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受験校選びとその後

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9/2 17:43
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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シャッタ

高1 東京都 東京都立大学人文社会学部(60)志望

高校一年生です。起業を最終的な目標とするなら、どの学校のどの学部に行き、勉強すべきですか?またその学部に行くためには、これからどのように勉強すればいいですか?

回答

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たけなわ

北海道大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
起業したいのであれば、最低限、商学、経済学、経営学、法律学(少なくとも民法、商法、民事手続法、租税法)あたりを学んでおくのが身のためだと思います。以下、それらの簡単な内容です。もっとも、私は法学以外を専門的に学んだ経験を持たないので、この回答において、私の理解が誤っている場合は申し訳ございません。  ① 「商学とは製品やサーピスを生み出す過程とそれらの流通・交換を営む市場経済の動きを解明する学問です。市場をけん引するのは主に企業ですから、商学では企業の活動を中心に学びます。商学部では4つの学科を通じてビジネスに関わる流通市場の営み、企業活動と管理の仕組み、ビジネスの国際展開、会計情報の作成・活用、企業の金融・財務活動の理解などを深めていきます。」(https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/point/difference/)  ② 「経済とは、ヒト、モノ、カネ、情報が生産され、取引され、消費され、さらにはそれを繰り返す関係のことをいいます。私たちの生活がどのような仕組みで成り立っているのかを、経済を通じて社会全体が形づくられていく過程を踏まえながら学んでいくのが経済学です。経済活動を単純化すると家計・企業・政府が担っているといえ、経済学部では、それぞれが社会においてどのような役割を果たしているのか、また、それぞれがどのようにお金をやりとりしあって経済活動を展開しているのか、などの経済の仕組みについて学びます。」(https://www.econ.ynu.ac.jp/about/economics/)
③ 「経営学とは経営者の視点でヒト・モノ・カネ・情報と呼ばれる経営資源をいかに効果的に配分/活用して企業を豊かにするかを考える、実践的かつ実務的な事象を扱う学問となります。」(https://www.nucba.ac.jp/management/about.html)  ④ 法律学は、各国の法制度について学ぶ学問です。現行の日本法制はもちろんのこと、諸外国(とりわけドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、中国など)の法制も「比較法」のために学びます。通時的な視点で法律を学ぶとなれば、「法制史」という分野につながります。もっとも、「法学」全体に焦点を当てれば、そこには、法律学のほかに政治学や基礎法学(法哲学、法社会学、法史学等)も含まれてきます。法学部に進んだ場合は、これらも学ぶことになります。  会社の設立、組織・運営、会社として他の会社や人と取引をする関係等に関しては、広く現行法制度の知識が必須になります(商法は勿論のこと、これに加え、取引関係については民法の、訴訟や倒産等することになれば民事手続法の、会社のお金の移動の一つとして租税法の知識が活きて来るでしょう。まぁ多くの場合は専門家に手を借りるのでしょうが)。会社設立の第一ステップとして作成しなければならない「定款」(会社の組織と活動に関する根本規則)には、会社の目的(=その会社が営む事業)を必ず記載しなければなりません(会社法26条,27条1号。なお、記載しなければならない事項は他にもいくつかあります。それについては会社法27条2~5号,37条)が、何を事業とするかは、世の中の問題や需要を正確に把握し決めなければならないでしょう。なぜなら、株式会社の場合は、自分一人ですべてやる場合を除いては、出資者を募らねばなりません。出資者はその会社に資金を提供する代わりに、株式を取得し、将来的な剰余金の配当に与れる権利を享受します。事業に成功の見込みがなく、したがって、将来期待に沿う額の配当を受けることが見込めない会社に対しては、出資をするインセンティブがないからです。これには商学や経済学の知見が活きてくるかもしれませんね。もっとも、未だ解決されていない社会問題や満たされていない需要などの分析は、まず現在様々な企業によって行われている事業の内容とその問題点を詳細に分析・把握し、なぜこれではいけないのか、どうしたら問題解決・需要の充足に至るだろうか、そのためには何が必要なのかといったことをも考えなければならないと思います。これについては、学問分野関係なく、自らの不断の努力で行うことになるでしょう。また、会社の運営には経営学の知見も必要になってくるでしょう。商売や取引の具体的なプロセス等については、商学の内容が関係してきそうですね。このように、起業は様々な分野の集大成と言えるでしょう。
そのため、起業が最終的な目標であるならば、特定の学部にこだわる必要はないのではないでしょうか。さしあたりは、商学、経済学、経営学あたりを選んでおけば、横道に大きくそれてしまうことはなさそうです。どの学部に進むにしろ、大学で学ぶ学問を超えた実地的な勉強が大きな要になってくると思います。まぁ、私のような起業するつもりの全くない人間に言われたところで、説得力など皆無かもしれませんが。志望校についても、特に指定すべきではないと思います。ただ、目標を高く持つほどいいのではないでしょうか。ひとまずは東大、京大の経済学部か、商学部であれば早慶らへんでしょうか。そこらへんの序列等は知りません。  それから、行く学部がどうであれ、特別に今すべきことが変わるわけではありません。とにかく、受験で必要になる勉強をするまでです。専門科目は大学で学べるのですから、今はとにかく受験科目の勉強に意を注ぎましょう。大学に入ることにすら至らなければ元も子もないわけですから。手早に志望校を決めて、その募集要項で受験形式や受験に必要な科目等を確認しましょう。  最後に余談ですが、株式会社の設立手続については、法務省のサイトで解説されているものがあるみたいなので、興味があればどうぞ(https://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00134.html)。また、会社法についてざっと学びたいという場合には、神田秀樹『会社法入門 第三版』(岩波新書・2023年)が最もお手頃なのではないでしょうか。ちなみに、神田先生は商法、証券法、金融法を専門とする法学者で、現在は学習院大学大学院法務研究科の教授でいらっしゃるみたいです。その傍ら、三井住友信託銀行株式会社取締役、NTTグループ監査役と企業実務にも携わっておられるようで、東大の名誉教授でもあります(神田先生のご経歴については、https://group.ntt/jp/ir/mgt/management/kanda.html)。今年9月でめでたく古稀をお迎えになるのとは裏腹に、弘文堂から刊行されている御著『会社法』は毎年改訂され、今年で25版という研究へのご精力にも感服せざるを得ません。その他の学問分野について読んでおいたほうがいい本は、申し訳ないことにあまりよく分かりません(マルクスやアダム・スミスあたりでしょうか?)。
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たけなわ

北海道大学法学部

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コメント(4)

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たけなわ
9/2 20:24
(補足) 社会状況の分析という点では、社会学的知見も必要になってくるかもしれません。社会学については私はよくわかりませんが、以下のページをどうぞ。 ① https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/arts/course/sociology/2005/10/98495.php ② https://ss.doshisha.ac.jp/soc/teachers_more.html
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たけなわ
9/2 20:33
(補足2) そう言えば東大は進振り制度があるので、大変みたいですね。というか、そもそも起業する人は大学に行くのが一般的なのかどうかも知りませんね。あくまで参考までにお願いいたします。
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トマト
9/11 21:02
たけなわさん回答ありがとうございます。 起業する上で最低限必要な学問を詳細に説明していただいたり、参考になる文献、今一番にすべきことを提示してもらい、本当に感謝しています。回答が遅くなってしまったのは、本当に申し訳ございません。まずは志望校を決めて、合格に向けて勉強をします。ありがとうございました。
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たけなわ
9/11 23:34
ご返信、ありがとうございます。 本文でも書いたように、多くの場合は他者から資金を募って会社を設立します。また、会社設立後は、会社として他の人や会社と幾多の取引関係を結んでいくことになるでしょう。とすれば、起業は、それだけ重大な信頼と、それに見合うだけの責任とがついて回る行為だと考えられます。そのため、生半可にではなく、学ぶべきことはちゃんと学ぶ謙虚な姿勢が何より大事になってくると思います。この点については、はっきり自覚しておいた方が良いでしょう。こうして丁寧なお返事をしてくださるだけでも、あなたの他者に対する謙虚さは十分うかがえるので、きっと大丈夫だと思いますがね。これからも頑張ってください。応援しています。

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学部選びどうした良いか
結論から言うと、経済・法律などのビジネスに直結した学部の方が有利ではあります。なぜなら、大学で学ぶ内容が就活(ビジネス)に直結するからです。 しかし、文学部などが不利かと言うとそう言うわけではありません。学業以外の取り組みなどでもしっかり評価されます。「そこまで差はないけど、ちょっとだけ経済・法系が有利」ってぐらいです。 経済系の学部の違いは以下の通りです。 経済…マクロ・ミクロ経済学、金融論が中心で一般的には数学が必須になる学問。私は経済は専攻していませんが、不景気とか好景気とかが数字で表せるのは面白いなと思いました。後は世界の経済状況に強くなれます。 経営…その名の通り、1つの会社をどううまく導いていくかを考える学問で、こちらは数学をあまり必要とはしません。色々な会社の成功例とか失敗例を比較検討するのは面白いですね。 商…商いの学問なので、ビジネス系の学問全てを扱います。上記に挙げた学問は全て入っています。それ以外だと、マーケティングや会計などが入りますかね。1番選択肢の多い学部かと思います。 ざっくりと分類しましたが、例えば経済学部でも会計や経営の授業があるところはほとんどです。今から何を専攻したいかを決める必要はなく、大学に入ってから興味のあるゼミを選べばいいと思います。(私も3年になって初めて決めました)
早稲田大学商学部 やかやかさん
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立命経営学部か同志社経済学部か
商学部で会計を学んでいる人間です。 正直、質問者様がやりたいことがあまりはっきりと見えないのですが、 株やトレード→経済学部 会社経営→経営学部・商学部 だと思います。(FXや株で稼いだ資金で起業したいって感じですか?それは死ぬほど難易度高いですよ…) また、ぶっちゃけ経済系や商学系の学部ならどこでも基本的な経済学や経営学、会計学は学べると思いますのでどこでもいいと思います。なので、ネームバリューで選ぶのは全然アリですね。(例えば早稲田商では、基礎経済学は必修ですし、経営学、金融論などから起業家養成講座まで選択可能です。)←弊学の宣伝ですw というわけで結論としては、[特に絞る必要はないし、絞るべきではない]と思います。理由は2です。 ⑴…上記で挙げたように割とどこでも学べるからです。 ⑵…私文はかなりの運ゲー要素が伴います。その一因として、国語という科目があります。英語と社会はそこまで点数の変動は少ないですが、国語は回によって点数の変動が比較的大きい科目です。(現代文があるので) なので、受験校を1校に絞っちゃうと、それまでどれだけ上手く行ったとしてもその回だけ事故るってことが否定できないんです。勿論、現代文がすごい得意って人はいると思いますが、回ごとのブレをほぼ0に抑えられる強者はほんの一握りだと思います。 逆に、現代文が苦手でも、5回も受ければ1回くらいは相性のいい問題に辿り着ける可能性があります。 「受験校を絞って、徹底的に対策した方が勝率が高いのでは?」という意見もあると思いますが、受験回数を絞ることで、生じるリスクの方が私は大きいと考えています。 以上の理由から、同志社、立命館等の私立大学の商学部や経済学部、経営学部を幅広く受けるべきだと思います。 わからないところがあれば質問ください。
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中央大学法学部から公認会計士は目指せるのか
私も気になるところなので、調べた結果を共有させていただきます。公認会計士試験についてはあまり詳しくはないですが、法学部に通っている身として、ご参考にしていだたけると幸いです。 ①法学部で公認会計士を目指すことについて  学部については、「経済学部、商学部、経営学部といった学部出身者の合格割合が比較的に高いですが、最近では、法学部や理数系学部といった様々な学部の出身者が合格しています」ということだそうなので、学部の壁はそう高すぎるわけではないみたいですね(https://jicpa.or.jp/cpainfo/introduction/qa/)実際、私も、同じ北大法学部で公認会計士を目指して勉強していらっしゃる方を一人知ってます。  公認会計士試験の内容ですが、主に短答式試験と論文式試験の二段階で行い、前者は「企業法」「財務会計論」「管理会計論」「監査論」の4科目、後者は「会計学」「監査論」「租税法」「企業法」「選択科目(経営学、経済学、民法、統計学のうち1つ)」の5科目だそうです(https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/qanda/index.html#gaiyouのQ.5)。「企業法」は商法分野、「租税法」は名の通り租税法分野(私の通う北大法学部では、行政法の一分野として学びます)で、これらは法律科目なので基本的には法学部で学ぶ分野です(「民法」はいうまでもありません)。これに対し、残る「財務会計論」「監査論」「管理会計論」は経済学・経営学の分野で、基本的に法学部では学ぶことのない分野です。配点等にもよるのでしょうが、法学部に進んでも、経済学関係の学部に進んでも、いずれも公認会計士試験の内容に直結する一部の分野を学ぶということになると思います。法学部に進んだ場合は、経済学領域の分野を他学部履修することになり、経済学関係の学部に進んだ場合は、法律科目の分野を他学部履修するという形になりそうですね(ここらへんは各大学の履修制度や開講科目にもよるでしょう。中央大学については私は知らないので、詳しくは中央大学の教育制度をご自分でお調べください)。 ②法学部の忙しさ、ゼミとの両立  法学部で学ぶ内容は、名の通り法学です。具体的には、日本を含む各国の法律や政治について学びます(法律学と政治学)。就中法律学の方は、学ぶ内容が難解である上に、期末試験の成績のみによって一発で単位が決まるので、毎回の授業の予習や復習は必須です。ゼミに関しては、先生や単位数によります。基本的には、担当の報告者が判例だったり、事例問題に対する答案だったり、指定された文献の内容だったりを報告し、それを受けてゼミの受講者全員で議論をするという感じだと思いますが。どれほどの準備が必要になるかは、そのゼミの内容次第です(内容はゼミの先生がお決めになっています)。ただ、①で述べたような商法分野、租税法分野のゼミを取れば、そこで扱われることを、そのまま公認会計士に向けた勉強にも活かすことができると思うので、取るゼミによっては、両立どころかむしろ有益な場合さえあると思います。公認会計士を目指していて、どうして法学部の方に行きたがっているのかは知りませんが、中央大学の法学部の卒業生で公認会計士になった方が過去にいるのでしたら、まぁ法学部に進んでも十分公認会計士は目指せるのではないでしょうか。  ちなみに、法学には「法と経済学」という分野もありますが、これは学部でも開講されているところがありますが、基本的には大学院レベルで学ぶような、また一段と専門性の高い分野です。私は、これについてはまだ全然何も知らないので、興味がおありでしたらご自身でお調べになってください。 ③キャンパスについて  中央大学については何も知りませんが、キャンパスが移ったのであれば、おそらくそちらに通うことになると思います。これについては調べればすぐ出てくると思うので、ご自身でお調べになってください。
北海道大学法学部 たけなわ
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学部間の違いがわからないです。
良い悩みですね。 目先の勉強法に固執するよりも、しっかり「私は早慶に入ってこれをしたい!学びたい!」という目標が明確で、思いが強ければ強いほど、自然と勉強に対する姿勢が変わってきます。 さて、学部の話に戻ります。 各学部には、必修科目、選択科目、自由科目の3種類があります。 必修科目は、その学部生だったら必ず取らなければならない科目で、例えば経済学部だったら、マクロ経済やミクロ経済、線形代数などですね。 必修科目は、その学部に入ったら必ず履修しなければなりませんから、それらに興味がないとアトアトツライ思いをします。 経営に興味がないのに商学部に入って経営学を必ず学ばないといけない、というのはミスマッチングです。 ですから、学部を選ぶときは、必ずその学部の必修科目を調べて、自分に興味があるかどうかをよく考えてください。 必修科目はググれば出てきます^^ 次に選択科目は、例えば経済学部だったら、経済に関連するこの10個の科目の中から、最低2個は履修してくださいね~、というものです。 つまり、学部に関連する分野の科目から、いくつかを選択して履修するということです。 最後に自由科目は、ほぼすべての学部に共通する科目を自由に選択して履修する科目です。 例えば、心理学や人類学などがあります。 ですから、例えば経済学部に行ったとしても、経済だけを学ぶことにはなりません。 私は商学部ですが、心理学も人類学も経済数学も法律も学びました。 質問者さんの場合、社会科学部と文化構想学部の必修科目や選択科目に興味を持てない可能性があるならば、経済学部に通いながら、自由科目を使って広く学ばれると良いのではないでしょうか。 ぜひ、いろいろ質問してもらって、強い志望動機を作ってください。応援しています。
慶應義塾大学商学部4年 ryo02
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受験校選び
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起業するにはどの大学が良いでしょうか
私は京都大学の出身ではないので回答をしていませんでしたが誰も答えていなかったのでリプします。 まず起業するにはどの大学がいいかということですが、どのような業種で起業したいのかにもよります。研究を活かし実社会でサービスを展開するのか。アカデミックな分野ではなくマッチングやメディアなどを開発運用するのか。 前者を考えている場合は起業件数から言って東大の一択でしょう。後者の場合は起業件数で言うと東大、早稲田、慶應となります。そうした大学に進学するメリットは、同志がたくさんいることで優秀な仲間と協力することができる、OBから有益な情報を仕入れることができるなどです。 私も起業経験がありますが大学の友人との共同でした。このアプリもたしか慶應生と早稲田生の共同創業だった気がします。 ここからは完全に自論ですので聞き流してもらっても構いません。 まず起業をするのに大学で学ぶ経済や経営の理論は要りません。つまりどの大学でも良いのです。また本屋でハウツー本を買う必要もありません。 するべき事は、自分の展開したいサービスに価値があるのかを第三者に評価してもらう事です。具体的にはVCやエンジェル、場合によっては銀行などです。完全に自己資本でやる場合は司法書士に相談してすぐ登記することです。とりあえず動いて考えれば大丈夫です。私は『起業のファイナンス』という本を読んですぐに動きました! 参考になればと思います!
早稲田大学政治経済学部 ユニ
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小論文のネタ集め
こんにちは、日々さまざまな勉強を頑張られていることと思います。本当にお疲れ様です。本番まで気を張り続けるのは、とても大変ですから、適度な息抜きもしつつ、是非とも合格まで走りきってください。  私は、法学部に所属しておりますので、①小論文の参考書の事、②小論文の全体に通じる基本的な事、③法学部の小論文の事、についてを法学部的な視点でお話しさせていただこうと思います。質問の答えは①だけですが、小論文の話を②、③で書きましたので、ぜひお読みください。また、法学部の試験の前提として、小論文より英語・社会の方が大切だということがあります。このことは、小論文の話をした後に(参考までに)の所に書きますので、気になればよんでください。  ①まずは、ご質問にもあった、参考書の事です。基本的には必要ないと考えています。私は、参考書などは買いませんでした。小論文は、文章を読む(理解する)こと、本文や書く内容をおおまかに整理すること、問題の指示に従って書くことの3点が大事になります。このうち、参考書を買うメリットとしては「書く」練習ができる。その一方、社説のメリットはジャンルを問わず様々な文章に触れることができる、ということだと思います。つまり、自分にとって何が必要かを考え、その上で方針を取らなくてはいけません。なので、現段階では、まず過去問を本番の時間で、1つやってみることをお勧めします。新しいものは直前期にやると思うので、5年前くらいの少し古めのやつでいいと思います。そうすると、時間が厳しいことがわかります。その原因が読むことなのか、書く前の整理が間に合わないことなのか、書くことなのか、を知ることが大切です。多くは考える時間が多くなってしまい、書き切ることができないことが原因です。この場合は、読んでいる時間で、そもそもうまく読むことが必要で、内容をまとめつつ(要旨となることを探しつつ)読むことが必要です。私はこれを過去問だけで済ませたのですが、あまりにも時間が足りない場合は、問題演習形式でやる参考書が良いかと思います。私の友人で「小論文これだけ-法・政治・経済編-」というのを使ったことがある、という話は聞きましたが、多くの人は書けるものだけ書いた、というような状態でした。繰り返しとなりますが、そういったことこと含め、自分の状況を知るため、とりあえず一度過去問は解くべきかな、と思います。まとめると、私個人の意見としてはいらないと思いますが「小論文これだけ-法・政治・経済編-」に関しては使った合格実績はあるので、買っても良いかと思います。  ②小論文全体に通ずる事ですが、経済学部も法学部もあまりジャンルにこだわりすぎると失敗します。ある程度共通している部分はあるので、社会問題に絡んでいるものや法、政治、経済に関わるものは何でも出る、と考えて良いです。形式的な部分(時間、文字数)は大体決まっているので、そこは対策が必要ですが、それは直前期で良いと思います。①にも書きましたが、書く内容を整理することに意外と時間がかかります。普段から社説を読むとしても、大体6000字の文章の要旨を400字程度でまとめること、を意識すると良いと思います。あとは過去問を定期的に(月1、2回程度)やり、直前期に書く練習を増やすことが大事です。学校の先生などに添削をお願いできると尚良いですが、できなければ、赤本などの答えを見て、学んでください。ここで大事なのは、赤本などの解答は基本的にレベルが高いので、完全に再現できる必要はありません。あれを本番で書けたら、逆に人間であることを疑います。ただ、要旨ではこんなこと書けるんだな、意見も上手いこと書いてるな、ということを知るくらいで十分です。  ③法学部の小論文を見ると、人権(憲法で扱う権利)に関わる内容が特に多いと思います。とはいえ、法に関する知識がないと解けない、ということは全くありません。年度によって問題の内容は変わりますが、本文を読んでまとめ、それを自分が言いたい話に適用できるか、ということが大切です。法学部の考え方として、法の基本的な知識を学んで使う、ということは前提としてありますが、同時に「あるものから論理的に何が言えるかを考える」ということも大切です。他にも大事なことはありますが、この後者の「あるものを論理的に使う」ことが小論文で求められている能力かな、というのが私の考えです。論理的に文章が間違えていないか、特に文章の要旨として書いたものが本文を論理的にまとめるものになっているか、容姿から自分の意見を書く時に矛盾はないか、そういったことを気にしてください。  だいぶ答えが長くなり、分かりづらい文章かもしれませんが、申し訳ありません。(法学部名乗れないですが、夜ガンガン書いたということで許してください…)  質問の答えとしては、①だけで十分ですが、他にも言いたいことを書いてしまいました。参考になれば幸いです。この後は、元の質問からはだいぶかけ離れますので、読む時間があれば読んでください。受験には役立つと思います。     この先、大変なことも多いと思います。つらい時は、近い未来の自分が楽しむ姿を想像して乗り越えてください。心から応援しています! (参考までに) 法学部試験全体や少し大学の話  ここからは最初の方で述べた、法学部の試験の前提となることを書きます。もしかすると、ご自分で調べられたり、様々な方から聞いているお話の繰り返しになり、お節介かもしれませんが、せっかくですので、少しお付き合いください。  法学部は英語200点、社会(世界史または地理)100点、小論文100点、の計400点満点となります。ここで大事なのは、英語と社会で一定の点数を取らないと小論文の採点はされない、ということです。いわゆる、足切りってやつです。慶應が出している合格点を少し調べると出てきますが、「『論述力 』は『外国語 』および『地理歴史(日本史・世界史)』の合計点 、および『地理歴史(日本史・世界史)』の得点 、いずれもが一定の得点に達した受験生について採点し3科目の合計点で合否を決定しました。」(参照:慶應義塾大学2021年度一般選抜得点状況)とありますので、そのうちの最低点付近が足切りと考えて問題ないと思います。(例えば、2021年の社会ですと、40点~50点前後と考えて良いと思います。)ですので、本番までの時間を考えると、英語と社会をメインでやり、小論文は人並みにできるようにしておく、というのが目標となります。特に社会はとんでもない問題が出てきて、国公立受験生とはいえ全く太刀打ちできないものも多いです。ミヤビさんは得意科目が英語ということもありますので、英語で稼げると、合格は確実になります。(どうでもいいですが、私の話をさせていただくと、私は英語が得意なものの、世界史が絶望的という状況でした。なので、本番ではなんとか世界史が足切りを超えることを祈りつつ、本番を迎えました。受験は2020年度です。結果蓋を開けてみると、自己採点なのでマークミスがなければの話ですが、英語が満点で世界史も60点ほど取れており、この時点で合格していました。こういったことは理想ですが、目指すのは悪くないと思います。)  また、法律学科と政治学科の2つ学科があり、大学で学ぶ内容では大きく異なりますが、受験という点では大差ありません。とはいえ同日に行われるので、いずれかを選ぶ必要があるので、大学で実際に学ぶ内容を想定して選ばなければなりません。  通常、大学の授業は一般教養科目、語学科目、専門科目に分かれます。  一般教養は、様々な分野に及び、入った学部によらず取れる科目です。例えば、受験でも使うような歴史などです。  語学はその名の通りです。慶應では英語と自分で選んだ第2外国語というものを必ずやります。このうち第2外国語からクラスが決まります。そして、経済学部と法学部では1年生と2年生の間に単位を取り切ることが、基本になります。いわゆる、必修科目とも呼ばれるものです。したがって、単位を取れなければ3年生・4年生になっても授業を受けることになります。(大学生のリアルを知ると、勉強のモチベーションになるかもしれないので、少し雑談します。1・2年生は日吉、3・4年生は三田のキャンパスに通います。語学は日吉で1・2年生の間に取ることが基本です。コロナ禍でオンラインのものも昨年までは多かったのですが、現在は対面の授業も再開されているので、語学の単位を落とすと、2つのキャンパスの移動は確実になります。この日吉に来ることを来日、と言ったりします。語学を落としても進級はできるので、3年生からメインのキャンパスが三田で、来日される、という方は結構います。)  最後の専門科目というのはそれぞれの学部に関わる専門性の高い科目たちです。法学部でしたら、憲法、民法、刑法と言った科目でこれらも必ず取らなければならず、必修科目となります。この専門科目が法律学科と政治学科で異なるのです。  法律学科はその名の通り、法に通ずることを4年間やり続けます。もちろん先ほど言った一般教養として、面白そうな授業を受けることができますが、他は法律で埋め尽くされていきます。授業では、六法をもって法律に関するなかなか難しい内容を学びます。その性質上、司法試験合格を目指す方々も多いです。  一方、政治学科は専門科目で法律だけでなく、政治に関するようなことも学びます。そして、これが結構大事なんですが、法律系の必修が法律学科よりだいぶ楽に単位を取れます。他の必修となる専門科目も割と楽に単位を取れるイメージです。なので、政治学科の方々はより、THE•大学生という言葉が似合い、いい意味で遊んでいる印象です。(私は法律学科なので、嫉妬しているだけと言ってしまえば、それまでですが…彼らが羨ましいです。)とはいえ、こんなものは偏見で、自由に遊ぶのはその人次第です。  長くなりましたが、こんな感じで大学生になる想像も膨らませながら、ぜひやりたいことができる学科を選んでください。  改めまして、大学のことなども多く書いてしまい、質問の答えとして十分かも少し怪しいですが、大学生になり、楽しむことを勉強のモチベーションの1つとしていただき、ここから本番まで勉強を頑張ってください!  読んでくださってどうもありがとうございました。
慶應義塾大学法学部 tona
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小論文
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大学の学部
商社に行きたいならぶっちゃけ学部は関係ないです。 面接で学部時代にどんなことやったの?って聞かれますがその学問が会社に入ってからどう活かされるのかではなく、大学生が本来やるべき学問に真摯に向き合ってきたかが聞かれてるだけです。 大学で経済学、商学をやったからといって商社で直接役立つ訳ではありません。 企業が新卒採用で求めてるのは即戦力ではなくポテンシャルのある人間、言い換えたら仕事できそうな人です。 大学時代にゼミでこんなことしてましたって話より実際面接の場でキレッキレの回答をして頭の回転の速さをアピールした方が上手く行きます。 そういった能力を鍛える為には4年間優秀な人と一緒に過ごすのが1番、だから早慶はマーチより圧倒的に就活強いんです。 文学部は女子が多く、また男子も商社マンってよりは新聞記者だとか、出版社だとか行きたい業種が違うので他学部と比べて就職先にも違いが出てきます。 文学部出身で三菱商事だとか三井物産から内定もらってる人は周りにたくさんいたので恐らく学部は関係ないなって思います。 就活において大切なのは何学部かではなく早慶かマーチ以下かであり、また大学に入ってから就活を見据えて日々必要な能力を鍛えられるかだと思います。 マーチの受ける学部に関してですが自分の興味ある学問か商社目指してる人が多い学部、もっというと就職実績で商社に沢山送り込んでる学部を優先すると良いと思います。
慶應義塾大学法学部 前右府殿
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受験校選び
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早稲田大学
こんにちは! まずはもちろん受験に集中し、極論全部受かれば選びたい放題なのでまずは勉強して実力を上げていきましょう! とは言っても早稲田について知りたいと思っていらっしゃると思うのでここでは自分が知る限りの早稲田の商、社学、文、文構の特徴を挙げていきたいと思います!参考にしてみてください!👍 商学部 経営、マーケティング、会計などビジネスに関することを実践的に学べる学部です!また、必修も多く、語学の単位もかなりあるためこの中では1番忙しい学部だと思います! また、ゼミもかなりしっかりしていて真面目かつそれなりに遊びも充実しているところが多く、ゼミの友人などから就活に関しての情報交換なども活発であると思います! 社会科学部 とにかく何でも広く浅く学べる学部です!文学部や文構が取り扱うところから政経での政治や経済、商学部で学べるマーケティングなどほんとに多種多様なことが学べます! また、商学部と違い、必修が少ないため自由な科目登録ができ、楽にしようと思えばかなり楽に卒業できる学部だとと思います! 文学部 学べる内容としては哲学、心理学、各言語の文学など様々あります!2年生の時に自分の進む論系を決めるので文構よりも狭く、深く学べるというイメージで問題ないです! また、文学部と文化構想学部に共通してですが一年生の時に第2外国語を週4回で受けるためそこからその言語への興味が生まれて、その言語の文学を学んでいく方向もあります! 文化構想学部 基本は文学部と同じですがコースが決まるのが2年の後半から3年にかけてなのでより広く浅く学ぶことができます!正直受験では文と文構は問題も似ているし、入ってからも大きくは変わらないのでどちらも受けたほうがいいと思います! こんな感じです!まずは受験勉強を頑張って1番いきたいと思える学部に入れることを応援しています! 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければこちらのコメントでお答えするのでお気軽にどうぞ!(答えられる範囲で答えます!) また、UniLink パートナーのオンライン受験相談も実施しています!興味がある方はメッセージよろしくお願いします!!!
早稲田大学商学部 TR_
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受験校選び
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早稲田 商学部か社会科学部か
セーターさん、はじめまして。早稲田社学3年の者です。 まずは合格おめでとうございます。 商学部と社会科学部の違いについて説明していきたいと思います。 まずは、商学部の特徴です。 ・簿記、数学などが必修である ・周囲に公認会計士を目指す人が他学部より多い ・学部棟にファミマがある 次に、社会科学部の特徴です ・卒論を書かずとも卒業できる ・文、文構と並び、ラクな学部と言われている ・必修が非常に少ない ・文系分野に関して非常に多くの授業が展開されている 以上となっております。 他にも違いはあるかとは思いますが、代表的なものを挙げておきました。 どうしても商学を学びたい、公認会計士になりたい、簿記の資格を取っておきたいと希望があるなら、商学部に進学することをお勧めします。 逆に、なんとなく経済、商学がやりたいかなあ?くらいの意思、とにかくラクに四年間を過ごしたい、色んな授業を受けてみたい、という感じなら社会科学部に進学すべきです。 社会科学部では、必修が第二外国語と英語くらいしかないため、他は好きな授業を自分でとることができます。 私は、やりたいことが決まっておらず、なんとなく経済を勉強しようかと思っておりました。しかし、経済学は思っていたものと違い、がっつり数学という感じであまり面白いと思えませんでした。逆に、面白いと興味を持ったのは法学や社会学でした。(法学は最初マジで興味なかった) また、社学では人間科学部で学ぶような理系的要素は少ないです。 ですが、早稲田大学には、全学部オープン授業という、どの学部にいても受けられる授業というものが存在します。それには理系的要素の含まれる授業、というか理系の授業もあります。 まとめると、質問者様の意向は「できれば忙しすぎず、楽しい学部」とのことですので、私は社会科学部をオススメします。
早稲田大学社会科学部 kobayash
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志望学部について
こんにちは! まずやはり自分が学びたいとか興味があるとかというところに行った方がいいと思います!また、文、文構、社学などは授業が比較的楽と言われており自分がやりたいことを大学で出来ると思います!それに比べて自分のいる商学部は必修が多くてそれなりに興味がないとなかなかきついと思います! また、今は将来何をやるかなどは大学の4年間でいくらでも変えられると思うのでやはりまずはとにかく大学に入るということを第一に考えるというのも1つの手だと思います!具体的にはここの過去問と相性がいいからこの学部は手厚く対策しようとかそういうことをしてもまったく問題ないと思います! とにかく自分で色々調べたり、詳しい学部の話などはまた相談やメッセージをくれれば答えます!頑張ってください!
早稲田大学商学部 TR_
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