過去問が解けない!
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9/23 3:21
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ds
高卒 東京都 一橋大学法学部(68)志望
数学の過去問が全くといっていいほど解けないです。
そのせいで全く過去問演習が進みません。
LevelA問題は、惜しいところまでいけますが、B,Cは物にもよりますが、手がつけられないです。
どうしたら良いですか。
回答
こう
東北大学経済学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!
まず北大の冠でA判定が出る地点で、いわゆる基礎は問題ないどころか素晴らしいと思います。
一橋の問題って、どうにもこうにも問題が短すぎて意味わかんないの多いですもんね。
少し僕の話になってしまいますが、僕は理系から経済学部に進んだため一橋の問題も単元の確認で使ってました。
この時に一橋の問題について感じたのは、他大学とは異なり、条件を自分で絞らなければならないという傾向があまりにも強いと言うことです。
A問題は結構条件書いてあったりしますけどね。
あんじさんも薄々気づいているかとは思いますが、文章が短い分、解答に必須な条件は必ずと言っていいほど削ぎ落とされています。その条件を見つけ出すことさえできて仕舞えば、B問題くらいならあんじさんの手にかかればボッコボコに完答できると思います。
じゃあその条件とやらはどうすれば見つかるんだとお思いだと思います。
簡潔にいえば解法を絞らなければふわっと出てきます。
何を言っているんだと言われると少し難しいのですが、あんじさんが基礎完璧だからこそ言えることです。
例えば2005年の京大文系後期の三角比というか三角関数っぽい問題。(調べてみてくださいね)
一橋に似て、問題が圧倒的にキモいです。
ただ、今回の問題では三角関数の公式、和積とか積和を駆使すれば綺麗になります。
そうすると不思議なことに不等式の条件が出てくるんですね。(詳しくはMathmatics Monsterで三角関数のところに同様の問題がありますので見てみてくださいね)
このように、不等式→整数問題
sincos→三角関数
というような単調な問題は出ませんので、表面的に分かる情報をこねくりこねくりしてなんとか不等式などの情報を編み出す必要があります。
長々と何を言っているんだとお思いでしょうか?
やることはわかっているのだからあとは場数を踏むしかないということです。正直数学で点数を稼ぐのはおすすめできません。手の出ないようなB.Cの問題でも、一旦30分-60分くらい考えてこねくり回して、無理なら模範解答を見る。出来なくて不安なのは痛いくらいよく分かりますが、そういうものです。できる方がおかしいくらいの気持ちでいいと思います。
過去問は、複数回解くことでその大学の傾向を肌で覚えることを可能にし、気付きにくいでしょうけど合格への距離を相当近くしてくれます。なので解けないことにビビらず、どんどん解きましょう。そしてひたすらに解き直し、再現を何度もしましょう。これで基本はどうとでもなります。
なかなか難しく厳しい受験勉強、約半年後ある合格発表であんじさんが笑顔を浮かべられるよう、心からお祈りしています。
コメント(1)
あんじ
9/24 12:02
ありがとうございます!頑張ります!!