早稲田日本史用語集までやるべきか
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ぎょうざ
タイトルにある通り早稲田の日本史についてです
様々な意見があると思うのでできれば実際に受験で合格した方々の感覚をお教え頂きたいです。
よくあるのが、1つは日本史は用語集まで暗記べきだという考えと、もう1つはそこまでしなくても基礎を完璧にして落とさない対策をするのが大事という考えです。
私は日本史好きなのですが夏終わりまで政経選択でしたので周りに比べれば日本史は遅れている方かと思います。
効率よく合格点とるには基礎バッチリにして過去問解きながら知らなかったことは覚えていくのがいいのか、それとも詰めこみまくっていくのがいいのか、どちらが良いでしょうか?
商学部は得点調整のために少し高く取っておく必要があるようなのですがその場合はやはり用語集ぶちかました方がいいんでしょうか?
回答していただければ幸いです。
回答
kobayash
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
ぎょうざさんお久しぶりです。
あれから前向きに勉強なさっているみたいで一安心いたしました。
さて今回は早稲田の日本史に関する相談とのことでお力になれればと思います。
本回答は以下の構成となります。
①基礎を完璧にするか、用語集をやるかどちらが良いか
上記の一点でお伝えしていきます。
①基礎を完璧にするか、用語集をやるかどちらが良いか
結論、基礎を完璧にしてください。
用語集を暗記する必要は一切ありません。ここに議論の余地がないことは確実に断言できます。私個人の感想でもなんでもありません。塾や予備校でも用語集の暗記を推奨しているところは聞いたことがないし、早稲田生の中でも用語集を暗記していた人は私が出会った中で1人もいません。メジャーな勉強法ではないということです。
昔の早稲田では、理不尽な問題が出されることがありました。代表例として、世界史ではボストン茶会事件において海に捨てられた茶箱の個数を問う問題、小ピピン3世の好物を問う問題、日本史においては、226事件の日の積雪量を問う問題など、一体出題者が何を意図しているのか一切不明ないわゆる悪問の極みみたいなのが出題されることがあったようです。それに対応するために用語集暗記しなければならないなどという言説がいまだに流布されますが、その理論は全く今の時代の早稲田入試に適合していません。こうした悪問はもう出題されないからです。
したがって、用語集をぶちかましてはいけません。絶対にダメです。用語集暗記には一問一答暗記を遥かに凌ぐ時間を要します。超人的な記憶力でも持ち合わせていない限り、受験までには99%間に合いません。また仮に間に合ったとしても、用語集をやるよりも他の科目に時間をかけたほうが圧倒的に合格に近づきます。
自分の今やっている参考書や一問一答を1冊丁寧に完璧にしましょう。一問一答を完璧にする場合は、答えの単語を見てそれについて説明できるようになることが必要です。
自分の好みの参考書や一問一答をやれば良いと思います。
もし好みの参考書がなければ教科書で勉強すると良いでしょう。早稲田の日本史は9割以上山川教科書から出題されるからです。本文だけでなく、欄外の脚注、資料、グラフに至るまで全てに目を通せば早稲田の日本史は確実に攻略できます。ぶちかますなら山川教科書一択です。
あべしゅんこさんのYouTubeを参考にしてみて下さい。教科書の使い方を教えてくれます。
私は早稲田が山川教科書の本文をそのまま引用していることを知ってから、教科書で勉強するようになり、最終的に日本史は平均点プラス2割を安定して取れるようになっていましたので、教科書勉強法の信頼度は保証します。間違っても用語集暗記はやってはいけませんよ。辞書的に使用するにとどめましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。合格を祈っております。
コメント(1)
ぎょうざ
お久しぶりですm(*_ _)m
この度もご回答ありがとうございます🙇🏻♀️
信頼おけるアドバイスが頂けてめちゃくちゃ安心しました
教科書ベースでぶちかましていきたいと思います!
ありがとうございました。