生物とリスニングの勉強法
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5/17 7:43
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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高3 岐阜県 名古屋大学農学部(59)志望
名古屋大学志望の高3です(理系)
私は生物を選択しています。
生物基礎までは楽しかったので得意科目でしたが、
生物になってから覚えることが多くなり苦手になってきました。
学校の定期テストは良い点数取れるけど模試になり範囲が広くなると点数が一気に下がります。
特に実験の問題は、どのように勉強したら点取れるのか
全く分からないので、どういう方法でかつ効率の良い勉強の仕方を教えてほしいです。
もう一つ聞きたいことがあります。
それはリスニングです。
毎回、模試の時に足引っ張ってるのがリスニングと言っていいくらいリスニングができません。
英文を音読するといいというのはよく聞きますが、毎日塾から帰ると 1 1時くらいなので、やる気がおきないです。
リスニングの勉強法も教えていただけるとありがたいです。
私は時間の使い方が下手なので効率の良い勉強法でどうしても名古屋大学に合格したいです。
回答
加藤ゆり
名古屋大学医学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
高校時代に生物を選択していた者です。私も生物基礎が楽しくて生物を選択したものの、覚えることの多い生物が苦手でした。しかし、生物が得意な親友にこの勉強方法を教えてもらい、センター試験では9割を超えることができました。ですので申し訳ございませんが今回は生物の勉強方法だけをお話させていただきます。この勉強方法が質問者さんのお力になれば幸いです。
生物は情報量がかなり多いです。ですので情報をいかにまとめることが大切になります。そこで、私が生物の勉強方法で私が1番いいと思っているのは「真っ白な紙にまとめた図を教科書を見ながら描き、それをなんども繰り返して描いて最終的に何も見ないでまとめた図を描けるようになること」です。では、具体的にどういうことなのか説明します。例として「ホルモン」について図にまとめてみることにします。ホルモンの分野で大切なのはどの臓器からどんなホルモンが分泌されるのか、そしてそのホルモンの役割は何なのかをまとめることですね。では、まず、真っ白な紙に人体をどどーんとでっかく描きましょう。そしてこれからホルモンが分泌される臓器をざっくりでいいので書いていきます。先程もお伝えしましたが教科書は見て大丈夫ですよ。ホルモンが分泌される臓器が分からなかったり場所が分からなかったりしたら遠慮なく教科書を見ましょう。次にそれらの臓器の上からホルモンの情報を書き足していきます。例えばインスリン、これはどこから分泌されるかというと膵臓のβ細胞でしたね。ですので膵臓のところにインスリン、血糖値を下げる、と役割も書いておきます。というようにホルモンについて書いていくと一枚の紙にホルモンの全てをまとめることができますね。これをお手本として今度は何も見ないで新しい紙にもう一度同じものを書いてみましょう。当たり前ですが完璧には書けませんよね。それで大丈夫です。かけるだけ書いたら、お手本をチラ見しつつ完成させます。かけるだけ空で書いて、答えをチラ見して完成させる……これをなんども繰り返すうちにお手本を見なくてもお手本をばっちり描けるようになります。そうなればホルモンについての知識はバッチリなはずです。これをホルモン以外の色々な分野でやってみてください。
ここまで聞くと「えぇー…めんどくさいなぁ」とか思われるかもしれませんね。でも、1度まとめて覚えてしまえば知識に関する問題は難なく解けるので問題集はスムーズに解けますし、レベルの高い問題も前提条件として知識がなければ解くことができません。また、模試の時にそのお手本の紙を持っていって確認するだけで最後の詰め込みもできます。実際に私はこの方法で2年秋に50点だった生物が3年春に80点台まで爆上がりしました。本当に点数を上げたい、と思っているのであればぜひやってみてください。応援しています。
コメント(1)
splash
5/17 10:34
早速やってみたいと思います!