リスニング
クリップ(7) コメント(1)
5/3 10:07
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
揚げパン
高3 大阪府 大阪大学法学部(65)志望
共通テストのリスニングが全然解けなくて困ってます。
一応ハイトレ1と2で毎朝シャドーイングはしてるのですがこれでは足りないのでしょうか?
今から少しずつできる対策のやり方 おすすめの参考書を教えていただけたらと思います!
回答
ふるかわ
早稲田大学政治経済学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。質問ありがとうございます。
私は、共通テストのリスニングはどの問題にどう向き合えば良いのかを理解することでかなり解きやすくなるものだと思っています。
ここでは、ある程度のリスニング能力があることを前提に共通テストリスニングの解き方をお話していきますね。
第1問、第2問がほとんどできない、という人はまずリスニングのスキルを上げることを優先したほうが良いと思います… 基本的なリスニング能力に不安がある人は別の質問で詳しく回答しているのでそちらを参考にしてください!
まず、問題構成を確認します
3.短い対話を聴きその内容に関する問いの答えとなる文を選ぶ(1回)
4-A.発話を聴き情報を整理して図表を完成させる(1回)
4-B.複数の発話を比較し条件に合うものを選ぶ(1回)
5.講義を聴き情報を整理する(1回)
6-A.長めの会話を聞いて質問の答えを選ぶ(1回)
6-B.議論を聴いて要点を整理する(1回)
ここからはそれぞれの大問について具体的に解説します!
〇大問3
大問3がとれないという人は、リスニングをしながら質問と選択肢を読んで選ぶ、ということが上手くできないのだと思います。大問2を早めにやり終えて選択肢と質問を読むということができれば良いのですが、それほど時間はありません。
そこで私がおすすめしたいのは、質問の疑問詞と主語だけを第3問の説明の間にチェックするという方法です。これなら時間がなくてもできそうですよね。実際に聞いていても、「いつ」「男の人が」ということについてだけ聞けばいいと分かればかなり楽になるはずです。
今まで全部聞いて理解しようとしていたという人にとっては慣れるのに時間がかかってしまうかもしれませんが、練習すればきっと解きやすくなっていくはずです!
〇大問4
Aの1問目ができない人は一度比較表現を復習してみましょう。
「~の〇倍」「~の〇%」などの表現がよく出てきます。
2問目に関しては、聞くだけでなくそこから情報を整理しなくてはならないところに難しさがあります。この問題に対応するには、まず、聞く前に表の中の共通点・相違点を確認しておきましょう。聞いている間はメモに集中してください。AとBの間には長めのポーズが設けられているので聞いてからの情報整理でも十分間に合うと思います。
Bができない人は細かい情報の見落としが原因ではないかと思います。
共通テストリスニングの参考書は多く出ていますから、そこで何度も練習することをお勧めします!
また、この問題に関しては消去法を使うことも可能です。練習の段階ではお勧めしませんが、実際の試験で聞き逃してしまった、などがあれば落ち着いて消去法を使って解いてみてください!
〇大問5
これが一番苦戦する問題なのではないでしょうか…。講義は長いし、問題数は多いし、大変ですよね(笑)
Aについてはまず最後の設問を無視して、講義メモを完成させることに集中しましょう。
ここでは講義で言及されたことの言い換え表現を選択させる問題が多いので、ある程度の語彙が必要になってきます。特に増減を表す表現についてはもう一度復習してみてください。
あとは多くの問題解いて慣れていきましょう。
最後の全体の内容を踏まえた問題は講義ノートをしっかり埋められていれば正解できることが多いです。細かいところを突いてくる模試もありますが、これに関しては過去問が一つしかないのでよくわかりません。どうしても100点がとりたい人は対策が必要かもしれませんが、そうでなければほかの問題で点数を取ることを考えたほうが良いでしょう。
Bに関しては、リスニングを聴かなくても問題に正解できる場合が多くあります。
ですから、図表をしっかりと見て、正解の候補を絞ったうえでリスニングの内容を参照することをお勧めします!
〇大問6
AとBに共通して、会話や議論の概要を把握する能力が試されています。(メインの主張、賛成・反対の立場 など)ですから、一言一句聞き取るよりも全体的な内容を把握することに力を入れましょう。議論の中で、自分とは異なる意見に言及して自分の主張を補強することがありますが、これに騙されてしまう人が多いです。このようなところには特に注意しましょう。議論に複数人が参加していてどの声が誰なのか忘れてしまうというケースもありますから、メモはしっかり取っておくことをお勧めします。
長くなりましたが、いかがでしたでしょうか。
共通テストのリスニングはこのような点を踏まえて大問ごとに練習し、定期的に通して練習する、という勉強法をとるのが良いと思います。
私が使っていたのは「共通テスト実践対策問題集」ですが、ほかにもたくさんあるので書店に行って自分に合うものを探してみてください。
最後に、これはあくまで一例ですから、自分で解いていく中で良い解き方が見つかればどんどん更新して高得点を目指していってください。
受験の成功を祈っています。
ふるかわ
早稲田大学政治経済学部
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コメント(1)
揚げパン
5/3 13:24
詳しいことを教えて頂きありがとうございます! 今後のリスニング対策に早速取りいれてみたいとおもいます