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京大日本史 論述対策

クリップ(24) コメント(1)
12/21 16:11
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ゆき

高3 大阪府 神戸大学志望

京大の日本史論述の対策におすすめの勉強法・参考書(過去問以外)を教えてください

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K.K

京都大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
【勉強法】 私がやっていた勉強法として年表を作ることとをしてました。 京都の論述問題は①ある分野の複数時代における流れを論述するか、②ある時代の複数分野について論述するかぐらいしか出題のしようがありません。 そのなかでも②ある時代の複数分野については資料集や教科書の連続する数ページさえ覚えていればあとは少し付け足すだけのことが多く、暗記以外にわざわざノートをまとめることはそれほど多くなかったです。ただ苦手分野はまとめていました。 一方で①ある分野の複数時代については、年表という形で時系列順に出来事を並べるノートを作っていました。 ここで注意して欲しいのはあまり細かく書きすぎないことです。 例えば、江戸初期から明治初期におけるの対外政策の変化について述べよ。だとノートの横軸を貿易国として、縦軸を時代とする表を作りました。そのなかでも1つのマス(例えば江戸初期かつ対中政策のマス)には基本一つの事項しか書きませんでした。理由は単純で配点的に日本史に時間を割きたくないと考え、論述問題で問われる分野は勉強時間がかかる割に結構数が多いのである程度網羅しようと思ったら時間の都合上それくらいの精度まで落とす必要があると考えたためです。 その表が完成したら次は教科書などを見ながらその政策が実施された背景を考えて、更にはある時代の政策から次の時代の政策になぜ変化したのかを考えてください。ここが実際の答案に書く部分なので面倒ですが根気強く続けてください。 【参考書】 これはすごく難しいです。 学校や予備校で使用している参考書がすでにあるならばそれでいいと思います。京大の論述だからといって何か特別なテクニックが必要なわけではないので暗記したり論述形式に慣れておくことの方がよっぽど重要だからです。 もし今手元に参考書がないなら、京大日本史対策の参考書があるのでそれを使ってください。論述の参考書はどれも大差ないのでせめて京大対策とあるほうがマシかなくらいの理由しかありませんが笑 重ねて言いますが、参考書自体に大差はないと考えてます。書店に行って自分にとって取り組みやすそうな(できれば問題数が多くて解説が豊富な)参考書を購入してください。 日本史に関する別の質問もあったようなのでそちらも軽く答えておくと、東京大学以外は似てると思います。東大だけ資料との読み合わせがあるので、少し対策が必要だと考えてます。様々な大学の過去問解いているとだんだん分かりますが問われている内容はそれほど多くないし難易度に差もないです。解いててどっかで見たことあるな、、と思うことが多いと思います。あくまで一意見として受け取ってください笑 だいぶ長くて読みにくい文章だと思いますが解答になってますでしょうか? また重ねて質問あれば気軽にしてくださいね!
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K.K

京都大学法学部

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使い方次第ではこのサービスは塾で授業を受けるよりもずっと効率が良いと思います。受験生はせっかくなので大学生にいろいろ質問してみてください、私が受験生なら絶対そうしてます。 あと受験に正解はないので、あまり勉強法にこだわりすぎないようにしましょう。志望校に合格するだけの学力をつけれたらどんな勉強法でもいいんです。 受験に関する事でもしょうもないことでもご相談ください!

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コメント(1)

ゆき
12/23 14:44
詳しくありがとうございました!

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効率の良い日本史の勉強法
他の人の質問に対する解答のコピペになってしまいますが、自分なりに自分がやったことの全てをまとめた文章になっていると思うので参考にしてみて下さい。 1. 3年に入るまでに最低でも文化史通史含めて、明治時代までは終わらせておきたい所です。通史を何周とかそういう勉強をする人もいますが、ぼくは、各時代毎にしっかりと、入試問題が解けるような勉強を意識してやりました。つまり一気に通史を終わらせることはしませんでした。例えば、江戸時代まで、現段階で終わっていたとしたら、江戸時代までの復習をやりながら並行して、明治時代以降の勉強をしていました。今まで終わった範囲の復習をしながらまだ勉強していない時代の学習をしっかりやるという事をやっていました。またぼくは、ある程度勉強が進んだら日本史の勉強を複数のブロックに分けてやっていました。第一ブロックを江戸時代まで第2ブロックを平成まで第三ブロックを文化史という形でやっていました。それを1日の勉強スケジュールに組み込み月曜日は第一ブロックと第2ブロックをやり火曜日は第2、第3ブロックをやると言った形で最低でも3週間で全ての範囲の復習が出来る様にしていました。そうでないと、最後まで行ったらまた最初に戻ると言ったやり方になり、知識の定着が非常に微妙な仕上がりになってしまいます。 2. ぼくは、予備校の先生が作ったプリントを使っていたのでなんとも言えませんが、赤ペンと青シートで重要語を暗記しながら読むぐらいの事はした方が良いと思います。また個人的には暗記をしていく上で、知識の整理がしやすい参考書を使うのもありかと思います。例えばスタディサプリの日本史の授業のプリントはとても良くまとめられていて、ぼくはおすすめです。スタサプの日本史の授業は、僕は文化史でしか使いませんでしたが、高3向けの講義系の授業は、プリント、授業どちらもかなり網羅率が高く個人的にはおすすめです。もちろん金谷先生のやつでも、良いとは思いますが。 3. 僕は東進の1問1答で、暗記することは、せずあくまで知識の確認そして星一レベルの単語の網羅率を上げるために夏休みから初めました。やはり早慶は、星1までしっかり覚えないと厳しいと思います。ただ1問1答は単純な知識の羅列なので個人的には、覚えづらかったり思い出しづらかったりしたので星2レベルの単語までは、予備校の先生が作った授業プリントやスタディサプリの授業のプリントを青ペンと赤シート使って暗記してその上で先程述べたやり方で1問1答は使っていました。 4.年号暗記の参考書を、一冊しっかり仕上げる事。理由としては、正誤問題対策、並べ替え問題対策、共通テスト対策になるからし、ある程度年号を暗記しておくと流れを頭の中で整理しやすくなるから。また過去問等を見て必要と感じたら、資料問題対策(古文みたいなやつ)をすること。またごちゃ混ぜになりやすい知識はノートにひとまとめにすること。 5.基礎固めが終わったら共通テスト、センター試験の過去問、そしてマーチレベルの過去問から初めて早慶まで直前にやる分を残した上で日本史を解く上で求められる知識は何かを意識しながらやることまた良い意味での問題の解く上での勘を手に入れることも意識すること。
早稲田大学文化構想学部 石ころ
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日本史
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ゼロからの勉強法
私は世界史選択だったため、世界史についてお話ししますが「歴史」という点では日本史にも通ずる部分があるかもしれないので参考になればと思います。 まず、通史を徹底的にやることです。文系選択で世界史を続けてきた受験生は一般的に学校で2年半〜3年ほどかけて通史を仕上げていくところを、1年で仕上げなければいけない分相当なハイペースで進めていかなければなりません。 さらに1年間通史だけをやっていくわけにもいかず、演習や論述対策をやらなくてはいけません。かなりハイペースで、だれることなくタイトなスケジュールをこなす覚悟が必要であると思います。 通史のおすすめ教材は『世界史実況中継』です。分厚めの参考書が何冊かに分かれていますが、講義口調の文体で読みやすく、頭に残りやすいのが特徴かと思います。(日本史でも出版されています。) 毎日コツコツ、前日の分を必ず復習しながら進めていけば、1周しただけでもそれなりの力は着くはずです。 ※教科書は初学者が一読しただけではすんなり入ってこないほどまとまり過ぎているため、最初に使う教材としてはお勧めしません。 通史と並行して各章の知識定着を図るための問題集を行うことをお勧めします。(学校でいう定期テストのような役割を果たします) 私が使用していた教材は『マスター問題集』です。基本的なことは大体問われており、知識確認にはちょうど良いと思います。 秋頃までに通史が全部終わっているとそれ以降気持ちが楽になるだけでなく、論述対策にかなりの時間を割くことができると思います。 論述対策ですが、東大の世界史は偏った範囲から出題されるのではなく満遍なく出題されるイメージがあります。過去問を解く前に、答案を作成するにあたっての基礎知識や典型的なパターンなどを知るのが良いと思います。おすすめは『世界史B論述問題が面白いほど解ける本』です。各時代の頻出問題が抑えられており、知識整理にはうってつけ、さらに論述の際のルールなどを確認することができます。苦手だなと思った範囲は適宜、実況中継に戻ったり問題を解いたりして再確認してください。 全部真面目に1冊やるとかなり時間がかかると思いますので、なんとなくわかってきたな〜と思ったら飛ばし飛ばしやってみても良いかと思います。過去問と並行でやっても良いかと。 ※初学者には向かないと言った教科書ですが、まとまり過ぎているとは良く言えば無駄なことが書いていない→論述の参考になる、ということになります。「あれを書きたいけど字数が足りない!」というときは教科書を参考にしてみるのが得策です。 過去問は、世界史に関してはあまり時間をはからずに1問ずつまず自分の言葉で書ける様になる練習から始めれば良いと思います。通史に時間を割きすぎてそんなことをしている余裕がないというのも想定できますが、そうだとしても自分でペンを握って自分の言葉で解答する訓練が絶対に必要です。 下書きとしてざっくりと、原因→結果、など簡単な言葉でメモをする、それに肉付けをして字数を膨らませるというのが答案作成のイメージです。東大の問題文はまどろっこしいので、問われているものがなんなのか、適宜確認することも大切です。(今聞かれているのは原因なのか、結果なのか、それともある事象についての説明なのか、など) 連想される用語を書き連ねてみる、というのも手だと思います。 といったように東大合格を考えるのであれば論述は避けて通れません。論述答案を作成できる様なしっかりとした知識の土台が必要です。秋頃まで丁寧に通史を固めていくことが、合格への近道かと思います。この勉強は共通テストにもつながりますし、東大の世界史は一問一答も出題されるので。 世界史だけでなく日本史も、ということでかなりハードであることは容易に想像できますが世界史と日本史は意外と関連があったり覚えやすいという話も聞きますので、ぜひ工夫しながら頑張ってください。
慶應義塾大学文学部 ルッコラ
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浪人
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問題集と過去問の優先度
こんにちは。 僕の高校の友人に早稲田の文化構想に現役で受かった人間がいますが、彼も同じように日本史だけ点数が伸びきらない様子でした。 そこで僕が見ていた彼の勉強法(傍から見ていただけですが)を踏まえてTenさんの現状にどのような勉強が必要かをアドバイスさせていただきますね。 テーマ史は独特で対策も難しいですよね。件の彼は山川の教科書の年表にひたすら書き込みをしていたのを覚えていますが、恐らく蓄えてきた知識を年表の形の中で整理しようとしていたのだと思います。Tenさんも知識量は十分にあるようですので、仰るように書き込みを続けていただくのがいいかと思います。 また、赤ペンで隠すのももちろんいいですが、彼は年表を何枚もコピーして定期的に新しいものを作っていました。何度も書いた部分は復習になりますし、新たに蓄えた知識も今までの知識体系の中にくみこめるので非常に有用だと思います。志望校は違いましたが僕も真似していました。 過去問についてですが、僕の所感として過去問をひたすらやるべき科目と知識の整理を重視すべき科目の2種類があると思っています。 具体的には難解で問題の形にも癖がある国語、英語はひたすらに過去問を回すべき科目で、特徴が出題内容に現れる社会系科目が知識の涵養と整理を要する科目だと思います。 その為12月は現在やられている勉強を続けられるのをおすすめします。一方過去問演習も本格化するのが遅いと手遅れになりかねませんので、1月より遅れることはないように注意してください。 応援しています。頑張ってください!
北海道大学法学部 憂一乗
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日本史
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早稲田 世界史論述
仰る通りです。一部の年を除いて基本的な内容をまとめるだけです。 対策法に関して、色々ありますが、まず前提としてしっかり書く練習をすることをお勧めします。なぜなら、記述をすることで流れが頭にしっかりと入るからです。 その中で何を使うかですが、参考書を増やしたくないのならば商学部の過去問が1番いいと思います。それ以外ならば ・法学部の過去問 ・慶應経済の過去問(商学部の論述は近現代多めの印象なので) ・Z会の論述のトレーニングの最初の方だけを抽出 これらのどれかを使うといいと思います。また、東進の一問一答を穴埋めのところだけではなく一文全部覚えると論述対策として良いという話を聞いたことがあります。確かに良いなとは思いますが、ちょっと暗記が大変な気がするなというのが私の意見です。 上記の中から自分に合うやり方を見つけてみると良いのではないでしょうか。他にも質問あればください。
早稲田大学商学部 やかやかさん
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世界史
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日本史の勉強の仕方
こんにちは!まずは流れを抑えることが大切です。理想は夏休みに通史することです。全体を掴みましょう!そのために教科書を読んだり、教科書が難しければ流れが掴めるテキストがあるといいです。私は塾のテキストで行っていました。一問一答は流れを軽く掴めたら一時代ごとに主な単語(東進のものだったら星3つと2つ)を覚えるといいです。おそらくめめさんは日本史の勉強が遅れているのだと思いますが、日本史は暗記教科ですし、最後まで伸びます!早稲田志望でしたら、一問一答の星一つも出来れば覚えましょう。ですがこれは主な単語をほとんど覚えてからで大丈夫です。あとは、資料集を活用してください!資料集の時代ごとの年表は非常に役立ちます!ぼろぼろになるまで使い込みましょう!頑張ってください!
早稲田大学法学部 ななこ
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日本史
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慶応文学部 一問一答は要るか?
論述以外で現状どの程度稼げるのかによると思います。 論述以外で7割取れないなら知識不足なので短答形式の演習をしたいですね 一問一答やってもいいのですがせっかくなら実践的な他の大学の過去問をやりましょう!詳しくは後述しますが京大はオススメ度高いです! 論述以外で7割取れるならもう過去問に集中したいですね 慶應文の論述は他の大学の論述に類題が少ないので慶應文の過去問が一旦はベストだと思います。 慶應文の過去問を手に入るだけ手に入れてひたすら遡りたいです 僕は25年分ぐらい解きました それ以前の過去問は手に入れるのが難しいので25年解いたら東大と京大の過去問を交互に解く事をお勧めします 東大の過去問は史料は出てこないですが史料を現代語訳したような文章が沢山出てきて具体的な事実の羅列から抽象度の高い答案を作成する能力が鍛えられます 京大の過去問は大問1が史料読解対策、大問2が空所補充対策、大問3が慶應文の大問4.5の論述以外の一問一答形式の問題対策になります 大問4は論述ですが慶應文型ではないので直結した対策にはなりませんが慶應文も2年に1題ぐらいは京大型の史料読解を伴わない論述を課すので無駄にはなりません また慶應の史料読解型の論述を解く前提に史料読解を伴わない論述問題がこなせる力があるので京大論述もしっかりやったほうがいいです 慶應文より難しいので東大京大よりも優先度は若干落ちますが名古屋大は史料読解型の論述を課すのでこちらもおススメです! 慶應文の日本史論述で本気で点を取りに行くなら覚悟を持って名古屋大過去問を解くのもありです!
慶應義塾大学法学部 前右府殿
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世界史 論述 勉強法
東京大学文科三類に所属している者です。 現時点で世界史の記述ができなくても焦らなくて大丈夫です。自分は高3の秋から本格的な記述対策を始めましたが、東大の2次試験で合格者平均点ぐらいをとれました。以下に自分がしていた世界史の勉強法を紹介しておきます。 ①通史と単語の確認 これは普通に教科書を読んだり一問一答をやったりしていました。中でもあまり使われていないけどオススメの教材は「書きこみ式の教科書」です。自分は山川の教科書を使っていたので山川が出している書きこみ式教科書的なものを併用していました。 ②単語の意味の確認 タイトルだけでは分かりにくいですが、要するに基本的な単語の説明ができるかを確認する勉強です。例えば「一条鞭法とは何か」と聞かれてスラスラ答えられるかを確認して、できなかったら覚えるという感じです。意外と盲点かもしれませんが、世界史ができる人はみんなこれができますし、より難しい記述をする際に絶対に必要になってくる知識です。「何となくこんな感じ」ではなく、友達に聞かれても答えられるレベルにしておきましょう。自分は、一問一答の赤字になっている単語だけを見て黒字のところが言えるようにしていました。黒字のところは赤字になっている単語の基本的な説明になっていることがほとんどなのでオススメです。かなり大変ですが後々必ず役に立ちます。 ③実際の二次試験の記述(自分は高3の秋から始めました) これはそのままです。二次試験で出た、あるいは出てきそうな記述を解いて復習するという勉強です。抜けている知識があったら逐一暗記しましょう。 また、自分は基本的に学校で習った範囲にしぼって勉強していました。その方が効率的に覚えられます。学校で習った範囲が②まで完璧だと思えるのであれば未習範囲までやってもいいとは思いますが。 少しでも参考になれば幸いです🙇‍♂️
東京大学文科三類 Mx
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世界史
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一橋大学の日本史対策
はじめまして。共テ日本史が85%,一橋の日本史が67%ほどでした。 勉強法は人によると思うのでどの方法が正しいかは一概には言えませんが、私がやっていた勉強法を書こうと思います。 まず共通テストですが、基本的に山川の教科書で二次向けの勉強をし、12月に共テの問題集を解きました。共テは基本的に教科書範囲が入っていれば知識面では問題なく、知識の定着度を確認する程度で一問一答や問題集をやれば良いと思います(私は教科書の用語に青ペンを引いて赤シートで隠す方法で代用しました)。これらの方法で基本的な用語や年代暗記をすれば8割は安定します。9月中に共テ過去問で演習とのことですが、12月や直前まで取っておいた方が良いと思います。次にも書きますが資料の多さゆえ知識の定着を目的とする場合には非効率であり、資料ゲーであることに気づき萎えます。 共通テスト導入後は資料読み取りの割合が増えており、資料問題は解答に自信があっても間違っていることが多かったです。全統記述では偏差値75以上取る時もありましたが、共テ模試になるとほとんど80点台で落ち着いてしまっていました。逆に記述で取れていなくても9割取る人もおり、8割以上安定したら後は資料読み取りの得意不得意といった印象です。共テは必ずしも日本史の理解度が反映されるものではなく、問題との相性もあると思います。 二次の勉強では、基本的に教科書と過去問しかやっていませんでした。教科書は共テと二次対策両用で読み込みを行いました。論述に使えそうな文には線を引いて覚えるという勉強をしていました。覚えるというのは文章の暗記になってしまいがちですが、その中でもポイントを捉えてそれを箇条書きのように覚える感じです(松方財政であれば、不換紙幣の消却、兌換銀行券の発行、緊縮財政、官営工場払い下げといったような感じ)。教科書の欄外の細かい内容は共通テストで出ることはほぼありませんが、一橋では結構出題される印象(秋田蘭画など)なので、面倒くさがらず詰めた方が良いです。一橋日本史は教科書レベルを超えていると言われることが多く、確かにそのような問題もありますが、教科書の内容を深く理解していれば解ける問題もかなり多いです。 過去問は20ヵ年の問題を解いて解説を読み、忘れていた又は認識不足の内容を解説から抽出して、教科書に直接書き込むあるいは付箋に書いて貼り付けていました。経済志望であればしっかり解く問題は多くても10年分で良いと思いますし、周りの友人には2,3年分といった人もいます。 用語に関してですが、山川用語集にしかの載っていないような難しい用語は覚える必要はないと思います。今年は用語集にすら載っていない、明治期の政治結社や集会を取り締まる法律の名称を問う問題が出題され、そのような場合は用語の暗記が徒労に終わる可能性があります。私自身用語集を隈なく暗記しようとしていた時期がありましたが、それよりは教科書の文章の吸収に力を入れる方が良いです。 一問一答は知識の確認には良いと思いますが、基本的な用語であれば先述の青ペンと赤シートを使う方法で対応できるので、そのような用語は教科書で処理し、難しい用語(東進であれば星1や星無しの問題)を一問一答で覚えると効率的だと思います。先述の通りあまりにも難しい用語の暗記は一橋に有効かと言われれば懐疑的ですが、早慶の日本史が難しい学部には有効だと思います。一橋のために覚えておくべき用語の線引きは難しいのですが、教科書に載っている用語は欄外のものを含め全て覚えておくレベルであれば問題ないと思います。 力をつける100題も少しやりましたが、短答がメインで一橋へのダイレクトな対策にはなりにくい気がします(解説の読み込みとセットで時代の流れをつかめば有効だと思います。ただ解いて答え合わせするだけだと点数には結びつきにくいかもしれませんが、慶商の対策などには良いと思います)。 また、考える日本史論述もやりましたが、全ての時代を網羅している参考書のため時間がなくなってしまうと思うので、一橋で頻出の近現代の分野だけやると良いと思います。一橋は1つの大問で400字の論述ですが、かなりざっくりとしたイメージで100字×4問みたいな感じなので例えば100字の問題であっても解く意味はあります。 私のやっていた勉強法は語句や文章を紙に記述するといった方法がメインではなく、文章の読み込みを周回することにより理解度を補う勉強法であり、人によっては非効率であったり、いざ過去問を解いた時に用語が出てこなかったりする場合もあると思います。その点、質問者さんの計画は本番に問題を解くというアウトプットを想定したものであり、効率的なものだと思います。そのため、私の勉強法を取り入れてくださるのであれば大変嬉しいのですが、アウトプット重視の姿勢は維持していただければと思います。 最後に、一橋日本史はその特徴的な出題ゆえ、過去問対策が重要だと思います。配点の問題はありますが、解くと決めた年数分は解いた後に解説をしっかり読み込んで理解を深め、解かない問題に関しても問題文と解説を読むことで本番に問題が解きやすくなると思います。 健闘を祈ります。
一橋大学社会学部 わらび餅
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日本史
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日本史の勉強法について
 こんにちは😃東京大学日本史60点中43点、共通テスト日本史は94点の森Lです。まず、日本史の対策に最上の参考書は教科書です。というのも、教科書というのは大学教授が制作に携わっていることも多く、慶応の入試作問者もまず間違いなく制作に携わっているはずだからです。だから、教科書を勉強するだけでも教授の重視しているテーマも端的に記されていますので、8割は取れるようになるでしょう。しかし、慶応の厄介なのは凄く難しい、誰にもわからない問題も出してきて、これが2割を占めていることです。しかし、東大生に聞いても、慶応の難しい世界史は誰にも解けないということで、誰もがわかる問題を固めることが重要です。また、計画としては、基本的には教科書を読んで、山川の一問一答でアウトプットすればいいです。また、資料集は自身の苦手な分野や、詳しく掘り下げたいことをしっかり補強するために使うと良いです。遅くとも、夏までには通史を完成させると安心です!  質問者様が慶応に現役合格されるように応援しています‼︎
東京大学文科一類 森L
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日本史
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慶應文学部の日本史
史料に関しては史料一問一答などで初見史料が何の史料かを判別する練習をする。 判別できなかったときはなぜ判別できなかったのか、どのキーワドが拾えなかったから判別できなかったのかを考える。 キーワードを余りにも見落とすようだと基礎が出来てないので教科書一問一答で知識の補充が必要です。 慶應文は初見史料が多く史料一問一答の史料を丸暗記してもあまり役に立ちません、ただ何の史料なのか判断する練習には最適なので活用してください。 何の史料か判断できるようになれば後はただの論述問題です。本屋さんに言って1番薄くてすぐに終わりそうな論述問題集を一冊買ってきてください。論述の頻出テーマや論述力の基礎固め書くことに慣れる、これがまず第一段階です。簡単な論述問題集を一冊やったら過去問に行きましょう。本番レベルの論述問題の練習です。 最初は苦戦します。簡単な論述問題集を一冊やっただけでは太刀打ちできません。ただ論述は慣れで過去問を続けていくうちに少しずつ書き方が分かってきます。過去問は出来たら入手出来るだけ10年でも20年でも遡ってください。慶應文の大門4.5に似た傾向の大学は少なく、良質な練習問題が過去問しかないと言っても過言じゃありません。 情報源は明かせませんが日本史は論述の配点が想像以上に高いです。なるべく過去問演習に時間を割いてください。
慶應義塾大学法学部 前右府殿
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