計算ミスが無くならない
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3/12 6:52
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
にんにく
高2 千葉県 一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部(65)志望
一橋志望の高2です、数学で得点を稼ぎたい思っているのですが模試を受けた時に大問の初めの方の計算を間違えてしまうことがかなりの頻度で(ほぼ毎回)起こります。解説をみると解法は合っているのですが途中で計算が合わなくなってしまい、焦ってそのまま解けなくなるということがよくあります。模試や本番でミスがないようにするにはどうすればいいでしょうか、対策などがあれば教えて貰えるとありがたいです。また、自分は文系プラチカをやっていて初見で6割程度は解けるくらいなのですが上記の理由から模試の成績があまり良くなく、今の勉強があっているのか分からなくなっています、今後の勉強方針についてもアドバイスを頂けたら幸いです。
回答
sho152
大阪大学基礎工学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
計算ミスで大きく減点されてしまって思うように結果が出ないのすごくわかります。私が意識していたこと、実践していたことをお伝えしますね!
まず、意識の面で「こんな計算合うわけがない」と思いながら解いた計算は合うはずがありません。どれだけ煩雑な式がでても、一旦その式を俯瞰して何をすればいいのかを整理してから手を動かしましょう。そして、めんどくさいと思うかもしれませんが1行ずつ、上の行に戻ることができるか(同値となっているか)を確認しながら計算を進めましょう。最後に気づいて「どこで間違えたかわからない」なんてなったら時間の無駄です。すごく焦ります。
また、想定外を想定内にしておきましょう。共通テストの数学では特に、計算が合わなければマーク欄に合わなくなりやばいくらい焦ります。体が熱くなってくるんです。ただ、そんなことは余裕で起こりうることです。それを想定外にしてしまうとかえって不利益になるのでそういうこともありえると言い聞かせておきましょう。これは計算が思ったよりも煩雑になってしまった時も同じです。
計算ミスを未然に防ぐ方法としてごく当たり前のことではあるかもしれませんが、計算式、図、グラフを丁寧に書きましょう。乱雑に色々なところに計算式を書いていると合うような計算もなにがなにかわからなくなります。
次に、与えられた条件(a>0など)があるときは常に頭に入れておくようにしましょう。
入試問題になればこの確認漏れで致命的なミスにつながることが増えてきます。
逆に、この条件のおかげで気づくことができる計算ミスもあります。
計算する前にその条件を満たすかどうかを適当でいいので確認しておきましょう。
計算が煩雑になったときには一度工夫ができないかどうかを考えてみるのも有効でしょう。一例にはなりますが、高次方程式であれば与えられた方程式から字数下げができたりしますね。
文系プラチカが6割程度解けるとのことで参考書のレベルは適切だと思います。
普段問題を解いて解答を見るとき、不正解の原因が計算ミスだったらどういう対応をしますか?
ここで「計算ミスだから」と流してしまうのと「どういうミスをしたのか」分析をするのでは大違いです。計算ミスには大体自分の癖が出てきます。どういう場面で、どういった計算ミスをしたのかを分析することはとても重要なことです。これができれば同じ場面で同じようなミスをすることはなくなります。
また、間違えた問題は絶対にもう一度何も見ずにとききってください。解答で見るのと実際にやるのはかなり違います。
解法が思いつくだけでも質問者様のレベルは十分に高いと思います。あとはもったいない減点を避けるだけなので頑張ってください!
応援しています!
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