これからのやり方
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ゆう
ご覧いただきありがとうございます。
偏差値58の自称進に通う高3です。
自分は滋賀大学経済学部志望です。
夏前に河合塾マナビスに入塾して夏休みそこそこ時間を確保して受講を進めて勉強していましたが、25日の記述で全くできずに焦っています。
A方式で
共テ 国語(現代文 古文 漢文)
日本史
英語
2次 国語(評論のみ)
英語(長文解釈と自由英作)
で受験します。
共テ 7割5分/2次 7割がボーダーです。
最新の河合塾の共テ模試は
英語R 48 L 48/日本史52/国語60です
河合塾の受講もかなり遅れてしまっていて、
でもまだ各教科のインプットもできてなくて、すごく焦っているのですが何から手をつけていいのかわかりません。
受講は特に古文は演習の段階に入っているのですが何書いてあるのかすらわかりません。
こんなどうしようもない自分ですがどんなふうにいつまでに何をすればいいのかご教授願いたいですお願いします。
各教科の進捗状況です↓
@現代文
週一、一題を2、3時間かけて演習、解説、解き方中心にマナビスの講座受講
漢字は毎日10分やっています
@古文
ゴロゴ単語やる日もあればやらない日もある
定着率は約10%ほどです
基本的な文法は一通りやりましたが、読解や古文常識はからっきしです
@漢文
全く手をつけていません
漢字があることしかわかりません。
参考書は・共テ漢文満点のコツ
・早覚え即答法
をやるつもりです
@日本史
4〜6月は一問一答、金谷のなぜと流れを読みながら進めていましたが夏休みは全く手をつけられていません
@英語
タゲ1900を1300までは周回し最近1900まで一周やりました
タゲ1000の熟語を少しずつ進めています
文法は基本的なことを1周し、復習しつつ、冠詞や代名詞の語法などの応用をやっています
長文はマナビスの講座を進めていますが、全然読めなくて動画でわかる英文法の解釈を始めました
英作文対策で大矢の実況中継も同時並行でやっています
まずは単語などをやってから難しいマナビスの演習をやりたいのですが、溜まってしまっていてやらざるを得ません。
今からでは遅すぎることもわかっていますし、合格率が極めて低いこともわかっているのですがやれるだけやりたいと思っています。どうかよろしくお願いします。
回答
にゃん
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
マナビスの難しい講座には手をつけなくて良いので、自分の現状に合った勉強を進めてください。
塾側は商売なので、買わせてしまった以上難しい講座でも受講するよう勧めてくるかもしれません。
自分としても高い講座を買った以上、やり切らないと親に申し訳ないと思ってしまうかもしれません。
でも大事なのは合格することです。
合格のために今1番必要なのは基礎を固めることです。
難しい講座を無理に進めても合格には近づきません。
【英語】
わかってらっしゃるとは思いますが、まず優先すべきは圧倒的に英語です。配点も共テと二次を合わせて400/900と半分近くあります。
過去問を見ても変に捻った問題はなく、難易度もそれほど高くないので、今からでも勉強次第で十分間に合うと思います。
単語・熟語は今の教材で十分なので、何度も周回して覚えられるだけ覚えてください。
文法は一度ひと通り理解したら、それ以上はあまりしっかりとやらなくて良いです。それよりも、英文解釈の学習を進め、文法面で引っかかった場合にのみ文法書に立ち返って、対応するところだけを復習するという形で良いと思います。
文法は理屈で、ある程度は覚えていなければ実際に英語を使えないですが、逆に覚えていなくてもできるところは、無理に理屈を覚えなくても良いです。
解釈の教材に関してですが、ひとまずは今使っているもので大丈夫です。ただ、もう少し難易度が高いものを追加でやった方がいいかもしれません。今の教材が終わった時点で少し過去問に目を通してみて、ちんぷんかんならば追加でもう少し難易度の高い解釈参考書をやるといいです。
長文演習に関しては解釈が一通り終わってから入ってください。
(解答締め切り時間が近いので続きは下のコメント欄に書きます)
コメント(2)
にゃん
英作文に関してですが、個人的には後回しでいいと思います。
簡単な和文英訳ならまだしも、しっかりとした自由英作文が出題されているので、かなり難易度が高くなっています。
英語を「書く」能力を上げるには、英語を「読む」能力を上げるのとは別に、かなりの訓練が必要です。
入試本番、他の受験生もそれほど書けないだろうし、英語全体の得点比率・時間対効果を考えても今は「読む」訓練を積むべきだと思います。
(共テについて)
リーディングもリスニングも共テ演習はまだしなくて良いです。それよりもまずは英文解釈の勉強を進めてください。
リーディングに関してはおそらく本番も時間が間に合わないと思います。時間のかかる大問は捨てるというのも一つの手かと思います。
リスニングに関してですが、英文解釈の際、必ず音源も利用して、音声からでも意味が取れるようにしていってください。それだけでかなり変わります。
【現代文】
本当は他科目の基礎固めに時間を使って欲しいのですが、配点が300/900もあるので悩ましいところです。
現代文は、ある程度書けるようになれば、それ以上はあまり伸びず、周りとも差がつかない科目なので、できるだけ短時間で一定の水準に持っていくというのが大事になってきます。
過去問を見ても、要求に応じて本文の内容を咀嚼し、うまくまとめれば解答になるというシンプルな問題が多いので、そこのコツさえ掴めれば、後は感覚を忘れないために少しずつ演習を回していくというのでいいと思います。
できれば演習は過去問で進めたほうが効率は良いのですが、マナビスでも構わないです。
現代文に時間を使いすぎないように注意してください。
速読能力や短時間で解答を書き上げる力、語彙力といったものはなかなか演習では伸びません。
これ以上は伸びないと思ったら他の科目に時間を回してください。
(共テについて)
古文・漢文の基礎が固まるまでは現代文だけで良いので演習を重ね、どうすれば早く解けるか自分なりの戦略を練ってください。
【日本史】
まず一問一答は進めなくていいので、金谷のなぜと流れをとりあえず一通り読んでください。
この段階ではしっかりと覚えようとしなくていいので、「へ〜。」って感じで納得しながら読み進めるだけでいいです。
一通り読み終わったら、同じく金谷の「共通テストはこれだけ!」で本格的な暗記に入ってください。
ポイントは「誰が」「いつ」「何をしたか」です。
暗記の際は本に書いてあるチャートを自分で実際に書いてみてください。
この本は共テに最小限必要な知識だけが、共テの出題方針に則した形で覚えられるよう工夫されており、共テでそこそこの点数を取るには1番効率がいい参考書だと思います。
ただ、近現代は共テといえどかなり内容が複雑になるので後回しにした方がいいかもしれません。
とりあえずは近世までを8割がた覚えるのを目標にし、近現代は各首相が何をやったかだけ覚えれば良いと思います。
【古文】
まずは何よりも単語を覚えましょう。単語を覚えないことには始まりません。
文法も変格活用が何もみなくても言えるまで覚えてください。
上記のことが一通りできたら後は共テの過去問演習に入り、適宜復習していってください。
(オマケ)
「だにせめてさえ すらさえ さえまでも」で覚えてください
「だに」意味:せめて・さえ
「すら」意味:さえ
「さえ」意味:までも
【漢文】
教材は満点のコツと速覚えで十分です。
自分もこの2つを使って本番満点を取れました。
漢文は比較的少ない勉強量で高得点を取れるコスパ最強の科目です。
句法と単語をしっかり覚えてください。
後は語順を意識してください。
漢文も英語と同じで語順があり、語順を見ればそれぞれの単語の品詞がわかったりして、それが解答のポイントとなっていることも多いです。
(オマケ)
速覚えに出てくる暗記法「何カン如セン」は、
「何」が先に来たら読みは「いかん」で「如」が先に来たら読みは「いかんせん」になるということです。
確か説明がわかりにくかったので
【最後に】
今からでも正しく勉強を進めれば、十分合格できると思います。
マナビスの件は少しもったいないですが、仕方がない。
割り切って今必要な勉強を着実に進めてください。
応援しています。頑張ってください。
ゆう
具体的なご回答ありがとうございます。
時間がないなりに頑張ってまだまだ諦めずに粘り強くやっていこうと思います