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現代文を読む時に意識していることとは

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2/27 18:26
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モチベだけ高い

高1 埼玉県 慶應義塾大学理工学部(65)志望

現代文を読む時にいつも内容がざっとしか分からず、いざ問題に取り掛かろうと思っても問われてることが難しくてパニックになってしまいます。どうすればいいか具体的に教えて欲しいです。

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Natsuki

慶應義塾大学文学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
文章を読むときに、頭の中でその文の全体像や構図を作ることを意識しています🗝 構図は簡単に作ります。 例えば…極端な話ですが、テーマが「目玉焼きはソース派or醤油派」だとします。文章から読み取るべきことは、この文章がソース派と醤油派の二項対立構造だということ。筆者はどちら派なのか。具体例は筆者の派のメリットを言うものか、筆者と反対派のデメリットを言うものか。筆者が最終的に1番言いたいことは何か。このように、文章の大きなテーマと構造、各段落の役割を、探す練習をしてみてください✏︎ 現代文が苦手な人は、本文の構造や、筆者は結局何を主張したいのかがあまり分かっていない場合が多いです…。最初は時間がかかると思いますが、慣れれば簡単に見つけることができ、読解もスピーディーになるはずです。 おまけ🤭 ♥現代文が伸びる瞬間は復習 現代文は復習が大切です。 解説を呼んで「へー」と思うだけじゃだめ🙅‍♀️自分で、「この理由だからこの答えなんだ!」と自信を持って他の人に説明できるくらいまで理解をしましょう。こうして「自分はこんな間違い方をするんだ。もうこの間違いはしないぞ!」を繰り返すことで、現代文の点数に波が出なくなります。現代文は解きっぱなしではなく復習を大切にしましょう。 2つとも、すぐに実践できることです🌟まだ取り入れていない人がいたら、ぜひ試してみてください!
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Natsuki

慶應義塾大学文学部

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プロフィール

💍慶應文学部3年生 💍塾講師もしています 💍2023年1月クリップランキング2位🥈 自分の名前をローマ字で書くことすら出来ない英語レベル ↓ 自称進学校の高校に入学 ↓ 予備校に通わず、慶應義塾大学に現役合格🌸 私の勉強法やモチベーション•考え方をシェアすることで頑張る皆さんの力になりたいです❤️‍🔥

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現代文の読み方
質問者さんは文章を読むときに、文章の全体像を意識しながら読んでいるでしょうか? 筆者はその文章全体を通して伝えたいことがあり、それを一文一文に分けて書いているということをまず意識してみましょう。 文章全体を意識するコツとしては ①主題 ②論点 ③結論 を読みながら探すということです! 主題は、そもそも何について書かれているのか 論点は、筆者は何を問いかけているのか・何に疑問を思っているのか そして結論は、その論点(問い)に対して筆者自身がどう結論づけているのか であり、評論の中には必ず書かれているので、この主題論点結論が分かるとその文章が一気に理解しやすくなります。 こうして文章の全体像が掴めたら、あとは一文一文が文章の全体の中のどの部分なのかを考えるだけです。 大体文章というのは、読み手に抜けた納得感を持って貰うため 1.導入 (こんな話するよ〜 :主題) 2.一般論 (世間ではこう言われてるよね) 3.論点(でも実際どうなの?一般論ではこうだけどそれって本当?) 4.筆者の自論 (根拠だったり、例をもってきたり、中身の部分) 5.結論 (一般論はこうだけど、筆者はこう思うよ) みたいな形になっているので、 その一文は文章全体の中で何を示しているのかもわかるかと思います。 なので、まずは全体像をつかむ、その後にその一文の役割は何なのかを考えてみるといいかと思います!
早稲田大学社会科学部 seechan
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現代文の解き方を教えてほしい(現代文が大嫌い)
こんにちは! 私は大学入試でセンターも二次試験も現代文の問題があったので、参考にしていただければと思います。 私も当時、あまり細かいところまでは印などつけずに読んでいました。あくまでも大事なのは、その文章がどのような流れ(起承転結)で、主旨は何なのか(何かを比較した文章なのか、何かの概念について述べているのか等)を読み取ることです。 長い文章だとどこに何が書いてあったか見失うこともあるので、私はそれを防ぐために、「しかし」などの逆説や、「したがって」といったまとめになりそうな部分にだけ⚪︎をつけたり線を引いたりしていました。おっしゃる通りで、何種類もの印を使うとかえって見づらくなると思うので、⚪︎と線だけなど2種類くらいで十分だと思います。頭の中で整理できるなら、印をつけない読み方でももちろん問題ないです。 問題の解き方としては、人によると思いますが、私はまずサッと文章全体を読みます。印もこの時につけながら読みます。じっくり読み込みすぎると時間がかかってしまうので、①「何」について、②「どのような意見、事実」があって、③「文章中のどこで話が展開」して、④「最終的に何が言いたいのか」を大体把握できれば十分です。そして問題を見て、解きながら文章を読み込んでいきます。 共通テストの場合は引っかけ問題のようなものもあるので、選択肢と本文をしっかり見比べながら慎重に解答していきます。 記述問題は、問題で聞かれていることに対し、一番ポイントとなる答えが記述できているかどうかを意識するといいと思います。記述対策であれば、河合出版の「得点奪取」がオススメです。 どう答えたらいいかわからない時は、一度頭の中で文章のどの部分について触れればいいか見当をつけた後に、模範解答を見て、答えるべきポイントや、その書き方を学ぶことから始めるといいと思います。正しい解答の仕方を、書き写してもいいのでインプットすると、次第に自分でも解答が書けるようになってきます。
大阪大学外国語学部 Minori
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現代文の解き方
自分と似たタイプですね。、 自分も読書大好きでした。 小学校の時から、重松清が好きで、中高では、ヘミング・ウェイと、百田尚樹にどハマりしましたね。 でも、国語は大の苦手でした。 国語の成績は、最後まで伸びなかったんですが、僕なりに大切だと思ってたことを書かせてもらいます。 基本的には、林修先生が言ってたことです。 1.文章の読み方 やはり、一般的に言われる「筆者が言いたいこと」をどんどん拾っていくべきですね。大事なところには、傍線わ引いていきます。 「つまり」とかで、要約してる部分と、 「しかし」とかの逆説で繋いでる部分は大事なことが多いです。 また、現代文をやってて思ったことは、出てくる文章の8割が二項対立です。○と□の印で分類していくと、文章が分かりやすくなったり、筆者の主張が明確になってきます。 それと、あるテーマにおいて、基本的な文章の流れが決まってたりします。これが分かるようになるには、語彙力が大切です。「生きる現代文 駿台文庫」っていう参考書を使ってたんですが、こういうやつで語彙力を強化すると文章を読むときに有利になります。 2.問題の解き方 傍線部問題の場合、まず大事なのは、傍線部の解体です。 そして、答えるときの骨格を作ります。 一橋の問題を、参考にしますね。 『「生活文化の変容」と本文に書いてあるが、どういうことか?』 という問いがあったとします。 これは、「生活文化」と「変容」に傍線部を分解できますね。 分けれたら、「変容」なんだから、 「〜だったのが、…に変わった」みたいに書けばいいと分かります。これが骨格です。この骨格ができていないと、点数はもらえないです。 それで、何の変容を書くかというと、「生活文化」の変容を書けばいいんです。「生活文化」について、もう少し詳しく言い換えて書いてあげればいいんです。 この時に、本文を見渡して、過去の生活文化と、今の生活文化について書いてあるところを探して書いてあげればいいんです。 そして、探す時に、過去と現在の二項対立に気づいて、印をつけておくと探しやすくなりますよね。 基本的なプロセスはこれです。 傍線部解体→骨格作り→傍線部言い換え また、理由を問われる問題もありますよね。 あれもほとんど同様です。 傍線部解体して、何の理由を書けばいいかを明確にして、 骨格は、「〜だから。」でほぼ決定。 あとは、理由が書いてある場所を探す、って感じです。 このプロセスに乗っ取らないと、現代文は解けるようになりません。 選択肢問題でもやり方は一緒です。特にセンターは、このやり方がマッチします。 時間がかかるやり方なんですが、慣れていくしかないですね。 自分の場合は、やり方を知っていたけど、練習回数が少なくて、骨格作りでミスったり、該当箇所を見つけられなかったりしてたんで、国語の成績が伸びなかったんだと思います。 参考にしてみてくださいね。、
慶應義塾大学商学部 タイ
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現代文
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現代文を伸ばしたい!
現代文で大切なのはとにかく本文をしっかり読むことです。具体的にどのように読んでいけばいいかというと筆者のプラスとマイナスの価値観をしっかり見分けられるようにするということです。(いわゆる二項対立)これがわかれば現代文の問題は解けるようになっていきます。それを見分けるには接続語にしっかり敏感になること(例えばしかしがきたら逆説とか)が大切です。そしてこの二項対立を詳しく解説してある参考書が現代文読解力の開発講座です! 評論の難しい文章に対してかなり詳しく解説されていて、現代文の読み方を教えてくれるのでこれをしっかり2、3周やるのがいいと思います! 以下がおすすめのやりかたです! 現代文読解力の開発講座の進め方 1周目 まず解いて答え合わせで解説を熟読して読み方を学ぶ。(要約は1周目はやらなくてもOK) 2、3周目 要約も含めて解いて解決をすみずみまで読む。参考書に書いてあるような解き方の流れをできるようにする。 このような形です! 早稲田大学には要約の問題は出ませんが要約は読む力をつける上で必ず力になるので2周目からでもいいのでぜひやってみてください!頑張ってください! 補足 自分が使っていた接続語の記号付です。合うか合わないかは好みだと思うので参考程度でお願いします。ただ自分としてはただ読むよりも手を動かした方がいいかなと思ってやってました。 順接→▽ 逆説→△ 言い換え→⬇️ 例示→()でくくる キーワード(自分が大事だと思った言葉)→○で囲む 大事だと思った一文→線を引く こんな感じでやると文章をただ読むだけでなく論理展開を気にしながら読むことができると思います!
早稲田大学商学部 TR_
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現代文
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現代文の読み方
①絶対問題文から先に目を通します。その方が効率的に解けます。まず、どんなタイプの設問があるのか、それによって目の通し方が違います。 ⑴設問だけ読むもの 接続語以外の空欄補充、傍線部説明、内容説明など大半の問題は、設問だけ読み、具体的な選択肢は読んではいけません。ここで選択肢まで読み込んでしまうと、不正解の選択肢に文章の内容がもってかれてしまうからです。 ⑵中身まで読み込むもの 接続語の補充、脱文挿入、段落整序などはすべて読み込み、文章に入る前にできるだけヒントをかき集めてから読み始めましょう。すべて文章を読み終わってから、この脱文どこに入るんだろうなって探し始めては時間が足りません。 ②線は別に引かなくてもいいと思います。僕も実際引いてませんでしたし、引き方を誤ったらしっちゃかめっちゃかな読解になってしまいます。まぁ強いて引くとしたら、次に書く反復概念に対して、ですかね。 ③何に注意して読むのかというと、2つです。反復概念と対立概念です。反復概念は言い換えれば筆者の主張であり、その文章のテーマですね。それが主題ですから、当然さまざまな言葉で言い換えられながら何度も繰り返されます。そして対立概念は、筆者の主張と相反する考え方で、主題を際立たせるために使われることがあります。この2つを読みながらしっかり区別して捉えられれば全体の内容も掴めるようになると思います。
慶應義塾大学法学部 ティーガー
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現代文
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現文 解き方
本文を読む→設問の傍線部とそれの含まれる一文に目を通す→設問の要求(〜はどういうことか、〜はなぜかetc.)に応じて解答の形式を先に考える(文末を〜ということ、〜から、などにするなど)→傍線部とその一文に含まれる要素(主語、述語、形容詞、接続詞などの言葉や時制など)に着目(例えば、「AなBがCをしていた」なら主語がB、主語にかかる形容詞がA、述語がC、文自体は過去形、といった風に細かく見ていく)→以上で行ったことを踏まえて文中から問題要求に即した要素を切り取っていき、形式を揃えて解答を作る 以上が大まかな現代文の解き方ですが、これを身につけるのには時間がかかります。(私も非常に現代文が苦手で、1年間ほどかけてこうしたやり方を身につけました) ですので、まずはできることからでいいです。特に設問の要求に応じて解答の文章形式を整えることは、忘れがちですが意識すればすぐできますし、これだけで部分点を貰えます。 また、文章を読む際にただ漠然と読むのではなく評論ならば作者の主張である論(抽象的な部分)とその具体的な説明たる例の部分を区別しながら論にマーキングする、小説ならば登場人物の心情表現にマーキングしてしていく、と読みやすく(解きやすく)することも大事です。 最後に、大原則として、解答の要素は本文中のどこかに必ず埋まっているということがあります。悩んだら無理やり自分で解答をでっちあげるのではなくて、本文に立ち返ることを意識しましょう。
京都大学文学部 SKHRJK
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筆者の主張の掴み方
こんにちは。 現代文の主張を読み取ることは点数に直結するので大事ですよね。僕は割と現代文は得意な方だったのでアドバイスさせていただきます。 まず一般的に、(1)逆説の直後(2)定義づけ(例えば、〜とは〜である。など)には主張があることが多いとされています。そこには傍線を引いて、目立ちやすくしましょう。そこを頭に入れることで本文の主張を掴みやすくなります。 また、質問者様は段落をまとめているということですが、それはとてもいいことだと思いますが、心がけて欲しいことがあります。それは、全体の中の段落ということを意識して欲しいということです。現代文というのは段落で構成されています。段落だけを理解しても、本文全体を理解したことにはなりません。段落が本文の中で何の役割を果たしているのかを意識することが大事です。例えば、例示の段落があれば何の例示なのかを意識し、それが本文に対して何を意味しているかなど、事細かく全体を見る意識を持っておくことが大事です。 センターは段落ごとの理解が特に重要ですが、私大の現代文は全体から類推する問題も多くあります。そこを意識して練習していきましょう。 また、現代文に関しては過去問を早めに解いても差し支えないと思います。8月ごろから解けると良いかもです。背景知識なども重要視しましょう。 ファイト!!
早稲田大学商学部 アンフィールド
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現代文の勉強の仕方
現代文を効率よく学習するためには、現代文の性質を理解しておく必要があるので、私が高校時代に受講していた林修先生の授業内容を噛み砕き、私が実践していたことと交えて、現代文のコツと勉強方法を説明します。 【1】文章の展開 現代文の文章とりわけ、評論文の文章を理解するためには、次に何が書かれるのかを予想しながら読んでいくのが役立ちます。そのためには、本文で扱われるテーマの知識や本文の構造について知っておく必要があります。ここでは、評論文の本文の構造について説明します。 評論文の文章では原則、最初の段落で一般論と本文の主題(問題提起)が書かれます。 一般論は「近年では、~」「産業革命以降、~」「通常〇〇では、~」「〇〇に関する議論はどうしても~」のような書き出しで書かれることが多いです。そして、本文の主題(問題提起)は、冒頭の一般論との対比で書かれることが多いです。「しかし、~」「それでも、~」「一方、~」のような書き出しで書かれます。一般論との対比で書くことで、本文の主題の特殊性を強調しているのです。本文を通して、この主題に対する筆者の意見が書かれることになります。何の議論を展開しているのかを理解するためにも、この主題が何かを理解することは大切です。 本文の主題が掴めたら、あとは順を追って筆者の意見を読んでいくだけです。筆者の意見は具体例を交えながら展開されます。具体例は筆者の意見をわかりやすく説明するため、あるいは筆者の意見の信憑性を高めるために使われます。具体例は筆者の意見を補足するものであり、筆者の意見は本文の主題に対する意見であるので、具体例と本文の主題には密接なつながりがあります。具体例を読むときにはこれがどのようにして本文の主題と関わっていくのかを考えながら読んでみてください。 【2】問題の性質と解き方 評論文の問題のタイプとして大きく二つに分かれます。一つは、傍線部の内容を問う問題です。「傍線部には~とありますが、どういうことか説明しなさい」というような問題を見たことがあると思います。これを内容説明の問題とします。もう一つは、傍線部の因果関係を問う問題です。「傍線部には~とありますが、筆者がそのように述べる理由を説明しなさい」というような問題も目にしたことがあるでしょう。これを理由説明の問題とします。他にも文章全体を読んで、その内容や構造を説明させるものなどがありますが、これには特別な解き方や考え方はあまり必要ないので、その説明は割愛します。 内容説明の問題はひとことでいえば、傍線部の言い換え問題です。解き方としては傍線部の表現をすべて言い換えるだけです。傍線部中の表現を徹底的に整理し、傍線部中の表現と類似のもの(同じことを言っている部分)を本文中の他の部分から探して解答をつくる作業が必要です。レベルが上がると本文中の表現だけでは解答を作り切れない問題もあります。このときは、自分の語彙力が物を言います。頑張って勉強してください。また、選択問題の場合には選択肢の中から傍線部の表現を完全に言い換えているものが一つあるはずなので、その選択肢を探してみてください。 理由説明の問題は、傍線部周辺の因果関係を整理する問題です。このタイプの問題は傍線部だけでなく、周辺の分析が必要です。「なぜなら」「というのも」「~だからです。」「ゆえに」といったような表現があれば、その辺りに注目しましょう。もちろん、このようなわかりやすい表現が書かれていない問題もあります。そのときは、文章の展開に注意しながら読むしかありません。 また、傍線部が引かれる部分は傍線部の内容について書かれている部分の最初か最後であることが多いです。なぜなら、日本語の文章のパターンには、意見が最初に書かれ、そのあとにその内容が説明されるパターン(①)と内容が説明されて最後に結論が書かれるパターン(②)の二つしかないからです。ゆえに、傍線部の前に答えがあるか後に答えが書かれているかの予測は立てられます。①のパターンのときは答えは傍線部より後の文章を探せばよく、②のパターンのときは前を探せばよいのです。ある程度見当をつけながら解いていくと現代文の力がついてきます。 【3】おすすめの勉強方法 まずは、現代文の勉強として本を読むのが有効かどうかという質問ですが、ほとんど無意味だと思います。正確に言えば、高校二年生から現代文の勉強をするときに本を読むというのは効率が良いとは言えないということです。読む本の選別、読む時間、問題を解く意識の欠如など様々な理由がありますが、細かい話は省略します。参考書などを使って多く問題を解いた方が確実に効率は良いです。ちなみに、本を読むこと自体はもちろん悪いことではないので、現代文の勉強とは無関係に本をたくさん読むのは良いと思います。 おすすめの参考書ですが、河合塾の入試現代文へのアクセスを基本編から順に解いてみるのが良いと思います。そのときは、内容説明の問題と理由説明の問題の解説で書いたこと(傍線部の言い換えと因果関係の整理)を意識しながら解いてみてください。傍線部の前に答えがありそうか、後にありそうかを考えながら解くというのも実践してみてください。 以上が現代文の性質と勉強方法です。 現代文の勉強は難しいと思いますが、解けるようになると受験においてとても有利なので、頑張ってください。応援してます!
京都大学法学部 高田 葵
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現代文が理解できない
お疲れ様です‼️初めまして、私の回答が少しでもあなたの力になればと思いコメントさせてもらいます。 現代文が抽象的である場合、多くの受験生は難しく感じるようです。 そこで抽象的な文章への対策をお話します。 ☆読みながら先の展開を予測する ある程度読み進めた段階で本文のテーマを掴んで結論を予測しながら読みましょう。 決めつけすぎるのも良くないので読みながらそれを修正していきます。設問やタイトルもヒントになります。 またこれが出来るようになるには背景知識も知る必要があります。 ex 西洋と日本の対比(テーマ)▶︎西洋批判、普遍、日本の特異性(結論)etc ☆背景知識を知る 『現代文キーワード読解』という参考書は、テーマ別によく出てくる語彙、キーワードの意味を実際に出てきた問題文と共に解説しているものです。とにかく1つ1つのテーマに対して知識が膨らみます。ぜひ1度書店で手に取ってみてください。 ☆自分の言葉に直す練習をする つまりこういうこと、と文の塊ごとに自分の言葉で説明したり全体の要旨をまとめたりする練習をしましょう。普段から空欄に一言自分の言葉にする意識をするだけで随分と力が着きます。 ☆自分の解き方を客観視してみる どういう事を意識して問題を解けばいいのか、今どういうふうに解いているのかノートに書出してみましょう。 ex 根拠を明確に持っているか 背景知識を知っているか 問題文を先に読む タイトル問題があるか 内容一致が満遍なくあるもしくは偏っている場所にあるか 空白にメモをとる、自分の言葉にする 言い換えetc… と言った具合にノートに正しい解き方を明記してください。そうすれば我流の波のある解き方から脱却できます。 そのためにも参考書学習は必要不可欠です。 4つ程紹介しましたが、最後に、普段から取り組む問題は実際の過去問やそれに準ずる難易度のものを解くようにしてください。現代文に限らず低いレベルを解いていても永遠に難しい問題が解けるようになりません。難しい問題でしか磨かれないので徹底的に脳をいじめましょう。 それでは参考程度に!頑張ってください‼️
早稲田大学法学部 みやこのせいほく
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現代文の勉強法
ゆみさん初めまして! 現代文の読解法についてですね。 現代文ってなかなか点数を取りにくいし、いったいどう勉強したら点数が上がるのか難しい教科ですよね。 私が思うに、現代文はある程度解き方を学び(ゆみさんの場合は映像授業で学んだようですね)、あとはそれを念頭に置きつつ問題演習するのみだろうと思います。 ゆみさんの思う、「正しい読み方」は合っていると思います。ただ、それだけでは文の構造を取りきれないこともあると思うので、私が受験生の時意識していた読み方のポイントをいくつか補足しておきます。 ・評論 具体と抽象をおさえる これはどういうことかというと、例と、それを用いて筆者が言いたかったことを押さえる、ということです。分かりやすく言うと 「〇〇とは〜である。例えばーー。このように〇〇とは…である。」という文章があるとすると、「例えば」以降の文は筆者の言いたいことを補足する例にすぎず、重要なのはその前または後ろ、もしくは前後両方に現れている抽象的な文なのです。それさえ押さえれば、例の部分はさらーっと読み飛ばす程度でも特に支障はないのです。だって重要なのは抽象的な文の方ですから。 ・強調表現に注目 「〜こそ」「〜が重要だ」といった強調表現は意外と重要なことがあります。しっかりマーキングしておいて見逃さないようにしましょう。 ・筆者の問題提起を押さえておく 「〜とは何か」「〜とか何故か」 こういった表現が出てきたらマーキングしておき、それに対する答えがどこにあるか意識しながら読み進めていくと文の構造が分かりやすくなる気がします。筆者は今これについて議論しているな、ここで話題が転換したな、ということを意識するためにも問題提起があるなら、それをきちんとマーキングしておくことは大切です。 ・棒線部言い換え問題について(〜とはどういうことか、というタイプの問題文) だいたい答えは棒線部の前後にあります。その際に大事なのが、棒線部の正確な言い換えです。ゆみさんのおっしゃる通り、言い換えを押さえることは大事なんですよね。ちなみに、たまに、棒線部が極端に短いことがあります。この際は主語や述語が抜けていたり、何らかの文の要素が抜けているので、それを補うことを忘れないようにしてください。(例として例えば「肉感的な感覚」という棒線があるとしますよね。これはどういうことか説明せよ、と言われた時、解答の構文として【Sが「〈肉感的な感覚〉の言い換え」ということ】という構文をまずつくるのです。 分かりにくい説明だったらすみません。個人的に意識していたことをいくつかご紹介させていただきました。参考になれば幸いです。 ゆみさんは読解法をひとまず理解した状態かと思われるので、問題演習に進んでよいと思います。その際に、学んだ読解法を意識しつつ、また解答例を見ながら何故そのような解答になるのか考えて見直しをすることが大切です。
京都大学法学部 しずく
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