理系独学
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
MCB
高3理系です。
予備校は時間とお金の無駄だと思い、予備校に通わず大学受験を独学でいこうと思ってます。しかし世間一般的には理系独学は難しい、特に物理の独学は困難だ、と言われているため独学で合格できるのかとても不安です。計画を立てて自分で勉強していく力はあると思いますがやはり不安です。
塾や予備校に通った方がいいのでしょうか。また、理系独学で合格された方はどんな勉強法をしていたのでしょうか。
回答
こうしん
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!
こうしんと申します!
一応僕は「常人の独学否定派」です。
ここからの観点で独学について答えますね。
(超人の独学可能性については、否定していません)
まず常人と超人の違いから話していき、そこから入試形態について、最後に勉強方法の概要について話します。
常人と超人の違い
大きな違いは「処理能力」です。
超人はめちゃくちゃ計算早かったり、読むスピードが早かったりして現在の入試形態に合った性質をしていることがほとんどです。
また、その他の要因から理解度が高い、閃きが凄いと言った性質を持ちます。
どれも往々にして「解くスピードと正確さ」に関係する性質を持っています。
これは各科目で異なります。
例えば僕は数学に関して超人ですが、文系科目については常人です。こんな感じで、得意不得意で大きく区別されます。
自分がどちらなのか、これが「独学でいけるのか?」の一つの指標になります。
次に現在の入試形態について
現在の入試形態は「スピード重視」です。どのテストも常人が普通に解いて終わるような量で構成されていません。
では普通の人は勝ち目が無いのか?というとそうではありません。入試形態上、普通の人が正しい解き方で、正しい区別ができれば、最低でも6割は取れるようになっています。(難関国立大での、合格ラインです)
全部解けないことが前提になっているのです。
ですが、たまに満点という化け物はいます。それが超人の類の人ですね。
なので、常人は「正しい解き方」を会得する必要があります。これが、予備校で教わる方法論のことです。
もし自身が常人であるならば、予備校で方法論を教わるのが一番早く確実だということですね。
そういう意味で、あなたが常人か超人かは判断がつきませんが、一応予備校をオススメしたいと思っています。
勉強について
勉強は単元の本質的な勉強と「解き方」の勉強のふたつあると考えています。
超人は、前者のみで事足りる場合が多いですが、(大きな理解度、閃きのためです)
常人には後者が必要だと考えています。
というのも、スピード重視の入試形態では、「解き方」をしっかりと身につけて機械的に問題を処理していくのが常人が対応できる作戦だからです。
その解き方は自分で発見するのは、なかなか骨の折れる作業です。相当な演習量を積んでいく必要があります。(しかも、その演習から解き方を学んでいく姿勢が要ります)
これを手っ取り早く教えてくれるのが、予備校です。
なので、教科にもよるでしょうが、自分が超人か常人か見極めて各々の方針をとってはいかがでしょう?
この判断として手っ取り早いのは、高校三年生で最新の入試問題を解くことです。入試問題を、それなりに良い時間で解き切ることができることができれば、自信もって良いですし、無理であれば常人としての道を模索する必要があります。
(常人としての勉強方法については、過去の質問で詳しく書いてあるので、良ければどうぞ)
物理の勉強に関して
物理は、概念的な理解が非常に難しい学問です。なぜなら、微積分学を基礎においた学問だからです。それを微積分学を理解していない頃から学習するとなると、相当な理解度を要求されます。
なので、「解き方」を求めて、あるいは「理解する」ことから求めて予備校が推奨されているのです。
ただ、やはり物理にも超人はいます。僕の友人は、物理の超人で、独学だけでやり切れていました。
なので、これも超人か常人かの見極めから、取る方針が異なるかなと思いますね。
不安はあると思いますが、「とりあえず行ってみる」というのでも良いと思います。
まずは自己分析、見極めることが重要です!
頑張ってください!
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