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講義系の現代文参考書

クリップ(8) コメント(4)
2/21 23:16
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やまこ

高1 北海道 北海道大学理学部(60)志望

どうも春から高校2年生の理系女子です。 1月進研模試で現代文を最低点を取りました。理系で1年生だからまだ早いと思われるかもしれませんが、現代文をのばしたいです。先生方と相談したところ、講義系の参考書と共テの過去問を買うことになりました。共テの過去問は兄から河合塾の2023年の予想問題集があります。 前置きが長くなりましたが、講義系の参考書のオススメはありますか?先生に出口さんの実況中継をオススメされましたが、書店に行って半日立ち読みしてくださいと言われました。ごもっともなんです。でも、田舎に住んでいるので今すぐには行けず困っています。オススメや使っていた参考書など教えてください。

回答

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たけなわ

北海道大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
講義系で言うと、旺文社の『現代文標準問題精講』がおすすめです。私が受験生時代に使った参考書の中で、最も好きな参考書です。著者である神田邦彦先生は、開成高校で長年教鞭を取っておられる傍ら、「榊邦彦」として作家活動にも邁進していらっしゃる大ベテランです。  8章構成(1〜7章が評論・8章が小説)で、各章に5個の長文(本書では素材文と呼ばれています)の計40個の素材文があり、各素材文にだいたい3〜5個の問題が付されています。素材文はすべて過去の大学入試で出されたもので、問題は実際に入試問題として出されたものと著者オリジナルのものが混在します。その後は「素材文の読みほどき」と題して文章の読み方や解答の作り方について、「素材文の噛み砕き」と題して素材文の内容をよりよく理解するための関連知識等について解説されています。なので、文章の読み方だけでなく、幅広い知識も勉強できます。「せっかく勉強するなら入試で点を取るためだけに終わらせず、幅広い教養も身に付けたい!」と言う方に適していると思います。  ただ、実際に使っていた上で感じた点について一つ挙げるとすれば、「素材文の読みほどき」と「素材文の噛み砕き」での解説が詳しい代わりに、別冊の解答解説に書かれている各問題に対する解説が非常に簡潔なので、一つ一つの問題における解答に至るまでに辿るべき具体的な思考プロセスが分かりにくいというきらいがあります。なので、解答の作り方に関しては、それ用に別の参考書や問題集など(例えば『現代文基礎問題精講』とか)で補完する必要が、もしかしたらあるかもしれません。  メインの内容もさることながら、何より「はじめに」の内容が素晴らしい。国語科目の学修の眼目である「考える力」の涵養の基本となることが書かれています。以下、一部抜粋すると、「僕たちの周りは、決まりきった文脈だらけだ。例えば『常識』とか、『伝統』とか、『同調圧力(周囲がそうだと、自分もそのように考えて、行動しなければならないと思うような無言の重圧感)』とか、いずれも、ときに僕たちの思考を決定的に縛ってしまう『周囲の文脈』である。その呪縛から、離れることは出来るか。もしも離れる可能性を秘めた小さな矢があるとしたら、それは・・・・・・」という感じです。  まぁ詳しくは、実際に書店に行って手に取ってみてください。なんと言っても、参考書選びにはやはりそれが一番です。その際には、まず「はじめに」と「本書の使い方」を読んでみて、それから「素材文の読みほどき」と「素材文の噛み砕き」を自由に読んでみたりしてください。あくまで私のおすすめなので、最終的には相談者様ご自身で判断していただく必要があります。ただ、学校の先生方が出口先生の実況中継を勧めてくださったのなら、そちらを選んで間違いはないと思いますがね。
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たけなわ

北海道大学法学部

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コメント(4)

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やまこ
2/22 16:58
回答ありがとうございます! 私も旺文社の現代文標準問題精講と迷っていたところです。とてもいいアドバイスありがとうございます🙇🏻‍♀️あとは書店に行って考えたいと思います!!すごく参考になりました✨
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やまこ
2/22 17:36
質問いいですか? 自分昔から現代文がすごく苦手で基礎からやり直したいんですが、そんな人にオススメな基礎の現代文参考書はありますか? 標準問題精講もいいと思いますが、それだったら基礎問題精講の方がいいんじゃないかな…と思っています。
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たけなわ
2/22 22:15
基礎問題精講については、使ったことがないので、ネットで試し読みした限りでの評価になることをご了承下さい。現代文で問われるのは、①文章を読む力と②解答を作る力の二つではないかと思うのですが、このうち、どちらかと言えば標準問題精講は①、基礎問題精講は②を養うのに向いていると個人的には思います。標準問題精講は、文章の読み方(文章を読む際に意識すべきことや注意すべきこと)を一から詳しく手解きしてくれるので、基礎レベルから①を鍛える場合でも十分役に立つ参考書だと個人的に評価しています。しかし、①を点数に結びつけるには②の鍛錬も必要なわけで、その場合には基礎問題精講の方が向いていると思います(理由は回答本文に書いた通りです)。私の場合、本文にも書きました「はじめに」を読んで感激し、(他の参考書も吟味した上でですが)半分一目惚れで標準問題精講を選んだようなものなので、不安でしたら、まずは基礎問題精講をやって、それから標準問題精講にシフトする方が確実だろうと思います(相談者様の場合、受験まで時間があるようなので)。それか、同時に二冊を買う金銭的余裕があるなら、標準問題精講の方は、素材文や「素材文の読みほどき」「素材文の噛み砕き」のみを読んで専ら文章の読み方を学ぶ用にし、具体的な問題演習は基礎問題精講を中心にやるというのも一つの手です。いずれにしろ、基礎問題精講の方が良いと思うのでしたら、そちらをやるのが良いと思いますよ。私のおすすめはあくまで私のおすすめであって、参考にはしても鵜呑みにはしてほしくないので(因みに言うと、私が②を学ぶために使っていた参考書は、河合塾の『現代文記述式問題の解き方 「二つの図式」と「四つの定理」』という参考書です)。ご自身のお考えがあるのでしたら、それを優先なさって下さい。他に基礎レベルに適した参考書として何があるかは、申し訳ないことに私には分からないので、それこそ学校の先生方にうかがってみるとか、ネットで参考書ルートを調べて最初の方に挙げられているものを見てみるとかすれば、色々情報は得られると思います。

よく一緒に読まれている人気の回答

現代文の点数を上げるには
 僭越ながら僕のおすすめの参考書を紹介させて頂きます。 ①『現代文標準問題精講』(旺文社) この参考書は、現代文の読み方を学ぶのに最適です。1章5題で8章(1〜7章が評論、8章が小説)合計40題からなり、1題ごとに「素材文」、「素材文の読みほどき」、「素材文の噛み砕き」の3パートに分かれています。「素材文」では実際に入試で出た文章と問題が3〜5個あり、「素材文の読みほどき」では、「講義」と題してそれぞれの題でメインとして教えたい読み方を詳しく解説しています。「素材分の噛み砕き」では、それぞれの題の素材文の内容をより深く掘り下げるための教養、知識を詳しく紹介しています。この一冊で、現代文の読み方と教養を身につけられます。 ②『現代文記述式問題の解き方 「二つの図式」と「四つの定理」』(河合塾) この参考書は、解答の作り方を学ぶのに最適です。僕が当時これを使っていた理由は、現代文の内容は理解できるのに得点につながらないことに悩んでおり、現代文の回答の作り方をちゃんと学ぼうと思っていたときに、書店で「わかっているのに得点できない」という文句に一目惚れしたからです。まず、この参考書は、現代文の正しい勉強の仕方(やっても伸びない勉強の仕方と正しい勉強の仕方)について教えてくれます。現代文の記述式問題の解答を作るにあたっての大原則を紹介し、それから解答作成における「二つの図式」と「四つの定理」について、例題を交えて詳しく教えてくれます。その後、約8題の練習問題が与えられます。扱っている問題の文章もそれほど長くないので、取り組みやすいと思います。 *ただし、評論問題についてしか扱ってないのでご注意ください。  僕は上の2冊にすごく助けられ(僕もそれまでは現代文は5割程あるいはそれ以下でした)、現代文を突破しました。①は4月〜5月の休校期間中にやってました。②は、直前の共通テスト後〜2月初めくらいにやりましたが、もっと早く(夏休みくらい)にやっておいた方が良いです(定着にかかる時間に余裕を持たせた方が良いので)。ちなみに僕の勉強法は②の参考書で教えられたやり方に従いました。なので、ここで話すよりもそちらを見ていただいた方が早いです。  よく現代文はセンスで解いてるっていう人がいますが、センスで解いている人は無意識に解けてしまうので、自分がどんな風に解いているのかを理解していません。なので、例えばスランプに陥った時期など、そこから回復することが極めて困難になります。これに対し、ちゃんと読み方や解答の作り方を学んだ人は、どうやって解けば良いかを理解できているので、スランプはないですし、仮にスランプに陥ってもすぐ回復できます。成績を上げたいなら、何事もまずは正しい勉強の仕方を学ぶことですね。では、これで。ご期待に沿う回答でなかったら申し訳ありません。 *これらはあくまで僕のおすすめというだけであり、参考書に関してはご自身で書店に足を運んで色んなものを実際に手に取ってみて、自分に合うもの(これなら続けられそうと思うものなど)を選んでください。ここでは、参考までに2冊の参考書を挙げさせていただきました。
北海道大学法学部 @238
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現代文
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早稲田大学対策
私は今国語の塾講師をやっています。中学、現役の頃にはあんなにできなかった国語を。ただ、ある時、気付きのターニングポイントが自分にはあって、それからみるみる成績が上がっていきました。 今も講師をやっていて思うのですが。 私たちはやたらめったら「解ける」ことに主眼を置きがちです。他の科目の性質である“得点”を意識しがちです。 しかし、国語は読書となんら変わりのない教科です。そして読書には得点は絡みません。 つまり私が言いたいのは、解くことを一回やめてほしいということです。 国語という教科は第1関門に「読む」があり、第2関門に「解く」があります。すなわち、読めないと解けないようにできてるし、問題作成者も読めないような所にフォーカスを当てて設問を練ります。我々の読解力で読み解けるレベルに応じ、得点が出るように適宜問題の難度を並び替えつつ。全部同じレベルの問題を出してしまうと、しっかりとしたデータ集積がてきないので。 そして、ある程度意義がわかったところで本題に移ります。 文章は英語と同様、小さな単位から大きな単位まであります。語→文→段落→意味段落→文章の順に。しかしながら我々は日本語であるという理由だけに、英語は下から学習していくのに対し、国語はいきなり文章に飛びついてしまいます。 まずは、語から考えます。大学入試レベルともなると語彙力は高校入試よりはるかに上回ります。そこで概念などを一通り学べるよう、単語集を英語と同様にやっていきます。 ・現代文キーワード読解[改訂版] ・ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES) ・入試漢字マスター1800 (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。ちなみに、漢字も入れてありますがキーワードと漢字の参考書1冊ずつ完璧にするのが理想です。漢字問題集は漢字の設問を解くだけでなく、文章中に出てくる語彙の対策にもなるので甘くみてはいけません。 ここまでで、語は制覇できました。第1段階です。 第2段階として、今度は語が集まってできた文、文が集まってできた段落、段落が集まってできた文章へとフォーカスしていきます。 文と文、段落と段落については ・田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式 ・現代文と格闘する (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。多分、こうやって言うと「解かないって言ってたやん!」とかツッコミ受けそうなのですが、この二冊は基本的に解くことに主眼を置かれてなく、読めているかどうかのチェックの問題がついてるだけで、実際の入試では到底出ないような問題です。 ここまでであらかた完了しているのですが、さらに文章読解を深めていくために、段落と段落の関係、さらには段落が集まってできた意味段落と意味段落同士の関係をより明確にできるような力の養成に入ります。 ・高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門 改訂版 (高校生のための現代文アンソロジー・シリーズ) ・高校生のための現代文ガイダンス ちくま評論文の読み方 (教科書関連) この二冊は完璧に入試問題がついていません。読むためチェックはありますが。 ただこの二冊は聖光学院という東大輩出率の高い高校が夏休み課題として採用しているもので、東大出身者に定評のあるものです。 この2つで文章というものにダイレクトに向き合い、1つの文章を分析する力を養い、かつコンパクト化できるようにします。 結局のところ、現代文ができるというのは、文章を一読し、流れを理解しつつ内容をコンパクト化し、その上で設問に取り組めるということです。 この参考書では文章を読んでその流れを自分で予備校の先生みたいにチャート化できるよう努めてください。 そして、仕上げとして ・現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) で自分で実際に文章の流れを把握し、コンパクト化できているかチェックしてみてください。 ここまでくれば読みはオーケーです。そしたら遂に解く領域に入ります。もちろん過去問でも構いません。ただ導入としてオススメなのが ・現代文私大対策プラクティス―設問から攻める! (駿台受験シリーズ) です。一通りの私大の現代文を体感するのにぴったりです。あとは ・入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) も解説が丁寧なのでおススメです。 国公立の問題が入っているような参考書もあるかと思いますが、記述で書けないのに選択肢で選べるわけないので。 記述で解答を考える際にポイントとなるものを多く含んでいる選択肢が正解なわけで。 ちなみに消去法なんかずっとやってたらいつまでたっても伸びませんよ。 すごいでしょ?こんなに読みの参考書があったのに解きの参考書の量が圧倒的に少ないのは。でもそれだけ読みが重要だということです。 ここまでで多く語り尽くしたようにみえますが、実際はもっと語りたいことがあります。これ以上長くしても見る気を削ぐだけなので。とりまえず自分でできるように方向性は示せたと思います。 ぜひ頑張ってください。
早稲田大学商学部 #かーきん
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現代文を安定させるには
私は今国語の塾講師をやっています。中学、現役の頃にはあんなにできなかった国語を。ただ、ある時、気付きのターニングポイントが自分にはあって、それからみるみる成績が上がっていきました。 今も講師をやっていて思うのですが。 私たちはやたらめったら「解ける」ことに主眼を置きがちです。他の科目の性質である“得点”を意識しがちです。 しかし、国語は読書となんら変わりのない教科です。そして読書には得点は絡みません。 つまり私が言いたいのは、解くことを一回やめてほしいということです。 国語という教科は第1関門に「読む」があり、第2関門に「解く」があります。すなわち、読めないと解けないようにできてるし、問題作成者も読めないような所にフォーカスを当てて設問を練ります。我々の読解力で読み解けるレベルに応じ、得点が出るように適宜問題の難度を並び替えつつ。全部同じレベルの問題を出してしまうと、しっかりとしたデータ集積がてきないので。 そして、ある程度意義がわかったところで本題に移ります。 文章は英語と同様、小さな単位から大きな単位まであります。語→文→段落→意味段落→文章の順に。しかしながら我々は日本語であるという理由だけに、英語は下から学習していくのに対し、国語はいきなり文章に飛びついてしまいます。 まずは、語から考えます。大学入試レベルともなると語彙力は高校入試よりはるかに上回ります。そこで概念などを一通り学べるよう、単語集を英語と同様にやっていきます。 ・現代文キーワード読解[改訂版] ・ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES) ・入試漢字マスター1800+ (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。ちなみに、漢字も入れてありますがキーワードと漢字の参考書1冊ずつ完璧にするのが理想です。漢字問題集は漢字の設問を解くだけでなく、文章中に出てくる語彙の対策にもなるので甘くみてはいけません。 ここまでで、語は制覇できました。第1段階です。 第2段階として、今度は語が集まってできた文、文が集まってできた段落、段落が集まってできた文章へとフォーカスしていきます。 文と文、段落と段落については ・田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式 ・現代文と格闘する (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。多分、こうやって言うと「解かないって言ってたやん!」とかツッコミ受けそうなのですが、この二冊は基本的に解くことに主眼を置かれてなく、読めているかどうかのチェックの問題がついてるだけで、実際の入試では到底出ないような問題です。 ここまでであらかた完了しているのですが、さらに文章読解を深めていくために、段落と段落の関係、さらには段落が集まってできた意味段落と意味段落同士の関係をより明確にできるような力の養成に入ります。 ・高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門 改訂版 (高校生のための現代文アンソロジー・シリーズ) ・高校生のための現代文ガイダンス ちくま評論文の読み方 (教科書関連) この二冊は完璧に入試問題がついていません。読むためチェックはありますが。 ただこの二冊は聖光学院という東大輩出率の高い高校が夏休み課題として採用しているもので、東大出身者に定評のあるものです。 この2つで文章というものにダイレクトに向き合い、1つの文章を分析する力を養い、かつコンパクト化できるようにします。 結局のところ、現代文ができるというのは、文章を一読し、流れを理解しつつ内容をコンパクト化し、その上で設問に取り組めるということです。 この参考書では文章を読んでその流れを自分で予備校の先生みたいにチャート化できるよう努めてください。 そして、仕上げとして ・現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) で自分で実際に文章の流れを把握し、コンパクト化できているかチェックしてみてください。 ここまでくれば読みはオーケーです。そしたら遂に解く領域に入ります。もちろん過去問でも構いません。ただ導入としてオススメなのが ・現代文私大対策プラクティス―設問から攻める! (駿台受験シリーズ) です。一通りの私大の現代文を体感するのにぴったりです。あとは ・入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) も解説が丁寧なのでおススメです。 国公立の問題が入っているような参考書もあるかと思いますが、記述で書けないのに選択肢で選べるわけないので。 記述で解答を考える際にポイントとなるものを多く含んでいる選択肢が正解なわけで。 ちなみに消去法なんかずっとやってたらいつまでたっても伸びませんよ。 すごいでしょ?こんなに読みの参考書があったのに解きの参考書の量が圧倒的に少ないのは。でもそれだけ読みが重要だということです。 ここまでで多く語り尽くしたようにみえますが、実際はもっと語りたいことがあります。これ以上長くしても見る気を削ぐだけなので。とりまえず自分でできるように方向性は示せたと思います。 ぜひ頑張ってください。
早稲田大学商学部 #かーきん
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国語の対策をどうすれば良いか
はじめまして! 英語や数学と違って対策の見通しが立てにくいですよね。ただ基本的には英語や数学と同じで知らなければいけない内容があって、それを処理する訓練がなされていれば点は取れる科目です。 違う点はいわゆる知識量はそこまでいらないという点と、演習もどういうところに気をつければよいか掴めば演習量もそこまでいらないという点です。 そもそも現代文というのは筆者が主張を伝えるために書かれた文章です。主張を1つずつ段階的に説明した結果長文化したのが現代文と言えます。 一見すると冗長な文章ですが、最終的に筆者の主張が伝わるような展開になっています。それが所謂「論理展開」です。現代文の読解はこの論理を抽出し、設問で問われている箇所を提出したもののが解答となります。 現代文の勉強の第1段階としては、この論理構造にどのようなものがあるのかを知るところからです。 次にその論理構造が実際にどのように展開されているのかを演習を通して学ぶことです。論理構造といっても何十種類もある訳では無いので、短期間で抑えることが出来るかと思います。 論理構造の知識を学んだ後は、解答の作り方です。 全体の論理展開のうち問われている箇所を抜き出してまとめる工程になります。すなわち、論理を構築している要素を抜き出し、それらの関係性を正しく整えます。 現代文は記述とマークの2種類があります。ただどちらも本質的にはやることは同じです。文章を読解する時点では記述もマークも差はありません。 解答パートですが、自ら要素を抜き出して正しい関係性に整える必要のある記述に対して、マークは既に要素が抜き出されて選択肢として並べられています。マークはそれぞれの要素が正しいか、要素間の関係性は正しいかを吟味します。この文マークの方がシステマチックです。 ただ記述は記述である程度パターンがあるのでそれを学べれば意外とシステマチックです。 ここら辺の解答の作り方は演習を通して訓練します。ある程度システマチックに解けるとは言ったものの、数学などと違って表現が問題ごとに大きく異なるので慣れは必要かと思います。 ではどのように知識を身につけ、訓練をすればいいのかです。おすすめの方法を以下に紹介します。 まず知識面ですが、参考書というより先生の紹介です。名前は柳生好之先生です。 柳生先生は論理構造にどのような種類があるのか体型的にまとめてくれています。考え方もかなり理系的で、まるで数学を解いているかのような理解ができます。 また記述対策もしっかりしてくれており、解答パターンに分けてそれぞれどうアプローチすれば良いか解説してくれます。 柳生はスタディサプリの講師でオンラインで実際に授業が視聴できます。また参考書も多数出されているので、そちらで学ぶこともできます。そこは時間とお財布に相談です。ただ内容は大きくは変わらないと思います。 知識をつけた後に演習が必要となりますが、結局中途半端な問題集より試験の過去問が質が良いです。なのでおすすめは過去問を使用している問題集です。 個人的に一番おすすめなのが各種予備校が出している模試の過去問集です。他の参考者に比べて入手が面倒という難点はありますが、模試の問題は予備校が名の名がつくのでかなり気合いを入れて作成されています。問題が良質なのはもちろんですが、解答解説がかなり充実しています。当然受験生向けなので、どうやって読解を進めれば良いか、どのように解答にアプローチすれば良いかなど丁寧に解説されていることが多いです。つまり演習にもってこいです。現代文は解きっぱなしでは力がつかないので、自分のアプローチに間違いがないか、無駄がないかを演習で確認していきます。 以上です。 最後に、現代文は他教科に比べてやるべきことが少ないです。半年あればある程度持っていけるかと思います。 もちろん他の教科との兼ね合いも重要ですが、何よりも大切なのはやる気です。「大丈夫!間に合う!」というのは簡単ですが、結局身をもって自信を得るには自分の中に手応えを掴む必要があります。やれることを1つずつ積み重ねていくことで、今までできなかったことが少しずつできようになり、その実感が手応えです。 大変かとは思いますが、しっかり最終目標を意識して目の前のことに集中しましょう! 応援しています!頑張ってください!
京都大学農学部 31
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現代文の勉強方について
じつは国語でもなんでも全ての教科において中学まで戻ることって結構大事で、 中学での国語を参考書とかからやってみてもいいかもしれません。 ちなみに私は今国語の塾講師をやっています。中学、現役の頃にはあんなにできなかった国語を。ただ、ある時、気付きのターニングポイントが自分にはあって、それからみるみる成績が上がっていきました。 今も講師をやっていて思うのですが。 私たちはやたらめったら「解ける」ことに主眼を置きがちです。他の科目の性質である“得点”を意識しがちです。 しかし、国語は読書となんら変わりのない教科です。そして読書には得点は絡みません。 つまり私が言いたいのは、解くことを一回やめてほしいということです。 国語という教科は第1関門に「読む」があり、第2関門に「解く」があります。すなわち、読めないと解けないようにできてるし、問題作成者も読めないような所にフォーカスを当てて設問を練ります。我々の読解力で読み解けるレベルに応じ、得点が出るように適宜問題の難度を並び替えつつ。全部同じレベルの問題を出してしまうと、しっかりとしたデータ集積がてきないので。 そして、ある程度意義がわかったところで本題に移ります。 文章は英語と同様、小さな単位から大きな単位まであります。語→文→段落→意味段落→文章の順に。しかしながら我々は日本語であるという理由だけに、英語は下から学習していくのに対し、国語はいきなり文章に飛びついてしまいます。 まずは、語から考えます。大学入試レベルともなると語彙力は高校入試よりはるかに上回ります。そこで概念などを一通り学べるよう、単語集を英語と同様にやっていきます。 ・現代文キーワード読解[改訂版] ・ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES) ・入試漢字マスター1800 (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。ちなみに、漢字も入れてありますがキーワードと漢字の参考書1冊ずつ完璧にするのが理想です。漢字問題集は漢字の設問を解くだけでなく、文章中に出てくる語彙の対策にもなるので甘くみてはいけません。 ここまでで、語は制覇できました。第1段階です。 第2段階として、今度は語が集まってできた文、文が集まってできた段落、段落が集まってできた文章へとフォーカスしていきます。 文と文、段落と段落については ・田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式 ・現代文と格闘する (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。多分、こうやって言うと「解かないって言ってたやん!」とかツッコミ受けそうなのですが、この二冊は基本的に解くことに主眼を置かれてなく、読めているかどうかのチェックの問題がついてるだけで、実際の入試では到底出ないような問題です。 ここまでであらかた完了しているのですが、さらに文章読解を深めていくために、段落と段落の関係、さらには段落が集まってできた意味段落と意味段落同士の関係をより明確にできるような力の養成に入ります。 ・高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門 改訂版 (高校生のための現代文アンソロジー・シリーズ) ・高校生のための現代文ガイダンス ちくま評論文の読み方 (教科書関連) この二冊は完璧に入試問題がついていません。読むためチェックはありますが。 ただこの二冊は聖光学院という東大輩出率の高い高校が夏休み課題として採用しているもので、東大出身者に定評のあるものです。 この2つで文章というものにダイレクトに向き合い、1つの文章を分析する力を養い、かつコンパクト化できるようにします。 結局のところ、現代文ができるというのは、文章を一読し、流れを理解しつつ内容をコンパクト化し、その上で設問に取り組めるということです。 この参考書では文章を読んでその流れを自分で予備校の先生みたいにチャート化できるよう努めてください。 そして、仕上げとして ・現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) で自分で実際に文章の流れを把握し、コンパクト化できているかチェックしてみてください。 ここまでくれば読みはオーケーです。そしたら遂に解く領域に入ります。もちろん過去問でも構いません。ただ導入としてオススメなのが ・現代文私大対策プラクティス―設問から攻める! (駿台受験シリーズ) です。一通りの私大の現代文を体感するのにぴったりです。あとは ・入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) も解説が丁寧なのでおススメです。 国公立の問題が入っているような参考書もあるかと思いますが、記述で書けないのに選択肢で選べるわけないので。 記述で解答を考える際にポイントとなるものを多く含んでいる選択肢が正解なわけで。 ちなみに消去法なんかずっとやってたらいつまでたっても伸びませんよ。 すごいでしょ?こんなに読みの参考書があったのに解きの参考書の量が圧倒的に少ないのは。でもそれだけ読みが重要だということです。 ここまでで多く語り尽くしたようにみえますが、実際はもっと語りたいことがあります。これ以上長くしても見る気を削ぐだけなので。とりまえず自分でできるように方向性は示せたと思います。 ぜひ頑張ってください。
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おすすめの参考書
〔具体的なロードマップ〕 【国語編】 《現代文》 現代文はとにかくフォームを作ることが大切です。1つのフォームを作ってそのフォームを問題文ごとに当てはめていく感じです。自分は現代文は自分でやるのは心配だったので予備校に通いました。スタディサプリでも構いません。現代文は波が出やすい教科であり、また苦手教科であったのも予備校に通う理由の1つです。予備校の問題を解きその日にまず1回復習する。復習する際には先生の解き方と自分の解き方の差をいかに埋めるかを考えながら復習していました。問題の解く頻度は1週間に2〜3題くらいが良いかと思います。夏休みは普段と比べて時間があるため4〜5題ほどやりました。 💁‍♂️〔ロードマップ〕💁‍♀️ はじめの現代文 正解へのアプローチ(河合出版) 旺文社 全レベル問題集①〜⑤ 河合塾 入試現代文へのアクセス基本〜発展編 *センターの国語に関してはシンプルに文章が長いです。ブロック読解が基本になるので私大の現代文とは解き方が異なることを意識しましょう。 《古文》 古文に関してはとりあえず単語と文法。 単語に関しては単語帳一冊を完璧にすれば大丈夫だと思います。ただ古文単語に関してはすぐに忘れてしまうので夏休み中に完璧にして2学期以降にもしっかりと触れていきたいです。覚え方としては、とにかく見る回数を増やす!単純ですが本当に大事です。1回1回覚えるつもりがなくても見る回数を増やしていけば自然と覚えていきます。もしくは音声学習も有効的です。CD付きの単語帳、もしくは自分のスマートフォンにその単語の意味を吹き込んでCD代わりにするなどの方法もあります。 文法に関しては一冊文法の参考書をやるので充分。自分は参考までに河合塾出版のステップアップノートを使っていました。(灰色)私大、センター含めて難しい文法問題はそこまで出ない印象です。だからこそできないと差がついてしまいます。最低限はやっておくようにしましょう。 最後に長文。長文読解には単語と文法以外にも背景知識が必要です。有名な作品(源氏物語や落窪物語)に関しては漫画を買って背景知識を入れていました。その他にも宮中の作りや武士のしきたりなど意外と重要ではないかと思われる背景知識が直接問われはしないものの読解においてキーワードになる場合があります。しっかりと背景知識は入れておきましょう。背景知識をしっかりと入れておくと文中の主語が誰なのかが一層分かるようになります。古文は文中の主語が誰なのかがとても重要ですので自分で長文読解の演出に取り組む際にも意識してほしいです。おすすめの問題集は旺文社出版の全レベル問題集③.④です。 〔ロードマップ〕 古文単語帳 ex古文単語315 古文単語フォーミュラ600 ステップアップノート(灰色) 旺文社全レベル問題集②〜④ 源氏でわかる古文常識(漫画) 速読古文常識 《漢文》 漢文に関してはとりあえず1冊参考書を終わらせましょう!!自分は漢文早見表を使っていました。問題集に関してはセンターの過去問を使っていました。早大といってもそこまで難しい漢文の問題は出ないと思います。センターレベルがこなせたら対応できると思います。(早大で漢文が独立問題として出題されるのは文学部、教育学部だと思います。) 〔ロードマップ〕 漢文早見表or漢文ヤマのヤマ センター過去問(演習用) 【英語編】 英語に関してはまずは単語。単語は自分の使っている単語帳を夏休みを終えるまでにはその単語を見た段階で意味がわかるレベルまで持っていきましょう。あくまで参考までに私は単語王という英単語帳を使っていました。単語には上限があるのでそこまで極める必要はありません。ある程度まで極めたら類推能力をつけましょう。 次に文法。文法も同じく1つの参考書を完璧に仕上げましょう。参考までに私はoutputという学研出版の参考書を使っていました。(かなり分厚いですが解説がとても丁寧!) 単語と文法に関しては夏休み中に仕上げる必要があります。二学期以降は単語、文法に取り組む時間、モチベーションがありません。ぜひとも苦手は克服しましょう。 次に構文も大事です。ポレポレかtop gradeがおすすめです。文章を読むには単語、文法、構文理解どれも重要でかけてはならない要素です。夏休み中に土台は作っておきましょう。 次に長文。ここはもっとも大事な要素であり私大の受験では点数の大半を占めます。長文を読むために必要なことは2つ。正確性とスピードです。前者の正確性は単語、文法、構文理解が基礎となりそこから背景知識や読解力が問われる分野です。夏休み中は上記挙げた通り単語や文法、構文理解に時間をかけましょう。と同時に後者のスピードもとても大事です。スピードを早めるのに最も効果的な方法は音読です。同じ文章を何度も音読、CDなどを聞いてシャドーイングすることを勧めます。そして音読をする際に意識してほしいこと 1 音読のペースでその分の構文が理解できる。 →これは1つの指標です。具体的に言うと音読のスピードでSVOCが分かるか、関係詞や同格などが分かるかなどです。 2 音読のペースでその分の意味が理解できる →文章の理解には単語、文法、構文理解が必須です。この3つを音読のペースでできたら怖いものなしですね… 3 音読のペースで文章全体が理解できる →文章全体とはそのパラグラフの役割、ポジションが理解できるということ。難関大学になるにつれ文章を読む際の緩急が求められます。音読を通して英語の通りに文章を理解するという力がつきます。音読は強制的に左から右へ文章を読まなければなりません。その訓練が長文を読む際にとても活かせます。またリスニングもできるようになるのでいいことが多いと思います!自分は市販のCD付きの長文問題集を使っていましたね。そのCDをダウンロードして聞きまくってシャドーイングしていました。音読はぜひ実践してみてください!!スピードを自分で自由に変えられるようになったら難関大学でも通用する英語力がついてきた1つの目安だと思います。 英語に関してはこんな感じです。まとめると夏休み中は英語力、具体的に言うと文章を読む際の正確性とスピードを意識した勉強がおすすめです。 〔ロードマップ〕 単語王orシス単or鉄壁or速読英単語 解体英熟語 文法書 output トップグレード(早川勝己著) 音読(旺文社 全レベル問題集③〜⑤) センター過去問 【日本史編】 日本史はとにかく通史を回しましょう。自分は実況中継を使っていました。これは金谷の日本史でもいいと思います。それと同時に実況中継(金谷の日本史)に付随しているCDを上手く使うのがコツです。CDを何回も聞くことによって自然と歴史の流れ(物事の原因と結果)が頭に入ってきました。本当におすすめです。CDのリズムで回りとリズムを考えなくていい分集中できます。 問題集に関しては夏休みの間はセンターの過去問がいいと思います。(個人的には黒本より赤本。まとまっているので)センターの過去問は良問が多くとてもいいと思います。問題を解く際に気をつけてほしいことは選択肢を全部消す練習をしておきましょう。1題問題解くごとに4倍の成果が得られます。(単純なことですが結構難しい…)一石四鳥ですね。またセンターの問題をある程度得点できるようになったら私大用の問題集に取り組みましょう。私大の日本史に関しては、早慶でいうと悪問といって教科書に載ってない、用語集にやっとあるかないかレベルの問題が出ます…その悪問の存在をしっかり認識して私大の日本史に取り組んでほしいです。悪問に関しては正直差がつきません。悪問をできるようにする時間があるなら英語や国語に時間を回した方がいいでしょう。おすすめの問題集は日本史 標準問題精講(石川晶康著)です。一問一答に関してはあくまでプラスαとして捉えましょう。主軸にするのはリスキーですね。 〔ロードマップ〕 実況中継2〜3周 CD聞き回し センター過去問(赤本) 一問一答(あくまでプラスα) 標準問題精講←難関私大の問題集でおすすめです!しっかりと悪問かどうかが書いてあるのでぜひ こんな感じです!何か分からないことがあひましたらぜひ〜〜!!
早稲田大学社会科学部 クリ
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時間の使い方
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現代文のおすすめ参考書
はじめまして。智と申します。 まずは、これから高2ということなので、 私の恩師である安達雄大先生の、「ゼロから始める現代文」がおすすめです。ゼロからなので、基礎の基礎から始まりますし、現代文の本質をついている参考書なので考え方は末永く使えるものになっています。「ゼロから」と謳っていますが、ある程度現代文ができる方にも是非読んでもらいたい内容となっています。 読解・解答の原理原則の解説の章と、基本的な現代文用語に関する章、そして実際に問題を解いてみて実践してみる章、と続き、最後にこれから先の勉強法まで載っています。 講義形式でわかりやすく、本当におすすめです。この本を抑えれば現代文への向き合い方・取り組み方が本当に変わると思います。 共通テスト対策は、同じく安達雄大先生の、「現代文講義の実況中継」がおすすめです。 薄くて取り組みやすく、共通テストの取り組み方が講義形式で詳しく乗っています。実践して頭の動かし方を確かめることができます。 同じ問題で悩んだ場合、現代文(特に評論)の場合は、筆者が論点をいろいろな具体例などを用いて何度も繰り返すことが多いため、「もっと先を読んだらわかる」というケースが多いです。そのため、うまくいかないと思ったら飛ばして先に進むべきだと思います。他の問題のことを考えていく上で理解できたりすることも多いですしね。 また何か質問等あれば気軽にどうぞ!
早稲田大学政治経済学部 智(とも)
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基礎からの参考書は?
こんにちは! 現代文はある程度問題によって相性が出てしまう科目であると思います!ですが勉強していくことによってその事故というものを少なく、最小限にすることはできると思います! しっかりと諦めずに正しい勉強をすれば偏差値60までは必ずいくと思うのでとにかく曖昧に読むのではなくきっちりと文を正確に読めるように、また参考書に書かれている読み方ができるようになることが大切だと思います!! 自分のおすすめの基礎からの参考書のルートは以下の通りです!参考にしてみてください!! 現代文ポラリス1→現代文アクセスの基本編→ 現代文読解力の開発講座 現代文ポラリス1やアクセスの基本編が基礎に当たりここをしっかりやれば共通テストレベルの文章は読めるのようになってくると思います!! そしてその2つを終えた上でこの中でも最もおすすめで、時間をかけ、力を入れて欲しい参考書が現代文読解力の開発講座です!!評論の難しい文章に対してかなり詳しく解説されていて、現代文の読み方を教えてくれるのでこれをしっかり2、3周やるのがいいと思います! 以下がおすすめのやりかたです! 現代文読解力の開発講座の進め方 1周目 まず解いて答え合わせで解説を熟読して読み方を学ぶ。(要約は1周目はやらなくてもOK) 2、3周目 要約も含めて解いて解決をすみずみまで読む。参考書に書いてあるような解き方の流れをできるようにする。 この順番で進めていくのがいいとおもいます!これと合わせてYouTubeのただよびで現在公開されている宗慶二先生の動画を見るといいと思います! 次に漢字と語彙ですがこれはコツコツと進めていきましょう。学校でやってるやつやそれがなければ入試に出る漢字と語彙2400がいいと思います! 補足 自分が使っていた接続語の記号です。(評論)合うか合わないかは好みだと思うので参考程度でお願いします。ただ自分としてはただ読むよりも手を動かした方がいいかなと思ってやってました。 順接→▽ 逆説→△ 言い換え→⬇️ 例示→()でくくる キーワード(自分が大事だと思った言葉)→○で囲む 大事だと思った一文→線を引く 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければこちらのコメントでお答えするのでお気軽にどうぞ!(答えられる範囲で答えます!) また、UniLink パートナーのオンライン受験相談も実施しています!25分間で現役の大学生と話すことができ、勉強について相談できるというサービスです!こちらを利用したい方はメッセージお待ちしています!! 勉強頑張ってください!!
早稲田大学商学部 TR_
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現文の勉強の仕方
こんにちは! まず現代文を勉強する上で頭にいれといて欲しいのが現代文の問題の答えは本文にあるということです!この本文を正しく読めるようにすることが最も大切だと思います!!! また、現代文はある程度問題によって相性が出てしまう科目であると思います!ですが勉強していくことによってその事故というものを少なく、最小限にすることはできると思います! そして、現代文の評論と小説ではかなり違うので分けて説明していきたいなと思います! ⭐️評論 まず評論ですが現代文を勉強する上で頭にいれといて欲しいのが現代文の問題の答えは本文にあるということです!この本文を正しく読めるようにすることが最も大切だと思います!!! また、現代文はある程度問題によって相性が出てしまう科目であると思います!ですが勉強していくことによってその事故というものを少なく、最小限にすることはできると思います! しっかりと諦めずに正しい勉強をすれば偏差値60までは必ずいくと思うのでとにかく曖昧に読むのではなくきっちりと文を正確に読めるように、また参考書に書かれている読み方ができるようになることが大切だと思います!! 自分のおすすめの参考書のルートは以下の通りです!参考にしてみてください!! 現代文ポラリス1→現代文アクセスの基本編→ 現代文読解力の開発講座 この中でも最もおすすめで、時間をかけてやってほしいのが現代文読解力の開発講座です!!評論の難しい文章に対してかなり詳しく解説されていて、現代文の読み方を教えてくれるのでこれをしっかり2、3周やるのがいいと思います!(この参考書で自分も本文を正しく読めるようになりました。) 以下がおすすめのやりかたです! 現代文読解力の開発講座の進め方 1周目 まず解いて答え合わせで解説を熟読して読み方を学ぶ。(要約は1周目はやらなくてもOK) 2、3周目 要約も含めて解いて解決をすみずみまで読む。参考書に書いてあるような解き方の流れをできるようにする。 この順番で進めていくのがいいとおもいます!これと合わせてYouTubeのただよびで現在公開されている宗慶二先生の動画を見るといいと思います! 次に漢字と語彙ですがこれはコツコツと進めていきましょう。学校でやってるやつやそれがなければ入試に出る漢字と語彙2400がいいと思います! 補足 自分が使っていた接続語の記号です。(評論)合うか合わないかは好みだと思うので参考程度でお願いします。ただ自分としてはただ読むよりも手を動かした方がいいかなと思ってやってました。 順接→▽ 逆説→△ 言い換え→⬇️ 例示→()でくくる キーワード(自分が大事だと思った言葉)→○で囲む 大事だと思った一文→線を引く ⭐️小説 次に小説ですがとにかく登場人物の心情を追っていくことが大切です。ただ心情だけでなく、事態→心理→行動これをしっかり捉えることが大切です。自分がこの考えを教わったのはきめる!共通テスト現代文です!!これが数少ない小説に対するアプローチを曖昧ではなくしっかり書かれていてほんとに小説の解き方を学ぶには素晴らしい参考書だと思います!是非やってみてください! 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければこちらのコメントでお答えするのでお気軽にどうぞ!(答えられる範囲で答えます!)
早稲田大学商学部 TR_
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現代文の勉強の仕方
高2なら時間があるので、偏差値を30上げた方のとある現代文の勉強法を紹介します。 その人曰く、現代文は「量」です。 その人は「全国大学入試問題正解」という参考書を使っていました。この参考書は全国の都道府県の現代文の入試問題を片っ端から集めたもので、とても分厚いのですが、夏休みで全部終わらせたみたいです。 時間がある高2生なら一日一題解けばやり切れると思います。やり方は以下の通りです。 ①出典、作者を見る →大学入試現代文は無数の本から1つ選び抜かれてると思われがちですが、実際は出典が被るケースはかなり多いです。出典がかぶればその作者の思想を知った状態で文章に取り掛かることができるのでかなり問題が解きやすくなります。 ②最後の段落を読む →現代文は構成上最後に言いたいことをまとめとして言います。その前の文章でそのまとめを説得するために具体例などを言うのです。なので最後の段落を読めば大体概要がつかめます。 これらが文を読む順番についてです。 ここからは文の読み方についてです。 ①それぞれの段落で筆者が一番イイタイコトを探し、線を引きながら読んでいく →私たちが実際文を書いているとわかるように、段落を変えるときは話を変えるときです。それぞれの段落でイイタイコトを伝えた後、段落を変えます。つまり、1つの段落にはイイタイコトが必ずあるはずです。それをおさえましょう。 ②著者の気持ちに寄り添うというアティチュードで読む →小説では、よく「合う」「合わない」がありますよね。自分が筆者と共鳴し合うとそれが起こります。 それは論説文でも言えるため、文を読むときはできる限り筆者の考えをわかってあげる、という感覚で読んでください。 最後に要約についてです。 その参考書を1つ読み終わったら、100文字要約をしていたそうです。注意点としては、その分読んでない人でも理解できるようにすることだそうです。そのために学校の先生に読んでもらっていたみたいです。 これを積み重ねていくうちに、どんどん知識が増えていき、初見の問題でも「あれ?どこかで。。」という感覚で読むことができます。 つまり現代文は質より量、コツコツとした積み重ねがモノを言う科目ということです。ぜひ頑張ってください。clipお願いします。
慶應義塾大学経済学部 いなカス
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