恋人と同じ志望校
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
せな
高2、名古屋大学理学部化学科志望です。
半年ほどお付き合いしている恋人がいます。
彼と同じ大学を目指した方がモチベーションが高く保てると思い志望校を変更しました。
彼と同じ大学に受かり、大学生活を一緒に楽しんでいる姿を想像すると勉強する気になれます。
しかし、そんな理由で志望校を決めていいのかと言う不安があります。
もしも受からなかったら、もしも片方だけが落ちてしまったらどうしよう、などとも考えてしまいます。
恋人と受験を一緒に乗り越えた経験のある方のお話を伺いたいです。
回答
ムカイ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
恋人と同じところを目指すために志望校を変えた、とのことですが、モチベーションが上がって成績が上がりそうなら、いい判断だと言えると思います。ただ、仮に受験より前に別れたとしても気持ちを変えずに頑張れるのか、仮に進学後に別れたとしても入学したことに後悔しないか、真剣に考えましょう。志望校を変える前にどこを目指していたのか分かりませんが、変えたことで少し目標が高くなるくらいがちょうどいいと思います。もし低くなったり同レベルだったりしたら、後悔する可能性が高いので。
別に同じ大学を目指さなくても、お互いにライバル視して高め合うことはできるし、モチベーションになるので、別の大学への気持ちが少しでも勝ったら、本当に行きたい大学を目指しましょう。そういう大学が見つかるまでは、同じところを目指せばいいと思います。
また、もし片方が落ちたらどうしようという不安も分かります。しかし、これは同じ大学を目指すかにかかわらず、付き合っている以上は考えてしまうことです。ですから、彼がいるから絶対に落ちるわけにはいかない!という強い意志を持って頑張りましょう。
受験期の恋愛は賛否が分かれるところで、恋人がいたら上手くいかないから受験期の恋愛は避けるべきだと言う人も多くいます。しかし私は、勉強と恋愛についての価値観が同じなら、お互いを高め合える最高の存在になり得ると思っています。つまり、今自分たちにとっては勉強が最優先だという共通理解があって、相手のために頑張ろうとか、相手が頑張っているから自分も負けずに頑張ろうとか、モチベーションにできれば、最強です。逆に、一方だけが勉強へのやる気が不足していると、その人だけが会える時間が少ないことを不満に感じ、気持ちがすれ違います。また、お互い意識せずに孤独にそれぞれ勉強すると、一緒に戦い抜いた感覚が無く、相手が必要だという気持ちになれません。
最後に、私自身の経験をお話しします。
私は質問者さんと同じ頃(高2の夏)から付き合っていた彼女と一緒に受験を乗り越えました。目指していた大学は違いましたが、1年生の頃からライバル視していて、きつい時には「俺が休んでる時も彼女は頑張ってるんだろうな」「絶対に負けない」「裏切りたくない」「俺だけ落ちるわけにはいかない」という思いで頑張っていました。3年生の5月以降は、(1周年記念日は気晴らしに遊びましたが)基本的に勉強以外の目的で会うことはありませんでした。受験が近くなると、決めてたわけではないけど毎週末図書館に行き、隣の席で一言も話さず勉強しました。模試などの点数について尋ねることはなく、自分より上だろうなと勝手に決めつけて、負けないように努力しました。最終的に彼女は、地域枠推薦で地元の国立大医学部に合格しました。合格が分かったのが私の二次試験の2週間前だったのですが、私は合格を知って、これで俺が落ちたら負けだと思って必死に勉強しました。彼女は、自身の受験が終わったあとも遊んだりせず、私の大学が決まるまで一緒に勉強してくれました。その彼女とは、遠距離にはなりましたが、今も支え合いながら過ごしています。
この回答を書きながら、色々思い出して一人でぼーっとしてしまいました(笑)
ということで(?)、モチベーションを高めることができるのなら同じところを目指せばいいと思いますが、今後恋愛がどうなっても後悔しないような勉強をしてほしいと思います。
たくさんある意見のひとつとして捉えてもらえると幸いです。
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