0から1年半で京都大学
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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浪人生です。
0からのスタートです。偏差値50の高校に入学したばかりの高校1年生と同程度の学力だと考えてください。
その状態から、1年半の受験勉強で京都大学(理系学部)に合格する可能性の有無について答えていただきたく、相談しました。また、可能性が皆無だと言う場合は、2年半の受験勉強で合格する可能性について答えてください。
その他、どんな事でも構わないので、アドバイス等頂けると幸いです。
回答
おおたけ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
自分は高校野球をしていて引退まで一切勉強しておらず、それにも関わらず高3の秋に京大をめざしはじめて冬頃受けた京大模試ではE判定でした。
ですが一年浪人して合格最低点+50点くらいで受かったので可能性はゼロではないと思います!
ただもちろん一日10時間はほぼ毎日勉強していましたしかなりの努力は必要です。
自分勉強できる期間は一年と限られていたためとにかく覚えたことや解いた数学の問題など忘れないようにしていました。
賢い人もみな忘れるスピードは同じというのは聞いたことがあるかもしれません。
ではどのように効率的に記憶するかと言うと忘れる直前に思い出すことです。
思い出すことでそのことを忘れるまでの時間がだんだん伸びていくわけです。
たとえば単語帳で新しい英単語Aを覚えたとして、そこから10単語位次の英単語まで見ていったときにまたAの単語の意味を思い出す作業をします。今度はもう少し時間をおいて覚えた単語を思い出すというようにしていきます。つまりある単語を覚えたら、その単語を思い出すまでの時間を意識的に徐々に増やしていくということが良いと思います。これは当然何度も単語Aに戻ってその意味を思い出すということをする必要があるので、一見非効率に思えますが、一回全部おぼえて全部忘れてまた全部おぼえるというよりも圧倒的に忘れづらくなります。それは人間が忘れる直前に頑張って思い出すことでその単語へのシナプスがどんどん太くなっていくからです。
これは数学とかでも同様です。京大数学とかでは特にですが、ここさえわかれば後はできたのにな!みたいな問題を解く上でのポイント、関所のようなところがあると思います。数学ではこの解けなかったポイント(問題の山場となる部分)を上記英単語の方法に従って反復し脳に焼き付けていきます。こうすることで問題をとく上での大切な考え方や道筋を試験中も簡単に頭から引っ張りやすくなりひらめきやすくなると思います。
ながながと書きましたが、自分は以下のような思考の中で上記のようなことを経験的に体得しました。
-> 時間がないから一度覚えたことは忘れられない
-> すこし時間がたったときにさっき覚えたことを忘れていないか不安になる
-> 忘れていないか少し戻って思い出して確認する
そしてこの思い出すという作業は机がなくてもできます。トイレでも通学路でも風呂でもできます。そんな些細な瞬間に思い出そうと努力した事によって記憶に定着し本番思い出せる、というようなこともあると思います。
かなりの精神力と計画性が必要ですが、本気でやれば受からないことはないと思います。ぜひ頑張ってください!
コメント(2)
未設定
丁寧な回答をしてくださり、ありがとうございます。特に、高3の秋から受験勉強を始め1浪を経て合格した、という経験談はとても有り難いです。また、私も前々から、記憶に関して、おおたけ様と同じ考えを持っていたので、アドバイスには深く納得しました。勉強していく上でとても重要な部分を説明してくださり、ありがとうございます。
未設定
書き忘れていました。
頑張ります💪