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一橋 数学 高1

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8/21 15:41
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高1 愛知県 一橋大学法学部(68)志望

一橋大学法学部志望の高1です。 私は数学が苦手なので、今はとりあえず学校で配られているFocusGoldの数1Aの例題をすすめています。 一橋大学の数学は文系最難関なので、少しでも早く対策を始めようと思い、先日、古本屋で一橋大の数学が20年分収録されている赤本をかってもらいました。 難易度の低い問題を選んで1問解いてみたものの、他は難しい問題ばかりで、歯が立ちません。 良い活用方法があれば教えて頂きたいです。

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RIZ

大阪大学経済学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!RIZと申します。 さて、赤本の活用方法についてですが、正直言うと使うタイミングとしては早すぎるかなと思います。もちろん早くからゴールを見据えて勉強しようという姿勢は非常に素晴らしいのですが、急がば回れという諺もあるように、まずは基礎を固める必要があります。以下では赤本を使うには時期尚早である理由と、今後どのように対策すべきかについて説明したいと思います。 まず、なぜ今から赤本を使うのが不適当であるかということですが、理由は2つあります。 1つ目は一橋に関わらず、数学の入試問題は様々な解法の組み合わせでできている問題が多いことが挙げられます。例えば、1Aをテーマにした問題であっても、2Bの範囲の知識を使わないと面倒になるケースであったり、確かに1Aだけでも解けるけれども2Bの知識でも解けるケースなどがあります。もっと具体的に言えば、図形と計量をテーマにした問題であっても、その中で2Bで習う解と係数の関係を利用する場面が出てきたり、数Aの図形の性質だけでも解けるけれども、数2で習う座標や、数Bで習うベクトル(新課程では習わないかも)を利用しても解ける問題などがあります。このように、数学の入試問題というのは、ある特定の分野だけに縛られていては解けないものなどが多くあります。そこで、現在1Aのみを学習した段階で、1Aをテーマにした問題を解こうと思っても、習っていない知識を使う必要がある場面が出てくる可能性も考えられます。よって、過去問演習に入るには、少なくとも文系数学で必要な範囲を全て学習しておく必要があります。
次に2つ目の理由は、「思考法」を学んでいないという理由です。この「思考法」というのは簡単に言えば、ある問題があったときに、その問題にどうアプローチするのかという、解法を導くための過程のことです。特に東大、京大、一橋の数学は他に比べて頭1つか2つくらい抜けて難しいです。そのため、この「思考法」が身についていないと、全く手も足も出ないという状況に陥りかねません。そして仮にその「思考法」を身につけないで赤本の問題を、解答を見て理解したとしても、その問題は解けても、少し捻った問題を出すと類題でも解けないケースが多々あります。このような状況に陥るのを防ぐためにも、「思考法」を身につけない状態で過去問に着手するのはお勧めできません。 では、その「思考法」を身につけるにはどうすれば良いのかも含め、以下で今後どのように対策すべきかについてお話しします。まずは、最初のステップとして、数学で必要な範囲の学習を全て終えましょう。これは先ほど1点目で話した内容に関することですが、やはり全範囲学習した後過去問に取り組む方が圧倒的に効率が良いです。教科書レベルで良いのでまず全範囲学習するのをお勧めします。次に習った分野についてはFocusGold(以下、FG)で解法を習得しましょう。先ほど説明した「思考法」はあくまで解法のストックがあって初めて成立するものです。料理で例えるなら、解法が食材で、「思考法」は、ある料理を完成させるためのレシピみたいなものです。レシピがあっても食材がなければもちろん料理は成立しませんから、まずその料理の土台となる解法をストックする必要があります。これをFGで習得しましょう。ではFGが終わったら、次に「思考法」の習得に入ります。この「思考法」を学ぶ上で個人的に最適だと思うのは、「数学モンスター」というWebサイトです。ここでは無料で様々な大学の入試問題を解説してくれているのですが、この解説中で、毎回「思考法」を1つや2つ教えてくれます。これを身につけるのが最適です。もちろんFGを終わったときにも、「思考法」はある程度身についている場合もあります。それは今まで解いてきた問題の解答を見て、自然とそれらの解法を一般化して、他の問題に応用させる力がある場合です。この、具体的な解法から一般的な「思考法」を抽出して、他の問題に活かすというのは日頃から意識してほしいのですが、これができていれば正直FGが終わった後、すぐに赤本に着手してもある程度問題が解けるかと思います。しかし、これができておらず、赤本の問題を見ても答えを見ればわかるけれども解けないという状況になったときには、「思考法」が完全に身についていない場合が多いです。答えを見ればわかるというのは、解法自体は定着しているということですので、「思考法」さえ身につければその問題を解くことが可能になります。そこでお勧めしたいのが、先ほど挙げた「数学モンスター」です。まとめると、FGを終わった後、1度過去問を解いてみて、解けるようならそのまま赤本を進めてもらって構わないですが、答えを見れば理解できるが、自力では解けない場合「数学モンスター」をお勧めします。もしも答えを見ても理解できない場合は、そもそも解法がインプットされていない場合が考えられるので、一度FGに戻ることをお勧めします。以上が今後のお勧めの学習方法になります。質問等ありましたらコメント欄でお願いします。
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RIZ

大阪大学経済学部

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プロフィール

〈受験科目〉 国語(現・古・漢)、数学 1A2B、英語、地理B、倫政 理科基礎(物基・化基) 〈合格実績〉 大阪大学経済学部、早稲田大学社会科学部(数学受験) もともと理系だったので数3、物理、化学も勉強していました。 ホームには自分が使ってよかった参考書や勉強法を書き込んでます。よかったら参考にしてみてください。あくまで個人的主観によるものなので成績を上げることを保証するものではないことに注意してください。

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フォーカスゴールドのすすめ方(高1 1A)
こんにちは、一橋法学部の2年です。 まず1つ言わせてください。駿模試で一橋B判定とかすごい! 最終的にD判定までしか取ったことないので…。 こんなこと言うと回答の信頼性が薄れますが、わっちょさんすごいよ、っていうのをお伝えしたかっただけです。 さて、ではご質問にお答えします。僕もちょうどフォーカスゴールド(以下、FG)使っていたので。 ①「FGに載っているすべての問題を解けるようにすることが、一橋大学を受験するのに必要」というよりは、「FGに載っているすべての問題について『把握』することが、一橋大学を受験するのに武器になる」というのが僕のイメージです。青チャやFGといった類の、数学の参考書の役割は、単元学習時と演習時で異なります。単元学習時(今のわっちょさんですね、どんな単元があるのか勉強している段階)は、教科書の補助として、また問題集としての役割があります。メインは教科書や授業のノートです。一方、演習時(学年が進んで、過去に勉強した分野の問題をガリガリ解いて練習する段階)には、解法集として、いわば攻略本としての役割を持ちます。問題集を解くときに、「この類の問題ってどうやって解くんだっけ(例えば二次方程式の判別式ってどうやって使うんだっけ)」と思ったとき、該当するページを見て、問題や解答を振り返りながら思い出す、といった使い方です。大事なのは、この演習時の攻略本としての使い方をする時間の方が長く、また重要度も高い、ということです。ほんと受験の直前まで使いますからね。長くなってしまいました。ということで、受験まで見据えた時に重要になるのは、「すべての問題について解けること」よりも、「すべての問題について把握していて、そのページを見ることで今までに解いた問題、間違えた問題、解法のポイントなどを自力で解説できるほどに記憶を結び付けられている」ことになります。本番は自分の頭だけが頼りですから。 ちなみに、FGでも十分おすすめできますが、解説に物足りなさを感じていれば、「New Action Legend」という参考書も、ぜひ一度本屋で立ち読みしてみてください。FGや青チャよりも、もっと解法の根本に力点を置いた問題集です。(中学受験で例えるなら、青チャやFGは「ここに補助線を引けばこうやって解けるよ」と解説するのに対してこの問題集は「なぜここに補助線を引こうと思えるのか」についても説明してくれているようなものです。) ②わっちょさんのおっしゃる「すべての問題」がどこまでを指すのかわかりませんが、練習問題も一通り理解されているということですので、「Step up」に挑戦してもいいかもしれません。章末まで行ったらすごい。プロフィールの得意科目を、ぜひ数学に書き換えてください。少なくともstep upまでは、現実的な目標だと思います。時間的な話ではなく、難易度的に。 ③上述の、数学の参考書の役割の話とも関連しますが、FGにおいて最も重要な部分は、例題とその解説、そしてその問題と結びついたわっちょさん自身の演習の記憶です。今はまだ単元学習の段階ですから、該当ページを見た時に出てくるべき記憶を構築している段階になります。なので、今重要なのはむしろさらなる問題のインプットです。その点から言えば、復習にあまり時間をかけても仕方ないかもしれません。しかも、高3生と違い、まだ授業の記憶も新鮮でしょう。そうなれば、むしろ重要なのは難問に手を付けた後です。意外に解けたとしても、手も足も出なかったとしても、必ず関連するトピックの例題、解説、練習を振り返ってください。解いた難問と、例題のページを紐づけるためです。それを重ねながら、わっちょさんオリジナルの復習、答え合わせの仕方を編み出していってください。ただし、念のため難問に手を付ける前に、パラパラとページをめくってみてください。内容を覚えているなら結構ですが、記憶の定着度が7割程度を下回っていそうなのであれば、そちらを優先しましょう。難しい問題はその後。 長くなってしまい申し訳ありませんでした。繰り返すようですが、わっちょさんはまだ高1。受験本番まであと2年と1か月あります。余裕はたっぷりです。おっしゃる通り一橋数学は文系最難関と言われていますが、基礎を疎かにしては解けるものも解けません。焦らず、自分に合った勉強の方法や生活のルーティンを探りながら、まずは「Step up」程度の問題にとどめておく方が賢明だと思います。(余裕ならどんどん進んでいいけどね) また何かあれば質問してみてください! 寒さにお気をつけて。
一橋大学法学部 どもてぃ。
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数学網羅系について
まず出鼻を挫いてしまって申し訳ないですが、網羅系の参考書をとりあえず全部やるのは辞めてください。 その上で、網羅系参考書は「辞書」だと言う意識で用いてください。 以下に詳細と理由を書きます。 まず参考書を「辞書」として使うとはどう言うことか。 大学の過去問や模試の過去問、東大京大一橋阪大慶應などのある程度難易度の高い数学の過去問を時間をかけてもいいので暇があればやって、わからなかった問題を段階に分解し、分解した分野ごとの問題を網羅系参考書で調べて、それに絞って解くようにしてください。難問は相当なものでない限り、簡単な問題を多段階に組み合わせたものでしかないし、その解法をまとめたのが「網羅系」の本意です。それを理解し、それぞれの段階をはっきり認識し、正しく方針を立てられるようになってください。 加えて、全部やってはいけないと断言する理由があります。まずわかりやすく、高二のこの時期から網羅系をやっても絶対に入試演習に間に合わないからです。と言うかもう入試演習始めてもいいくらいです。志望校が決まっていてE判定以外の判定取れてるならとりあえず突っ込みましょう。 東工大は難問が多いです。多段の階段です。問われている能力は一段の問題を一段の台座状態で出されてその上に登って降りるを繰り返す能力ではなく、それを正しく踏み、さらに次の足を出して次の上の段に登る能力です。 貴方が目指している大学の問題の質をしっかりと知り、対処してください。 focus goldはとても優れた参考書であることは周りの東大生他の評判からも理解していますが、使い方は志望によってかなり違います。貴方が今やっているような全部解く、は国公立医学部志望の人がよくやるやり方です。解けない問題を減らすことが重要な彼らにとっては、むしろ効率の良いやり方になります。でも東工大などは解ける問題を探す入試です。上手に使いましょう。 まとめです。 貴方の目指す東工大の数学試験の性質を理解し、それに近い問題を今から多く解き、その時網羅系参考書を辞書として用いてください。 補足1です。 参考にする模試は駿台模試か、冠模試を受けるようにしてください。 というのも、貴方が例に挙げている共通テスト本番レベル模試、進研模試は、特に数学で「難問」はそんなに出ません。問題を解くのではなく、解けない問題を無くすようなテストです。高校レベル記述模試は進研模試に比べればある程度難易度はありますが、これも最上位レベルの大学の受験生の参考になるレベルではないです。 補足2です。 現役で東大理一に入りましたが、数学の参考書は高一だか中3の時から赤チャートしか使っていません。その代わり、学校の先生から難問を大量にいただいて暇な時に解いていました。阪大、東工大、京大、東大の過去問とそれらの冠模試の過去問が中心です。赤チャートでも十分辞書になりました。
東京大学理科一類 さしみポン酢
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一橋に受かるためにはどのように数学を進めていけば良いのか?
こんにちは。 一橋大学経済学部で学んでいる者です。 私は受験生時代は数学を得意としており、入試本番も数学5完しました。 私は高一の頃使っていた本は学校(偏差値60程の自称進学校)から配られたNew Action Legendという問題集くらいでした。 高3からは文系数学の良問プラチカをやっておりましたが、高1の間は基礎的な問題や公式を使いこなす練習をすることに徹した方が良いと思います。 どの問題集がいいかにつきましては、正直人それぞれに合う問題集と合わない問題集があると思います。 説明や解説が多い問題集が好きなのか、ひたすら問題を解きまくる問題集が好きなのか、実際に本屋で手に取ってみたり、ネットのレビューを見たりして決めてください。 あと私の意見ですが、数学の問題集は1つにこだわらず色々な問題集を解くことをオススメします。 数学の問題集なんて、全部サッとやるだけなら1ヶ月で終わりますから、復習をしっかりやったら次の問題集を買ってみてもいいと思います。 一橋の数学は文系最難関と呼ばれるほどに難しいですが、やはり基礎となる公式や解法を組み合わせて解いていかなければいけません。 高1のうちは、変に難しい問題に挑戦するのではなく目先の公式や解法をマスターしてください。
一橋大学経済学部 ナッパ様
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受験直前までの数学の進め方
こんにちは。質問の意図は数学の参考書ルートということで、塾に頼らず数学を完成させた私の経験からアドバイスさせていただきます。 数学を学ぶ上での心構えですが、数学は単なる解法の暗記科目ではなく、特に京都大学のような高いレベルの入試では誘導が少なく、丸暗記だけでは対応できません。数学とは、決まった答えに対してさまざまな道具を駆使し、論理的に解を導き出す科目です。実際、京都大学の過去問に取り組むと「何をすればいいのかわからない」という問題に直面することが多いと聞いています。 何度も耳にするかもしれませんが、必要なのは自分が信じる参考書を完璧にすることです。ここでいう「完璧にする」とは、エビングハウスの忘却曲線に従い何度も復習することであり、いろいろな参考書に手を出すよりも遥かに効果的です。たとえばFocus Goldは非常に有用な教材で、全ページを完成させた後も定期的に見返すと良いでしょう。解いているときに、詰まった解法が書かれている部分にマーカーを引いておくと、後で見返しやすくなります。 実際の改善点 大学受験の数学の勉強は主に三つのステップに分かれると考えます。 一 解法を理解し、自分で運用できる武器を増やすこと。 二 その解法を実際に運用する練習、つまり思考力を鍛えること。 三 第一志望校の過去問に取り組むことです。 質問者さんは春休みに第一のステップを終わらせる予定とのことですが、その部分は問題ありません。ただし、学校で配られた教材であるメジアンは推奨できません。解説が詳しくなく、レベルもFocus Goldに似ているため、一つの教材に絞ったほうが遥かに効果を得られます。もし学校でやる必要があるなら、その部分には最低限の努力にとどめ、有効な時間の使い方を心がけてください。また、何かしらの入試問題集と書かれている部分ですが、ここでは第二のステップ、つまり思考力を鍛える部分が重要です。私のおすすめは「ハイレベル数学完全攻略」です。 ハイレベル数学完全攻略の紹介 ・数1A2Bと数3Cの二冊構成で、各巻約40問程度の問題が収録されています。 ・一見、問題数が少ないように感じるかもしれませんが、各問題は有名大学の過去問から選ばれ、重要なテーマについて詳細な解説が付いています。 ・フォローアップ問題も充実しており、理解を深めながら横の広がりも学べます。 ・Focus Goldと京都大学の入試をつなぐ難易度です。 ・最初は戸惑うこともあるでしょうが、わからない点は先生に確認しながら進めれば大丈夫です。 「ハイレベル数学完全攻略」を3周ほどすることで(1、2周目は全問、3周目は間違えた問題を中心に)、体系的に思考法を鍛えられます。私自身は学校配布の網羅系参考書であるFocus Goldを2周し、その後「ハイレベル数学完全攻略」を3周、さらに「鉄緑会東大数学問題集」に取り組んで現役合格を果たしました。ハイレベル数学完全攻略の持つポテンシャルは保証できるので、ぜひ書店で実物を確認してみてください。問題に対する答えだけでなく、どのようなアプローチを取ればよいかを丁寧に解説しているため、解法の糸口が見えないという状況が格段に減るはずです。 過去問演習についてですが、京都大学の問題は実際に時間を測って取り組むべきで、せか京は過去問演習ではなく問題集、参考書として使うのが効果的です。実際に使用するかどうかは自分の実力と残り時間、他教科との塩梅をみてください。過去問に取り組む際は、鉄緑会京大数学問題集か駿台の青本がおすすめで、必ず時間を測って解くようにしましょう。 最後に、現役で絶対に合格したいという受験作戦についてですが、直前まで数学を詰め込むのは避けるべきです。しかし、数学をおろそかにするのも良くありません。直前期はノルマとして、過去問演習以外で1日2問、少なくとも1問は質の高い問題を解き、その解答の軌跡を記録することが大切です。私はそれを「ハイレベル数学完全攻略」で実践しました。現役生は理科の完成が遅れがちですが、最後の最後で理科は大きく伸びる傾向にあります。数学は不安定で上がりにくい科目なので、数学の結果に一喜一憂せず、他の科目で安定した点数を取る実力を培うことも忘れないでください。 応援してます
東京大学工学部 Hiro_uts
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数学のルート
こんにちは。一橋大学社会学部のアルデンテと申します。数弱の多い社会学部ですが、僕は数学が得意科目だったので回答させていただきます。参考になれば幸いです! 当たり前ですけどこのアプリで質問に回答している私たちのようなただの大学生は、一般的に塾などで紹介されている参考書すべてをやったことがあるわけではないし、参考書の分析などもしていないので、使うべき参考書に関しては本当に正しい回答をできているかは分かりません。ですが、参考程度に自分の経験例をあげたいと思います。 僕の場合、数学は主に3つのレベルのものを使い分けていました。そして一気にすべての単元を完成させて過去問に入ったのではなく、単元ごとに完璧にしていきました!(こっちのほうがより勉強の効果をすぐに感じることができるので、モチベ維持に繋がるかな、と思います。) 1つ目は、網羅系参考書。僕の場合は、学校で配布されたFocusGoldという参考書を使っていました。 2つ目は、入試レベルの問題集。各大学の実際に出題された入試問題を取り扱ったものです。僕の場合は、FocusGoldの例題の後にある章末問題やSTEPUP問題、巻末についている難しめの問題をやりました。また、ニューグローバルβなども学校で配布されたので使っていました。 3つ目は、一橋の過去問。ここがゴールです。定期的に自分の到達度を測るために解いていました。ゴールと自分との距離を測るのに使いましょう。 これら3つをどのように使い分けていたのか説明します。 まず、過去問を解きます。「え?早くない?」って驚く人もいると思います笑。でも過去問はゴールと自分との距離を測るために使うべきだと思っています。特に勉強を始めたての頃は、正しい方向性に向かって進み始めることが大事です。どこに向かっていくのかまずは「向き」を整えます。そのために一度ゴールの位置を確認しておきましょう。 過去問を解いた上で、自分の足りなかったところを書き出します。またどこを伸ばしたいか(具体的にはどの単元で完答したいか)を考えます。次にその単元を網羅系参考書で完璧にしましょう。網羅系参考書は入試の基礎でありながら、ここができると大体の一橋の問題なら解けるように、あるいは方針は思いつくようになるでしょう。そして、基礎が完璧になったら、入試レベルの参考書で、基礎をどのように応用するかを学び、基礎になかった解放については丸暗記します。 最後に過去問を解きます。これで自分がやってきたことが成果として出てくると思います。前に解いた時と比べると、かなりできるようになっているのではないでしょうか? この手順を他の単元についてもやっていきます。 大事なのは3つのレベルとそれを使う目的です。自分が今何をしたいのかでやることを変えましょう。 「最近やっていることが合っているのか分からなくなってきた…」と思えば、過去問でゴールを確認して勉強の方向性を改善しておくし、 「入試解いてみたけど基礎が足りない!」と思えば、網羅系参考書に戻るし、 「基礎はできてきたから、それの使い方をトレーニングしたい!」とか「もうちょっと基礎にはない解法をストックしておきたい」と思えば、入試レベルの問題に取り組んでみましょう。 僕が一度受験をして感じたことは、「過去問は貴重なものと思わなくていい」です。 僕は高校2年生の夏頃に過去問を解くかどうか迷って、今解いてしまって直前期に解くものがなくなってしまったらどうしよう、、とか考えていました。けど、それは間違いでした。直前にはもちろんたくさん過去問を解くことが大事ですが、それよりも今この時期に方向性を整えておくことがもっと大事でした。今過去問を解くことは決して無駄ではなく、むしろ直前期に解くよりも有益です。 以上、長くなりましたがぼくが数学に対して考えていたことはこんな感じです。要するにはるるさんの質問に対する回答は、入試問題レベルの問題集を買う(orチャート式の巻末にチャレンジしてみる)or過去問を解いてみる、です!
一橋大学社会学部 アルデンテ
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文系数学
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FocusGoldで足りますか?
こんにちは!結論から言うともう一つレベルの上の参考書を過去問を解く前にやれるとベストです。 その理由を数学の問題を解く上で必要なステップを紹介しつつ解説します! 1 問題を見てどのような解法が使えるかを手を動かして実験してみる! 難関大の数学で出題される問題は今まで似たような問題を解いたことがなく、すぐには解き方が思いつかないものがほとんどです。ぼーっと眺めていても何も始まらないので手を動かして自分が知ってる解法を試していく必要があります。 (例 数列の問題の場合 いつも通り公式に当てはめれば解けるのか、それがダメなら小さい数をnに代入してみて規則性を見つけてそれを数学的帰納法で示すなど) ほとんどの参考書ではこの実験を教えてくれないので意識してやれている人とそうでない人で差がつきます。 2 解けそうな解法が見つかったらそれを実行する! ここでFoucsGoldで習った内容の出番です、あとは知っている解法で解き切るだけです! 数学ではこの2ステップが大事になります、簡単な問題では2から始まることも多いですが難関大の問題ほど1が時間かかるように作られています。つまり過去問を解く前に1の練習ができるFocusGoldより少し難しい参考書をやっておきたいです、おすすめは世界一わかりやすい 阪大の理系数学かハイレベル数学 完全攻略 駿台受験シリーズです(阪大となっていますが東工大と問題が似ているので問題ないです) ここからはFocusGoldの活用法の一例を紹介します! 受験数学で出題される問題の多くは数学3cから出題されます、つまりそこに時間をかけてほしいです。さらに数3cの各分野に関係する数1a2bも重点的にやるといいと思います(平面上の曲線なら軌跡領域、複素数平面ならベクトル、極限なら数列) 目安は数1a2bが2周、数3cが3周程が良いと思います!量が膨大で一周に時間がかかる参考書ですのですべて完璧にしようとし過ぎずに程々で2冊目にうつり抜けていたら都度戻って確認する方法がおすすめです。 受験は長期戦です、成績がのびない辛い時期も来るかもしれませんが全ての努力は無駄ではありません!気長に頑張ってください!!
東京工業大学環境・社会理工学院 プロシュート
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数学網羅系について
こんにちは!はじめまして! フォーカスゴールドを全てやるかどうかは数学が得意か苦手かによります。 まずは数学が苦手な場合です。例えば、学校の定期テストなどの問題や学校のワークなどを解いても解けない、基礎問題レベルに苦戦する、応用題になると解けないという場合であれば、フォーカスゴールドをおすすめします。焦って難しい問題に手を出して解けないという時間がいちばん勿体無いです。東工大と言えど基礎問題(簡単だから基礎なのではなく、大切だから基礎)はとても重要です。定石を知ることは大事です!! フォーカスゴールドの基礎問題をやり間違えたものにはマークをする。そして後日解き直し、また解けなかったらマークをする。これをただひたすら繰り返すことをオススメします。❌を⭕️にするという意識をもって勉強しましょう。 次に数学がある程度できる場合です。どのくらいかと言うとフォーカスゴールドの基礎問題ならおおよそ解ける、学校の定期テストも割と取れる、数学に対して苦手意識はあまりない、ことくらいのレベルであればフォーカスゴールドではなくもう少し薄い参考書を使ってもいいと思います。 使い方としては12年分野の参考書をやり、間違えたところを復習する。そしてその時に自分の苦手分野、間違いが多い分野のみフォーカスゴールドのような網羅性のある参考書に戻るというやり方です。こうすることで得意分野を効率的に勉強出来ますし、応用問題に効率よくステップアップ出来ます。ただし、できない分野不安な分野は必ず網羅性のある参考書に戻るということは忘れないでください。 おすすめの参考書ですが、東工大を目指すのであれば「大学への数学 一体一対応」がオススメです。特に数II・Bはものすごくおすすめです。ベクトル数列範囲が特にいいです。ただしこの参考書は3年でやることが多いので高2だと少し難しいかもしれません。その場合は高三の夏休みにやることをおすすめします。 あまり多くの参考書に手を出すのはおすすめしません。基本的にどの参考書を使ってもその参考書を何周もし、完璧にすればどの大学でも戦えるような数学力は身につきます。1番大切なのは【どの】参考書をやるかではなく【どれくらい】参考書をやりこむかです。フォーカスゴールドが多すぎると思ったらほかの参考書を選びその参考書を完璧に仕上げてください(塾のテキストでもいいと思います)。フォーカスゴールドを辞書のように使うのはありだと思います!! 受験直前になったら東工大の数学25ヵ年を使うことをお勧めします。自分の苦手意識のある分野を集中的にやるのは非常に効果的です。 最後に自分が東工大を受験する時に使っていた参考書を参考までに載せておきます。 【高2冬】・青チャート1A ・青チャート2B ・学校のワーク(定期テストの範囲) 【高3春】 ・青チャート3 ・青チャート1A、2B ・学校のワーク 【高3夏】 ・一体一対応2B ・一体一対応3 【高3夏後】 ・今まで使った参考書の復習 【高3冬】 ・東工大の数学25ヵ年 ・(やさしい理系数学)苦手分野のみ 【高3受験前】 ・東工大過去問 ・東工大の数学25ヵ年 東工大は数3が特に重要です!数3は特に頑張ってください!
東京工業大学工学院 ひびき
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数学のオススメ参考書について
はじめまして 数学を最初に学ぶ際には網羅性の高い問題集をやるべきで、それは青チャやFOCUSGOLD、1対1対応などが優れています それらの問題集のうち1つを、高3の夏前までに例題なら問題見た瞬間に解法が頭に浮かべるくらいにまで持ってければ大丈夫です そのためには毎回【なんでこの問題でこの解答をするのか】と 【その問題のテーマ】を意識してやればいいです なんで?の部分は青茶の解答や指針のところに書いてあるんで分からなかったらそこ見れば大丈夫です テーマに関しては問題番号の横に堂々と書いてます(例えば整数問題なら余りで分類、不定方程式など) それらがすぐ答えられるようになればその後は次のステップの問題集やればいいですが、ただ2Bの軌跡領域、数Ⅲの微積の計算問題などは慣れが必要なので、例外的に色々な問題を余所から持って来て解くのが良いです また軌跡領域に関しては大数が出してる1対1対応の解答が優れているので遅かれ早かれそちらをやるのをオススメします またこの解法は「解法の突破口」という解答のプロセスを丁寧にしるしている参考書に詳しく書かれているので、そちらをやるのでも良いでしょう しかしレベルは少し高いので、青茶またはFOCUSをほぼ完璧にしてからの方がよいです 次のステップの参考書と言いましたが、これはやさ理やスタ演がベストだと思います(個人的にはやさ理を推します)これを夏の間にやれれば大分見通しがいいですね 前述の網羅性の高い問題集を"厳密な意味で"例題なら9割5分くらいは解答が浮かぶ状態であれば太刀打ちできますし(もちろん初見じゃ無理な問題も多くあります そうでなくてはやる意味がないです)、もしまったく歯が立たなければそれはもう一度青チャやFOCUSに戻りましょう それが終われば残りの期間は新数演かハイ理どちらかをやりましょう 無作為に5,6題選んで1セット作り模試形式で演習するのがアウトプットの大きな助けになります ただこの問題集のレベルは高く、やさ理などをある程度理解していないとあまり意味がないので、時間的に間に合わなければやさ理を模試形式でしたりするのでもいいかもしれません まだ受験まで時間あると思うんで、効率とかを気にしすぎず、大数や本屋で売ってる面白数学問題みたいな本読んで数学を解く楽しさを見出せる感性を身につけることも大事だったりします 頑張ってください🙏
早稲田大学先進理工学部 エムジェー
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一橋法志望 数学克服に向けた分野別対策の是非
こんにちは! まず、この時期にちゃんと各分野の初歩が固まっているのはとても素晴らしいです!あとは問題に直面したときにその知識をどうやって引き出すか、そしてそのスピードを磨いていくことを意識していけばどんどん数学の力がついていくと思います。 具体的な勉強方法についてですが、夏休みは基礎的なFocus Goldに加えて、今までよりも応用的な問題に触れる機会を増やしていくことをお勧めします!もちろん最初はなかなか難しく、自力では解ききれないところもあると思いますが、やっていくうちに感覚がつかめてくると入試問題にも対応できるようになっていきます。このような問題をやるときは、時間をかけすぎると効率が悪いので、10〜20分考えてわからなかったら解答を見て理解するといった風にやったほうが良いです! 分野に絞ったほうがいいかという質問ですが、夏の段階では分野ごとの理解を標準問題が解けるくらいまで深めることを優先して、余裕があれば分野をまたぐ問題にも触れるといったようにするのが良いと思います!一橋レベルになると分野をまたぐ問題はかなり出題されるので、最終的にはそのような問題も解けるようになるのが理想です。しかし、あまり理解できてない分野を残してそれに取り組むと、どれだけ演習してもその分野がでてしまったら解けなくなってしまうということが起こります。なので、まずはそのような分野をなくすことを優先して、それができたと思ったら分野をまたぐ問題演習をしてみるのが良いと思います!演習をしてみるとちゃんとできてると思ってたけどできてない分野が見つかることも往々にしてあります。そういう時は基礎に戻って復習をしましょう。これを繰り返すことで数学力が身についていきます!質問者さんの場合、初歩的な理解はできているとのことなので、典型問題(Focus Goldの☆3〜☆4レベル)を十分に理解することを優先すればいいと思います。 また、一橋大学の数学の傾向として確率、整数、微積が頻出なので、これらの中で不十分な分野があるならまずはそれを固めることを最初にしましょう。特に整数はパターンが決まっていることが多いのでそのパターンに慣れていきましょう!微積も一度感覚がつかめるとどんどん解けるようになるのでその感覚をこの夏掴みましょう!最後に、確率ですがこれは多分野にまたがることが多い範囲です。基本的な確率の問題から応用までこの夏に復習しておけると、直前期の演習がスムーズにできるようになります! 自分も受験生時代一橋の過去問をよく解いていましたが、良い問題がとても多い印象でした。夏に直近のではないものを2年分くらい解いてみるといい演習になるし、目指すレベルもわかってこれからのモチベーションにも繋がりやすいのでおすすめです! 文系ということなので数学を最優先にはしづらいかもしれませんが、数学が伸びると楽になると思うのでこの夏はぜひ数学も頑張ってみてください!!
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国立文系志望の数学の勉強の仕方
初めまして。rockyyyと申します。 青チャートで基礎を固めるという勉強法はとてもいいと思います!青チャートをとりあえず基礎問題から一周して、応用問題に取り組むと良いと思います。そして、自分に基礎問題を解くような力はついたなと感じる事ができたら、次の参考書に取り組むと良いと思います。 ただ、まだせあさんは高校一年生なので、そこまで急ぐ必要はないと思います。とりあえず自分が習った範囲の基礎固めを継続的に青チャートでしていくといったことをしていけばいいです。そこで余裕があれば応用問題も解いていくといったことをしていけば 大丈夫だと思います。学校で習った範囲を日々完璧にしていけば、後々の高校三年生の時にすごく楽になります。なので日々の授業の復習を大事にしましょう!そこで余裕があれば、次の分野の予習などに取り組むと良いと思います。 また、数学に対して苦手意識を持っているとのことなので、僕のおすすめの勉強法を記しておきます。数学を学ぶ手順としては次のようにすると良いと思います。 ①問題を解くための基礎事項を教科書を見て学んでおく。 ②その分野の基礎問題を解いてみて、解答をまるつけする。 ③間違えた問題の解説をよく読んで完璧に理解する。理解できないところがあったら先生に聞いたりして必ず理解するようにする。 ④これを一通り終えたら応用問題にいく このような感じです。特に③で解説を見る時に当たって意識して欲しいことは、解説ではなぜこのような操作をしているのかということを考えることです。つまり式変形の仕方などで「なぜこのような操作をしているのか」「これをしてなんの得があるのか」と言うことを考えましょう。これが数学を学習するにあたって一番大事なことなので、実践してみてください!そして自分がそれを考えて理解した時、その理解した内容を自分の言葉でノートに書いておくと良いと思います。あとでそのノートを見返したりするとより理解が深まります。 数学の勉強法については以上になります。次に僕が次の参考書としてお勧めを挙げます。 僕が提案するのは、 河合塾の文系の数学 重要事項完全習得編 駿台の国公立標準問題集CanPass などです。特に河合の方は解説が丁寧なことで有名なので、一度やってみると良いと思います。しかしこれらに手を出すのはまだ早いです。しっかり青チャートや学校の授業で基礎を固めてから取り組むと良いと思います。 最後に模試で確実に基礎問題を解けるようになるためにはと言うことですが、僕は他の模試の問題や実践的な問題(青チャートの応用でも良さそうな気はする)をあらかじめ解いておいて、模試の問題に慣れておくことがいいと思います。そうすると模試で取れる問題と取れない問題の区別もついてくると思うのでやってみてください。 以上になります。よければ参考にしてください!応援しています!!
大阪大学工学部 rockyyy
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