古文漢文 最底辺から東大二次平均レベルまで
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
これ
高2で東大理科一類志望です
古典漢文についてです
僕は今某大学付属高校に行ってますが、外部受験で東大に行きたいです。付属高ということもあり、学校の授業があまり大学受験と相性がよくないです
数学物理化学英語は自分で勉強を進めていて、夏に東進であった共通テスト模試は数学9割英語8割5分くらい取れてます。でも古典漢文がかなりひどくて、河合塾の模試でも毎回偏差値が40くらいです。つまりほとんど知識はありません。助動詞くらいの知識しか今はありません。
高3になって後悔したくないので今のうちに勉強したいと思っています。東大の二次試験では平均点くらいとれれば
いいです。共通テストもそこまで重視してないです。足を引っ張らない程度までいきたいです。
そこで、最近スタディサプリというものの古文の文法の授業を受け始めました。また、漢文は早覚え即答法という本を買いました。(まだやってません)
そこで質問なのですが、スタディサプリで古典の授業と漢文の早覚え即答法のやった後、何をやったらいいかわからないので、何をしたらいいかアドバイスいただけませんか?
回答
てこ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
古文漢文は日本語と思わず、外国語のように思いながら勉強すればいいと思います。英語の文章も英語で書かれているから難しく感じるだけであって、その日本語訳を理解するのは簡単だと思います。同じように、古文漢文も、書かれている内容自体は現代文で出てくるような難しいものではなく、単に現代語訳にできないから難しく感じてしまっているだけだということです。つまり逆にいえば、古典の長文問題も、現代語訳にさえできればあとは解くのは簡単だと言うことです。だから、昔の文章を「正確な現代語訳に直す」という力をつけることに注力してください。
そのためには、英語と同じく、①語彙力②文法理解 の二つの力が大切です。
古文について、①は、毎朝5分単語帳を読む、などしてコツコツ語彙を増やしていきましょう。大体300〜350単語ほど載っている古文単語集を完璧にすれば、東大二次試験には十分太刀打ちできます。②は、スタディサプリ+(薄めでいいので)古文文法集をやってください。おすすめは河合出版の古典文法基礎ドリルというものです。
漢文について、①は特に単語帳などはないので、模試などで知らない単語が出てきたらノートにまとめていく、くらいで十分です。漢文は古文ほど語彙を増やす必要はありません。②は、いわゆる「句形」と呼ばれる、イディオムのようなものを覚えるのが大切です。早覚え即答法のほかに、句形ノートと言われるような問題集をやれば大丈夫だと思います。僕は新明説漢文という文法書とその付属のワークブックをやっていました。おすすめです。ただ、はや覚え即答法と被っている部分も多いと思うので、サブくらいのつもりでも良いと思います。
長々と書きましたが、基礎が固まっていないうちに無闇に長文を解いていっても意味がありません。逆に上に述べたように、語彙と文法の基礎さえしっかり固めればすぐに長文も読めるようになります。だから、はじめのうちは遠回りに思うかもしれませんが、まずはとにかく基礎を固めることを意識してください。頑張れ!
コメント(1)
やま
ありがとうございます!
とても参考になります!
頑張ります!