通信制高校から(準)難関国公立
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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横浜国立大学経営学部を目指している高一です。睡眠障害で朝起きられなくなり、2月から通信制高校に通います。
今通っている進学校から予備校等なしで横国を受験しようと考えていましたが、通信制高校に通うことになり予備校や塾を利用したとしても厳しいのではと思うようになりました。
家庭の経済状況もあり通信制高校は進学コースではなく通学最小限の在宅コースを選びました。今後の予定としては、3月までに体調を改善し、高二から予備校等にも通い始めたいと考えています。(高二からバイトも始める予定です。)
正直、通信制高校から横国は厳しいでしょうか。金銭的に私立大学は目指すことができません。志望校の見直しは必要でしょうか。
なにかアドバイスを頂けると助かります。
回答
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すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
志望校のレベルはどこであっても全く問題はないと思います。私の知り合いに、通信制高校から東北大の法学部に合格した友人もいるので、下記の内容がしっかり守られれば大丈夫です。
本題ですが、通信制高校などの普通科高校以外からの合格を目指す高校生にとって大切なのは、
①徹底的な自己管理(生活面、勉強面)
②(アルバイトをする学生は特に)毎日の勉強量を一定量確保すること
③メンタルコントロール
これら3点です。
①...ただなんの目的もなく普通科高校に通っている、ただそれだけで規則的な生活は勝手に送れます。
これまで小学校、中学校と、記憶の正確な短い人生の中の大半を学校生活中心に過ごしてきました。それが一気に無くなるとなると、自分がどれだけ意識しないと規則正しい生活ができなくなるのかということを痛感します。
正直なところ、勉強量の確保は最優先事項ではありません。
規則正しい生活を送ること。
病気があったりしても、仮に普通科高校に通っていた場合のスケジュールで起床・就寝・食事をしましょう。
残り2年間で7日以上不規則な生活を送ってしまった場合、それだけで不合格になる、その位の意識を持ちましょう。
勉強量に関しても同じです。
最低限、50分×6時間のカリキュラムが組まれていたはずです。それが週5日。家庭科や体育などの受験科目外の科目があったとしても、平日だけで週24時間程度の強制的な学習時間があったはずです。そのための予習復習や課題を含めれば、30時間が妥当でしょうか。
それに加えて、横浜国立大学志願者であれば、高2の段階では平日学校+2時間、休日6時間。高3で平日+4時間、休日8時間程度は勉強しています。
質は後から付いてくるので、まずは勉強量の確保ができるかどうか、再度考え直しましょう。
②...①番の内容と共通するので、勉強の部分はカットします。
アルバイトを行う予定とのことですが、これも注意が必要です。
アルバイトと勉強の関係性は大学生になってからやっと私もわかったことなのですが、(アルバイトだけでなく)軽めの運動や部屋の掃除など、『受験生的な活動ではなく人生的な活動という面で考えるとマイナスなことをしていない行動』をした時に、"別に勉強しなくてもマイナスなことはしてないしな...勉強やらなくていいや』となってしまいます。
アルバイトをした日でも、勉強する習慣を作れるか否かは自分次第ですが、やらなかった時点で志望校から遠ざかると思いましょう。
③...やはり、友達から得られる安心感などはストレスよりも大きいものがあります。友人でなくても良いですが、気軽にコミュニケーションがとれる存在を確保することが大切です。
少し厳しめのアドバイスになってしまいましたが、志望校合格のためにも頑張ってください!
コメント(1)
れもん
詳しいアドバイスありがとうございます。まずは規則的な生活ができるように努力したいと思います。勉強量の確保やアルバイトとの両立に関しても、自分に厳しく頑張っていきます。背中を押して頂き本当にありがとうございました!