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音読する教材

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4/26 11:22
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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ボブ

高3 東京都 上智大学志望

新高3のものです。英語で長文を勉強していて音読をしているのですが、CDつきの教材が多すぎて全部やろうとすると時間が足りません。ひとつの文を何回もやるの方がいいと聞いたのですがは具体的にはどのくらいの量を何回目安でしていけばいいのでしょうか??

回答

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ネギタコ焼き

慶應義塾大学文学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんばんは!慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 ・そうですね、ぼくの場合はその週に音読する英文を決めて、同じ英文を1週間毎日音読していました。 ・素材は、やや短め〜標準のものを2〜3本としていました。 *やや短め→英文解釈の例文など、標準→500〜600語程度の英文。 ・ただ、素材が難しかったり、長かったりする場合はその英文のみとしていました。 ・回数は、毎日5回ずつ×7日=35回に加えて、1か月後や長期休暇に読み直しもしていたので、1英文あたり50回ほどはやっていたかと思います。 ・ただ、あくまで回数は目安になので、前から読んだとき、同時に文構造と和訳が思い浮かび、スラスラ読める状態を目指して音読しましょう。いわゆる英語を英語のまま理解できる状態です。 ・そして、スラスラ読める状態の英文を1週間リスニングするとリスニング力がつくと思います。 ・おまけとして、ぼくの実際にやっていた音読トレーニングのやり方を書いておきますので、よかったら参考になさってください。 《音読トレーニング》 ①音読する英文の文構造、英文と和訳の対応を把握する。 ②英文を口頭で3回スラッシュ訳をする。 *スラッシュ訳とは、3〜5語の意味のまとまりごとに、英語の語順のまま訳していくことです。 例 obesity caused by unhealthy eating habits is one of the most serious problems faced by the nation. 〈アメリカの食習慣についての英文より抜粋〉 引き起こされた肥満は/不健康な食習慣によって/最も深刻な問題の1つである/国が直面している ③英文を5〜7回、文構造とスラッシュ訳を意識して音読する。 ④同じ英文を1週間、スラッシュ訳と音読を行い、スラスラ読める状態にする。 ⑤1ヶ月後や長期休暇に読み直す。 *スラスラ読める状態の英文を増やしていくと、初見の英文でもスラスラ読めるようになります。 *英文が長めの場合は、1週間のうち初めの3日は段落ごとに、残り4日は全文通して、スラッシュ訳と音読をすると良いです。 以上になります。少しでもお役に立てれば嬉しいです。 頑張ってください!
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コメント(1)

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ボブ
4/26 11:28
丁寧な回答ありがとうございます。参考になりました。

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音読する教材
こんばんは!慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 ・そうですね、ぼくの場合はその週に音読する英文を決めて、同じ英文を1週間毎日音読していました。 ・素材は、やや短め〜標準のものを2〜3本としていました。 *やや短め→英文解釈の例文など、標準→500〜600語程度の英文。 ・ただ、素材が難しかったり、長かったりする場合はその英文のみとしていました。 ・回数は、毎日5回ずつ×7日=35回に加えて、1か月後や長期休暇に読み直しもしていたので、1英文あたり50回ほどはやっていたかと思います。 ・ただ、あくまで回数は目安になので、前から読んだとき、同時に文構造と和訳が思い浮かび、スラスラ読める状態を目指して音読しましょう。いわゆる英語を英語のまま理解できる状態です。 ・そして、スラスラ読める状態の英文を1週間リスニングするとリスニング力がつくと思います。 ・おまけとして、ぼくの実際にやっていた音読トレーニングのやり方を書いておきますので、よかったら参考になさってください。 《音読トレーニング》 ①音読する英文の文構造、英文と和訳の対応を把握する。 ②英文を口頭で3回スラッシュ訳をする。 *スラッシュ訳とは、3〜5語の意味のまとまりごとに、英語の語順のまま訳していくことです。 例 obesity caused by unhealthy eating habits is one of the most serious problems faced by the nation. 〈アメリカの食習慣についての英文より抜粋〉 引き起こされた肥満は/不健康な食習慣によって/最も深刻な問題の1つである/国が直面している ③英文を5〜7回、文構造とスラッシュ訳を意識して音読する。 ④同じ英文を1週間、スラッシュ訳と音読を行い、スラスラ読める状態にする。 ⑤1ヶ月後や長期休暇に読み直す。 *スラスラ読める状態の英文を増やしていくと、初見の英文でもスラスラ読めるようになります。 *英文が長めの場合は、1週間のうち初めの3日は段落ごとに、残り4日は全文通して、スラッシュ訳と音読をすると良いです。 以上になります。少しでもお役に立てれば嬉しいです。 頑張ってください!
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
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音読のやり方と意識する事
こんにちは!日々の勉強、おつかれさまです。 慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 ・まず、音読で意識すべきことは、文構造とスラッシュ訳(英文の内容)です。 ・以下に、速読英熟語を使った勉強法を書きますので、参考になさってください。 《速読英熟語を利用した音読のやり方》 ①英文の文構造、英文と和訳の対応を確認し、英文を完全に理解する。 ②口頭で3回、本文をスラッシュ訳する。 *スラッシュ訳とは、意味のまとまりごとに、英語の語順で訳していくこと。 例 This article contains tips for those who are eager to increase their vocabulary. この記事には含まれている/役立つ情報が/人々にとって/本気で増やしたいと思っている/語彙を ③文構造とスラッシュ訳を意識しながら、5〜7回音読する。 ④1日3英文ずつ3日間、スラッシュ訳と音読を行う。 ⑤全ての英文で、前から読み進めて、文構造とスラッシュ訳が浮かび、スラスラ読める、すなわち英語を英語のまま理解できる状態を目指して、繰り返し音読する。 ・スラッシュ訳は、返り読みを防ぎ、英文を英語の語順で処理するくせがつくので、速読のためには重要なプロセスです。 ・繰り返し読んでいると、スラッシュ訳をしなくても英文が速読できるようになるので、そうなったらスラッシュ訳はやらず音読のみやりましょう。 ・また、同じ英文を繰り返し読み、英語を英語のまま理解できる英文を増やしていくと、初見の英文もスラスラ読めるようになります。スラッシュ訳と音読を3日間続けるのは、このためです。 ・始めのうちは、慣れないため時間がかかってしまうかもしれませんが、折れずに続ければ、結果はついてくるので、あきらめず頑張っていただきたいです。 以上になります。コロナ禍で不安も多く、大変かとは思いますが、頑張ってください!
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
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英語の音読
こんにちは!慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 ・音読は、スラッシュ訳とスラッシュ訳と文構造を意識した音読をやっていくと良いです。 ・スラッシュ訳とは、3〜5語の意味のまとまりごとに、英語の語順で訳していくことです。 例:This article contains tips for those who are eager to increase their vocabulary. (DUOの例文より) 上記の英文をスラッシュ訳すると… この記事には含まれている/役立つ情報が/人々にとって/本気で増やそうと思っている/語彙を となります。 ・スラッシュ訳は返り読みを防ぎ、音読をする際に意味が頭に入りやすくなるため英文の処理速度が上がるという効果があります。 ・また、音読の前にスラッシュ訳をすることは、何も考えずにただ音読をする事態を防げます。 ・以下に、詳しいやり方を書いていきます。 《音読のやり方》 ①音読する英文の全文を文法的に理解(文構造の把握と英文と和訳の対応)する。 ②英文を口頭で3回スラッシュ訳。 ③英文を文構造とスラッシュ訳を意識して、5〜7回音読。 ④スラッシュ訳と音読は、1週間続けて行う。文構造とスラッシュ訳が浮かび、スラスラ読める状態が目標。 ⑤定期的に音読・黙読をして読み直す。 ・スラッシュ訳と音読は長文の場合、最初の3日は段落ごとに、残り4日は全体でやると良いです。 ・こうしたスラスラ読める英文を蓄積していくと、初見の英文もスラスラ読めるようになります。 ・正直言って時間はかかりますが、それだけの効果があるので、粘り強くやっていただきたいです。 以上になります。少しでも参考になれば幸いです。 頑張ってください!
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
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英語の勉強について
こんばんは!慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 ・順番に回答させていただきます。 ・音読は、口頭によるスラッシュ和訳と英文通読でやると良いと思います。 ・具体的に説明していきます。以下の英文をご覧ください。 Obesity caused by unhealthy eating habits is one of the most serious problems faced by the nation. これをスラッシュ和訳すると… 引き起こされた肥満は/不健康な食習慣によって/最も深刻な問題の1つである/国が直面している となります。 ・スラッシュ和訳とは、3〜5語のかたまりごとに英語の語順で和訳していくことです。これを繰り返すことで、返り読みをせずに意味を取ることができるようになります。また、音読をする際意味が頭に入りやすくなります。 ・スラッシュ和訳がスラスラできるようになったら、英文を普通に音読していきます。この時スラッシュ訳を頭に思い浮かべ、内容を理解しながら音読しましょう。 ・前から読んで、文構造とスラッシュ訳が浮かびスラスラ読めるまで繰り返し音読しましょう。そこまで仕上げた英文を増やしていくと、初見の文でもスラスラ読めるようになります。 ・背景知識に関しては、質問者さんがおっしゃるとおり、様々なジャンルの英文を丁寧に復習することでつけていくと良いと思います。 ・ぼくの場合は、早慶上智の過去問の長文をたくさん解いて,知識を養っていました。 ・単語帳に関しては、概ね対応できると思います。 ・ただ、慶應の総合政策・環境情報や早稲田の国際教養、社会科学部などの語彙レベルが高い学部を質問者さんが志望なさっているならば、パス単1級まで取り組むと良いと思います。 以上になります。少しでもお役に立てれば幸いです。 頑張ってください!
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
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英語〜長文読解〜
こんにちは!慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 ・質問者さんは、英文解釈はやられていますでしょうか? ・長文を論理的に読み解いていくためには、語彙や文法が英文の中でどのように使われているのか、そしてどのように英文を読んでいけばいいかを精読することで学ぶ必要かあります。 その学習が英文解釈です。 ・なので、長文読解ができるようになるためには、英文解釈→長文演習の順に学習していく必要があります。 ・以下にそれぞれの学習の参考書や勉強法を簡単に書いていきます。 ・まずは英文解釈です。参考書は、基礎英文解釈の技術100→ポレポレが良いでしょう。もし基礎100が難しければ、入門70があるのでそちらを使うといいです。 ・英文解釈で重要なのは、和訳に至るまでのプロセスと例文の習得です。 *例文の習得とは、音読・黙読をすることで、英文を前から読んだとき、同時に文構造と和訳が浮かびスラスラ読めるようにすることです。 《英文解釈の取り組み方》 ①例文を自力で和訳。(実際に書く) ②「自分の和訳に至るまでのプロセスが正しかったか」という視点で解説を熟読。 *ただ解答を見て自分の訳を修正するだけでは、効果が薄いことに注意。 ③何も書き込みがない英文を使い、和訳に至るまでのプロセスを口頭で説明する。 *これをやると、本当に解説が理解できたかが確認でき、「理解したつもり」を防げる。また、詰まってしまったところが理解不十分な箇所。 ④例文を口頭でスラッシュ訳(3回) *スラッシュ訳とは、3〜5語の意味のまとまりごとに訳していくこと。返り読みを防ぎ、英文の処理速度が上がる。 例:In the United States,about two percent of all food is grown using organic methods. 〈有機農業に関する英文〉 上記の英文をスラッシュ訳すると… アメリカでは/約2%が/全ての食べ物の/栽培されている/有機農法を使って となります。 ⑤例文を音読〈スラッシュ訳と文構造を意識して5〜7回〉 ⑥2周目は、例文をプロセスを説明しながら和訳→解説→例文のスラッシュ訳→例文の音読の手順で取り組む。 ⑦全ての例題で、和訳に至るまでのプロセスを説明でき、例文がスラスラ読めるまで取り組む。 ・次に長文です。上記のやり方で英文解釈をやれば、かなり英文が読めるようになっているはずです。あとは、問題演習をして得点力を鍛えていきましょう。 ・問題集は、ハイパー英語長文シリーズややっておきたい英語長文シリーズ、Z会のriseシリーズなど解説がわかりやすいもので、自分に合いそうなものを使いましょう。 ・長文演習において大切なのは、解き方の復習と本文の復習です。やり方は、英文解釈と似ています。 《長文演習の取り組み方》 ①いつも通り問題を解く。 ②答え合わせ ③間違えた問題や解答に至るまでのプロセスが曖昧だった問題について、「どこを根拠に正解に至ったか」という視点で解説を熟読。 ④何も書き込みのない英文で、③で解説を読んだ問題の正解までのプロセスを口頭で説明。 ⑤全文について、文構造と和訳を把握し文法的に理解する。 ⑥段落ごとに、3回口頭でスラッシュ訳をし、これを全ての段落について行う。 ⑦段落ごとに、文構造とスラッシュ訳を意識して5回音読し、これを全ての段落について行う。 ⑧スラッシュ訳3回、音読5回を1週間続ける。最初の3日は段落ごとに、残り4日間は全文でやっていく。毎日やっていくと次第に速くできるようになる。 ⑨こうした英文を蓄積し、定期的に読み直す。 長くなりましたが、以上になります。少しでも参考になれば嬉しいです。頑張ってください!
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
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英語長文音読について
こんにちは! 正直2週間後に同じ長文を読んで完璧に理解するのは不可能だと思いますし、しょうがないかなと感じます! ですが、適切な長文の復習と音読をすることで、英語力を高めていくのはとても大切なので意識してみてください!! ⭐️次に、実際に自分がやっていた長文の復習方法です! 参考にしてみてください!! ① 長文問題を解く ② 丸つけをして解説をみて、なにがわからなかったのかどうすれば解けたのかをしっかり考える。 ③ 一文ずつ丁寧に本文を読んでわからなかった単語や熟語は調べてノートに書き出す。 ④ 最初から最後まで本文がわかるか音読して確かめる。(声に出さなくても口は動かす) ⭐️最後に、音読の仕方についてです!! よく、音読が大切!という人はたくさんいますがなかなかやり方まで詳しく教えてくれる人はいないでくよね笑自分も最初はどうやればわかりませんでしたがとにかく音読は正しいやり方でやれば間違いなく英文を読むのが速くなるし、訳を取るのもスムーズになっていくと思います! 以下が自分がやっていた音読の方法です!参考にしてみてください! ① まずは本文を普通に日本語訳を読まずに読む。 ② 次に本文を一文一文訳と照らし合わせながら読む。(この時に日本語訳を見て構文がわかるくらい英文解釈の力があるというのが一番の肝だと思います!) ③ 一文がしっかり読めるようになったら本文全体を通しで読む(ここでは声に出さなくてもいいので読み飛ばさないためにとにかく口を動かして読むことが大切です!) 自分はこんな感じでやってました!これがもちろん全てではなく、最終的には自分に合ったやり方を見つけるのが大切だと思います!
早稲田大学商学部 TR_
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英語の音読のやり方アドバイスください!
 こんにちは、tonaです。毎日、勉強に創意工夫を加え頑張っておられることと思います。本当にお疲れ様です。  さて音読についてですが、音読の意義、方法注意点、について書きます。その上で、ご質問にお答えいたします。だいぶ長くなりますが、ぜひお付き合いください。  まず、意義ですが私的にはいくつかあって、①読解力(特にスピード) ②リスニングの力がつく ③使えるフレーズが増え、ライティング力が上がる ④スピーキングが上手くなる の4つ(4技能)がレベルアップする、という感じで基本的には良い勉強法です。  少し具体的に説明します。  ①はよく言われることですが、かたまりを意識していると、前から読み進めることが可能であり、読むスピードも上がります。  ②は当然のことだと思いますが、正しい発音を完璧に再現できなくても、音として知っていればリスニングはできることになりますよね。  ③は意味のかたまりとして、文を暗記することが結果としてライティングで英文を書くときに使えたりします。しかも、正しい英語の使い方をまるっと学ぶことができるので、とてもお得です。  ④はスピーキング力です。ある言語を早く話せるようになる人、というのは耳がいい人、などと良く言われます。この理由は、耳が良い人は正しい発音やイントネーションを理解し、再現できる人だからです。そういった意味で、話す力もつきます。  次に、英語音読の良いやり方です。 ①わからない単語の意味や発音を調べる ②意味のかたまりごとに前から理解し、戻ったりはしない ③正しい発音を意識して、一文ずつ音読する(シャドーイングでもオーバーラッピングでも良いですが、音はあった方がいいです) ④全体を繰り返し音読する  このうち②が1番大切です。長文を読む時、意味が分からず、目が行ったり来たりすることがあると思います。これは、母国語としての英語話者には本来は起こり得ないことです(日本語を想像したらわかると思います)。彼らは前から文を読んでいくのです。この時大切なのが、ある程度の意味のかたまりを意識して読むことです。これをやっているから、前から読んでも戻らずに進んでいけるのです。これは、元の音声をそのまま真似ることで、母語話者がどこを意味のかたまりと考えているか分かります。なので、読む時はシャドーイング・オーバーラッピングに関わらず、母語話者が話している英語を聞いて真似をしながら、かたまりを意識してください。やり方はどちらでも良いですが、正しい音やイントネーションの再現が求められます。  続けて注意点です。  やり方でもある程度書きましたが、 ①間違った発音で覚えてしまう可能性がある ②読むことが目的になりがち ③中途半端にやらない という3点かと思います。  ①は先ほども書いたので飛ばします。  ②は音読実践者によくあることですが、英語を読んでいると、なぜか英語ができるようになった気分になり、英語のかたまりなどが意識されなくなります。自分に酔ってしまうくらい、発音が上手くなるのはとても理想的なのですが、ある程度他も意識しないともったいない です。なので、そういった意味での注意点です。  ③が1番大切です。中途半端にやると、長文読解などで弊害が出ます。中途半端な人は、英文を読んでいると頭の中で音読だけしてしまって、意味が入ってきていない、なんてことが起こります。これでは音読やる意味がありません。なので繰り返しですが「意味のかたまりを意識する」ということが大切です。  それでは、ここから質問に答えていきます。  まず、日本語の音読ですが、これはやらない、というかいらないレベルになっていることが理想です。練習の間にやることは問題ないですが、読んだ英文を頭の中ですぐ日本語にする、という作業が長文読解などで使っていくことになります。なので、日本語は音声にする、というよりも頭の中ですぐに作ることができる、という状態に持っていくことを意識してください。これには意味のかたまりの英文理解が必須です。  次に、読み方についてですが、長文と短文(文法例文)でも変わりません。ある程度の意味のかたまりを掴んでいることが大切なのです。長ければ切れ目がたくさんあり、短ければ一息で言い切れる。そんなイメージです。  最後が、オーバーラッピングかシャドーイングかということで、私はオーバーラッピングの方が効率が良いと思います。と言いつつ、私が基本やるのはシャドーイングなのですが、これは気を抜きながら、原本を見ずに、流しでやっているからです。中学の頃の英語の先生がシャドーイングが大好きで無限にやっていたので、難しい英文でも簡単にできた、というのも大きいと思います。  オーバーラッピングは完璧に元の音声に合わせるので、集中力が必要ですが、ある程度難しい文章もすぐにできるようになります。この点が素晴らしいです。ただ、スキマ時間でやるにはあまり向いてないかもしれません。ある程度の時間を決めないと永遠にやってしまいます。  シャドーイングは先ほども書きましたが、気軽にできます。ただ、そもそも難しいので、レベルが高すぎる文だと慣れるまでに時間がかかります。  大体のまとめですが、こういったことからオーバーラッピングが良いかと思います。  あと、少し関係ないことですが、英語の長文読解の最終形態は音読ではありません。音読で基礎を身に付けますが、最終的には意味のかたまりを目で見て直接脳が理解する(上手く説明できませんが)状態になります。日本語で試すとすぐできるようになると思いますが、発生してる時間よりも意味のかたまりでどんどん目で追っていく方が早く読めます。母語話者はこういったことができる、ということですね。ただ、ここまで受験生に求められているのかは正直分かりません。大抵の大学の英語はここまでの力がなくても突破できるとは思いますので、まずは意味のかたまりを意識して音読を突き詰めてください。  ここまで読んでいただきありがとうございました。色々と書いていたらとても長くなってしまい、すみませんでした。面白い質問だったので、私の考えを整理するためにも回答を書いてみたのですが、とても良い機会でした。ありがとうございます。  この回答がしあさんの今後の勉強の一助となれば幸いです。受験に成功されること心より祈っております。何か他に質問があればぜひコメントにお書きください。
慶應義塾大学法学部 tona
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英語を読むのが遅い
こんにちは!日々の勉強おつかれさまです。 慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 今回は、速く読むために必要なことについてアドバイスさせていただきます。これには、2つのことが必要です。①音読トレーニング ②単語・熟語への反応速度を上げる 順番に見ていきましょう。 まず①について ・まず、速く読めない要因として、返り読みをしてしまうということがあると思います。つまり、英文を英語の語順で読解できていないということです。 ・これを改善するのに有効な学習が、音読トレーニングです。音読トレーニングは、スラッシュ和訳と英文音読の2つから成り立っています。 ・スラッシュ和訳というのは、英文を数語の意味のまとまりごとに、英語の語順で訳していくことです。これは、返り読みを矯正し、英文を前から英語の語順で理解する習慣をつける効果があります。 例 The president announced a concrete plan to carry out welfare reforms. 〈従来の訳〉 大統領は、福祉改革を行うための具体的な計画を発表した。 〈スラッシュ和訳〉 大統領は発表した/具体的な計画を/実行するための/福祉改革を ・英文音読は、上のスラッシュ和訳と英文の文構造を意識し、英語の語順で意味を取ることを目標に取り組みます。 ・音読トレーニングは、英文解釈の例文や長文問題集の英文、過去問の英文などを素材として行います。以下に、詳しいやり方を書いておきます。 《音読トレーニングのやり方》 ①素材の英文の文構造を把握する。 ②上記のスラッシュ和訳を3〜5回、声に出して行う。 ③英文をスラッシュ和訳と文構造を意識し、7〜10回音読する。 ④同じ英文を1週間、返り読みせずスラスラ英語の語順で読めることを目標に、繰り返しスラッシュ和訳と音読を繰り返す。 *英文の長さや難易度に合わせ、スラッシュ和訳と音読の回数は調整してよい。 *1週間に、2〜3本の英文で上記のことができると良い。 *返り読みせずスラスラ英語の語順で読める英文が増えていくと、自ずと初見の英文でも速読できるようになる。 次に②について ・せっかく速読ができても、重要な単語の意味がすぐに思い浮かばないと、どうしても読む速度が落ちてしまいます。 ・そのため、システム英単語等に載っている単語は、見た瞬間に意味が出る状態にしておく必要があります。熟語に関しても同様です。 ・単語や熟語への反応速度を上げるためには、何度も単語帳を反復することで、条件反射的に意味が出るようにすることが必要です。 ・ぼくのオススメのやり方は、短い範囲を時間を決めて周回することです。何度も単語を目にすることで、脳はこれを重要な情報であると判断し、定着が早くなります。 ・以下に、1000個の単語を覚えると仮定したやり方を書いておきます。ご自身の単語帳に合わせて応用してください。 《単語・熟語の暗記法》 *1000個を100個ずつ10パートに分ける ①第1パートの100個を3日繰り返し暗記する。 ②第2パートの100個を3日間繰り返し暗記する。 ③第10パートまで同じ要領でやる ④上記のことを繰り返し、瞬時に意味が出る状態を維持する。 最後に ・これらのことは、毎日の積み重ねが大切なので、できる限り毎日続けていただきたいです。 ・毎日続けていれば、必ず英文を速く読めるようになります。 以上です。コロナ禍で様々な不安があることでしょう。しかし、自分をしっかり持って、不安に打ち勝ってください!頑張って!
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
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英語の音読について
50回以上の音読、素晴らしいと思います。是非続けてください。 日本語を読む前に構文を確認すると良いと思います。 音読の大まかな流れは 構文を意識→訳を意識 です。 まずは構文だけに集中して、そのあと日本語訳を意識、最後には英語を英語のまま理解できるようにするというやり方が自分は良かったです。 また、それだけ読んでいればスクリプトを見なくても大丈夫だと思うので、移動時間などに何も見ないで耳だけで英文が頭の中に流れるようにするといいと思います。
慶應義塾大学法学部 りー
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英語長文の音読回数
こんにちは! 英語長文の復習方法についてですね! 私は正直、むしろ5回は多いなぁと思いました(笑) 音読に時間をかけるよりは、もう一度時間をはかって始めから解き直し、今度は満点をとるつもりでやり直しをする方が大切だと思います。 そもそも長文問題に取り組んでいるということは、長文の「読解」力を高めたいということですよね。 私の中では、音読は「リスニング力」強化のためだと考えています。 長文問題において、入試本番では音読はしないはずです。 この時期にすべきなのは、より入試本番に近い形で、たくさんの長文を読み、問題を解くことに慣れることだと思います。 なので音読はそんなにしなくていいです。 リスニング力強化のためだとしても、そんなに音読を繰り返すのは時間がもったいないと思います。 1度音読したら、今度はCDを聴きながら、文字を見なくても内容を理解する練習をするとか、より実践的なリスニングの勉強法を取り入れた方が効率的です! リスニングの勉強法をより詳しく知りたい場合は、ぜひいつでも聞いてください◎ 「長文問題に取り組む→解説読んで間違えたところを理解→1週間後とかしばらく時間をあけてからもう一度挑戦=同じ間違いをしない、時間も意識しながら全問正解できる状態を目指す」ことが一番大切です! これから学力はまだまだ伸びるので、コツコツ頑張ってくださいね!
大阪大学外国語学部 Minori
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