UniLink WebToAppバナー画像

ゼロからの古文漢文の勉強法

クリップ(12) コメント(1)
1/9 19:11
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
相談者のプロフィール画像

こたつ

高1 愛媛県 京都大学総合人間学部(66)志望

偏差値60くらいの高校に通う一年生です。 古文と漢文の勉強法を教えて欲しいです。 中学の頃から今まで全く古文と漢文の勉強をしていなくて定期テストも模試も全然解けません。 2年生になるまでに最低限学校の授業についていけるくらいにはなりたいです。 どのように勉強すれば良いか教えてください。 今の私は本当に何も分かってない状態です。 よろしくお願いします。

回答

回答者のプロフィール画像

reo

東北大学文学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
古文と漢文の1から始める勉強法ですね! 今から始めても十分な時間がありますよ。中学の頃にやった古文漢文なんて、勉強した内に入りません。(僕もフィーリングで毎回解いていましたし、根拠ある回答なんて係り結びくらいでした笑) 似ているようで、勉強の進め方やそれぞれの科目に対して持つべきイメージが若干変わってきます。 まずは漢文から。 と言うのも、漢文の方が短期間で成果が出やすいからです。 漢文で大切なのは、"文の構造を理解できるようになる"こと。 学校で配布されるテキストには、受身や使役などといった働きが付く"基本句形"が説明されていることでしょう。それを覚えることが第一です。むしろ、それが8割を占めます。 句形の前に、置き字や再読文字なども解説されているかもしれませんが、置き字にかんしては、『そーゆーのもあるんだなぁー』くらいの感覚で大丈夫です。再読文字は句形とともに一つ一つ覚えていきましょう。 漢文は、決まった枠組(再読文字や句形)に文章によって変化する目的語や名詞などがハマっただけの文章です。 イメージで言うと、学校の席の場所と席替えのようなもの。 席の場所はクラス内の人数によって、各学年各クラスによって多少の違いはあるものの、ほとんど同じ位置にあることでしょう。 席替えを実施してもその場所にあてはまる生徒が変わるだけで、席があるはずの場所自体は変わりませんよね?(一番窓側には○人いて、廊下側になるにつれて○人の列が○つあって...的な、?)
漢文の理解が今ひとつできていない人は、その『各クラスに定まっているはずの席の場所が覚えられていない』ということなんです。 まずは、各クラスのあるべきはずの席の場所を覚えましょう。それが、句形と再読文字なのです。 その後に、その場所に位置している生徒の名前を覚えましょう。それが、後々覚えていくべき名詞や、各問題で与えられる登場人物名等なのです。 漢文は面白いですよ。 昔の人たちの、"知恵"や"面白い話"、"因果応報ある物語"が集まっています。 (おすすめのテキストは、漢文早覚え即答法です。私はこれをやっただけで漢文が初めて理解できるようになりました。) ただ、漢文をやるにあたって、古文の知識が必要になります。 古文は、実際に文章を読む前に必要となる知識がかなり多いです。 ・動詞の変化 ・助動詞 ・単語 これらをまずは全て覚える必要があります。 漢文がクラスの席と席替えなのであれば、古文はチームスポーツの部活なのです。先輩や後輩、同級生の名前、スポーツの基本的なルール、試合の流れ等々、サッカーやバスケをやるにあたっては必要となる技術や覚えるべき知識が色々ありますよね?それと同じです。 動詞の変化(四段活用や上ニ段活用等)は、リズムや語呂合わせで覚えましょう。とにかく覚えるまで口ずさんで下さい。
古文は英語と似ています。 1から学ぶ外国語です。 そして、英語の動詞を過去形にするのであればedをつけ、3人称現在形はesをつけ、不規則動詞は暗記しましたよね? それと同じです。古文における動詞の変化は、英語の動詞のedやesを覚えることと同じです。英語と比べてしまうと量は膨大ですけどね。 助動詞も品詞が異なるだけで、似たようなものです。また、それぞれの助動詞は変化する形が異なるだけでなく、意味も付与されているので、英語で例えるならば、動詞の意味と変化表を一気に覚えているようなものでしょうか。 古文単語は英単語と同じ。 覚えるべきものを覚えておかなければ、そもそも文章なんて読めるわけがありません。恐らく1つの受験科目として考えるのであれば英語よりも優先順位は落ちますが、それでも古文単語は英単語帳と共に常に持参して隙間時間に進めて下さい。 まずは、学校で配布された文法のテキストと単語帳をすすめながら、学校で扱った文章をもう一度読み返してみて下さい。そして、わからない単語や文法的知識があれば、それらテキストを使って分かるまで読み直しましょう。 理系であれば(東大と京大以外?)古漢は共通テストで終わるので、勉強時間の割に配点が少なく、なかなかモチベーションが上がらないかもしれませんが、共通テストの国語は1つ1つの配点が大きいので、1つのミスが命取りになります。英語はある程度のレベルまでいけば点数や読解力が一定以上を推移しますよね? 古文漢文も同じように、早めにその"ある程度のレベル"まで持っていき、共通テストでもコケないようにしましょう。 文系であれば話は別。多くの場合で二次試験でも必要になります。 前述の通り、英語と似て1つの言語を学ぶのです。毎日の積み重ねと、一定期間でガッツリ知識をインプットすることが必要となります。春休みや冬休み、GW等、それなりの時間さえ確保できれば一気に世界を変えることができるので、臆することなくチャレンジし始めましょう。 長くなってしまいましたが、皆さんのチャレンジを応援しています!
回答者のプロフィール画像

reo

東北大学文学部

78
ファン
4.2
平均クリップ
4.8
平均評価

プロフィール

2年間オールE判定からの逆転合格(過去最高65%→本番78%) 受験実体験だけでなく、塾講師経験にも基づき、どんな逆境からでも合格に導くアドバイスができるので、あなたのその些細な悩みを僕に投げかけて欲しいです! お役に立てればクリップやコメント、ファンになって頂けると幸いです。

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(1)

こたつのプロフィール画像
こたつ
1/11 22:04
ありがとうございます! 頑張ります!

よく一緒に読まれている人気の回答

古文漢文の勉強法
【古文編】 1年生の段階では、文法の基礎固めが重要になります。 用言の活用、助動詞の意味と活用、助詞の種類などを完璧に覚える必要があります。 最終的には、文章に出てくるすべての単語について、正確な品詞分解ができるレベルになるととても強いです。 (1年生のうちに全部できなくても大丈夫です。用言は完璧にしたいですね。2年のうちには全部できるといいと思います。焦らず!) 文法の学習は薄いドリル形式の問題集がオススメです。 sakiさんの場合は『基礎から学ぶ解析古典文法』を使って、文法事項をさっと理解したあと、文法の薄めの問題集を買ってやるのがいいと思います。(学校の先生に言えばもらえるかも?) 授業や『リテラ古典2』などの教材で読んだ文章で出てきた文法事項を、『基礎から学ぶ解析古典文法』で復習するのも大事です。 教材の文章は復習のとき、なるべく全て品詞分解と現代語訳を自分でできるようにすると力がつきます。 文を単語に分解して、それぞれ品詞や活用の種類、活用形などを判別できるといいと思います。私は用言は赤、助動詞は青、助詞は黄色と色分けして、教材のほぼすべての単語に線を引いていました。(「助動詞」とか書いてると面倒ですし、一目で復習できて便利だからです。オススメ!) 2年生からは単語帳を使って知っている古文単語を増やしていけるといいと思います。(もちろん1年生のうちからでも!) おすすめはいいずな書店さんの『わかる・読める・解ける Key & Point 古文単語330三訂版』です。学校で指定のものがあるならそれでいいと思います。 毎日少しずつ覚えていけるといいですね。 【漢文編】 漢文学習でぜひおすすめしたい方法は、例文の書き取りです。 参考書の例文の書き下し文を書き写すだけです。書き写すだけでいいのかと疑いたくなりますが、毎日続けると漢文がめちゃめちゃ読めるようになってます。どうか僕を信じてください。 僕が高校生のときは、小中学生が使うような漢字ノートに1日1ページ書き取りをして、国語の先生に提出してシールをもらっていました。ひとりで毎日続けるのが大変な場合は、先生にシールをもらうといいかもしれません、笑 (書き取りをやっているメンバーのチームはファイトクラブと呼ばれており、一度入ると抜けられない’組’のような存在でした…) 1年生の段階では、再読文字と句法を覚えるのが重要です。『漢文学習必携』の再読文字や句形のセクションの例文を書き取って句法を覚えていきましょう。 古文編でも言いましたが、授業などの教材で句形(句法)を用いた箇所が出てきたら必ず参考書を開いて確認するのが大切です。 2年生では句法に加えて語彙(用字)も覚えていけるといいです。こちらも例文で覚えていくのがいいと思います。 ただ、漢文の場合は語彙よりも句法が圧倒的に重要だと思いますので句法の復習も続けましょう。 古文、漢文に共通して、3年生では入試問題(東京外国語大学の場合は2次試験の国語はありませんので共通テストの問題)を実際に解いていくことが中心になると思いますが、1・2年生のときの参考書に立ちかえるのを忘れずに。過去問で出てきた文法事項や単語は必ず参考書で復習しましょう。 共通テストだけということで、なるべく早く基礎を固めてしまえると強いです。 基礎が固まっていれば共通テストの内容は大丈夫です。ただ時間との戦いになりますので、直前期には回数をこなす練習が必要になります。 また、古文・漢文ともに音読がおすすめです。 授業などででてきた教材は、文法や単語、訳などを確認したあとは、何回も音読して身体に染み込ませましょう。 たくさんの教材を音読して覚えていくことで、初見の文章をスラスラ読む力がついていきます。古典はほとんど外国語学習に近いところがあり、読めるようになるまで少し時間がかかりますが、暗記しなければならないことは少なく取り組みやすい科目です! 伸びやすい科目だと思うのでがんばってください! また、早稲田大学などの私立大で古文漢文の2次試験のある学部を受験される場合はまたご質問ください!笑
早稲田大学文化構想学部 はねるくじら
4
2
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
高一早稲田志望古文 漢文の勉強方法
こんにちは!お疲れさまです🌼 古文漢文の勉強方法・おすすめ参考書ルートについてお話ししていきます! 【古文】 全ての教科で言えることですが、古文は特に学習の順番が1番大事です。 ①単語 ②文法 ③読解法 ④問題演習 ⑤古文常識・和歌 この順番です。多くの人は単語→文法→問題演習とやりがちですが、これではポテンシャルがない限り、問題が読めずつまずきます。 文法と問題演習の間に、「読解法」と書きましたが、これをもっと詳しく分類すると、 ①文法知識の読解での使い方を学び、 ②文法だけでは分からない古文独特の読み方(主語の判別など)を学び、 ③問題を解く方法を学ぶ このように読解のテクニックを学習する必要があるのです。単語も文法もやったのに読解の点数が伸びない原因は、これをやってないからです。 全体像の話はこれくらいにしておいて、おすすめの参考書を紹介していきます! ・単語 学校配布教材または『古文単語ゴロゴプレミアム』 ゴールは瞬時に古語→現代語にできるレベル。(ゴロゴの場合は古語→語呂が言える) ゴロゴ以外の単語帳の場合はとりあえず1語につき1義覚えればOKです。ゴロゴは1語につき1語呂覚えるだけで、複数の意味を覚えることができるのでおすすめです。 これを2週間で覚えきりましょう! ・文法 単語と同時並行で進めてください。 学校の授業が分かりやすくしっかり聞いている場合は、学校配布の文法書とワークでもOKです! おすすめはスタディサプリの 『高3古文<文法編>』です。 文法事項を文字で読んでも挫折しがちなので、映像をおすすめします。 勉強期間は2週間です。 授業を1週間で全て受け、その後、もう1週間で2回以上は授業内で扱った問題を解き直します。 動画付き参考書である『八澤の6時間古典文法』もおすすめです! 余裕・意欲があれば、プラスで仕上げとして 『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』を行ってください。 2日で1周、1週間で3周です! やらなくてもOKです。 ・読解法 どれか1冊選んでください! スタサプの 『高3スタンダードレベル古文<読解編>』 『八澤の3時間古文読解』 『富井の古文読解をはじめからていねいに』 『古文解釈の方法』 そして、ここでも余裕・意欲があれば仕上げの1冊として 『古文上達基礎編45』を行ってください。 これを2週間で1周、さらにもう2週間で2周、[合計1ヶ月で3周]やります。 やらなくてもOKです。 ・問題演習 『古文ポラリス2』 『中堅私大古文演習』などがおすすめ! どれか1冊でOK。 これも2週間で1周、残りの2週間で2周。 合計3回はやってください。 ・常識、和歌、文学史 必要に応じてやってください! やらなくてもOKです。 スタサプ『高3古文<和歌・文学史編>』 『マドンナ古文常識』 『古文攻略マストアイテム76』 『SPEED攻略10日間 国語文学史』 【漢文】 単語文法いれて古文の読解に入ったあたりから、並行してはじめていきましょう! これもまた、学校の授業がわかりやすく、しっかり聞いているのであれば、学校配布の漢文書とワークでもOKです。 漢文はシンプルです! ・インプット 『漢文早覚え速答法』 ・アウトプット 『ステップアップノート10』 早覚えを読み、ステップアップノートで該当箇所を解く、同時並行で進めます! 期間は2週間です。最初の1週間で1周目を、次の1週間で2、3周目を行ってください! 句形の意味・読み・形が理解できればOKです🙆🏼‍♀️ 漢文には時間をかけたくないので、これで共通テスト・センター過去問に入ってしまってOKです! 私大・2次試験でも使う場合は、 『全レベル別問題集3』をおすすめします! 以上が古文・漢文の勉強方法と参考書フローです!頑張ってください! 応援しています🌸
早稲田大学法学部 えぬ
2
2
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
古文漢文、参考書
勉強お疲れ様です。幸い、学校指定の参考書が同じですので、ある程度はお役に立てるかと思います。 まず、漢文は「漢文早覚え即答法」がオススメです。漢文の勉強法や読解方法とはなんたるかをこのテキストで網羅できます。非常にレベルが低く、既習範囲ばかりだとは思いますが、そんな状態の人にとっても有効だと思います。テキストにも書いてはありますが、結局漢文で大切なのは句法の暗記とある程度の単語暗記です。これらをしっかりと押さえていれば、例え東大京大レベルであっても、文章が意外と簡単な構造なのだと気づくかと思います。ですので、漢文は文系受験者の差がつく得点源です。 それ以降は、実際に過去問に取りかかってみても良いのでは無いかと思います。実際の入試で問われる形で慣れた方が有効ですし、上記のテキストが終われば大東亜~日東駒専レベルの過去問は解けると思います。下手な参考書を購入するよりも解説が丁寧なので、自分の志望校では無くても過去問を解いてみましょう。(私は、日大レベルから1年間かけて志望校レベルまで引き上げました。) 古文は、単語が非常に重要です。学校指定の単語帳があるかと思いますので、それらをしっかりと暗記しましょう、恐らく300近く、派生語を含めると400近くあるかと思いますが、古文が苦手だという人ほど、古文単語を蔑ろにしています。嘆くより先に単語帳をやりましょう。また、文系であれば時代背景まで網羅しておく必要があると思いますので、「マドンナ古典常識」が有効です。読書よりも気軽に読み進められる参考書です。 敬語や時代背景が大切と言う人も沢山いますが、結局は古文は単語が基礎であり、応用レベルや入試レベルでも単語力が得点に直結します。漢文や英語よりもいろいろな問題に触れて、どんなに得点が取れなくてもコツコツやっていく忍耐力が必要です。その意味でも漢文と同様、入試問題が有効ではありますが、よりレベルを落としてやっていっても良いと思います。(私は大東文化大の過去問から始めました) また、どちらも共通して言えるのは、学校の授業を重要視してほしいと言うことです。テストはどれだけ既習範囲や既習文章を暗記しているかにかかっていますので、入試で問われる力に直結はしませんが、授業中に解説される「読解方法」「先生が文章のどの部分に注目して解いているのか」の部分を少しでも多く吸収して欲しいです。テストよりも授業の取り組み方や姿勢が受験の力に直結します。 以上、参考になれば幸いです!
東北大学文学部 reo
7
0
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
古文漢文が全く読めない
あっくんさん、はじめまして! 古文や漢文は高一だとなかなか難しいと思うので、分からなくても全然大丈夫です! まずは高2の夏までを目安に古文の単語と文法、漢文のイディオムや文法なんかをある程度覚えるようにするといいかなと思います。 古文の単語は、単語帳なんかを一冊買って1週間に2回ほど古文の単語の日を設けておき、20単語ほど覚えていくようにして、1周すると2周目は30単語というように何度も回していくといいかなと思います! 漢文に関しては、漢文必携というイディオム帳がオススメです!例文とともに詳しく載っていて、理系で進む予定ならこれ一冊で充分です。 これも、曜日を設定しておき、週に一回ほど10イディオムくらいのペースで覚えるようにしておくといいかなと思います。 文法なんかは学校の教科書や配布されたものがあるかと思うので、それで覚えていくといいと思います。 現代文の勉強は特に理系なら高一の段階ではそこまで必要ないのかなと思います。基本的には理系では国語よりも数学や物理、化学の方が配点が高いので、現代文に時間をかけるよりかは今は数学や英語にその分の時間をかけた方がいいかもしれません! 英語や数学は成績の伸びが他の科目に比べても遅いので、高一のうちから基礎を固めておくと後々楽になります。 ただその分、現代文の学校の授業なんかはしっかりと受けておくようにしましょう!文章に対して問題があった時に、きちんと理論づけてここがこうだから答えはこう、というように考えるようにしておくと練習になるかなと思います! 長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです☺️ 質問などがあれば、気軽にコメント欄できいてください!
京都大学工学部 さかさか
12
6
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
勉強法について
 まだ一年生ですので、古文と漢文でそれほど焦る必要もないと思うのですが、いずれやることになると思いますので、ぜひ頑張ってください。ところで、英語なんかに比べて、古文・漢文はこと「暗記量」となると圧倒的に少ないことでしられます。  ここでおすすめしたいのが、まずその文法書を一通りざっと目を通すことです。これをもって、「生まれてこのかたこんな文法見たことない」がほぼなくなりますよね。これは精神的にも重要です。これ以降の勉強におけるメンタル面の障壁が大分小さくなります。ぜひ理解できるかできないか(頭に記憶されるかされないか)は別として、できるだけ早く一周しましょう。  そのあとは、ひたすらこれを「まわす」のが効果的だと言われます。要はひたすら演習です。文法書における問題含め、赤シート用いるなどしてそれ(文法事項や古文単語など)を「何回目にした」が最後の合否に関わってきます。そう思って、印など付しながらまわしてください。何周もするなかで 自然と頭に確実な理解と記憶が形成されていきます。これは大人の勉強の本質的なやりかたの一つです。勉強は「螺旋階段状」とよく言われます。繰り返すなかで、思い出せなくてプチ悔しい思いをかさ ねるなかで、徐々に、されど確固たる記憶として定着します。近道とか裏技とかは教示できませんが、上に述べたプロセスぜひ試してみてください。勉強が楽しくなります。  追記ですが、古文については、学校の本文の現代語訳をする際に「品詞分解」して(面倒なのは 承知ですが、まだ一年生なので時間があるため有効です)、予復習してみてください。  回答になりましたでしょうか、まだ時間はたっぷりありますので、青春を謳歌しながら勉強もそこ に組み込んで「楽しん」でください。応援しています。
慶應義塾大学文学部 きさらぎ
2
2
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
勉強法
古文漢文双方において言えることですが、基礎的な知識が無ければ手も足も出ないということです。 まず、古文についてですが1に文法2に単語です。 英語の場合、文法が多少曖昧でも読めてしまうかもしれませんが古文だとそうはいきません。 例えば、「風立ちぬ」は風が立ったという意味ですが、「風立たぬ」ではその逆ですね。 これは同じ「ぬ」という助動詞でも他の助動詞(完了と打ち消し)でありますから、意味が異なってくる訳です。 このように、1文字の違いでも文脈が大きく逸れてしまうことがあるのです。 そのためにもまず着手すべきは文法、その中でも助動詞をしっかりと記憶することが最も大切かつ不可欠になってくるのです。 助動詞は活用表全てを丸暗記してしまいましょう(おぼえかたはネットとかに載ってるかも笑) そして、その次は単語です。 単語は現代語とおなじ言葉であっても、全く意味の異なるものがあるものの、その語源を辿っていけばわりと腑に落ちるというか現代語と共通のニュアンスを有しているものが多いです。 これらに着目した単語帳こしてはマドンナ古文が挙げられますね。 ちなみにわたしは単語帳はゴロゴを使ってゴロで丸暗記していました。 語源をつかんだりしたほうがいいのか、それとももう割り切って覚えてしまったほうがいいのかはご自分での判断を。 (ゴロは邪道だ!も決めつける先輩や同級生の声は無視していただいで構いませんよ笑、そいつらが思考停止の邪道野郎どもです笑) それらの記憶が定着してきたら、センターの過去問を素材として演習を重ね3年の夏頃から志望大学に近いレベルの過去問を解いていくのがオススメのルートです。 そして漢文ですが、1にも2にも句法ですね。 私ははや覚えという参考書が最低限のものを載せているのでそれを使っていましたが、それ以外でも参考書はいくつかあるので探してみてください。 練習しながら覚えるのがポイントですかね。 そして、漢字をかるーく覚えるのも必要。 あくまで句法が無ければ何も始まりませんが、漢字も覚えましょ。 例えば、 「易」という漢字は「交換する」という意味。 「貿易」という日本語が思い浮かぶかと思いますが、そういう覚えかたも古文同様参考までに提示しておきます。 古文漢文はまずは基礎的な知識で決まるものです。 逆にそれをしっかりと安定させてしまえば、現代文と違って大崩れすることはあまりありませんので是非是非気合を入れて短期間で知識を獲得して得点アップに繋げてくださいね!
早稲田大学法学部 pppps17
112
3
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
古文漢文の勉強方法
こんにちは。自分は元理系ですが、共テと2次で国語を使っていたため古文漢文を勉強していました。初めは同じく、「意味わからん……ドイツ語か??」なんて思っていました。ですがあることを意識して覚えたり、読んだりして得意になりました。(自慢みたいになりますが、暇だったので今年の共テを解いてみたら、1年間勉強していない状態で漢文は9割、古文は8割でした)では、どうすれば古文漢文の点数が上がるのでしょうか??それぞれについて見ていきましょう。 まず古文についてから話します。古文単語が頭に入ってこないとの事ですが、もしかして意味を一つ一つ覚えていませんか??例えば、「おどろおどろし」という形容詞の意味を「大袈裟だ」、「いかめしい」「ものすごい」などとバラバラに覚えていませんか??これだと覚える量が多く大変です。ですから、キーとなる意味だけ抑えて、あとは文脈に合った訳を自分で考えましょう。「おどろおどろし」ならば「様子が甚だしい」がキーの意味です。これをそれぞれの文脈に合わせて訳す練習を後々やればいいのです。このような覚え方は英語にも使えるのでオススメしておきます。 また、文章を読む際にスラスラと読むために、プラスの意味かマイナスの意味かの区別をしておくといいと思います。文を読んでいて「をかし」が出てきたら、「あ、プラスの文脈なんだな」程度で構いません。判別がしやすくなり、単語のイメージも湧きやすいです。ただ、プラス・マイナスの両方の意味を持つ単語も多いので判別には注意しましょう。(この方法も英語で使えます) 古文の文法についてですが、自分はそこまで真剣にやっていませんでした。理系ということもあって、逆説、順接、敬語だけを重点的に勉強していました。(理由としては文章を読む際に重要な転換点になったり、隠れた主語が判別できるようになったりとメリットが大きかったからです)yo.さんは文系and高一ということもあり、まだ時間もありますので文法はサラッと一通りやっておくと良いかと思います。 次に、漢文について、初見の文章の句形が分からないとの事ですが、「漢文早覚え速答法」という緑と白のカバーの参考書をオススメしておきます。これは基本的な句形を素早く覚えるのに適していて、最後の方のページに基本的な単語集も付いています。1週間程で1周できるのでめちゃおすすめです。実際に塾で高三生にこれを使って勉強するように勧めたところ、今年の共テの漢文は満点でした。漢文は覚えることが少ない分、なるべく短期間で詰め込むことをおすすめします。 長くなりましたが、以上が古文漢文をできるようにした勉強法になります。参考になれば幸いですです。頑張ってください🔥
一橋大学経済学部 むほほ
7
2
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
古文漢文 最底辺から東大二次平均レベルまで
古文漢文は日本語と思わず、外国語のように思いながら勉強すればいいと思います。英語の文章も英語で書かれているから難しく感じるだけであって、その日本語訳を理解するのは簡単だと思います。同じように、古文漢文も、書かれている内容自体は現代文で出てくるような難しいものではなく、単に現代語訳にできないから難しく感じてしまっているだけだということです。つまり逆にいえば、古典の長文問題も、現代語訳にさえできればあとは解くのは簡単だと言うことです。だから、昔の文章を「正確な現代語訳に直す」という力をつけることに注力してください。 そのためには、英語と同じく、①語彙力②文法理解 の二つの力が大切です。 古文について、①は、毎朝5分単語帳を読む、などしてコツコツ語彙を増やしていきましょう。大体300〜350単語ほど載っている古文単語集を完璧にすれば、東大二次試験には十分太刀打ちできます。②は、スタディサプリ+(薄めでいいので)古文文法集をやってください。おすすめは河合出版の古典文法基礎ドリルというものです。 漢文について、①は特に単語帳などはないので、模試などで知らない単語が出てきたらノートにまとめていく、くらいで十分です。漢文は古文ほど語彙を増やす必要はありません。②は、いわゆる「句形」と呼ばれる、イディオムのようなものを覚えるのが大切です。早覚え即答法のほかに、句形ノートと言われるような問題集をやれば大丈夫だと思います。僕は新明説漢文という文法書とその付属のワークブックをやっていました。おすすめです。ただ、はや覚え即答法と被っている部分も多いと思うので、サブくらいのつもりでも良いと思います。 長々と書きましたが、基礎が固まっていないうちに無闇に長文を解いていっても意味がありません。逆に上に述べたように、語彙と文法の基礎さえしっかり固めればすぐに長文も読めるようになります。だから、はじめのうちは遠回りに思うかもしれませんが、まずはとにかく基礎を固めることを意識してください。頑張れ!
東京大学理科一類 てこ
29
1
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
古文、漢文を一からやるなら
古文はまずは単語です、というか単語を覚えなければ何もできないです。単語帳は自分に合うと思ったもので良いので、その一冊を6月に入るまでには見出し語は完璧に出てくる状態にしてください。古文単語は英単語とかと違って覚える量は少ないので、早く済ませてしまいしょう。あとは、文法をインプットして問題演習を詰めばセンターなら8割は普通に取れるようになります。 漢文もまずは句形を覚えてしまいましょう。逆に句形さえ覚えてしまえば、漢文の勉強の8割は終わったも同然です。後は文学史だったり漢字の読みを覚えれば大丈夫ですが、まず基本は句形です。 ヤマのヤマでも早覚え即答法でも良いので、徹底して一冊をやりきりましょう。漢文は1ヶ月か2ヶ月あればセンターで満点も狙えます。 とりあえずはこんな感じで勉強していけば大丈夫だと思います。焦らなくて良いので一つずつこなしていきましょう、応援しています。
早稲田大学人間科学部 たーもー
137
3
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
古文、漢文を得意にしたい
古文や漢文の勉強は基本的には英語と同じです。 単語や文法などの基本的な部分を読み、あとは速読、精読を繰り返して、さまざまなジャンルの文章に対応できるようにするだけです。あとは歴史的背景を知ったり、その時代における常識、価値観等を覚えることも古文漢文を読む上では大切になってきますね。 そこで、まずは古文漢文の単語・基本文法を覚えることを優先しましょう。古文単語帳としては桐原書店の古文単語315がオススメです。非常に覚えやすいですし、関連語も含めて600語以上収録されていますし、その他古文常識、和歌の知識なども載っています。 漢文は単語は漢字なのであまり問題ないと思いますが、文法が大事ですよね。オススメの参考文としては漢文のヤマのヤマですね。非常に簡潔にかつ丁寧に漢文文法が説明されています。 これらに載っていない単語や文法はは演習を重ねていくうちに出てきた新出のものを覚えれば十分でしょう。 また、古文を強化したいということでしたので、私が使っていた古文の演習用問題集を紹介したいと思います。Z会から出版されている「古文上達」と「最強の古文」です。Z会らしく解説が非常に丁寧で解説を読むだけでもかなりの勉強になります。 古文はその作品がどういうものかさえ知っていればある程度の流れはつかみやすいと思います。またジャンルもそこまで多くはありません。文章の流れの基本形を覚えることも古文、漢文を上達する上では大切ですね。 自分は高校3年になって本格的に古文演習を始めたのですが(京大では漢文はほとんど出ないので…)、高1の春休みから古文漢文を始めれば間違いなく高3になるまでには古文漢文は完璧にできます。応援しています。頑張ってください。
京都大学法学部 たいちゃん
140
1
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像