やる気が本当に出ません。どうしたらいいでしょうか?
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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現在高3です。
高2の春休みとかはかなりやる気であふれていたのですが、春休み明けからはもうほとんどやる気が出ません。たまにやる気が回復して勉強に集中できる時もあるのですが、それも1日や2日程度で長くは続きません。
やる気が出ない理由ははっきりとわからないのですが、「勉強=苦行」という認識と「勉強し続けて本当に幸せになれるの?」という疑問が勉強の妨げになっていることは確かだと思います。
私は長期的なやる気を出すための1つの方法は「明確なメリットを意識できること」だと思います。今までのやる気が出た瞬間を考えてみると、テストで高得点をとったり何か凄い実績を達成して周りの人に褒められたいという欲求でやる気が出ていた気がします。でも結局やっても誰も褒めてくれないのでやる気が下がってしまうんだと思います。
もう1つの方法としては「勉強を楽しいと感じられるようになること」もあると思いますが、これはあまり現実的じゃない気がします。私は元から学問にそれほど興味がないですし、勉強をゲーム化する方法をいろいろ試してみましたが全て上手くいきませんでした。
なのでもう私にはアイデアがありません。
どうすればやる気がでるんでしょうか?
やっぱり一部の人が「受験勉強は忍耐のトレーニングだ!社会はもっと厳しいんだぞ!」言うように受験は我慢の練習捉えて勉強しないといけないんでしょうか?
でもその認識だけでは限界がある気がしますし感情を殺してまで勉強する必要があるのかとも思ってしまいます。
どうすれば心が勉強に向くのか、アドバイスをお願いします!m(_ _)m
回答
みかん
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
かなり自己分析をされているようですね。
私もあなたと同じようにモチベーションが上がらない時期や科目がありました。
その時に私が試した方法が質問者さんが既に書いてるようにゲーム化してやるということです。
私の場合は一日でどっちのほうが英単語を覚えれるかや一日でどっちのほうがたくさん数学の問題を解いてこれるかなどして友達と競い合って勉強したりもしました。
しかしこれは現実的な方法ではないみたいなので他にも何個か提案してみます。
まず1つめは自分が勉強しなかったときのことを考えることです。
質問者さんは勉強をいかに楽しむかというように工夫をしているみたいですが効果がないなら逆に勉強しなかったらどれだけ自分にとってマイナスかというのを考えることです。
もし勉強しなかったら大学も今考えてるとことは程遠い大学になりそこで4年間もの長い期間を過ごさなくてはいけません。
それに就職でも自分の理想とは程遠い結果になる可能性もあります。
そして一番辛いのは受験期に頑張れなかったということは自分はどうやっても頑張れない人間だというコンプレックスを持つことです。
社会に出て努力をしなくては行けないときでも自分は努力ができない人間だというのが頭の中に残り結果を出せなくなるかもしれません。
少し極端に言いましたが全て起こり得ることです。
2つめの方法はやっぱり勉強は楽しいものだと考えることです。
感情を殺してまで勉強する必要があるのかとおっしゃいましたが自分もそれには反対派でせっかくやるなら楽しくやったほうがいいと思っています。
ニュートンさんの言葉で「巨人の肩の上に立つ」というのはご存知でしょうか?
我々が今学んでいる学問は昔からの天才が生涯を捧げて作られています。
ほとんどの人間がその昔の天才には及ばないにも関わらずその学問を理解することができます。
私は凡人ですが学問を修めることで昔の天才が見ていた視点と同じ視点で物事を見ることができます。
私は専門は物理学ですがそう考えると物理学を勉強するのは楽しくて仕方がありません。
人類が今まで積み上げたものを体感できるものそれが「学問」だと私は思っています。
長文になりましたが参考になれば嬉しいです。
コメント(1)
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はじめまして。
言いたいことは大方書いていただいたので、少しだけ経験談を紹介します。
正直現行の受験制度に問題はあると思います。
しかし前提としてまず行きたい大学や学部がある。
そこに行くのに受験という壁があると言うだけです。
そこへの行きたさかが勝てば壁を乗り越えるモチベーションになると思うし、勝たなければ志望を変えるか受験をやめればいいと思います。
私の場合は前者の方だったので浪人を耐えきり合格できました。
壁自体に意味(なぜやらなくてはいけないか、この科目に意味があるのか等)は感じませんでした。
その意味を考えたところでやらなくてはいけないことは同じだからです。
なので今一度自分と見つめ合って志望校を考えてください。
余力のあるうちにその大学に行ってみるのも手です。
もう一点。
先程受験勉強自体に意味を見出さなかったと述べましたが、大学入ってから思うようになったことについて。
受験勉強を耐えれば達成感があると言いますが、嘘ではありません。
ただそれは受験勉強自体の意味への問いの答えになっていません。
単刀直入に言うと、受験勉強で問われているのは論理的思考力です。
文系はちょっと分かりませんが、理系は特にその傾向が強いです。
論理的思考力とは既に持っている知識を論理的な思考回路を基づいて問題にアプローチすることです。
大学は、論理的思考力の土台となる知識をしっかり蓄えているか、思考回路をちゃんと鍛えているかを問うてきます。
ただパターンの丸暗記を彼らは求めていません。
これは数学や理科はもちろん、国語や地理にも言えることです。
受験勉強を教える側がこれを理解していないことが多いですが、大学入ってみると勉強出来るやつはこれを経験的にor本能的に知っている人が多く、そのために必要な手順を自分なり踏んできた連中が多かったです。
なので自分の中の「勉強」を見直してみてください。
私も言語化できたのは大学入ってからですが、浪人中に何となく感じていてその感覚を得てからは勉強が少し楽しいものになりました。
参考がてらどうぞ。
これから厳しい時期になると思いますが、頑張ってください。