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模試の復習の仕方

クリップ(46) コメント(1)
11/6 13:58
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kabu

高1 京都府 京都大学経済学部(66)志望

模試の復習の仕方を教えてください。

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ムカイ

東京大学理科二類

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
大学の模試なども踏まえて回答します。 【①答えを書けなかった問題をもう一度考える】 時間内に解けなかった問題をもう一度考えます。解けなかった問題が、時間があれば解ける問題なのか、時間があっても分からない問題なのかをはっきりさせましょう。 【②解説を読んで理解する】 模試の解答はかなり丁寧に書かれているので、読み込みましょう。ただし、目指すところよりも遥か上の難問もあるので、全てを理解する必要はないと思います。大学模試の場合は、本番で解けなくても合格できるような難しい問題まで理解する必要はありません。 【③ポイントをまとめる】 これを全ての問題でやると時間が足りないので、抜けていた知識や、今後使えそうな解法(この類の文を見たらこれをやるべし!みたいな)を簡単にまとめます。後で見返したときに確認しやすいようにしましょう。 【④自力で解く】 これも全てやると時間がかかるので、解けなかったけど将来的に(大学模試なら本番までに)解けるようになりたいレベルの問題だけで良いと思います。 【⑤時間の使い方などの作戦を分析する】 「模試の時間で解かなかった(捨てた)問題は、本当に解かなくて正解だったのか」「模試の時間で考え込んだ問題は、本当に時間をかけて考えるべき問題だったのか」「解く順番は適切だったか」など振り返りましょう。模試は難易度がバラバラだったり、習いたてで演習不足の内容が出たり、点数で判断するのは難しいので、点数より作戦を振り返るべきです。(大学模試は本番の試験より難しいことが多いです。) 【⑥次回の模試(あるいは本番)の作戦を立てる】 ⑤を踏まえて、作戦を立てます。「(ハイレベルの模試で)数学ではまず問題を最後まで見て、時間をかける問題を10分以内に決める」「長文が続くと集中力が続かないから間に英作文を挟む」「この分野が出たら完答する/諦める」などです。 教科ごとに私がやっていたことを少し紹介します。 【国語】 現代文はとにかく解説を読み込み、解答を作り直す。古文漢文は、内容が理解できなかったのか、解答の書き方が悪かったのかをはっきりさせる。覚えていない単語や句法をまとまる。 【英語】 長文は時間をかけて読み直す。知らなかった単語をまとめる。 【数学】 解きやすい問題に時間をかけられたか振り返り、解きやすい問題ほど完璧に理解し、何も見ずに解けるようにする。定石をまとめる。 最後に、大学模試に関して。 頭に入れておくべきことは、「合格するためには、全ての問題を解けるようになる必要はない」ということです。本番で解けなければならない問題に時間をかけましょう。 自分が目指すところに向かって、全力で頑張ってください!健闘をお祈りしています。
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コメント(1)

kabu
11/6 19:35
ご丁寧な回答ありがとうございます!

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応用問題を解けるようになるには
各大問の最後の問題は大抵それまでの小問をうまく利用すれば解けます。例えば、整数問題などで最初に具体的な数値を求めたりさせることがありますが、あれは実験によって何かしらの法則を見つけさせることが目的であることも多いです。小問が何のために設置されているか意識的に考えてみるのも良いと思います。 逆に完答できたのはなぜか、どういう思考をしたのかを研究するのも良いと思います。 また、問題量をこなすようになれば、自然と問題の解法が浮かんだりもしますので、焦らず演習を積んでください。以下おすすめの問題集です。 新数学演習 難易度高め。入試問題の難〜最難レベルを扱っています。問題量も多めですので演習量を積むにも良いです。 大学への数学 東京出版の月刊本。巻末の学力コンテストの難易度は凄まじいですが、挑戦してみるのもいいかもしれません。また、大数模試(スタンダードコースか最難関コースのいずれか)が掲載されており、最難関コースは難易度も適切で制限時間も設定されているので、模試を解く感覚でやってみてください。 青本 東京大学へのパスポート(駿台文庫)という東大実戦の問題集があります。同じようなものが河合塾からも出ています。 過去問 東大の数学50ケ年(聖文出版)などがあります。コロナ禍で倒産したので、Amazon等のみで入手できる可能性があります。50年分、前期と後期の分が掲載されています。解答はありますが、解説は付いていないのでわからないところは先生等に聞くといいかもしれません。 参考になりましたでしょうか? 模試で解けなかった問題は解説を見て、応用可能なポイントを理解するように心がけてください。また、普段は、難易度の高い問題を何日かかけて考えてみたり、他の解法を色々思い浮かべてみたりしても良いと思います。
京都大学医学部 Yu
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理系数学
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なんとなくで解いてしまう
こんにちは😃 現代文を解く上で最も大事なことはその文章が何を言いたいのかということを掴むことだと思います。 特に評論文などは筆者の主張が言葉を変えて、何回も登場してきます。だから、キーワードとなる語や繰り返し出てくる語にはチェックを付けて読んでいました。 また、二項対立で論じられている文章では一方の事柄については普通に線を引いて、もう一方の事柄については波線を引いていました。同じように筆者の中でプラスの事とマイナスの事も後から見て分かるように違うマークを付けて区別していました。共通テスト模試は時間制限も厳しく、丁寧な読解はなかなか厳しいですが、練習の中で主張の言い換えを見つけたり、対立軸を意識する事が大事になってくると思います。あと、当然ですが接続詞や文意を変えたりする表現には気をつけて読みましょう! なので、現代文を解く上で身につける力としては、その文章の言いたいことをできるだけ早く見抜くことです。 なかなか難しいことですが、これに関しては問題演習をして経験値を積むしかないです。実際にペンを持って言葉と言葉をつなげたり、文章にマークや線を引く練習をしていくことが最初の内はベストだと思います。 とにかく、自分の中で筆者の意見や考えが分類できていることが分かり、整理されていれば大丈夫です🙆‍♂️ また、完璧に筆者の言いたいことが分からなくても全然オッケーです。あくまで、問題に正解することがやるべきことで、主張を理解するのはそのための足掛かりですから。 あと、選択肢を消す際に数字や記号のところを消すのではなく、間違っている箇所に印を付けるクセも大切です。一発で答えが出せる設問もありますが、共通テストレベルの問題でもイヤらしい問題が多く、その場合消去法でしか消せない時があり、わずかな違いが大切になってくるからです。 それから、質問者さんがどのような形で現代文を取り組んでるか分かりませんが設問を先に読んで問われることを先に分かっておくことは共通テストの現代文を速く解く秘訣だと思います。選択肢までは見ないですが、共通テスト特有の図表やグラフの問題は先に見ておくと結構すぐに解けることがあります。 最後に、私もいつもできたわけではないですが、自分と文の筆者、そして作問者の3者を問題を解く際に意識してました。なぜこの文章を大学側が出し、ここに傍線部を持ってきているのか、共通テストであれ、個別入試であれ国語という入学試験である以上必ず意味があるはずです。問題を作っている人の意図や大学側の伝えたいメッセージを考えながら俯瞰して読めことができるようになれば現代文に関しては大丈夫です。 現代文の読解は人それぞれなので私の読み方が必ずしも正しいとは限りませんが、是非参考にして下さい! 受けておいた方がいい模試に関しては河合塾の早慶レベル模試や代ゼミの早大入試プレなどです。 やはり冠模試は実際の受験者が多く受けるので、自分の立ち位置を知る上で非常に役に立ちます。 また、質問があればぜひ聞いてください!
慶應義塾大学経済学部 Ryo
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模試
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解き直しでは解けるのにその場で模試が解けない
解き直しの時に解けるのは、1度その問題について考えているから、という可能性もあります。 おそらく、模試になると緊張というか気負いすぎて、問題に対して俯瞰して取り組むことができなくなっているのではないでしょうか? 模試を解いている最中にそんな感じがしたら、姿勢を正して遠くを見て気持ちを落ち着けましょう。 また、時間制限に慣れていないという可能性もあります。時間を意識するあまり、焦ってしまっているのかもしれません。1問にかける時間はこれだけ、とか決めてしまうと逆に焦って解けないことも多いです。これは慣れという面も大事ですが、時間をかけずに解けるなら、あまり時間制限を気にしない方がいいと思います。 正直、理科に関しては時間勝負のところがあるので時間制限を意識する必要はありますが、これに関しては演習量や模試を多く受けることによる慣れが大きいです。 自分が解き切るのにどれくらいの時間がかかるのかきっちり把握しましょう。
京都大学医学部 Yu
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模試
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模試になると数学が解けない
その気持ち分かります。私も模試になると毎回解けるのに解けないもどかしさを感じていました… 原因や克服法は人によって異なると思いますので、私の経験を元にしてお話いたします。 毎模試終わりに、解けない理由を色々と考えてみた結果 (1)試験になった途端に無意識に軽くパニックになっていること (2)気づかなかった解法は自分があまり使いこなせていない解法であったこと の2点について思い当たりました。 先に(2)の克服法から申し上げると、自分が少しでも不安に感じた部分をチャートのような問題集で何周も演習することで克服しました。また、センター数学では、記述では用いないような解法を指定されることが多いですが、結局は基礎的な解法をつなぎ合わせるだけなので、チャートを完璧にすることで克服できると思います。ここで大切なのは「漏れなく」「完璧に」解法を習得することです。 (1)については時間を計りながら、自分があたかも本試験を受けているかのように思い込んで過去問を解くことで克服しました。要は場馴れです。場馴れをすることで、だんだんパニックは収まってくると思います。その際、自分がどう考えながら過去問を解いたかを、解いたあとに反芻して次への反省にするということを、毎回行うことが大切です。また、わからない問題に出会った時に、大人しく諦めて次の問題に移ることも大切です。 まだセンターまでは時間があります。今の時期に焦って基礎を疎かにせず、自分としっかり向き合いながら基礎を丁寧に完璧にしていってください。 長文駄文失礼致しました。これからのご健闘をお祈りしております!
京都大学経済学部 Ikahige
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文系数学
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慎重になりすぎて、解くのが遅い。
めいさん初めまして! 京大法学部のしずくです。 私は理系数学をやっていた身ではありませんが、数学に対する基本的な向き合い方という点からアドバイスさせていただきたいと思います。アドバイスは、京大数学を念頭に置いて話していますが、河合の全統記述模試等々にも通ずるものだと思いますので、参考にしていただければと思います。 数学を解く際の慎重さは大事です。計算ミスはしていないか(特に最初の方で計算ミスしたら後の答えがずれてしまい取り返しがつきません)、記述式の問題で言えばさらに、重大な論証ミスをしていないか、問いに答えているか。それらを見逃して仕舞えば点数がほとんど来ないこともあります。 めいさんは過度に慎重になりすぎてしまうということですが、それは解答や方針が間違っていないか何度も見直してしまうということであっていますか? そこで、適度に慎重に解こう、ということをアドバイスさせていただきたいと思います。まずいくつか考えて欲しいことがあります。めいさんは数学の問題を解く時、以下のことを意識、または実行しているでしょうか? ①問題に優先順位をつける これは特に京大数学を解くときに重要な作業です。一問につき最大5分の時間をかけて、問題の難易度を見極めます。これは絶対間違ってはいけない問題、これは間違っても仕方ない問題(正答率が低いであろう問題、やや難や難)というように問題を分類していきます。おおまかな方針立てもこの際にするとよいです。この作業の意義は、ここでの分類が時間配分に関わってくるということです。絶対解けないといけない問題はパパッと片付けて、(表現が難しいですが)何とか方針が立てれる問題、いわゆる差がつく問題に残りの時間を割り振ります。(なかなか方針が立たないような難しい問題も方針立てくらいまでは取り組んでも良いと思いますが解けなさそうならあまり拘りすぎるのはお勧めしません。) 差がつく問題では少々慎重になっても良いと思います。最初に「適度に慎重に」ということをのべましたが、要するに「慎重さに強弱をつける」ということになるでしょうか。差がつく問題は問題文の吟味、解答の方針立て、計算ミスの確認等々慎重に行うとよいでしょう。逆に絶対に解けないといけない問題にはあまり時間をかけないようにしようということです(もちろん中には絶対に解けないといけないけど解くのに時間がかかるものもあります。ここで言うのは、そういった問題であまり慎重に見直しや吟味をしすぎないようにしようということです) ②見直しのポイントを絞る ただ問題文を読み込んだり、解答を眺めるだけでは無意味に時間が過ぎていってしまいます。あらかじめどういったことを見直せば良いか念頭に置いておくと良いでしょう。例えば私の場合、普段の問題演習で自分が間違いやすい点やよくするケアレスミスをまとめていました。  例)複素数α=ai+b(a、bは実数)    →議論するときは分けること!    ア)実数ならα=α”    イ)虚数ならα≠α” とか    特性方程式はa(n+1)の係数を1にしてから など もしこの2点のことが意識できていなかったならぜひ意識してみてください。もしこの2点を意識しているのにやはり過度に慎重になりすぎてしまうなら、とりあえず時間配分を厳守してみてはどうでしょうか。割り振った時間以上はこだわりすぎない、テキパキ次の問題に進む。こうすれば、過度に慎重すぎる、ということは起きないのではないでしょうか。 アドバイスが参考になれば幸いです。勉強頑張ってください。応援してます!
京都大学法学部 しずく
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理系数学
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現代文 読めていたのに読めなくなった
はじめまして。 とりあえず評論文についての説明をします。もし小説も色々聞きたいとなったら、メッセージかなんかでお話します。 「評論の問題が解ける」のには、①読める②解けるの2段階あると思ってます。連番さんは過去には解けていたとのことなので、②解ける段階に問題があるのかもしれないし、もしかすると①読める段階に問題があるのかもしれません。読んでみてから判断をしてみてほしいです。 ①読める について。 もちろんここで言いたいのは、本文を日本語として理解できるかだとか漢字が読めるかなどではありません。ここで大切なのは「論理構造」です。 まず知って欲しいこととして、作者には主張があります。その主張を伝えるためにその評論文を執筆しているはずです(もちろんこの世の全ての評論文が必ずしも主張があるとは言い切れませんが、少なくとも試験で扱うものはあります)。ここからが大切で、その主張をただ感情的にぶつけても、読者はなかなか理解してくれない。そうなった時に使われるのが「論理」です。「論理」によって筆者の主張は構造化され、解像度が上がり、より客観的な評価ができるようになります。 さて、その「論理」には大きく分けて3種類あります。反復と対比と因果です。 主張とは筆者の言いたいこと。人間言いたいことは何度も繰り返してしまいます。それは筆者も例外ではありません。文中で何度も繰り返します。それが反復です。しかしただ同じ文章をつらつらと連ねても読者には伝わりません。反復は表現、構造を変えて行われます。字面や接続詞をただ追っていても反復は見抜けず、筆者の主張には届きません。「この文章の内容は前の段落で言っていたことと同じことだな」と気付けることが大切です。 また、ただ同じ視点から主張を続けても説得力に欠けます。人間10人いれば10通りの立場・価値観があるので、主張の角度を変えないといけません。そこで便利なのが対比です。自分の考えや立場とは違う考えや立場を用意し比較させることで、絶対的な評価から相対的な評価に切り替え、自分の主張に正当性を帯びさせます。これは経験則ですが、大抵は二項対立です。 主張する際、そういう結論に至った経緯や理由を述べた方が理解がされやすいです。そこに因果は相性がいいです。「なぜそう思ったのか」「そう考えた結果どうなるのか」、これらを書き加えることで共感を与えやすくなります。因果には接続詞がポイントになりますが、ただ接続詞ばかり追えばいいという訳では無いので注意です。 以上3つの論理パターンを把握しながら文章を読み進めます。これを行って筆者が何を言いたいのか、どのように考えているのかを理解することが「読める」段階です。 連番さんも筆者の主張を論理的に読むことができていたのか確認してみてください。別にここまでしっかり明文化されている必要はなくて、感覚的にでも理解できていれば問題ないと思います。 ついでに説明しておくと、逆接には気をつけましょう。Yes,but方という論証方法が確立されているように、人間には逆接の後に大切なことを言いたくなる習性があります。なので、上で接続詞ばかり追っても内容は読めないとは言いましたが、逆接の接続詞には反応する癖をつけましょう。もちろん意味の無い逆接もあるので注意です。 また実践的なコツとして、記号化というものがあります。私が実際に運営やっていたものとしては、筆者の主張に線を引き、対比は記号をつけ、因果は矢印を引いてました。読みながらやることで、頭が整理されて読みやすくなるのはもちろん、問題を解くために戻って来た際に非常に分かりやすいです。記号化のやり方は自由(私のやり方を真似なくていいです)、あらかじめ自分のルールを作っておくことが大切です。演習の段階から癖をつけておけば、本番でも同じようにすることでルーティン化され焦りが緩和されます。試してみてください。 ②解ける について。 「読める」ようになったからと言って安心しては行けません。読んだ内容を伝える必要があります。そして問題に何が問われているか把握する必要もあります。 評論に問わず国語は「答えが1つにならない」とよく言われます。否定はしません。しかし試験科目である国語は、試験で扱う以上採点基準があります。それを満たしていなければ減点されるし、全て満たせば満点となります。現代文で点を取る時に重要となってくるのは、この採点基準を知ることです。 評論の設問はある程度パターン化できます。ここでは頻出の内容説明問題と理由説明問題の2つについて触れます。 まず内容説明問題。よくあるのが「傍線部はどういうことか説明せよ」です。「どういうことと言われてもわからん」と思うかもしれません(私が受験を始めた時もそうでした)が、もちろんここにも採点基準はありません。言い換えるならば、答えなくてはいけないポイントがあります。そのポイントを探すコツが実はあります。それは「その本文を読んだことがない人が読んでわからない箇所」です。これ意外と知らない人が多いです。例えば指示語。本文から切り抜かれた指示語なんて説明なしでは分かるわけがありません。あとは一般的な意味ではなく限定的あるいは独自的な意味で用いられている言葉(個人言語と言ったりもします)や比喩などです。見つけたら文章を内容に則って初見さんにも分かるように説明する、これが解答プロセスです。 次に理由説明問題。よくあるのが「傍線部のように言うのははなぜか」です。結論から言うと、この理由説明問題には「論理の飛躍」があります。逆に言うと「論理の飛躍」の無いものには理由の説明ができないです。例えば「リンゴは赤い」という文章に対して「なぜか説明しろ」と言われてもこれ以上何も言えません。しかし「リンゴは青い」と言われたら、意味が通りません。これを理解するには、「リンゴは〜であり、…であるので、青いと言える」という説明が本文にあれば意味は通ります(思い付きで書いたので具体例が出せませんでした)。これが「論理の飛躍」です。それを解答に盛り込むこと必要があります。 恐らく言われればわかるとは思うのですが、どのようにやればいいのかなかなか分からないと思います。そこで、何かしらの問題演習をするとは思うのですが、解答解説をじっくり読むことをオススメします。問題演習は解くことに意識が行きがちですが、知識が得られるあるいは自分のやり方に修正を入れられるのは解答解説を読んでいる瞬間です。特に本試や模試の過去問をおすすめします。本誌の解説は各予備校が、模試はその模試を主催している予備校あるいは企業がその名をかけて出版しているので、内容にかなり気合が入っています。したがってツッコミが入らないような問題なのはもちろん、解答解説がめちゃくちゃ充実しています(ただ赤本は別です あれは内容も薄いし間違いだらけです)。無難なのは大手予備校の出している過去問集でしょうか。 また実践的なコツとして、下書きすることもオススメします。別に解答欄に書く内容を丸々書くのではなく、ポイントや主述だけをまとめます。何を書くかよりもどの順番に書くかを整理するのに便利です。 長々と書きましたが、分からないことの多いと思います(理解力がないと言いたい訳ではなく、恐らく私の説明が不十分なので)。分からないこと、聞きたいことがあったらメッセージをください。できる範囲で答えたいと思います。 コロナで大変な1年だったとは思いますが、あと少しです。負けずに頑張ってください。応援してます。
京都大学農学部 31
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現代文
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【数学】本番で解けなくなる問題
サクサク解ける状態でないと本番では解けないと思います。 そうなるには、演習を積む、1つレベルを上げた問題を解く というのが良いと思います。 ちなみに僕の場合も、習ってすぐの単元は問題は解けてもサクサク解けないということが多く、毎回の期末試験は散々でした。 しかし、その後も演習を積んでサクサク解けるようになったからか、模試の丸付けの時に「これは解けたな」と思う問題は減りました。
東京工業大学第四類 haruharu
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理系数学
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文が読めるのに問題が解けない
はじめまして!阪大外語の者です。 共通テストに関しましては時間勝負ですので、内容を忘れてしまって読み直すのは少し難しいかと思います。でも自分もそうなること、よくありました笑 設問を先に読み、設問の内容を先に覚えるなりメモするなりして、本文で読んでいる時に答えを見つけ次第印をつけると忘れませんよ! もし本番設問を読む時間がなくても、その頃には模試などを繰り返すうちに設問で聞かれそうなことをある程度予測できる感覚がついているかと思います。ですが共通テストは次で2回目という新しいものなのでどんなことが聞かれるか分かりませんので、とにかく読む速度を上げて設問に目を通す時間を作るのが安全策です。 私は速読に自信があり、50分で共通テストの英語を終わらせるつもりでしたが、本番は急に分量が増えたので10分ほどしか余りませんでした。こんなこともありますから、とにかくスピードが大切だと思います。二次試験は大学により違うとは思いますが、速読できて村はありませんよ〜!
大阪大学外国語学部 AK
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英語
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解説見るとなんでできなかったんだとなる問題
そういうものとして思ってください。 慣れの問題でも実力不足でもありません。本番でも、「なんで解けなかったの?」っていう問題は必ず出てきます。その原因は不注意だったり、ど忘れだったり、焦りだったりしますが、自分が望んだ通りの点数を取れることはほぼあり得ません。私も過去最高点を当日のセンター試験で取りましたが、なぜこんなのも解けなかったの?って思うようなことで20点近く落としています。 予想外の失点はあるものとして受け止めるしかありません。下手に注意力を働かせて、悩んで答えを変えた時に限ってもともと選んでいたものが正答だったりします。 ある程度の想定外の失点は覚悟の上で、勉強や志望校の計画を立ててください。
名古屋大学教育学部 バナナ
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過去問
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英語長文の本番に向けた読み方と問題集
こんにちは♪質問ありがとうございます!模試などになると、時間を意識し過ぎて、焦って全く問題に集中できず、点数が取れないことはよくありますよね〜(特に共通テスト)  今回は私の受験での経験に基づいて実践で意識するポイントや対策を紹介します。是非参考にしてみてくださいね!  ⚪︎ポイント1 長文を予習を本番や模試の時と想定して解く   長文の予習をしていると言うことなので、まずは長文の予習をする際に時間制限(文章や設問の量によりますが、だいたい20分〜35分くらい)を設けて予習をしてみて下さい。その際、辞書で単語を調べることや一文づつ構文をとることはしないで下さい。(S V C などを入れいると時間がかかるため)   もし制限時間内に終わらなかったとしても最後まで設問は解いて下さい。  全ての問題が解き終えたら、今度は時間無制限で辞書などを使い、いつも通りの英文解釈をして取り組んで下さい。  また予習の際、段落ごとの内容のまとめた論理チャートも書いてみて下さい。  ⚪︎ポイント2 設問を読解のチェックポイントにする  まず、本文に入る前に設問の目通しをして「何が問われいるか」を確認して下さい。その際、設問の選択肢まで読んでおく必要はありません。設問の目通しが済んだら、本文に入って下さい。その時、一段落を読み終えるごとに解ける設問を解いて下さい。もし、一段落を読んでも内容が理解できなかったり、設問が解けない場合は先に進んで下さい。(その際、回答を保留にするため、設問に目印などを付けておくと良いでしょう。)  ⚪︎ポイント3 文章のテーマと筆者の主張を意識する  文章を読み始めたら、(設問などを用いて)まず文章のテーマを見つけて下さい。さらに文章を読み進めながら筆者の主張を考えて下さい。その練習として、(制限時間を設けて設問を全て解いた後で)予習時に論理チャートなどを書いて話の展開を確認してみて下さい。  ⚪︎ポイント4 英語を英語のまま理解する  早稲田などの最難関大学で必須のスキルは「英語を英語のまま理解する力」です。この力を伸ばせば共通テストなどの限られた時間内でも余裕を持って設問を解くことができます。私がやっていた対策は以下の通りです。是非参考にして下さい!  ①予め文章と設問を写メやコピーを取る。(参考書などで白文があれば、そちらを使って下さい。)  ②(問題を解いた後で)解説等を参照しながら、設問を自分で説明できるようにする。  ③コピーしたものや白文を使って、英文を読みながら口頭で訳を言う。  ④訳がスラスラ言えるようになったら、訳さずに英文を読んで内容を理解できるか確認する。(筆者の主張や話のテーマ、展開などを意識する。)  ⑤ ④が出来たら音読をする。(音読は毎日1回でも良いので必ずやる。)  最後に参考書についてですが、「早稲田の英語」は夏期講習などで早稲田の英語を扱う授業をとっていない場合は、買っても良いと思います。ただ、秋以降は過去問を中心に演習をした方が良いので、秋以降に買うのはあまりおすすめしません。下記が私や私の周りの人がやっていた参考書です。  〜おすすめの参考書〜  やっておきたい英語長文1000(河合塾)  関正生のThe Rules 英語長文4 入試最難関    上記の参考書を今まで述べたポイントを意識しながらやってみて下さい! また1度全部解き終わってを必ずポイント4を意識しながら、復習をしてください。  これからも長文を読むことを怠らず、速読力を上げていって下さい!一生懸命受験勉強頑張って下さい!応援しています♪
早稲田大学文学部 MK
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