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網羅系文法書をやるべきかどうか

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8/10 14:11
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

耳たぶ

高1 大阪府 一橋大学経済学部(70)志望

高1一橋志望です。 国公立志望は網羅系文法書に時間をかけるよりも最低限の文法を抑え、早い段階で解釈や長文に移っていったほうがいいのかなと思い質問させていただきました。 ちなみにポラリス1は完璧に覚えていて、文法の基礎はできています。

回答

あべ

一橋大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
少しずつ長文に慣れていくのはいいと思いますが、文法に関する知識を深めることが今の時期は大事であると思います。 まず前提として、 解釈はいってしまえば文法知識の中で ・長文で頻出の文構造に関する文法知識 ・和訳問題で聞かれるような複雑な文構造を分解できるようにするための文法知識 を抽出したものです。 そのため、前提として文法を学ぶ際は網羅系参考書でインプットした文法を解釈系でアウトプットすることが必要であるということを理解してください。 ゆえに、この回答では文法(解釈)/長文という風に定義します。 よく、国立大学の受験生が陥りがちなのが、「細かい文法は覚えなくても良い!」という考え方です。「私立大学のように細かい英文法について聞いてくるような問題が出ないのだから最低限文章が読める程度にしておけば良いだろう」という風に考える気持ちはとてもよくわかります。受験直前になって文法を詰めている暇がないというなら、質問者様のような進め方でいいと思います。 しかし、基本的には今の段階では文法7長文3くらいの配分で良いと思います。 理由は2つ 1.文法への細かい理解や知識が精読に繋がり、それが最終的に長文を解くスピードの向上に繋がるから。 たしかに、長文の量をたくさん読めば自ずと文を読むスピードは上がります。これは思考の慣れが関係していて頭を慣れさせるにはとても良いトレーニングです。半年もやれば全員が同じ程度慣れることができます。しかし、これはほぼ全ての受験生が行なっていることで、差がつくのはそこではありません。
どこで差がつくか。それは文を読む正確さです。文法に関する知識が備わっている人はどんな文章でも、正確に、速く(正確に解釈できるため、文の流れがスラスラ入ってくる)読めるのです。 一方で文法知識を曖昧にしている人は、簡単な文章は早く読める一方で少し捻った文章は全くと言っていいほど読めなくなります。 わかりやすく言えば、 Aさん(文法知識が10)とBさん(文法知識が3)がおなじくらい英語に慣れていたとすれば、Aさんは10の難易度の文章までスラスラ読め、Bさんは3の難易度の文章までしか読めない。 ということです。 文法知識のインプットを怠ると必ず限界が来るのです。 2.国立大学は選択式の文法問題などを通してでなく、和訳問題(説明問題)などを通して文法に関する正確な知識を測っているから。 正直言って国立大学(一橋大学を含む)の和訳問題や説明問題はそれなりに勉強している人は、答えるべき箇所はどこでその文が何を意味するかを理解することができると思います。 差がつくのは、「その文の細かい文法のニュアンスまで回答に盛り込めているか」という点です。 英語は冠詞や時制、単語の品詞が変わるだけで文章のニュアンスが変わります。こうした細かいニュアンスの違いまでもらさずに回答に盛り込めているかどうかを図るための問題が和訳問題なのです。 文法に関するより正確な理解は、なんとなくで選択できる私立の文法問題よりも、細かくニュアンスを捉える必要がある国立大学の和訳問題でこそ測られてしまうものだということです。(私立は採点する答案の数や採点の日数が少なく、論述を書かせたくない) 以上、私が受験時代に感じた文法の大切さをお伝えしました。時間はかかると思いますが、高一という早い段階から本格的に英語に取り組まれている質問者様なら、と思い回答させていただきました。 ぜひ頑張ってください!

あべ

一橋大学法学部

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プロフィール

一橋オープンで英語の偏差値が75を超えるほど英語が得意でした。

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(1)

耳たぶ
8/11 9:00
回答ありがとうございます。 高1で時間があるので、網羅系文法書をやろうと思います! 家にNextStageとDualEffectの2つあるんですがどっちをやればいいでしょうか? この2つではなく他にオススメの網羅系文法書があるなら教えていただきたいです。

よく一緒に読まれている人気の回答

長文読解に文法を活かせてない
でも文法と文章の連関性について疑問を持てただけでも大きな成果と言えます。 文章を読むということ自体にもレベルが存在します。 この間も掲載しましたがまず単語があって、それを並び替える際のルールである文法(文を作るための法律と考える)があって、文をいくつか集めてパラグラフになったら文と文の関係性について考える英文解釈があって、さらにパラグラフをいっぱい集めて長文ができて文章問題になって・・・。ということを意識しましょう。 まず、単語です。 一通り隈なくチェックし、単語帳にあったものは確実に仕留めましょう。単語帳に加えるもよし。エクセルでまとめておくのもよし。〔後者は大学生がよくやります〕 ここで1つ。 ちなみに音読する際に使用する教材は必ず単語をすべて理解した上でやらないと効果がありません。 音読は日本語を通さず英語を英語のまま理解する作業なので、わからない単語があってはならないのです。音読自体も、ただやるのではなく、さまざまな方法が考案されているので、参考にしてみてください。正しいアクセントや発音で音読することによって、リスニング力の向上も期待できます。 話が脱線しました。 単語は以上です。 続いては悩みの種、文法。 ちなみにですが、文法と英文解釈は同じ領域の作業です。ただ、英文解釈自体は文法が完璧に入っていることで意味があるものなので、必ず英文解釈をやる前には四択文法問題と語句整序は制覇しておいてください。 あと、文法と一口に言っても、「書くときに必要な文法」と「読むために必要な文法」とがあるので混ぜるな危険です。 読むために必要な文法は、基本五文型、接続詞の用法、時制、形容詞用法なとです。 例えばですが、同じif節でも過程と条件は大きく違います。接続詞あるあるで、同じ語を用いていても用法が大きく異なることがあります。 その際に文法は活きるのです。 用法を見極め、意味を確定していくことが可能となります。 修飾関係の見極めなとが英文解釈問題ではよくテーマにされますが、そうしたときに素早く判断できるよう、文法の知識をアウトプットできるようにしておいてください。 とりあえず、英文を復習する際には、五文型に分け、それぞれの文の成分を書き、修飾関係を〔〕などを用いて明らかにしていきます。 そこから、修飾関係に注意しながら一文一文訳していきます。訳す作業は書かなくてもスクリプトを見ながら声に出せば十分です。もし、スクリプトと、間違えている部分があれば修正し、その一題を完璧にしていきていきます。 全部一通り訳し終えたら今度は一定の速度で読むトレーニングをします。かなり前の投稿で行った通り、Marchであれば15~20行、早慶であれば24±α行くらいを3分から3分30で読めるようにしていきます。 ここで注意してほしいのは、速読ではないことです。 なぜなら速読をできるほどのレベルを大学受験の段階で習得することは不可能に近いからです。 本番、焦って早く読もうとして内容が入って来なくてまた焦る、、、みたいなことではいけません。 いつでもどこでも同じスピードで読めるようにする事で本番の不安を軽減できます。以前の投稿で過去問の使い方でも話した通り、ブロック読みができるよう努めてください。 こんなもんでしょうか?とりあえず語学は解く前に読めることが重要です。まずは読むための練習をし、そのあと解くためのテクニックを磨けるよう努力してください。
早稲田大学商学部 #かーきん
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英語
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英語の参考書
質問ありがとうございます!! 結論から入ってしまうと、英語の参考書を揃える場合は「文法→長文」、もう少し付け足すと「単語熟語・文法→長文」という流れがオススメです。 理由は単純で、英語における長文読解・長文解釈というのは、単語熟語・文法という基礎的な英語力を組み合わせた技能が求められるからです。 英語の長文で苦戦するときは、基本的に、 ①分からない単語が多すぎて話の内容が分からない ②使われている文法が分からず、正確な訳が作れない ③そもそも解答時間が足りない というのが大部分の原因となります。 ①と②に対しては、当然単語力と文法力をつけることが一番の対策になりえます。 ③は読み取りスピードが遅いというのも原因になり得ますが、それよりも「分からない部分でつっかえてしまう」のに時間が取られていることが多いです。(1度自分で、どこに時間を取られているかストップウオッチ等で計ってみると分かりやすいと思います。) また、読み取りスピードはどんなに改善しようとしても元の2倍程度が上限になりやすいため、③の対策をするならば「分からない部分を減らす」のがコストパフォーマンスが良くなります。つまり結局のところ、これも単語力・文法力の強化が最適な対策になります。 特に、質問者さんは東大文Ⅰ志望とのことなので、東大の英語の中で、大問1A(長文要約問題)では単語力を、大問4A(文法問題)では文法力を、大問4B(和訳問題)と大問5(長文読解問題)では単語力・文法力のどちらもを求められることになります。 このことを覚え、質問者さん自信でも入試問題の傾向を見ながら、基礎固めの重要さを理解しつつ英語の学習を進めていくのが良いと思います。 最後まで読んでいただきありがとうございました! 質問者さんの受験成功を祈っております! 頑張ってください✨✨✨
京都大学工学部 秘書
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英語
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スタサプ 英語ルート
※トップレベルの予備校講師の間でも意見が分かれる質問ですので、僕の言うことが全てという風には受け止めないでください🙇🏻🙇🏻 僕は、解釈に移るべきだと思います。 ですが、文法をやらなくていいとも思いません。 こんがらがってしまいますよね😅ちゃんと説明します👍 解釈に移るべきと考える理由は、はやく英文に慣れてほしいというのがあります。長文をたくさん読んで英語脳を作って欲しいです。その長文を読む前に必要なものが解釈になります。英文解釈というのは英文一文を正確に読む力のことです。これを身に付けて長文の勉強に入る、という形になります。 そして、長文の勉強に入って少し慣れてきたくらいのところでハイレベルの文法を長文と平行して学んでほしいと思います。文法力というのはやはり必要です。文法力が上がると長文の理解度も上がります。なので疎かにして良い、というものでもないんです。 最後に英語の勉強の仕方について説明させてもらいますね。 まず、単語です。大学受験用の単語帳を1冊すぐに終わらせてください。期間は1,2週間です。終わらせるといっても全ての単語の意味を答えられる必要はありません。この単語載ってるな、くらいで大丈夫です🙆短期的に単語帳に時間をかけて詰め込んで、その後は1日30分でも少しずつ細部を詰めていけばいいと思います。 単語帳の短期的な学習のあと、解釈などの勉強に移ってください。そこで単語帳に載ってる単語を見かけることがあると思います。そういう時に単語って本当の意味で覚えられるんです。 文法、解釈、長文の勉強をするときは必ず音読をしてください。このとき日本語英語ではなく、ネイティブの発音を真似するようにしましょう。発音の次は、読みながら意味を取ることです。英語のまま理解することが目標ですが、初めは難しいので映像を頭に浮かべながらやると良いと思います! こうやって音読してると、リスニング力がつくだけでなく、速読力も上がり、英語脳の形成にも役立ちます。あとなんといっても発音が良くなってくると英語学習が楽しくなってきます♪ 参考にして頂けたら幸いです。 一橋は英語ができることが合格の必要条件なので、ぜひ頑張ってほしいと思います!応援してます!!🔥📣
慶應義塾大学経済学部 ふぉじゃ
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英語
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英文法の勉強 必要?
滑り止めの大学も含め(この場合はMARCHになるのかな?)で英文法の問題が出ないならやらなくてもいいと思うし、滑り止めの大学で出るならやるべきだと思います。受ける学校の過去問次第ですね。あと、長文の穴埋めの問題が英単語なのか、英文法なのかってのを把握した上で判断してください。 長文を早く読むにはあなたのおっしゃってるように、文構造を見抜く力とか、英文解釈が必要で、その上で英文を沢山読む(出来たら1-2日に1つの問題)ってことをしてみてください。 あと、パラグラフごとに解けそうな問題を探して解いていくってことをすると割と時間が節約できます。(長文の内容が全て頭の中に入って覚えられるというなら話は別ですが)
慶應義塾大学経済学部 えるく
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英語
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長文読解について
 長文は英語に必要なスキルの集積ですので、まずはそのスキルを分解してみましょう!   以下のように分解されると思います。   ①単語  ②熟語  ③文法  ④英文解釈(構文など)  これらのスキルが十分であるか、下の詳細に従って、考えてみてください。 ①単語→  長文を読むのに必要な単語は押さえられていますか?難関私立であっても、基本的にはシステム英単語やターゲットなどのレベルの単語帳を一つ完璧にすれば、十分ですこ。こでいう完璧の定義は「単語を見て瞬間的に、意味が浮かぶ」という程度です。何周もして、復習も兼ねて直前まで何度も確認しましょう。また、覚えていない単語をチェックして、効率的に周回しましょう。  一つ単語帳を完璧にしてもわからない単語は、新たな単語帳で覚えるのは非効率的です。見つける度に、ノートなどにまとめて、自分の単語帳を作りましょう。 ②熟語→  長文を読むのに必要な熟語は押さえられていますか?熟語の対策の必要性は、志望校の問題に熟語の問題が出るかによりますが、いずれにしろ長文を読むのに必要最低限の熟語は覚える必要があります。「システム英熟語」や「ターゲット」などレベル別に分けられているものをお勧めします。 ③文法→  文法は点数が取れるということで、素晴らしいですね!文法は単語や熟語の使い方です。  勉強法をインプット、アウトプットで分けて考えてみましょう。インプットとしては、学校の授業やスタディサプリなどの授業形式がお勧めです。参考書では、本質的な理解は難しく、暗記などの網羅的に覚えてしまいがちです。まずは、スタディサプリでインプットしてみて下さい。アウトプットでは、スタディサプリ準拠として「ポラリス英文法」がお勧めです。インプットした形に沿って、アウトプットできるので、スムーズに定着すると思います。レベル別に分かれているので、実際に手にとってみて、自分より少しレベルの高いものからやってみましょう。 ④英文解釈→  多くの受験生がこのステップを欠いており、長文を感覚で読んでしまい、正確に意味が取れていなかったり、時間内に解き終わらないという弊害が生じています。  英文解釈とは、英文を分解することです。品詞を区別し、節でくくり、SVOCを正確に取れるようになることです。そのためには、構文を覚えて、実際に英文を分解する練習をしなければなりません。これができるようになると、①和訳の問題で単語を頭の中で繋げるのではなく、正確に意味が取れ、確実に満点を取れる。②長文を読んでて、副詞節が抜き出せるので、読む必要な部分を飛ばせてスピードアップできる。などのメリットがあります。  勉強法としては、必要な構文を覚えるために、「英文熟考上・下」「肘井学の読解のための英文法」をやりましょう。構文をインプットしつつ、参考書内の英文を徹底的に(品詞、節、SVOC、修飾語と被修飾語など)分解して下さい。  以上のスキルが揃って、初めて長文読解に必要なスキルが揃います。あとは、長文の実践問題集を解きましょう。問題集としては、「the rules」がお勧めです。まずは、時間がかかっても良いので、徹底的に分解して下さい。the rulesの解説部分に大まかな構文の分解があるので、そちらを使って、分解があっていたか確認して下さい。  一度、分解と丸つけが終わったら、音読です。CDが付いているので、シャドーイングを行なって下さい。最初は、構文を目で追いながら、目と耳、口を使って、英文と構文をセットで頭の中に叩き込んでください。10、20回聞いてるうちに、自然と英文のみでも、構文が浮かんでくるようになります。さらに何回も聞いていると、音声を聞いてるだけで、文字と構文が頭の中に浮かんできます。このように繰り返すことで、長文の読解の速度、さらにはリスニングの練習にもなります。  the rulesのすべて上記のように解き終わった頃には、初見の文章でも分解できるようになっているはずです。そしたら、共通テストや志望校のレベルの実践問題集に手を出しましょう。ここでも、最低限の分解は行いながら解いていきましょう。    リスニングは長文練習の音読で音声が聞き取りやすくなるので、あとは共通テストなどの実践問題で演習を行なって下さい。
慶應義塾大学法学部 ひろ
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英語
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長文のはじめる時期
語学は何語でも最小単位まで分解し、分析することが重要です。 とりあえず英語であれば、まず単語があって、それを並び替える際のルールである文法(文を作るための法律と考える)があって、文をいくつか集めてパラグラフになったら文と文の関係性について考える英文解釈があって、さらにパラグラフをいっぱい集めて長文ができて文章問題になって・・・。 「単語・文法→文・英文解釈→パラグラフ→文章」といった構造をまず理解することが重要です。 この構成を無視して長文から勉強を始めてもピラミッド構造でできた英語が身につくはずがありません。 そして英語の構造を理解したところで、今度は相手との距離を測ります。 早稲田レベルというと少し大雑把すぎるので、早稲田の中でも普通のレベルである商や教育の問題を目指すこととします。この二つの学部は共通して500語の長くない文量で、かつ設問も癖がなくマーチと同じレベルです。ですが全5問あり、内容一致で問われる情報の緻密さから、正確で、かつ一定のスピードで読めるようなトレーニングが不可欠です。 まずはこの時期に地盤固めとして基本レベルの単語と文法学習の徹底化を図ってください。 正直な話、単語と文法はどの参考書を使っても大差ありません。(単語集や文法問題集は基本的に有名大学の過去問をコンピュータで解析し、頻度の多いものから並べているのがほとんどなので、コアの部分は一緒です。強いて言えば、脱落する可能性が大いにある鉄壁は、あのボリュームでも基本的な単語しかまとめていないため、コア単語はほぼ網羅しています) ただ、どの参考書を使うにしても、必ず〝一冊を完璧に〟。一冊を完璧にすることで自信になります。私自身の経験で言えば、鉄壁を50周やっていたので英単語に対する不安はほとんどありませんでした。文法問題集も間違えた問題がなくなるまで徹底的に学習することで本番での不安は特にありませんでした。 ここで文法と単語が終わってしまってはいけません。 次のレベルとして、単語であれば速単の上級編が欠かせません。早慶の標準はこのレベルなのでぜひ完璧にして欲しいです。 また文法であれば、マーチの受けない学部の文法問題を2周以上やっておくことで、マーチ、早慶のバラエティー豊かな新作問題にも柔軟に対応できます。 そして英文解釈問題です。これも人によって大差がありますが、圧倒的な支持率を受けているポレポレは薄いためとてもスムーズに学習ができます。何はともあれ、英文解釈は経験値がモノを言うので、多くのパターンを経験してください。だいたい7月入るくらいには文法を完璧にしておいて、入れるといいと思います。 最後は長文問題です。夏にどんどん始めてください!500〜700語の解説がしっかりした参考書を終えた後は、実際に過去問を使用したシュミレーションをしていきます。ここで詳細を書こうとも思ったんですが、あまり長くなっても仕方がないので、自分のアーカイブから必要なものを取捨選択して、参考にしていただければいいかなと思います。 今回は早稲田までの道のりをざっとしか述べていません。 具体的な方法などはこれまで散々語ってきたつもりです ぜひ一度は目を通していただきたいです。受験終わってすぐの出来立てホヤホヤをお届けしたつもりです。 人間、誰しも時が経てば脚色が多くなっていくものです。 それが少ない、リアルを語ったものをより参考にすべきだし、また成功体験だけ述べていたところで、それはみなさんのためになりません。私は前回、不合格体験記というものを回答しましたが、失敗例のすくない現実に受験のリアルを伝えられたと思っています。 ぜひ、過去の投稿を参考にしてみてください。
早稲田大学商学部 #かーきん
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英文法の必要性
 はい。と言いたいところですが、長文を読む(生きた英語を読む)ための英文法です。ですから、勉強するにしても、英文法を勉強するというのが目的化しないようにだけ意識してください。  志望校が阪大ということですが、阪大は文法解釈がかなり肝腎だと直感するのですがどうでしょか。特に、今はどうか分かりませんが、大問の一番なんかに英文和訳があると思います。ここでは、きちんと英文を構造理解したうえで的確に訳出することが求められます。でないと、何となく意味あいというかニュアンスだけが組めていたとしても、それだけを採点基準にすると採点がブレブレです。ですから、たとえばここは強調構文としてとったんだ!とかの意思が感じられる和訳にしたて、 そのうえで文脈や文意・意訳を考慮した和訳にすることが必要です。このためにはどうしても英文法の体系的な理解が大切になってくると思います。ですから、やるかやらないか、と尋ねられるとぜひともやってください。  ただし、英文法(語法)みたいなところは切りがない部分もあります。ですから、何というか、 やりすぎないようにしてください。それよりも、阪大英語の出題雰囲気や回答作成における姿勢を つかむことを心掛けて普段の演習を行っていただきたいです。 具体的にどんなツールを使って勉強すればよいかというところですが、正直なんでも構わないと 思います。が、大手の王道のものを使ってください。これだけ守ってくだされば、後はそれを 信じてきちんと演習してものにしていってください。 それでは、質問者さんにとって充実した受験になることを祈っています。応援しています。
慶應義塾大学文学部 きさらぎ
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長文は単語力勝負?
長文読解は、単語力4割、文法・構文理解力が3割、読解力や情報処理能力3割だと私は考えています。 しかし、単語という一番の基礎の上に文法・構文が成り立ち、その上に情報処理能力が成り立ちますので、そもそもの暗記している単語量が少なければ他の2分野も広がりませんし、扱える問題のレベルも低いままです。(ピラミッド型のようなイメージです。) 大学受験で難易度の高い大学(国立やジーマーチ以上のレベル)を志すのであれば、少なくとも単語帳は2冊以上やりたいところです。私は学校指定のターゲット1200で基礎力をつけ、同じく配布されたシス単でレベルの高い単語を身につけました。その他、東進社の英単語帳と解体英熟語をやりつつ、日々わからなかった単語をまとめたノートを自作していました。 文法力に関しては、国立志望の私にとってはそこまで必要性は感じませんでした。国立は回答が記述型ですので、より細かい文法の知識よりも、複数の文章全体で読み解く構文の理解力が必要でした。 私立大学の受験に関しては、文章全体の理解よりも1文1文の理解が必要だと感じましたので、文法の必要性はより上がるかと思います。少なくともビンテージなどの文法の参考書は全て理解する勢いでやりましょう。 また、長文の復習方法ですが、理想的な復習は1度解いた問題に直接マーカーをひき、視覚的に理解しやすいようにしてから何回も音読するのが効果的です。わからなかった単語や文法、読み取れなかった構文や重要な文章などにマーカー(分野別に違う色)をひき、それを音読しましょう。ただダラダラ音読するのではなく、声に出しながら同じスピードで日本語の意味も理解する勢いでやるのです。 以上、参考にして下さい。
東北大学文学部 reo
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長文を触れておくべきか
こんにちは。 単熟語や文法解釈しかやっていないと、長文をやっていないことに不安を感じる気持ち、非常に良くわかります。 ただ、英語の勉強というのは、単語・熟語・文法→解釈→長文という順番でやるのが1番効率的なんです。 長文は、単語や熟語、文法からなる一文一文が集まったものなので、実は「長文の勉強」というのは英語の勉強の中で大した面積を占めていません。「文と文の論理的つながりを把握するのに慣れる」ということだけが、「長文の勉強」です。極論では、現代文の勉強をやっていれば長文の勉強は必要ないです。もちろん英語の雰囲気への慣れは必要なのでやるべきですが。 ですから、いまは基礎的なことをしっかりとやるだけで良いです。基礎というのは、全ての基です。枝から幹は生やせません。まずは幹を強固にしてから、枝を生やし、葉っぱをつけるのです。 文法とか解釈に自信のない状態で長文を読んでも、「流し読みが上手くなる」だけです。下手すると悪影響さえあるかもしれません。長文を読む時に変なテキトー読みのクセが一度ついてしまうと、直すのが相当大変で、わたしの友人も入試直前になるまでぜんぜん直らなくてすごく困っていました! 慶應義塾の試験日まではまだまだ11ヶ月近くありますから、焦らずゆっくりと基礎を固めていってください。
早稲田大学社会科学部 ヨコハバ
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英文法書の選び方
結論から言うと現在使っているPOWERSTAGE1冊で十分です。 理由は2つあります。 1つ目) 文法問題対策をしても得点のリターンが少ない。 というのも、たいていの英語の試験において配点が読解などに比べて小さいです。GMARCHレベルならば文法問題も取りたい(他で差がつくところがないから)ところですが、早慶以上では読解がしっかりとした難易度でそこで差がついてくれます。また、文法問題は試験本番の問題の相性に大きく左右されやすいので安心材料の1つとして数えにくいです。逆に、あんまり勉強してない人でも相性が噛み合えば文法問題をスラスラ解けてしまう可能性もあります。 2つ目) 英語習得の手段として効率が悪い。 文法マスターになるのは構いませんが、それだけでは英語という学問そのもの自体はあまり習得できません。文法をある程度理解し、すぐに読解に移る方がメリットが多いです。早慶以上のレベルの英語試験は、ある英語の文章が読めるかを問うているのではありません。むしろ、読めることは大前提で、実際に解く上での頭の動かし方は国語の論説文を解くときと同じです。このことから、3年生までにやるべきことは英語の文章を当たり前のように読めるようにすることなんです。3年生からは読めること前提で、国語としての読解力を鍛えるからです。速読力も当然必要です。単語力も必要です。最も効率よく学べるのは実際に長文読解するほかないんです。基礎固めという言葉を誤って受け取り、3年になるまでずっと文法問題ばかりやっている人もいましたが3年になってかなり苦労したそうです。ここでの基礎固めとは最低限英語長文を字面だけでも読める(深い内容理解は別)ことです。3年が始まるまでにこの基礎固めを行うには実はあまり時間がありません。そのため今から他の文法参考書をやっている暇などないのです。この先は、読解をする中で不安な文法の単元があったらその時その時振り返る程度しか文法書を開くことは無いと思います。英語は結局は言語ですので、文法による理詰めではなく本来のように体で覚える方が効率よく学べます。 最後に) 確かに1,2年の間の英語の模試などは、読解問題も簡単で上位層ではあまり差がつかず、結果的に文法問題で差がつくことがあります。ですが、本来の目的を見失わないようにしてください。それは志望校に合格することです。安心してください、あなたの志望校の入試本番で差がつくのは読解問題です。3年になってくると全国模試や冠模試も難易度が上がり、しっかり読解で差がつくようになります。確かに今は文法が気がかりかもしれませんが、一度めどをつけて読解に注力するのもありだと思います。 参考になれば幸いです。勉強頑張ってください!!
東京工業大学生命理工学院 rikun.st
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