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無機を効率よく覚えられるようになるには

クリップ(6) コメント(1)
10/15 14:31
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

さくら

高3 山形県 慶應義塾大学看護医療学部(60)志望

ざっくりと分けることは出来るが細かいところや 似ている反応が頭の中でごちゃごちゃになってしまいます。しっかりと頭の中で整理出来る良い方法があれば教えて欲しいです。

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LiLi

慶應義塾大学理工学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
ざっくりと理論体系が頭に入っているならば、細かいところは頑張って覚えるしかないと思います。 ただ、「今、自分が暗記していることはどの枠組みの中か」ということは意識した方が良いです。 例えば、  1.Cl-はAg+, Pb2+などと沈殿する  2.硫化鉄に希硫酸を作用させると硫化水素が発生する  3.NO, CO, H2, O2, N2, CH4などは水上置換で補集する という知識は暗記必須ですが、  1は金属イオンの検出に使う反応  2は酸・塩基反応を利用した気体の製法  3は気体の補集法 というように枠組みを意識することで、知識は整理されて覚えやすくなります。 あとは語呂合わせなどを用いて頑張って覚えてしまうと良いです。個人的な意見ですが、東進一問一答シリーズの化学は、重要な知識が網羅されており、語呂合わせなどの暗記しやすい工夫がされているのでお勧めです。私は抜けている知識の確認用として使っていました。
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LiLi

慶應義塾大学理工学部

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プロフィール

慶應義塾大学理工学部に在学しています。他に合格した大学・学部は、慶應義塾大学経済学部A方式, 早稲田大学創造理工学部, 早稲田大学教育学部数学科などがあります。センターは9割程度でした。 1日に8時間以上勉強をする習慣をつけ、1年で上記の大学をD判定からA判定まで上げることができました。自分の経験を活かしたアドバイスが参考になれば幸いです。

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コメント(1)

あや
10/15 14:42
東進一問一答シリーズの化学、本屋さんで見てみます! とてもわかりやすく丁寧に教えて頂き ありがとうございました! 参考にさせていただきます!!

よく一緒に読まれている人気の回答

無機化学は丸暗記するしかないのでしょうか
こんにちは、勉強お疲れ様です。 無機化学の学習方法の相談にお答えします! 結論から申し上げると、残念ながら暗記しかないです。 それぞれの反応を説明することはできるのですが、大学範囲になってしまうことと、暗記する量が大して変わらないことから現実的ではないと考えます。 そこで代わりにおすすめの暗記法・勉強法を紹介します。 ①東工大の過去問  東工大の化学の問題は短い問題の集合で構成されており、無機化学らしく知識を問うものが多いです。また、聞いてくる知識も細かいので、時間さえあればよい練習になりますがタイパはあまりよくないです。 ②志望校の過去問  これはどのみちやることになると思いますが、化学では欲しい点数が出るまで何度も解きなおすことが有効です。とは言っても同じ年を連続で解いて答えの選択肢の番号を覚えてしまうとかになると意味がないので5~10年単位で回していくのが適切だと思います。問題に対して答えを覚えてしまうのはむしろよいくらいなので目標の点数を決めて頑張りましょう。 ③アプリの利用  これは今できそうな暗記の方法の一つです。スマートフォン用アプリで Hideki Touharaさんの『無機化学』が無料で利用できるはずです。高校無機化学の知識を網羅的に学習できるのでスキマ時間におすすめです。 ④例外を覚える/それぞれの傾向を押さえる  これは具体的な勉強法などではないですが、無機化学の暗記においてはとても重要な原則なので紹介します。 無機化学においてはそれぞれの反応はある程度組み合わせがあります。例えば金属イオンの分離などではそれぞれのイオンと反応剤の組み合わせなどです。 ここで、ある程度組み合わせには傾向があります。硫化物の沈殿は黒が多い、などでそれらには例外があることがあります。亜鉛(ZnS)は白色で、カドミウム(CdS)は黄色、などですね。傾向と例外の対比は試験でも狙われやすいです。よってこれは暗記量を減らすだけではなく、直接的な試験の対策にもつながります。  同様に、近い暗記内容を関連付けて覚えることも有効です。例えば有色の金属イオンは価数が変わるなど反応してもある程度色が似ていることが多いです。それを自分が納得できるような理由をつけて覚えるなどができるとよいと思います。 ⑤語呂合わせ  受験の無機化学は覚えられれば点を取れるし、それ以上でも以下でもないので覚えるために語呂合わせを使うのは有効かつ効率の良い方法の一つです。語呂合わせは自分で考えたほうが覚えやすい派の人もいるようですが、私は外から見聞きしたもののほうが覚えやすかったので調べたりして覚えていました。こればかりは人によると思いますので自分に合うやり方でやってみてください。 ⑥実際に写真や動画を見てみる  字面だけの知識だと限界があると思います。また無機化学の色などは人や教科書によってどう捉えるか違うときもありますがそれをつなげられるのは実際の色だけです。  手元にある教科書や資料集、またはインターネットで色を実際に見てみることで覚えやすくなるだけでなく知識をより実践的なものとして深めることができます。 無機化学は覚えさえすれば点を取れ、ほかの科目・分野より点数が安定しやすいため、試験の強い味方です! 暗記は苦しいと思いますが自分なりに工夫することで乗り越えていきましょう! この回答がこれからの学習の助けになれば幸いです。 応援しています!頑張ってください!!
東京工業大学生命理工学院 Naoto
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化学
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無機化学は丸暗記するしかないのでしょうか
勉強お疲れ様です! 無機化学についての質問ということですが、まず無機化学は理論化学や有機化学に比べ間違いなく暗記要素が大きいです。最低限の沈殿や溶液の色はどうしても覚えなければなりません。 しかも無機化学の特徴として、そこでしか出てこない物質、反応が多いです(錯イオン、呈色反応、製造法など)。 僕が受験生の時に暗記で工夫していた点を紹介します。 ① まずは原子ごとの特徴を理解しておさえる。例えば、銅が溶けると溶液が青色、アルミニウムや銀の沈殿は白色など。 ② イオンの価数による違いや、反応による色の変化をおさえる。例えば鉄は、2価の水酸化鉄は薄い緑、3価の水酸化鉄は黄褐色と、違いがあるので、その違いについて覚える。 このように、覚えることは多そうに思えますが、特に金属原子に関しては、それぞれの特徴が化合物にも反映される場合が多いです!なのでその元々の特徴を覚えておけば、最低限なんとかなりますし、元々と違う色になるものを覚えた方がタイムパフォーマンスは格段にいいです!! また、製造法については、各段階の化学反応式を自力で書くことができれば、あとは触媒を覚えていれば全く問題はないかと思います! 私は化学は全範囲重要問題集で演習していましたが、無機化学だけをがっつり勉強するというよりは、日々の勉強時間のなかでの復習程度の比率で、他の単元と並行して勉強していきましょう!範囲はそこまで広くないので今から繰り返し覚えれば受験では完全に頭に入っていると思います! これからも頑張ってください!応援しています!
九州大学農学部 あぽーぺん
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化学
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化学 知識の定着
化学は資料集がめちゃくちゃ役立ちます!!図や写真で視覚的に覚えておけば、応用が効きますよ✨ 溶液は何色なのか沈殿はあるのか、何を入れると解けるのか、言葉で覚えようとすると大変ですが図や写真なら一発!!言葉で覚えるのが好きなら語呂合わせがオススメです笑 また、有機は構造決定の問題が多いと思いますが、反応の流れと構造物の変化の仕方をきちんと理解しましょう💪大事なのは流れです!どういう意図でその試薬が使われているのかを順を追って考えると最終化合物が見えてきます。演習することで知識の定着も早まるので、ある程度覚えたら(完璧を目指さなくて大丈夫)演習でガンガン知識をアウトプットする練習していきましょう!! 頑張ってくださいね😊特にこの単元が〜とか聞きたいことあればDMでどうぞ〜!!
九州大学農学部 たま
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化学
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無機化学の反応式 暗記方法とノートまとめ方
こんにちは。無機化学は覚えることが多く、それらを全て頭に入れるためにはどうしても「量」をこなすことがどうしても必要になってくると思います。余程の天才でない限り、数回眺めただけでは到底覚えることはできません。 ◎アプリを使いこなそう そこで、私が強くオススメしたいのが「無機化学」というアプリです。無料でアプリストアからダウンロードできます。私が受験生の時、無機化学のややこしい製法、反応式などはほぼこのアプリだけで頭に入れることができました。それくらい最強のアプリです。 このアプリには無機化学の問題が約1000問収録されていて、4択のクイズ形式で問題を出題してくれる形になっています。クイズの出題範囲は単元別またはランダムに出題の2つから選ぶことができます。無機化学の全範囲を既に勉強しているのであれば、ランダムに出題する形式がおすすめです。クイズを進めていくと、間違えた問題を自動的に「復習リスト」に仕分けてくれます。間違えた問題を復習したい時はそちらを見ると簡単に復習できます。全範囲からランダムで出題される形式での正答率が9割以上で安定してきたら、出題範囲を復習リストに絞ると良いと思います。 私は高校まで電車で通学していたため、通学時間を利用してこのアプリをやり込み、ランダムの設定で1日200問ほど解くことを約1ヶ月続けました。その結果、出題範囲を復習リストに入った問題に絞った状態での正答率を8〜9割まで持っていけるまで力をつけることができました。「毎日机に向かって真面目に」と硬く考える必要はなく、1日合計1時間ほどを目安に隙間時間を利用してポチポチする程度で十分だと思います。 ◎大事なのは「量」をこなすこと 受験本番(特に国公立二次試験などの筆記試験)では知識を記述しなければならないことがほとんどで、「4択のクイズ形式」はそのうち「選択肢を選ぶこと」に慣れてしまうのでは、と思うかもしれません。私はこの形式は大量の知識を効率よく吸収する方法として最適だと思っています。覚えたての頃はまだ知識が定着していないので、効率よく覚えるためにはある程度のヒント(とっかかり)が必要だと思います。選択肢が与えられていれば正解が選べる、という段階であれば選択肢を見てすぐ解答できます。そのうち慣れてくればほとんどの問題にすぐ解答できるようになります。その状態で繰り返し問題をたくさん回せば、やや複雑な反応式、化学式などもだんだん印象に残るようになってきます。たくさん回しているうちに自分なりの語呂合わせ(無理に思いつく必要はありません)を思いつく時があります。語呂合わせは自分で思いついたものであれば特に深く印象に残ると思います。覚えるきっかけを掴むためにも、とにかく「量」で攻めましょう。やればやるほど定着します。 ◎インプットよりもアウトプット 上述した通り、私は無機化学の勉強はほぼアプリで終わらせてしまったので、まとめノートなどは作らず、ノートに書き出すといった作業もしていません。まとめノートは一度作ろうと決心して作り始めたことがありましたが、最初こそ気合を入れて書いていたものの、途中からレイアウトが崩れてきてしまったり、情報量の多さに心が折れて途中で辞めてしまいました。まとめノートを作るのは個人的にはあまりおすすめできません。まとめノートはレイアウトを考えるなど、作るのに手間がかかる上、一度作ってしまうと満足してしまって次からは眺めるだけで終わってしまう、という状態に陥りがちです。これは理系科目全てにおいて言えることだと思いますが、大事なのはインプットではなくアウトプットする力です。試験本番では自力で知識を書き出していかなければなりません。そのためには日頃から「自力で書き出せるようになる練習」をしておくことが必要になってきます。一回まとめたノートを「眺める」だけではアウトプットの練習にならないのに加え、問題演習などで分からないところを調べる際は教科書など確実な文献をあたると思うので、まとめノートは作っても出番がほとんどないまま終わってしまう可能性があります。 また、「ノートに書く」という勉強法についてですが、これは知識が定着していない段階で行うにはハードルが高すぎると思います。ほとんど覚えていない状態で「反応式を自力で書け」と言われても到底無理だと思います。とは言え、参考書などを見ながら写経しているのも頭に中々入りづらく、手で書く分効率が悪い気がします。知識が定着してからは問題演習をこなせば反応式や化学式、製法などを自力で記述する機会が十分ありますので、無理してノートに書き出す時間をとる必要はないかと思います。 ◎まとめ ここまでこのような拙い文章を読んでいただきありがとうございます。上で書いた内容はあくまで「私個人が受験勉強を通じて感じたこと」ですので、全部忠実に従う必要は勿論ありませんし、「自分には合わないな」と思ったら方法を変えてみても良いと思います。早いうちに様々な方法を試して、ご自身に合った勉強法を模索して見つけることが何よりも重要だと思います。頑張ってください!
東京大学工学部 アトラス
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化学
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化学 まとめノート
初めまして!rockyyyと申します。 まず、結論としては、まとめノートにするという勉強法はとてもいいと思います。化学は覚えなければいけない法則や構造式がたくさんあるので、自分の言葉でノートにまとめるということをすると、より理解が深まるのではないかと思います。 ただ、プリントに書いてある事柄を全て綺麗にまとめるという必要はないのかなと思います。個人的には、自分が毎週勉強していて、初めて学んだことや、理解が深まったことをまとめておくと良いのではないかなと思います。受験生は時間もないので、自分が十分理解していることをまたノートにまとめるということはしない方が良いのではないかと思います。 では、何をノートにまとめるべきなのかと思われると思います。具体的にいうと、まず最初は覚えるべき基本事項をまとめてみると良いと思います。個人的に有機分野で必ず覚えておくほうが良いと思うことは、化学反応についてです。有機の問題はほとんどが構造決定問題になるのではないかと思います。そこで出てくる反応(例えば銀鏡反応やフェーリング反応、そしてヨードホルム反応)は必ずまとめノートに書いておきましょう。そして、もう1つ大事なことが、有名な物質の性質を必ず覚えておくということです。例えば、その物質の製法、そして何の反応には変化を示し、なんの反応では変化を示さないのかということを覚えておくということが重要です。(メタンは一酸化炭素に水素を高温・高圧で反応させて作る、エタノールはヨードホルム反応を示すなど)特にカルボン酸、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどのアルデヒド基物質は超頻出であるのでまとめノートに書くなどして書いておくと良いと思います。 そして参考書についてですが、僕もセミナー化学と重要問題集をやらされれました笑。僕が個人的に思うこれらの使い方としては、まずセミナーの問題を一通り解いてやり直しをする。これを何周もやる必要はないのかなと思います。そしてセミナーを解き終わった後に、重要問題集の方に取り掛かると良いと思います。重要問題集はとてもよいん参考書であると思います。僕の友人も重要問題集だけをやって東大京大に現役で受かった人がいましたし、僕自身も重要問題集を何周もして合格することができました。幅広く、そして良い難易度の問題が多数載っており、解説も丁寧であるので、とても良いと思います。セミナーを解き終わったあとなど、自分がある程度基礎が身についたと思ったタイミングで手を出すと良いと思います。これを完璧にすることで、ほとんどの入試は大丈夫であると思います。 また、最後に伝えたいこととして、化学は資料集があればそれは必ず何回も目を通しておくほうが良いです。化学の資料集を読み込むことで、より知識が深まり、暗記事項も忘れにくくなると思います。特に有機と無機はとても役に立つと思います。 以上になります。長くて拙い文章をすみません。要は ①まとめノートは全ての事柄をまとめる必要はなく、自分が覚えておきたい!と思ったことなどをまとめるべき ②①の例として、有名物質の性質や製法をまとめておくことは重要なのでやっておくといい ③重要問題集が完璧にできるようになったら、化学は間違いなく得点源になる ④もし資料集をお持ちであれば、資料集を読み込むと良い の4点です。これでたくさんの人が現役で志望校に合格してきたので間違い無いのではないかと思います。少しまとめノートの話題から離れてしまったかもしれませんが、良ければこれらを参考にしてみてください!受験応援しています!!
大阪大学工学部 rockyyy
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化学
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基礎の固め方
こんにちは! こうしんと申します! 物理→化学の順で答えていきますね! 主に基本的な事柄を話していきます。 まずは物理です。 物理学 物理の一般的な勉強法はふた通りあって、 一つ目は、微積を使わずに「解く」物理をする 二つ目は、微積を用いて「本質」の物理をする イメージが持てれば理解はしやすい数学とは異なり、概念自体を理解するのが難しい物理学は「理解するかどうか」で分かれ道があります。 一つずつ性質を説明します。 前者は、物理の概念の根本的な理解を放棄し、解くことだけに特化した学び方です。そのため、早くに学ぶことができますが、それを点数にするのは少し工夫が要ります。(公式を暗記するといった工夫です) 物理は、国立大学であれば問題がほぼパターン化できるので、解答法を暗記し、その知識を用いて解くことができるため、この方法が使えます。 後者は、物理の根本から理解して、問題に取り組む方法です。ところが、理解には微積分を用いるため、早くても高校二年生の後半から学び始めるという、遅いスタートになるという欠点はあります。しかし、それを完全に学び終えれば、あらゆる問題を相手にしても解くことが容易にあるでしょう。 というのは、大学入試問題は微積分を背景におきながらも、微積分を用いなくても解けるように作られています。そのため、問題例としては非常に簡単になるのです。 僕がオススメするのは後者ですね。ただし、学ぶのは結構大変になります。僕は東進での「トップレベル物理」を受講することによって学びました。「ハイレベル物理」でも全然良いです。 そういう環境があるならば、絶対後者をオススメします。 そのような環境がなければ、後者の場合参考書によるサポートが必要です。参考書による学習は大変ですが、上記の効果が得られるのは確実なので、オススメです。 オススメ参考書は、「新物理入門シリーズ(概論+演習)」「理論物理への道標(上下)」が良いです。あとは僕は使ったことないですが「秘伝の物理シリーズ」も候補に上がります。 一方で、前者の場合は演習中心の学習となります。前述した通り入試問題の物理は、京大のような特殊形を除いて多くの問題をパターン化することができます。これを利用します。 学習方法は、数学と同じようにパターンに沿って問題と解法を対応させて覚えるといったものです。演習教材は持ってるものならなんでも構いません。 数学と似たような内容になりますが、一応学習方法を記しておきます。 2ステップの過程を踏みます。 1問題の特徴とその解答をインプットする 2演習により1の記憶をアウトプットして定着させる まず1について インプット作業です。問題の解答を先に見て、解答法と問題との対応関係を理解し、頭に入れます。 この時、問題の「特徴」とそれに対応するように解答を結びつけると良いと思います。目標は、問題の特徴に反応して、対応すべき解答を閃くことができるようにすることです。そのため、特徴を掴んで解答と対応させる作業を加えることによって、記憶しやすく、また汎用性を高くします。物理の問題の特徴は、状況で分類すると分かりやすいです。例えば、2体問題、微小振り子運動、といった感じです。 次に2について そうして得た結びつきを用いて演習することにより、結びつきを記憶に定着しやすくし更に他の問題へ適応しやすくなります!(答えを直接暗記しているのではなく、特徴から答えを導いているからです!)問題を見て、瞬時にやることが分かれば達成です! また、問題と解法の対応については、予備校の知識を利用するという手もあります。 物理対策はこんな感じですね。 次に化学について。 化学は 理論化学、無機化学、有機化学と大別できます。これらそれぞれに対して、数多くの分野が潜んでおり非常に範囲が広いです。 とはいえ、数学のように解法が複雑に入り組んでいるわけではありません。そのため解法と問題の対応付けが基本的にやりやすいのが化学です。どの分野も、「ここがポイント!」と言うものがあったり、解法が決まっているものがあります。 これらを見つけて頭に叩き込んでいくのが我々のすべきことです。 (具体的には数学の勉強法と同じです。数学の勉強法については過去の質問で言及しているので、ぜひご覧ください!) ポイントについて他の記事で大きくまとめているのでそちらを見ていただければ幸いです。 ここでは新しく参考書について言及していきます! 学ぶための参考書 →原点からの化学シリーズ 化学を基礎から詳しく説明していきます。かなり重厚でわかりやすいので、苦手な分野だけでも見てみると良いです。 レベルは東進のハイレベル化学程度ですねー。 演習のための参考書 →重要問題集・新演習 よく使われている二冊ですね。重要問題集は基本問題の演習。新演習は重要問題集の穴を埋める役割が主ですね〜 また、ネットで駿台のテキストを買うのも手ですね。重要な問題が軒並み揃えてあるのでとてもオススメです! 以上が基礎を勉強するための簡単な勉強法の解説です! 参考になれば嬉しいです!
京都大学理学部 こうしん
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物理
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無機、有機のまとめノートについて
こんにちは! 現役時代化学をかなり得意としていた(全統模試で偏差値75程度)ので、回答させてもらいます! まず無機についてですが、今のままで大丈夫だと思います。無機は覚える部分が多く、知識的なつながりを覚えておかないといけません。また、どんなに難しい大学でも、無機は覚える部分しか出ないので、得点可能です。無機は、「覚えたことをそのまま解答すれは得点に直結する分野」ですので、今やっていることをそのまま継続して覚えていきましょう! 次に有機ですが、有機は無機とは違い、「覚えたことを活用してパズルのように解いていく分野」です。ですので、知識的なところを覚えることばかりに集中していては、なかなか点につながりません。ですので、発展的な内容をたくさん解き、足りなかった部分はその時々で振り返るのがいいと思います!東工大レベルとなると難しい構造決定の問題が出題されるはずですので、とにかく構造決定を解きまくりましょう。分からなければ脂肪族や芳香族などそれぞれ戻りましょう!教材はセミナーの発展問題や重要問題集がいいです!
九州大学経済学部 riku
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無機化学の暗記について
こんにちは。 現在、北海道大学一年のものです。 無機化学の暗記のコツが知りたいということで、私のしていた勉強方法を教えます。何かヒントになればと思います。 私は化学が苦手で暗記も得意じゃなかったので、理解して覚える方向で行きました。 使った参考書は「駿台文庫 原点からの化学 無機化学」です。問題集は「重要問題集 化学」の無機分野で、参考書を使った後にアウトプットで利用していました。 この参考書は、理論と絡めて無機化学を説明してあり、色や酸化物など割りとすぐに覚えることができました。また、特にオススメする理由が、各元素ごとに反応物のフローチャートが丁寧に示してあり、無機で困ることはなくなりました。 問題集について、何周すればいいなどの質問がありますが、これについて自分が納得するまでやってください。自分でなぜこれが答えになるのかを説明できるまでするといいと思います。 また、どんな色なのかカラーで見たい場合は資料集をみてイメージをつけてもいました。 長くなってしまいましたが、無機はこの時期からでも十分に間に合います。 自信がついたらセンターの過去問で腕試しをしてください。 頑張って下さい
北海道大学理学部 金のドジョウ
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化学
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化学を得意にするにはひたすら演習なのか?
演習の際、用意している教材は問題集のみでしょうか? もしそうなら、必ず教科書や図録を見ながら取り組みましょう。 教科書や図録を使わずに学習をする人は、丸暗記に陥りがちです。 解説が的を絞ったことしか書いていないからです。 以下詳細な回答です。 *丸暗記では勝てない *暗記の心得3カ条 *人に教えて理解を深める *まとめ ------------ 【丸暗記では勝てない】 京大の化学は丸暗記で挑む人を叩きのめす構造になっています。 基本的な事柄に対しても「なぜか?」を理解して説明できる力が必要です。 大問1…酸化還元や物質の構造に関する問題 大問2…溶液や気体の化学平衡に関する問題 大問3…有機化学に関する問題 大問4…高分子化合物に関する問題 が例年のパターンです。 計算問題や有機化学のパズルは一見論証と関わりなさそうですが、立式導出過程を問題文から理解するということが必要になってくるので、丸暗記が習慣になっている人は苦戦を強いられます。 ----------- 【暗記の心得3カ条】 駿台化学科の石川正明先生は、 「論理性」 「意味性」 「感動性」 を大切に理解暗記していきましょう、と指導されています。 「論理性」 何故そうなるのかを説明できると、自信をもって理解暗記できます。 (例) 過マンガン酸イオンが、酸性溶液中で酸化剤としてはたらく半反応式 MnO4(-) 8•H( ) 5•e(-) → Mn(2 ) 4•H2O これは何故このような式になるのか、自分なりにわかりやすく説明できるようになっている人の方が自信を持って暗記できます。 教科書と化学図録を用いて詳しく調べながら学習を進めると良いです。 「意味性」 それを理解すると何が得られるのかを知ると、理解暗記する意欲が増します。 例) ステアリン酸×3とグリセリンから成る油脂は分子量890で、これを覚えておけば高分子化合物の分子量絡みの計算が速くなる。 「感動性」 面白い、すごい、ひどい、と心動くことで暗記しやすくなります。 例) 「水兵リーベ僕の船…」に代表されるような語呂合わせ。 ------------ 【人に教えて理解を深める】 重要問題集で自分が出来た問題でも、誰かにわかりやすく解説することは出来ますか? 「論理性」「意味性」「感動性」を意識して、人に教えてみてください。 これは僕が実践してきた化学勉強法です。 友達同士で質問し合いっこしましょう。 特に模試の復習でこれをやると効果的です。 ------------ 【まとめ】 問題集 教科書 図録で演習。 人と教えあいっこで理解を深める。 京大相手に丸暗記では太刀打ちできない。
京都大学工学部 クウルス
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早慶理工志望 化学の勉強法
なるほど。今何を使って勉強されているのかわかりませんが、僕も元々化学が苦手で何をすれば良いかわからず困っていたので少しアドバイスをしたいと思います。まず化学は無機、理論、有機。とリンクはしているものの別の分野としてそれぞれ勉強していくのが基本だと思います。早慶理工の過去問でも大問が分かれていますよね。まず無機化学なのですが、僕は福間の無機化学(初めの一歩。知識を網羅するために使う)と駿台のテキスト(主に問題を解く用)を使って勉強してました。まず無機化学は周期表を常に意識して物質の性質や反応、反応式を覚えます。福間の無機化学にはいろんなことが書いてあると思いますが、細かい電子移動や酸化物の由来などは全部飛ばして、周期表の位置による性質の傾向、元素ごとの知識を詰め込んでください。そこら辺をこの参考書は上手く区切って覚えやすいようなレイアウトになっています。そして覚えるのに並行して、何か重要問題集でも塾の無機化学を扱うテキストでも良いのでその知識を使う問題を解いて定着させて下さい。無機化学で覚える反応式や性質を覚えてないと理論化学で何言ってるのかわからなくなったり、計算にすら至らないことが多いです。(酸化還元反応や滴定、電池の問題などで使いますよね。) そんで理論化学ですが、僕は駿台の吉田先生の化学特講Iの映像授業を夏期講習でとりました。(苦手なら尚更何回も見返せる映像が良いと思います。)mol計算の基本や平衡の問題、気体を扱う問題は理論化学でも難しく自学ではなかなか習得しずらいのが現実です。こればっかりはプロに教えてもらうのを強くお勧めします。まじでこの講義だけは神です、理論化学ちんぷんかんぷんだった私が夏にこれ受けてビックリするほどできるようになりました。授業受けたらなるほど!で終わらせずに自分で白紙に解いてみて解けるようになるまでやってね。 最後に有機化学ですね。有機は一番自学でイケます。まずこの分野も無機同様基本暗記で、問題文を読んで、それを解くために必要な知識がどのくらいの速度で出せるかを競うゲームだと思って下さい。僕がお勧めするのは駿台の有機化学演習(石川峻先生著)です。受験してから時間が経っているのであまり僕も覚えてないのですが、初めから問題に取り組んで下さい。(先に知識を詰め込むのはNG時間の浪費です)参考書の初めに解くために必要な基本的な有機物の知識が載っています。そこと解説を読みながらその解答方針で解答を再現できるように何回か解いてみて下さい。そんな大した知識量は必要ないです。全部書き上げる必要がないことにも気づけるはずです。(ただ高分子とかは暗記あるとこあるからそこはちゃんと暗記して。)機化学は解いててパズルみたいで楽しい分野なので、”えぐっ俺これ気づいたの頭良!楽し!”って思いながら解いて下さい笑 有機は東大とかになるとまぁむずいんですが、慶應とか早稲田はそんなゲロ難もんだいは出ないと思うので安心してください。 どうですか?今何を使ってどんな勉強をしているかわかりませんが根気良くやっていきましょう。やってるうちに化学得意になって好きになっちゃうでしょう。応援してるぞ!
慶應義塾大学理工学部 鴨川
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