現代文 過去問復習はどうすればいいのか
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受験生
高校3年生、早稲田大学志望です。
既に過去問を何年か解いたのですが、現代文の復習のやり方にあまり自信がありません。特に文化構想学部に出題される近代文語文の復習に手こずっています。
現在、現代文の復習では
①間違えた問題の解説を読み、本文に根拠を拾いにいく。
②もう一度読む。
③過去問で初めて見た語彙をノートにまとめる。
くらいしか出来ていません。
英語のようにノートに貼り、文構造を明確にするようなことに取り組むべきなのでしょうか。
重ねてになってしまい恐縮なのですが、語彙力の参考書をしっかり読み込んでも内容が理解するのが困難な文章はどう対応すればよいでしょうか。もう1冊やるのも被る部分が多く、他の教科に時間を当てた方がいいか、と思ってしまいます。
長くなってしまいましたが、過去問を解いたあと現代文の復習をどのように行っていたか教えて頂きたいです。
回答
師範
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まずは、①〜③の復習は非常に効果的だと思うので、それはそのまま継続してください。
その上でお勧めしたいのは「要約又は論理構成図を書く」ことです。
一般的な現代文の場合、英語のように一文一文を正確に読むというよりは、文章全体を見て何がどのように論じられているのかを読み取る方が大切です。なので復習の際には時間をかけていいので文章全体の論理の流れを明確にしてみましょう。
例えば150字くらいで要約を書く場合、以下のステップでやると良いでしょう。
⑴段落ごとの要旨を1,2行でまとめる(小要約)
⑵小要約を全て繋げる
⑶重複する内容を消したり日本語を整えたり
こうすることにより、段落と段落の関係性も自ずと整理できるので、多少言葉が難しくても内容が入ってきやすくなるでしょう。現代文のために2冊目の単語帳をやる必要は僕もないと思います。
文語文に関しては、あまりに意味がわからない文は文構造から捉え直しても良いでしょうが、基本的には不要でしょう。それよりも、文と文の繋がりを意識すると良いでしょう。前の文と後の文がどういう繋がりかたをしているのか、順接か逆接か、それとも補足なのかなどです。
その上でもし時間に余裕があれば、一般的な現代文と同様に要約をまとめて論旨を捉えるのも復習としてはアリです。
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