に数回周回する必要があると思いますから、思考のプロセスを落とし込めるまでやりましょう。基礎100は、例題のようなものと類題演習のようなものとがあるので、全部で200問ほどあります。200門を周回するのは、結構時間かかると思うので、計画的に取り組むと良いでしょう。 それに比べてポレポレは問題数は多くありません。しかし、難易度は基礎100と比べてかなり難しいです。仕上げとしてじっくり取り組むと良いでしょう。もしポレポレも終わって余裕があるならば、「英文読解の透視図」もおすすめです。難易度はポレポレと同程度でしょうか。ちなみに、ポレポレはこうぶんもむずかしいですが、それ以前に単語のレベルがかなり高いです。英文読解の透視図は単語の意味を書いてくれているので、純粋に構文を取る練習だけに集中できますが、ポレポレは単語が難しいので和訳はかなりしんどいです。高2で単語量が足りていなければ尚更だと思います。受験時にはボキャブラリーを増やしておく必要がありますが、今回は英文解釈の勉強がしたいわけですので、単語は逐一調べて取り組むと良いでしょう。 英文解釈は英語においてとても大事な力ですので、1年かけてしっかり習得されると良いと思います。きっと高3になってから良かったと思うはずです。勉強頑張ってください。
大阪大学工学部 ワニ
6
3
英語
英語カテゴリの画像
京大入試に英文解釈は必要か
 はい、共通テスト九割、英検準一級レベルであればいったん他教科に比重を置いてもいいかもしれません。というよりか、京大英語を解いてみたりして、自分の得意科目としての英語のたちいちを一度確認してみてください。まったく手が出なければそうはいっていられないかと思います。最後は 京大の英語に対応できることがゴールです。京大では、得点が安定しやすい英語は合格者であればみな安定的な得点をとってくることが多いことも忘れないでください。  さて、京大英語を対策するのに、英文法を勉強する必要があるかということについてです。結論は、yesです。確かに、英文法事項、とりわけ「関係代名詞but」みたいな重箱の隅をつつくような文法問題が出題されることはおそらくないでしょう。ところが、おそらく京大英語で得点するには、英文法は当然マスターしている前提になってきます。私も模試で京大英語を解きましたが、文法事項をほとんど完璧に理解して習得したうえで、難解な文脈においてその英文をどう解釈するかが合否をわけることになります。ですから、まだ時間はありますから、できるだけ早い段階で文法さらうことを おすすめします。ポレポレも面白い参考書ですからパパっとやってみてください(笑)。  やはり長文読解演習を通して、自分で学習した文法力を試したり確認するのがおすすめです。 長文は実際の入試形態であるうえ、文法、単語なんかを同時進行で演習できます。よむだけで! ですから単語や文法を一通りさらったら、積極的に長文を読んで、演習を重ねていってほしいです。 このとき、少なくとも問題を解く部分なんかではきちんと文構造をとるようにしたりして、文法の アウトプットを心掛けてほしいです。あと、英作については、先生などとにかく誰かに添削しても らってください。どうしても自分で自分の英作が正しいかは判断しかねるので。  少し回答不十分かしれませんが、思うところを語ったので、ぜひ一意見として意識してみてくださ い。最後まで応援しております。
慶應義塾大学文学部 きさらぎ
0
1
英語
英語カテゴリの画像
早稲田レベルの英語
こんにちは!日々の勉強、おつかれさまです。 慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 よろしくお願いします。 今回は、ゼロ(偏差値50程度)から早稲田文系レベル(偏差値70程度)までにもっていくために必要な各分野(単語、文法など)の(a)参考書と(b)勉強法について書いていきたいと思います。 参考書や勉強法は、ぼくのこれまでの経験に基づき紹介しているものです。したがって、これが絶対に正しいというわけではありません。その点はご理解ください。 ①単語 (a)参考書 ・1冊目→システム英単語またはターゲット1900 ・2冊目→鉄壁(または単語王) ・SFC志望なら、2冊目は英検パス単準1級・1級 ・早稲田国際教養や社会科学等の語彙レベルが高い英文が出題される学部志望の場合、速読英単語上級編 ・まず1冊目は、システム英単語またはターゲット1900を使い、受験必須語彙を身につけましょう。 ・シス単かターゲットかは実際に書店に出向き、自分の肌に合いそうな方を選ぶといいと思います。 ・もし中学のときから英語が非常に苦手という場合や全く勉強してこなかったという場合は、シス単のベーシックから取り組みましょう。 ・2冊目は鉄壁を使い、難関大で必要な語彙と受験必須語彙の運用能力をつけましょう。鉄壁の語彙を押さえていれば、基本的には早慶でも太刀打ちできます。 ・もし鉄壁が肌に合わないという場合には、単語王を使うとよいでしょう。 ・もしSFCの受験を考えているならば、非常に高い語彙が求められるため、英検の準1級・1級の単語帳を使い、難単語を学習しましょう。 ・早稲田の国際教養や社会科学等の語彙レベルの高い英文を出題する学部を志望するなら、速単上級編を使いましょう。 ・これらの類の学部の難単語は、単独で覚えるより長文を繰り返し音読する中で覚えた方が効率が良いです。 (b)勉強法 ・単語学習(熟語も同様)のポイントは、繰り返しと定期的な復習です。 ◎単語・熟語の学習法 *1000個の単語を覚えると仮定します。 ①1000個の単語を1パート100個ずつの10パートに分ける。 ②1パート目を3日間繰り返し暗記する。 →1単語あたり5秒考え、意味が出てこなければ赤シートをずらして意味を確認する。 ③2パート目〜10パート目まで同じ要領で暗記する。 ④2周目に入り、1周目と同じ要領で暗記。慣れてきたら1パートの単語を200語とするとよい。 ⑤「見出し語を見た瞬間、意味が即答できる状態」を目指し、周回し暗記する。 ⑥上記の状態が維持できるように、定期的に復習する。 《注意》 ・速単上級編に関しては、ほかの単語帳とは学習法が異なります。やり方は、⑤長文の(b)で紹介する勉強法の⑤〜⑦の手順です。詳しくはそちらをご覧ください。 ②熟語 (a)参考書 ・解体英熟語 ・熟語に関しては、この一冊でOKです。基本〜早慶レベルまで網羅されているので。 ・ただ分量が多いので、質問者さんのように時間に余裕があれば、ターゲット1000等で基礎的な熟語をある程度暗記してから、解体英熟語に取り組むようにしても良いかと思います。 (b)勉強法 ・これは単語と全く同じです。繰り返しと定期的な復習が大切になります。 ・①(b)単語・熟語の学習法を参照 ③文法・語法 (a)参考書 ・頻出英文法語法問題1000(またはビンテージ) ・英文法の核《文法の辞書として使用/後に紹介する参考書ポレポレの著者が執筆した文法書》 ・英文法は、文法語法1000をやれば基本〜早慶レベルまで網羅できます。解説もしっかりしているのでおすすめ。 ・ただ、高1の方や受験勉強を始めたばかりの方には難しい問題もあると思うので、わからない問題や文法事項は、英文法の核という参考書(フォレストのような文法解説書)で調べましょう。 ・また文法が苦手という方は、比較的解説が詳しくかつ網羅性が高いビンテージを使うと良いかと思います。 ・たまにビンテージをやった後、文法語法1000をやるのはどうかという質問をいただきますが、ぼくはそれはおすすめしていません。 ・というのも、基本〜標準レベルの問題ではかなり重複が生じる上に、どちらの問題集もそれなりの問題数があるので、消化不良になってしまう懸念があるためです。 ・なので、解説が肌に合いそうなものをどちらか1冊選び、それを丁寧に仕上げることをおすすめします。 (b)勉強法 ・文法で大切なのは、どこを根拠にしてその答えに至ったか、そして選択問題の場合、正解以外の選択肢がなぜ正解にはなり得ないのかを考えることです。 ◎文法問題集の勉強法 *2章ずつくらいの分量ずつ取り組む→2か月程で1周できるとよい。 ①問題→解答→解説の順に目を動かしながら、1問ずつ問題を解いていく。 ②「どこに注目して答えを導き出したか」という視点で、解説を熟読する。 ③解説がわからない等の疑問点があれば、英文法の核を使い調べ、参考になる情報があれば、それを解説に書き込む。 ④選択問題の場合、なぜ正解以外の選択肢が正解になり得ないのかを検討する。 ⑤次の問題へ。同じ要領で最後まで取り組む。 ⑥2周目に入る。2周目は、着眼点から正解に至るプロセスと正解以外の選択肢の検討を口頭で説明しながら解く。 →説明できなかった問題は×を、説明があいまいだったものには△をつけておく。 ⑥3周目以降は、2周目に×と△をつけた問題のみを解いていき、すべての問題で着眼点から正解へのプロセス及び正解以外の選択肢の検討ができるまで繰り返し解く。 →×や△のついた問題は定期的に復習するとよい。 ④英文解釈 (a)参考書 ・1冊目→基礎英文解釈の技術100または入門英文解釈の技術70 ・2冊目→ポレポレ(余裕があれば、英文読解の透視図) ・まず、1冊目として基礎100に取り組み、基礎〜標準レベルの英文の読み方を学びます。 ・英語に苦手意識がある場合には、入門70を使うとよいでしょう。 ・どちらも解説が丁寧なので、取り組みやすくおすすめです。 ・2冊目は、早慶レベルの英文を読めるようにするために、ポレポレをやりましょう。これは難関大対策の鉄板の参考書です。 ・なかなか骨のある英文が収録されており、早慶レベルの英文を読むために必要なノウハウが詰まっています。また、1冊が薄いため繰り返し取り組みやすいと思います。 ・英文読解の透視図に関しては、ポレポレが肌に合わない方や時間に余裕があり英語を武器にしたいという方が取り組むとよいかと思います。 ・透視図は内容がかなり難易度が高いので、上記に該当する方以外は取り組まなくても問題ないと思います。ただ、解説が丁寧で内容を見ても良書なので、やって損することは決してありません。 (b)勉強法 ・英文解釈で大切なのは、英文の読み方と例文の音読の2点です。この2点をしっかりと押さえることで、論理的に英文を読むことができるようになると同時に、速読力も鍛えることができます。 ◎英文解釈の勉強法 ①例文を自力で訳す。 →実際に紙に書く。 ②「どのように文構造を取り、文意を解釈し和訳を導き出したか」「自分の英文の読み方は正しかったか」という視点で、解説を熟読する。 →解説と自分の読み方のズレを確認する。 ③書き込みをない英文を使い、解説を口頭で再現する。 →もし詰まってしまったら、そこが理解不十分な箇所。もう一度解説を読み、再度再現する。これをやることで、わかったつもりを防げる。 →解説を再現することで、正しい読み方を吸収できる。 ④例文をスラッシュ訳を口頭で3回やる。 →スラッシュ訳とは、数語の意味のまとまりごとに、英文を英語の語順で訳していくこと。これをやることで、速読のために必要な英文を英語の語順で意味をとる習慣がつく。 ⑤例文をスラッシュ訳と文構造を意識して、5〜7回ほど音読。 →英文を英語の語順で意味を取りながらスラスラ読めることを目標にする。 ⑥2周目に入る。英文を読むプロセスの口頭再現→例文のスラッシュ和訳及び音読の順にやるとよい。 ⑦全ての例題で、英文の読み方を自力で説明でき、英文を英語の語順で意味が取れスラスラ読めるまで繰り返す。 ⑤長文 (a)参考書 ・基本的には、解説が詳しいものならどのシリーズでも良い。 ・一例として、ハイパー英語長文シリーズ、やっておきたい英語長文シリーズ、RISEシリーズ、ポラリスシリーズ。 ・最初の演習には、中でも特に解説が丁寧なハイパー英語長文シリーズがオススメ。 ・次に、やっておきたいシリーズやRISEシリーズ等をやっていくとよい。 ・早慶レベルの英文の演習には、RISE 4最難関レベルやポラリス3がおすすめ。 ・また、早慶レベルの英文に慣れる意味で、速読英単語上級編の英文を音読するのもおすすめです。音読のやり方は、英文解釈の勉強法または英語長文の勉強法を参照。 (b)勉強法 ・英語長文の学習で大切なのは、丁寧な復習。復習でやるべきことは、設問の復習と本文の復習です。以下で詳しく説明します。 ◎英語長文の勉強法 ①問題をいつも通り解く。 ②答え合わせ ③間違えた問題や解答根拠の曖昧だった問題を中心に、「どこに着目しどこを根拠に解答を導き出したか」という視点で解説を熟読する。 ④英文解釈同様に、解答までのプロセスを口頭で再現する。 →読解系の問題には、問題で求められていることを確認→解答の手がかりを探す→解答の根拠を探す→解答という正しい論理に基づく一連のプロセスがある。これを意識すると、英語長文に限らず現代文や古文等の読解系は上達します。 ⑤本文の文構造と和訳を確認し、スラッシュ和訳を3回。 ⑥本文を5〜7回音読。 ⑦全ての問題で、設問に関しては解答までの一連のプロセスを説明できる、本文に関しては英文解釈の例文同様、スラスラ読めるまで復習する。 →これは、長文問題集の英文に限らず、英文解釈の例文についても言えることだが、音読した長文は長期休暇等を使い読み直すとよい。スラスラ読める英文を増やすことで、徐々に初見の英文でも速読ができるようになる。 ◎注意・補足 ・参考書は、最低限中学、高校の授業を受けてきて、そこから受験勉強を始めるという前提で紹介しています。 ・なので、もし英語が非常に苦手であったり、中学からほとんど英語を勉強してこなかったりする場合は、はじめから丁寧にシリーズ等を活用し、中学英語と高校の基礎英語を復習してから上記の参考書に取り掛かってください。 ・ここで紹介したのは、あくまでも早稲田文系レベルにもっていくために必要な勉強のノウハウです。実際に合格するには、各学部特有の形式(英作文や会話問題など)の対策と過去問の演習と研究が必要になります。 ・そのため、これらの教材を完璧にすること=早稲田合格という論理関係は成立しません。その点をご注意いただければと思います。 かなり長くなってしまいましたが、以上になります。 少しでもお役に立てれば嬉しいです。 受験勉強で大切なのは、自分の実力を正しく理解しそれに応じた対策をすること、そして一つ一つの学習を丁寧にすることです。合格を目指して頑張ってください! それでは失礼いたします。
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
75
5
英語
英語カテゴリの画像
英語の勉強法教えてください🥹
勉強お疲れ様です🥰 流れは大体合ってます!付け加えるなら、京大は英作文の配点もまあまああるので今の時期から例文暗記も始めるとなお良いです。(自分もちょうどこの時期ぐらいから始めました。) まず英単語と文法を固めてしまえば、普通の模試程度の問題ならきちんと長文も読めるレベルになります。その上で京大の2次試験に対応できるよう解釈の勉強を始めましょう。長文の問題集は余程長文に苦手意識がない限りやらなくてもいいかなと思います。共通テストと2次試験の過去問で嫌というほど長文を読むのでその中で自然と読み方を試行錯誤したり、読むスピードを上げていけばいいです。 参考書について 高2 LEAP…学校の小テスト(有れば)の勉強をしっかりするぐらいのレベルでOKです。もしこの時期に完璧に覚えられたらかなり優秀!(自分も完璧に覚えたのは高3の夏前だった)模試で差をつけたいなら完璧を目指してもいいかも 文法…forestやdual scoap などの分厚い文法書を何か1冊読み込んでください。京大は細かい文法も聞いてくるのでここでしっかり固めておきましょう。定型表現も出てきたものは全て覚えましょう。覚えられないならvintageを使ってもいいですが、それよりも自然と覚えちゃうぐらい何回も繰り返し文法書を読んだ方がよりしっかりと記憶に残ると思います。 例文暗記…ドラゴンイングリッシュ100というのを私は使いました。京大の英作文は例文暗記+過去問演習で対策します。ドラゴンイングリッシュ100さえ覚えれば大体の英作文は書けるようになります。高3は時間がないので今のうちから1週間に5個ずつぐらい覚えましょう。 高2の間は上記のことをやっていれば充分ですが、まだ余裕があるなら解釈の勉強として基礎英文解釈の技術100をおすすめします。正直これ1冊で京大の長文に対応できるレベルで基礎から応用まで幅広く網羅されています。これをやった上で過去問解いてみて、まだ分からない構文があるなと感じたら高3になってからポレポレとか透視図を追加でやってみてください。 高3 LEAP…完璧に覚えましょう。複数の意味があるものは全て列挙できるまで覚えます。隅の方にちっちゃく書いてある難単語まで全て覚えてください。著者の竹岡先生は神なので信じてLEAPをやりこんでください!笑 解釈…ポレポレか透視図好きな方を1冊やりましょう。難しいのでじっくり丁寧に取り組んでくださいね。 過去問…過去問は基本必要ないと思ってるんですけど英語に関しては過去問超重要です!! いきなり2次の過去問読めないって時は共テの過去問で練習してくださいね。共通テストで9割取れるようになれば、2次の過去問に入ってOKです。過去問では主に・難しいテーマの長文に慣れること・難単語の推測の仕方を自分なりに見つけること・京大頻出の難単語を覚えること(trajectoryとか)・時間配分を考えること・英作文の表現を覚えることなどを意識して解いてください。詳しい過去問のやり方についてはまたやる時期が来たら聞いてくださいね。 以上です!とりあえずやるべきは単語と文法ですね!単語は本気出せば1ヶ月で完璧に覚えられるので頑張ってください❤️‍🔥応援してます! 分からないことがあればなんでも聞いてください。
京都大学経済学部 yura
4
0
英語
英語カテゴリの画像
英文解釈について
こんにちは! 早慶志望の方であれば基礎英文解釈の技術100が完璧であればポレポレにいくのがいいと思います!! しかし、そもそもポレポレは早慶の中でも特に難しい構文をピックアップしており、かなりレベルが高い参考書なので実際11月から始めても本自体も薄いですし、間に合うと思います!ですので焦らなくていいと思います!! また、解釈の参考書のやり方は以下のやり方がおすすめです!参考にしてみてください!! ① 全文読んでSVOCをとっていく。(和訳はどちらでもOKです。最悪読むだけでも大丈夫ですがとにかく構文を掴んで意味を掴むことに意識を集中させることが大切です!) ② 解説を見て構文をとりなおして訳をなおす。 ③ しっかり一文ずつ構文がわかり訳ができるようになったら最初から音読する。 ④ つっかえずに音読できるようになったら次に進む。 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければこちらのコメントでお答えするのでお気軽にどうぞ!(答えられる範囲で答えます!) また、UniLink パートナーのオンライン受験相談も実施しています!興味がある方はメッセージよろしくお願いします!!!
早稲田大学商学部 TR_
12
2
英語
英語カテゴリの画像
英文解釈について
こんにちは! 自分としては英文解釈の技術100をしっかりやった方がいいと思います! その理由としてはそもそもポレポレは早慶の中でも特に難しい構文をピックアップしており、かなりレベルが高い参考書なので実際11月から始めても本自体も薄いですし、間に合うと思います! このような理由からポレポレに入るのはかなり危険で、その前にしっかり英文解釈の技術100で早慶の標準レベルの構文を掴めるようになることが大切だと思います! 次に英文解釈の技術100のペースですがこれはやはり1日できれば10題ずつくらいはやって欲しいなと思います!とにかく解釈の参考書は何周も何周も繰り返すことが大切なので最初は時間がかかるかもしれませんが根気強くやってほしいと思います! また、具体的なやり方としては以下のやり方がおすすめです!参考にしてみてください!! ① 全文読んで和訳を紙に書く。(2周目以降は書かなくて構文を意識して読むだけでOK) ② 解説を見て構文をとりなおして訳をなおす。 ③ しっかり一文ずつ構文がわかり訳ができるようになったら最初から音読する。 ④ つっかえずに音読できるようになったら次に進む。 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければコメント、メッセージでお答えするのでお気軽にどうぞ!(答えられる範囲で答えます!)頑張ってください!!
早稲田大学商学部 TR_
31
6
英語
英語カテゴリの画像
英文解釈の参考書
現時点で共通テストの英語リーディングはどれくらい点数がとれていますか?6割ほどなら基礎英文解釈の技術100をやるべきですが、8割以上とれているならこの参考書のレベルを超えているのでやる必要はありません。質問者さまは英語の偏差値が河合で75、駿台で65もありますからポレポレなどの早慶レベルをやっても問題ないと思いますよ👍🏻 駿台で解釈はひと通りやったけどしっかり身についているか不安という場合は、基礎英文解釈の技術100をやってもいいのですが、量がかなり多いためやりきるまでに時間がかかる上に到達レベルがMARCH上位〜早慶下位なので、やるならやはりポレポレなどの早慶レベルの参考書をおすすめします。 ポレポレは問題数が50問と少ないので周回しやすいです。英文を読み解くときの試行錯誤のプロセスを解説してくれています。語彙と文法の解説は少なめですが、著者である西きょうじ先生がYouTubeに解説動画を載せてくれているのでそれを見ながらやると良いです。 基礎なしの英文解釈の技術100を使うのも良いかもしれません。こちらはSVOCや英文の構造を解説してくれています。基礎英文解釈の技術100と同じく例題と演習問題合わせて200問あるのでやはり時間はかなりかかりますが、ポレポレよりも網羅性が高く解説も丁寧です。CDも文法と語彙の解説もついていますね。 一度、基礎英文解釈の技術100、ポレポレ、英文解釈の技術100の中身を確認してみてください!
名古屋大学文学部 みら
1
0
英語
英語カテゴリの画像
解釈の参考書
受験勉強お疲れ様です! 今の時期、どんな参考書を使うべきか悩みますよね、、、 おすすめの参考書を2点あげさせていただきます! 【①ポレポレ英文読解プロセス50】 →東大・京大・一橋や早慶上智クラスの受験生向けの参考書です! ・ポイント1 最難関(旧帝・早慶etc)受験に必要な知識の網羅 →前提として対象者が難関校向けの参考書となっています。そのため、難易度の高い英文や解説といったハイレベルの英文解釈に関する知識の記載があり使いごたえがあります。 ・ポイント2 解説がシンプル →どことどこが接続される部分か、前置詞句はどこまでかなど、英文解釈する上で重要なことが解説されています。 ・ポイント3 特に難しい問題には分かりやすいマークが記載されている。 →特に難しい問題の印としてライオンマークが記載されています。そして、読解プロセスの解説以外に、注釈などの解説として参考とゾウマークが記載されており、主に文法的解説や補足が記載されています。 ・ポイント4 説明がシンプルため解説が物足りない時がある →これは利点の裏返しですが、解説が少し省略的であったり、単語の意味が載っていなかったり、やや解説等が物足りなく感じるかもしれません。 【②英文読解の透視図】 →激ムズの参考書です… ・ポイント1 なによりも難易度が高い →東大・京大・早慶上智・医学部などの超難関大学でも英語8割以上を取りに行く受験生用の問題集です。医学部級を受けるとしても、オーバーワークになりかねません。もしやるとすれば、標準レベルの英文解釈を完璧に仕上げた上で10月~11月の間かあるいは本番1ヶ月前にるべきかもです。仕上げてしまいさえすれば、かなりアドバンテージとなることは保証できます。 ・ポイント2 →ややこしい文法を重点的に扱っている! 文の要素や等位接続詞、後置修飾、倒置/省略/挿入、仮定法/比較の中でも中々ややこしい発展事項を中心に扱っています。 なので、この問題集をやればそれこそトップレベルの英文解釈の力が身に付きます。 Challenge問題も設定されており、そこでは長文の中から引かれた下線部を訳すものになっています。 これは、京大や阪大などの下線部和訳対策に適しています。もし志望校の過去問にこういった類の問題がなければ使う必要性は低いかもしれません。 【結論】 今の時期のjdgさんに私がおすすめできるのはポレポレの方です。 今の時期に透視図をこなすのは骨が折れますし、それをこなす時間を、「過去問対策」や数学・理科 といった配点の高い科目の仕上げに用いたほうが合格が近づくのではないかと思います!この時期ではまだ英語以外の科目で、まだ苦手な部分/勉強できていない単元があるはずなので、そちらを優先して勉強してください! 得意科目で70点を90点にするよりも、苦手科目で30点を60点にあげる方がはるかに効率よく得点を上げやすいですよ! また、ここからは少しご相談の内容に対して少しずれたお話をしてしまうかもしれませんが、jdgさんには是非既習の参考書を「何度も繰り返し参考書の内容を脳みそに刷り込むこと」をしてほしいと思います。 基礎英文解釈の技術も順当に力がつく参考書ですから、なんども繰り返し解きなおして自分のものにしてみるのがいいと思いますよ!その方が結果的に力になると思います! 以上、健闘を祈ります!!
早稲田大学教育学部 miya
2
0
英語
英語カテゴリの画像
英語の文法について
英文法一通りやったけど身についてるか不安だなと感じるなら安河内の英文法をはじめからていねいにがおススメです。1周読んで文法の概念理解に努めてください。 安河内を終わらせたらネクステ系の文法問題集と基礎英文解釈などの解釈の参考書をやりましょう。 ネクステや解釈で解説読んでも分からないことがあったらエバーグリーン系の分厚い文法書を辞書として使うと良いと思います。 ネクステ系の問題集をやるときは必ず間違えた問題にバツをつけていってください。2周目以降はバツの付いた問題のみ解き、出来たものからバツを消していくと最短で全ての問題が解けた状態になります。全てのバツを消したらまた全問解き、忘れてるものにバツをつけ、1周したらまたバツのみ解きバツを消していくといった要領でやっていってください。 解釈の参考書も同じ要領でやってください。最初は全て解説を読み2周目から自力でSVOCMに分け訳す。出来なかったらバツをつけてくというネクステ系の問題集と同じ要領です。 解釈の参考書は3段階あります。 英文読解入門基本はここだ! 基礎英文解釈の技術100 ポレポレ です。 徐々に難易度を上げてくのが理想ですが、入試まで時間がない場合書店でパラパラめくり英文読解入門基本はここだ!は自分に必要ないなと思ったら基礎英文解釈の技術100からでも大丈夫です。 いきなりポレポレからはきついと思うので絶対やめてください。 文法の何に躓いてるか分からなかったので万人に当てはまる回答をさせて頂きました。分からないことや自分の偏差値を踏まえた上で何をやるべきか教えて欲しいと思ったらコメントください!
慶應義塾大学法学部 前右府殿
4
0
英語
英語カテゴリの画像