UniLink WebToAppバナー画像

上がらない成績

クリップ(5) コメント(0)
8/2 18:30
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
相談者のプロフィール画像

けいど

高3 埼玉県 早稲田大学社会科学部(70)志望

早稲田志望です。先日受けた全統マーク模試で国語の自己採点が113点で内訳は評論は36点、小説32点、古典25点、漢文20点でした。漢文はまだ手をつけてないためあれなんですが現代文は決めるセンター現代文と開発講座とキーワード読解をやっているのに現代文が全然読めず、また時間も全然足りませんでした...正直できるようになるビジョンが全く見えません。どうすれば良いのでしょうか

回答

回答者のプロフィール画像

たむんた

慶應義塾大学文学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
受験勉強においてすぐ成績が上がることはまずありません。 特に現代文は成績が上がるのに最も時間のかかる教科とも言われています。 全科目において勉強の成果が成績に反映されるのは3ヶ月後と言われています。 成績の上がり方は右肩上がりに上がるのではなく、 急に上がるものです。 例えば飛行機が離陸する際には長い滑走路を走ってから急上昇しますよね。 このように成績はすぐには上がらないものだと思ってください。焦らずに着実に積み重ねていってください。 また現代文が解けないということですが、 時間配分や解く順番はどのようになっているでしょうか? 自分の場合は、 1、漢文(15分) 2、古文(20分) 3、小説(20分) 4、評論(25分) の順番で解いていきました。 古漢から解く方が絶対に良いです。 受験あるあるで、最初に評論を解いてしまって時間がかかり古漢に時間が使えなかった、ということがよくあります。 マークの問題は大問4つで各50点です。 それならば古文漢文で稼いだ方が良い点数が取れますよね。 現代文が解けない人の特徴としては文章を完璧に理解しようとしすぎてしまっていることが挙げられます。 あの短い時間で全てを理解しようするのは不可能です。かえって混乱してしまいます。 傍線部の内容だけをしっかりと理解すれば基本的にセンター試験型の問題は解けます。 話が長くなってしまうので以前自分が回答した「評論の解き方」を見てみてください。 以上になります。 けいどさんが合格できるよう応援してます。
回答者のプロフィール画像

たむんた

慶應義塾大学文学部

7
ファン
9.8
平均クリップ
4.9
平均評価

プロフィール

現代文・古文・漢文・日本史・英語・受験生活一般をアドバイスさせて頂いてます。 自分が経験したことを通して少しでも参考になればと思います! ※あくまでも自分の勉強法なので鵜呑みにせず自分に合ったものだけピックアップしてください。 メッセージ送っていただいたら必ず返信いたします。

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(0)

コメントで回答者に感謝を伝えましょう!相談者以外も投稿できます。

よく一緒に読まれている人気の回答

センター国語
よく言われることですが、センター国語は時間との勝負です。80分で4つの文を読まなくてはなりませんから、大変厳しいです。よって時間配分を間違えると大変なことになります。 ですから、一番簡単な対策は時間配分を事前に決めておき、それにしたがって解くことです。これ以上でも以下でもありません。 一般的な配分は 評論:25小説:20 古文:20 漢文:15 です。 私は前から順番に解く派だったのですが、私の周りには古漢を先に解く人もいました。 大事なのはこの配分から絶対に離れないことです。あと1分あれば解ける....と言うような場合でも必ず時間通り次に行ってください。評論でありがちですが、一問に考えすぎてしまうのも良くないです。いくつか根拠を拾ったら、消去法でもなんでも構いませんからすぐ答えてしまってください。 国語に失敗するとその後全てに影響しますから、ぜひ大事に解いてください。 余談ですが、私の友達で毎回東大A判定出しているようなひとが、本番の国語で80点を取ってしまい、その後全てダメになってしまいました。気をつけてくださいね。
早稲田大学政治経済学部 パトリシア苑子
30
0
現代文
現代文カテゴリの画像
国語の偏差値が伸びない
①結局、 句法だけを勉強しても使わないと意味がないです。 僕は早覚え速答法を使っていましたが、 句法を覚えたら、ひたすら例文を 音読していました。 文書の中で、句法を理解することが 一番覚えられるし、理解できます。 やってみてください。 ②現代文は 解き方を確立していくことと 演習を増やしましょう。 解き方があやふやであれば、 もっと精読できるよう、 工夫したり、自分なりのルールを 作って考えて読むようにしましょう。 毎日、文章を読んで慣れることも大事です。 センターであったり、私立であったり、 参考書であったり毎日解くことで、 トライアンドエラーしていきましょう。 ③可能だと思います。 というか、 マーク模試の結果で 早稲田、上智の判定が出せる訳ではないです。 あくまで目安です。 偏差値に振り回されず、 センターでも過去問でも しっかり点数を取れるように 沢山解きましょう。 そこに、 結果が着いてくれば 合格することは 可能だと思います。 頑張ってください!
早稲田大学社会科学部 ジーニアス
11
0
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
短期間で現文
こんにちは! 短期間で、という文言から、現代文はあまり短期間での伸びを期待できる科目ではないことはご存知のように見受けられます。 基本的に、国数英が下級生のうちから継続的にやるように言われている理由は、科目の特性として一気に成績を伸ばすのが難しいからにあります。現代文はまず、正確に長い日本語の文章を読めるようになるのに特に時間がかかりますが、解答のエッセンスを入れ込む練習なら今からでも(特に受験する大学に特化して練習する場合など)は効果があるのではないかと思います。 そのため、今自分が現代文で作っている答にどのくらい伸びしろがあるかを精査する必要があると思われます。もし、まだ成績を伸ばすために必要な事項が「現代文を読みとく力を上げる」なのであるならば、今から時間をかけることはおすすめしません。 一方、模範解答と自分の答えを見比べてみて、自分の答えに足りない部分がちらほらみられるのであれば、どんな要素を取りこぼしてはいけないのかを意識して、時に先生に見てもらうなどして演習を積むのは力になると思います。 また、現時点での得点率を見る限り、そこまで切羽詰まった状況ではなさそうなので、他の教科の方がのびしろがあるならそちらを伸ばした方が近道だと思います。 状況が詳しくわからないので憶測でしかお答えできず申し訳ありませんが、ご自身の実力や理想と照らし合わせる参考になればと思います。
慶應義塾大学法学部 Datty
3
0
現代文
現代文カテゴリの画像
センター国語、対処法
国語は浮き沈み、流れが激しくて本当に心配要素、悩みのタネですよね、、 私も国語が苦手だったのですが、 古漢に関しては、単語と文法つめにつめて、長文の数をこなすという感じでした。 逆に、現代文は本当に苦手で、この時期に、センターで6割くらいということもあったので、 一問一問を丁寧にといて、解説を何度も読み、答えのキーワードとなるところ、ないしは、そのプロセスを入試現代文へのアクセスや、出口汪さんの論理エンジンのような解き方で、 一つ一つマーカーで色をつけながら解き方を感覚的に覚える、ということをしていました。 あとは、本当に落ち込んでしまった時には、前に自分が高い点数を取れた問題をもう一度解いて、自信を取り戻すこと、正しい読み方を思い出すことを心がけました。
早稲田大学文化構想学部 CERISIER
6
0
過去問
過去問カテゴリの画像
現代文 勉強法
こんにちは! 現代文の復習の必要性は意見がかなり分かれるので 参考程度に聞いてください。 個人的には、、、 予備校で扱ったものをしっかり復習することをすすめます。 内容把握だけでなく、要約や なぜこれがあっているのか、なぜこれがまちがっているのか、なぜ答えはこれになるのか、等設問を自分で解説できるまで解き直してください! 現役時代の僕は予備校で早大現代文をとってましたが復習を全くせず、 全統記述の国語はずっと52〜53で、 一般受験はマーチすら受かりませんでした。 浪人時代の僕は予備校のテキストを上記のような復習を徹底し、 他の問題集を一切やりませんでしたが、全統記述は65を下回ることはなくなり、 早稲田も人科や教育には受かりました! ですので、自分の経験からすると演習量は多くなくても一問一問丁寧に自分のものにしていくことが大事だと思います! 他の教科と変わらないですね! センターの時間配分についてですが、 一般的には 評論25分 小説20分 古文20分 漢文15分 ですが、 自分は小説が苦手だったので、 評論23分 小説22分 古文20分 漢文15分 とし、また 評論、古典、小説の順で解いてました! 評論は読みながら解き進めてましたが、 小説は一通り読んでから設問に移ってましたし、 それが自分がセンター対策やっていく中で最も安定する方法を模索した結果でした。 なので、eiさんも自分でいろいろ工夫してみてください。 あくまで一般論でいうと、 時間配分は上記の通り、 順番は問題順に解く!ということです。 古典を読んだ後に、あの膨大な現代文を読む気が起きない、という人が多いようです。
慶應義塾大学商学部 わすれらんねぇぇぇぇえええよ
8
0
現代文
現代文カテゴリの画像
共通テスト・センターで漢文だけ点数が悪い
こんにちは。 僕自身、漢文は一時期成績が安定しなかったことがあります。たしかに、句法を覚えたらすぐさま解けるようになるわけではないですよね。 そこで、漢文にありがちな対句や対比を意識して読むようにし始めました。対句になっているところを括弧で括ると、文全体の構造や、論の流れが視覚的に非常に分かりやすくなります。 また、人物名は丸で囲い、同じ人物を指しているものはイコールで結ぶなど、問題を処理する上で効率化できることはどんどんやりました。もちろん、書き込み過ぎによって読みづらくなってしまっては本末転倒ですが、適度にマークを入れていくと論の展開が見えやすいと思います。 読解が完璧にできれば、あとは筆者の考えを問う問題であっても簡単です。明らかにこういう意図で書いたのだろう、といった、客観的に見て絶対正しいような記述しか答えになり得ません。つまり、迷う要素があったらその時点で不正解の選択肢である可能性が高いです。漢文は現代文よりも更に根拠が明確なので、絶対点を落とさないように。 あとは経験値ですね。1日1題確実に解いていけば、本番までにかなり場数を踏めると思います。復習も怠らず、コツコツやってみて下さい。 現代文と違って、漢文は今からでも間に合う可能性があります。ぜひ試してみて下さい。頑張って!
東京大学文科一類 キビタキ
18
4
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
現代文を安定させるためには
まず始めに点数が上下している状態は、もうすぐ一気に点数が良くなり安定する直前だと考えといてください。その上で河合塾で一番の講師から聞いた具体的な事を書きます。 まず現代文において漢字や語句の意味で失点するのはかなり痛い事です。得点上位層の人は必ずとるところですし、現代文の基礎とも言えるところです。すぐに対策してください。私大でも漢字が合否を分けます。 その基礎が徹底された上で、現代文の文章をキレイなリズムで音読するといいでしょう。読むスピードが早くなります。 また全体の構造を掴むことが極めて肝要です。例えば、筆者が一番伝えたいのは何か?何と何を比較して、どちらの方が筆者は良いと思っているのか?などなど… 一つの文章にジックリ取り組んでください。 センターの時間配分は漢文10〜15分 古文25分 評論20分 物語20分 が大体の目安です。 最初に設問をザラッと読み、だいたい何を話してるのか掴みます。そして、文章は全部一気に読みましょう。そのあとで、問題を解くのが一番点数が安定します。 センターは2つの選択肢まではすぐに絞れるので、その2つをジックリと検討しましょう。 センターまであと少し頑張ってください。
早稲田大学社会科学部 remote
83
0
現代文
現代文カテゴリの画像
現代文の伸ばし方
国語で振れ幅があるのは、文章のジャンルによって得意・不得意があるからだと思います。 よって、各ジャンルの背景知識を取得する学習を始めてみてください。おすすめは「現代文キーワード読解」です。各章の冒頭に必ず分野の説明が書いてありますから、そこを理解するまで読みましょう。意外と同内容の文章が出たりしますよ。 そして選択問題を解く時に心がけて欲しいことなのですが、選択肢だけを見て解くのはNGです。 必ず選択肢を見る前に、自分流の解答を作ってください。本当に簡単でいい(綺麗な日本語にまとめなくていい)ので余白に軽くポイントを書いてから、選択肢を見るようにしましょう。これを心がけるだけで無意識に、深く読もうとしますから! とく順番は古文漢文がどれほどの学力かによります。 正直、本文の書いてあることが理解できている(つもり)なら、恐らく現代文はかなりの可能性があると思います。現時点で古文漢文がイマイチなのであれば、現代文から読むのをおすすめします。1問にえげつない時間を掛ける人もいますが、そんな問題は多分2時間考えても自信を持っての解答は出来ないと思うので、最悪勘でもいいのでさっさと終わらせてしまいましょう。のめり込みは大NGです。 そして接続詞と指示語を意識してみてください。 接続詞は文章を進展させます。例えば、「つまり」だとそれまでの話を要約する、など接続詞ごとに重要な役割を持っていますからそれらを1度整理してみてください。 指示語は「それ、その」などの内容を確実に理解しながら読み続けることを意識するために必要です。その辺の理解が乏しいと深く読解することは難しいですからね。 最後に効果的な復習方法ですが、いかに楽をするかです。 持論ですが、「効果的=効率的」だと思うんです。解説を読んで、段落ごとに分析するのもいいのかもしれませんが、時間は掛かる・眠くなる・ダルいと思うのでおすすめしませんね。 代わりに最低限の復習(選択肢の根拠・新出漢字や語意)をすぐに終わらせて、沢山の問題を解く(文章を読む)ことを心がけて欲しいです。 すると、実感は湧きにくいですが、読解力が上がってきます。読みで大切な「緩急のつけた読解(読むべき所を徹底的に、読まなくていい所はテキトーに)」が出来るようになってきます。 長くなりましたが、こうやって長ったらしい読みづらい文章を読むだけでも読解力は上がります。ぜひ悲観せず前向きに頑張って欲しいなと思います。
慶應義塾大学経済学部 パンジャ
11
2
現代文
現代文カテゴリの画像
現代文成績は伸びないまま自信無くした
現代文に波があることはよくある話です。 とくに模試に関しては出題者、採点者と合う合わないがどうしても出てきてしまいます。私もこのくらいの時期にセンター過去問を解いていて想定していた点数を40点ほど下回ってしまい愕然としたり、最後の国立模試で今まで一番良かった国語が急に足を引っ張ったりと、かなり現代文に振り回された覚えがあります。それでも本番ではセンター、私立、国立共に得意科目として安定してくれました。 まず、気持ちの持ち方としては国語が外れるのはままあることと思っておく。 次に勉強方法ですが、現代文の上げ方って難しいですよね…。私の経験からいうと、センター試験は選択肢の作り方に多少クセがあり、慎重にならないといけない反面、過去問を重ねる毎にコツをつかみ点数が上がっていった印象です。共通テストについては申し訳ないのですがよく分かってません…が、冷静に選択肢を減らして行けば解けない問題はないはずです。焦らなくても大丈夫です。 選択問題の練習方法として大切なのは、「何となく」を減らしていくことです。前半部分は正しいことを言っているけど後半部分は間違っている(あるいは問題文に書かれていない)ような選択肢が良くあります。こんなこと書かれていなかったと言える部分が少しでもあれば迷いなく切ってください。解いている間にそれが出来なかった問題は必ず解説を読んで納得してください。やはり場慣れは必要です。 記述や文法はきっと塾で色々と教わっているだろうし、ここまである程度解き方を確立されてきたでしょうから今からやり方を変えることはお勧めしません。 模試や過去問にあまり落ち込みすぎないこと、共通テストの対策は私大と別に進めること(たとえギリギリの追い込みになってしまっても伸びると思います)、私大は今まで通り取り組み、納得するまで問題と向き合うこと。 やるべきことを地道にやっていけば数字は自ずとついて来るものです。応援しています!!
京都大学総合人間学部 samasama
12
4
現代文
現代文カテゴリの画像
何故?急に偏差値ダウン 早稲田志望
私は今国語の塾講師をやっています。 その過程の中で、ある発見がありました。 実は、その悩みは遡ってみると中学の時にあやふやにしたから、今ツケがきてるのかもしれません。 私は国語の塾講師をしています。中学、現役の頃にはあんなにできなかった国語を。ただ、ある時、気付きのターニングポイントが自分にはあって、それからみるみる成績が上がっていきました。 今も講師をやっていて思うのですが。 私たちはやたらめったら「解ける」ことに主眼を置きがちです。他の科目の性質である“得点”を意識しがちです。 しかし、国語は読書となんら変わりのない教科です。そして読書には得点は絡みません。 つまり私が言いたいのは、解くことを一回やめてほしいということです。 国語という教科は第1関門に「読む」があり、第2関門に「解く」があります。すなわち、読めないと解けないようにできてるし、問題作成者も読めないような所にフォーカスを当てて設問を練ります。我々の読解力で読み解けるレベルに応じ、得点が出るように適宜問題の難度を並び替えつつ。全部同じレベルの問題を出してしまうと、しっかりとしたデータ集積がてきないので。 そして、ある程度意義がわかったところで本題に移ります。 文章は英語と同様、小さな単位から大きな単位まであります。語→文→段落→意味段落→文章の順に。しかしながら我々は日本語であるという理由だけに、英語は下から学習していくのに対し、国語はいきなり文章に飛びついてしまいます。 まずは、語から考えます。大学入試レベルともなると語彙力は高校入試よりはるかに上回ります。そこで概念などを一通り学べるよう、単語集を英語と同様にやっていきます。 ・現代文キーワード読解[改訂版] ・ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES) ・入試漢字マスター1800+ (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。ちなみに、漢字も入れてありますがキーワードと漢字の参考書1冊ずつ完璧にするのが理想です。漢字問題集は漢字の設問を解くだけでなく、文章中に出てくる語彙の対策にもなるので甘くみてはいけません。 ここまでで、語は制覇できました。第1段階です。 第2段階として、今度は語が集まってできた文、文が集まってできた段落、段落が集まってできた文章へとフォーカスしていきます。 文と文、段落と段落については ・田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式 ・現代文と格闘する (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。多分、こうやって言うと「解かないって言ってたやん!」とかツッコミ受けそうなのですが、この二冊は基本的に解くことに主眼を置かれてなく、読めているかどうかのチェックの問題がついてるだけで、実際の入試では到底出ないような問題です。 ここまでであらかた完了しているのですが、さらに文章読解を深めていくために、段落と段落の関係、さらには段落が集まってできた意味段落と意味段落同士の関係をより明確にできるような力の養成に入ります。 ・高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門 改訂版 (高校生のための現代文アンソロジー・シリーズ) ・高校生のための現代文ガイダンス ちくま評論文の読み方 (教科書関連) この二冊は完璧に入試問題がついていません。読むためチェックはありますが。 ただこの二冊は聖光学院という東大輩出率の高い高校が夏休み課題として採用しているもので、東大出身者に定評のあるものです。 この2つで文章というものにダイレクトに向き合い、1つの文章を分析する力を養い、かつコンパクト化できるようにします。 結局のところ、現代文ができるというのは、文章を一読し、流れを理解しつつ内容をコンパクト化し、その上で設問に取り組めるということです。 この参考書では文章を読んでその流れを自分で予備校の先生みたいにチャート化できるよう努めてください。 そして、仕上げとして ・現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) で自分で実際に文章の流れを把握し、コンパクト化できているかチェックしてみてください。 ここまでくれば読みはオーケーです。そしたら遂に解く領域に入ります。もちろん過去問でも構いません。ただ導入としてオススメなのが ・現代文私大対策プラクティス―設問から攻める! (駿台受験シリーズ) です。一通りの私大の現代文を体感するのにぴったりです。あとは ・入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) も解説が丁寧なのでおススメです。 国公立の問題が入っているような参考書もあるかと思いますが、記述で書けないのに選択肢で選べるわけないので。 記述で解答を考える際にポイントとなるものを多く含んでいる選択肢が正解なわけで。 ちなみに消去法なんかずっとやってたらいつまでたっても伸びませんよ。 すごいでしょ?こんなに読みの参考書があったのに解きの参考書の量が圧倒的に少ないのは。でもそれだけ読みが重要だということです。 ここまでで多く語り尽くしたようにみえますが、実際はもっと語りたいことがあります。これ以上長くしても見る気を削ぐだけなので。とりまえず自分でできるように方向性は示せたと思います。
早稲田大学商学部 #かーきん
10
1
現代文
現代文カテゴリの画像