動詞の語法について
動詞の語法の勉強法について簡単にご回答させていただきます。
まず、語法の知識を問う問題は、様々なパターンが考えられます。
大きく、①文法・語法問題、②長文、と二つの出題形式があると思います。
さらに具体的に、
①↓
・穴埋め形式で、動詞を埋める方式
・並べ替え問題で、動詞の後の語順を問う方式
Ex. A to Bや、二重目的語が動詞の後にくる語など、語順が複雑な動詞の語法についてこのような問われ方をします。
②↓
・下線が引かれ、一部を並べ替えにして問う方式
・下線が引かれ、その部分の訳し方について問う方式(いわゆる、和訳、解釈問題)
などのパターンが考えられると思います。
これらの動詞の語法の出題パターンを考えると、出題者の意図は、
A.動詞の後につく形の暗記
B.それぞれの語法の訳し方の暗記
に絞られると思います。
裏を返すと、これらを暗記した状態で、問題を解いたら、ほぼ満点が取れると思います。語法全般の問題に言えることですが、文法問題とは異なり、ほぼ全てが暗記です。もっとも、さらに特殊な解い方をする場合も考えられますが、上記のA.B.を大きく外した語法の知識を問う問題は見たことがありません。
したがって、質問者様の考えられた学習方法はある程度的をいているものかと思います。
より詳細なアドバイスになりますが、そもそも例文ごと覚える必要性はなく、単純に動詞に対応する形の暗記だけでもいいと思います。結局、一つの動詞が提示されて、形と訳を答えられれば全ての問題は解けるようにできているからです。
さらに、SV0 to do型、不定詞のto doが後につく動詞のように、それぞれの型ごとに、問われ方がある程度決まっていると思います。これについて、語順が単純なものは、動詞のあとの形の暗記、語法の形の訳の仕方を一問一答形式で暗記するだけ。語法が複雑なものは、語順まで確実に覚えておく。
これだけで、動詞の語法の学習は問題ないと思います。
一見、問題はいろんな形が見られますが、動詞の語法の問題で問われていることは、所詮訳し方と、形だけですので、それだけ先に暗記してしまいましょう。
動詞の語法は時間をかける範囲ではないですから、単純な暗記として手早く終わらせてしまいましょう。
高校2年生で語法まで暗記できていれば上出来です。頑張ってください。