両親との関係と家計の問題で塾に通えません
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UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
こんはる
高2 兵庫県 早稲田大学商学部(70)志望
現在高校二年生で、早稲田大学商学部志望です。コーチング系の塾に入りたいのですが、現在のやる気では入れない、今は弟の高校受験が優先、オンラインの塾など信頼できないという親の意見から塾にはいらせてもらえません。地元はド田舎で到底まともな大手の塾などは無いのですが、家から通える範囲の大手塾でなければ信用出来ない、かつ、金額も私立に行くのだからそこそこに抑えなければならないと言われています。
やる気の面ではこの冬休みから今までほとんどなかった勉強時間を1日6~7時間程度に増やしたのですが、弟の高校受験が終わる3月後半頃までは塾に通える望みがありませんし、通いたいコーチング塾を信用して貰える気がしません。
各教科の偏差値は英語、国語、日本史でそれぞれ42、50、62くらいです。塾に入るのは諦めて独学だけで1年頑張るということも考えたのですが、正直誰の手も借りずに合格する見込みはないと思っています。どうしても合格したいのですが、
・大人しく親の紹介した家庭教師
・何とか頼み込んで行きたい塾
・諦めて独学
どれが正しい選択で合格可能性が高いでしょうか。親の紹介の家庭教師では講師のレベルが低くいです。親を説得するのも難しく、この場合どれだけ早くても3月からになってしまいそうで、これでは間に合わないと思います。独学の場合、武田塾などが紹介している参考書ルート+過去問だけで合格できるものなのでしょうか。何とかご意見お願いします。m(_ _)m
回答
小林拓海
早稲田大学教育学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
早稲田大学商学部を目指されているのですね。私は参考書による独学で早稲田に合格していて、今はその経験をもとにオンライン塾を起業しています。他の大学生の方などよりはオンライン塾業界や早稲田入試に詳しい自信があるので、よろしければご覧になっていただけたら幸いです。
早稲田大学を目指すにあたってこんはるさんは、
①ご両親が紹介してくださる家庭教師に教わる
②何とか頼み込んで行きたい塾に行く
③諦めて独学でいく
という3種類のパターンを考えていただいているのですね‼︎
この3つのうちどれが妥当な作戦かを最終的に決定していただくための判断材料となる情報を私からはお伝えできればと思います。
私の意見はもちろんございますが、これは将来を左右する重要なご決断になると思うので、私がこれにすべし、みたいなことをお伝えしたところで、赤の他人である私のことを何も知らない状態で謎のアドバイスはされたくないんじゃないかと想像してます。ですのであくまでも私はこんはるさんが最終的な決定をしていただくにあたり参考になる追加情報をお伝えし、こんはるさんが判断をしやすくするお手伝いができたらと思います。
まず、指導者を選ぶ上で私は4つ大事なポイントがあると思います。以下に並べます。
★最終的にどんな立場の人が教えてくれるのか。
・これは個人的には最重要だと思います。
・その人が頑張っても頑張らなくてもお給料が変わらないバイトみたいな立ち位置の人の場合、よほど相性が良いとか性格が合うとかがない限り外れる可能性が高いです。
・逆にSNSなどで発信活動をしている、実名を晒している人はその人が頑張って成果を上げないとその人の指導人生が終わりますので、毎回の授業に対する気合いが違います。
・たとえばバイトの講師は年は近くて相談事などがしやすいのはメリットですが、頑張らなくてもお給料が上がらないので大手塾でも二日酔いで授業をされる先生や指導中にソシャゲをする先生とかも残念ながらいます。
やはりプロ講師の人の方が大学生のような親しみやすさは減るかもしれませんが、授業や指導への本気度が高い人が多い傾向にあるので良い指導を受けられる可能性が高いです。
★早稲田入試への専門性
・早稲田の場合、受験校の組み方や戦略が非常に大事なので、学力を上げるだけでなく、受かるプランで併願するという技が大事になります。科目指導だけじゃなく、こうした併願戦略なども考えてもらえる塾かは重要ポイントだと思います。
★価格
・同じオンライン塾でも高い塾は月8万など高額なところも多いです。また、1科目ごとに追加料金がかかる場合や受験生は値段が高いという塾も珍しくないので、価格は気をつけないといけないと思います。
★人柄
・その先生と性格などが合いそうかは重要なポイントだと思います。
これらを踏まえて、以下いただいた①から③を検討させていただきますね‼︎
①ご両親が紹介してくださる家庭教師に教わる
▼メリット
・ご両親との関係は壊れなくて済みそうです。
・家庭教師がプロの方であれば信頼度は上がると思います。
・その家庭教師の方が全科目指導できるなら集団授業などよりは細かく教えてもらえる可能性が高いのでおすすめできそうです。
・その家庭教師の方が早稲田に詳しい方で指導経験がある方なら1対1で教えてもらえますからかなりありだと思います。
▼デメリット
・自分で決めた決断ではないぶん、うまくいかなかったとき、もっと説得しとけば良かったと後悔する可能性があります。
・その家庭教師の方がプロではなく大学生講師の場合はちゃんと教えられる人を選ばないと本気で指導していただけないリスクはあります。
・指導科目数により値段が変動するパターンの家庭教師の先生もいらっしゃるので、その場合経済的な事情から1科目とかしかお願いできない可能性があるので、結局残り2科目を独学しないといけない、なんていう可能性が考えられます。
・関西圏の先生の場合だと関関同立には強いけれど早稲田には弱い、地方から上京して受ける場合のプランの組み方の指導をしてもらえないという可能性があります。
②何とか頼み込んでいきたいオンライン塾に行く
▼メリット
・自分で選んだ決断なので、後悔は少なくなると思いますし、親の反対を押し切ってまで入ったからこそ、絶対に成績を上げないといけないという危機感が生まれると思います。
・ちゃんとしたオンライン塾の場合であれば、関東や東京の受験に詳しい先生のところにお願いするという選び方ができますから、地元の塾では早稲田に詳しいチューターさんがいない地域や早稲田に詳しい家庭教師がいない地域にお住まいでも最新情報が手に入り安心だと思います。(ただ粗悪な指導をする塾もありますので注意です。)
・どの塾を選ぶかにもよりますが、実は3科目全体を見てもらうというケースの場合は家庭教師よりも安くなる可能性はあるので、お金で見るとメリット大きいかもしれないです。
▼デメリット
・ご両親がご存じない塾のほうが多いと思うので、ご両親を説得するのがもっとも至難の業な気がします。
・新しい塾が多いのと指導力のある塾、ない塾の当たり外れは大きい印象なので、塾の名前よりも誰に教えてもらえるかが重要だと思います。
・これも塾によりますが、自習室がないところもありますので、家だと勉強に集中できないという場合には向かない可能性はあります。
③参考書で独学
▼メリット
・価格は一番安く抑えられます。
・スムーズに学習が進むルートが組めれば、最短最速なのは間違いないと思います。
・やってみて合わなかった場合に失うお金や時間が最小限で済むのが良いところです。
▼デメリット
・1冊1冊が"早稲田の基準で"本当にできているかをチェックしてもらえる人がいないと完璧にしたつもりが穴だらけというリスクはあります。私は学校の先生で信頼できる先生がいらしたのでその先生にチェックを依頼していたのと、早稲田の先輩にオープンキャンパスで相談して乗り切ってました。
・ネットに転がっている参考書ルートが合わなかったときに合う参考書を探すまでの作業が大変です。私は合う参考書を見つけるのが下手すぎて高校3年間で100冊以上の参考書に手を出してはその度挫折して、そのなかから本当に自分に合ってたのは10冊ないくらいだったので、完全独学の場合は自分で自分に合う参考書を選び出せるセンスが必要です。
・併願戦略についてはアドバイスを得られないので、完全に一人で選ばないといけないです。しかも地方からだと宿泊なども考慮に入れて限られた受験料のなかでベストな入試を選ぶ必要があるので、一人だとかなりハードです。
こんな感じになります。
上記の情報を踏まえてまた色々塾や独学の方法を模索していただけたら嬉しく思います‼︎
こんはるさんの早稲田合格を願っています‼︎
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