音読する教材
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4/26 11:22
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ボブ
高3 東京都 上智大学志望
新高3のものです。英語で長文を勉強していて音読をしているのですが、CDつきの教材が多すぎて全部やろうとすると時間が足りません。ひとつの文を何回もやるの方がいいと聞いたのですがは具体的にはどのくらいの量を何回目安でしていけばいいのでしょうか??
回答
ネギタコ焼き
慶應義塾大学文学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんばんは!慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。
・そうですね、ぼくの場合はその週に音読する英文を決めて、同じ英文を1週間毎日音読していました。
・素材は、やや短め〜標準のものを2〜3本としていました。
*やや短め→英文解釈の例文など、標準→500〜600語程度の英文。
・ただ、素材が難しかったり、長かったりする場合はその英文のみとしていました。
・回数は、毎日5回ずつ×7日=35回に加えて、1か月後や長期休暇に読み直しもしていたので、1英文あたり50回ほどはやっていたかと思います。
・ただ、あくまで回数は目安になので、前から読んだとき、同時に文構造と和訳が思い浮かび、スラスラ読める状態を目指して音読しましょう。いわゆる英語を英語のまま理解できる状態です。
・そして、スラスラ読める状態の英文を1週間リスニングするとリスニング力がつくと思います。
・おまけとして、ぼくの実際にやっていた音読トレーニングのやり方を書いておきますので、よかったら参考になさってください。
《音読トレーニング》
①音読する英文の文構造、英文と和訳の対応を把握する。
②英文を口頭で3回スラッシュ訳をする。
*スラッシュ訳とは、3〜5語の意味のまとまりごとに、英語の語順のまま訳していくことです。
例 obesity caused by unhealthy eating habits is one of the most serious problems faced by the nation. 〈アメリカの食習慣についての英文より抜粋〉
引き起こされた肥満は/不健康な食習慣によって/最も深刻な問題の1つである/国が直面している
③英文を5〜7回、文構造とスラッシュ訳を意識して音読する。
④同じ英文を1週間、スラッシュ訳と音読を行い、スラスラ読める状態にする。
⑤1ヶ月後や長期休暇に読み直す。
*スラスラ読める状態の英文を増やしていくと、初見の英文でもスラスラ読めるようになります。
*英文が長めの場合は、1週間のうち初めの3日は段落ごとに、残り4日は全文通して、スラッシュ訳と音読をすると良いです。
以上になります。少しでもお役に立てれば嬉しいです。
頑張ってください!
コメント(1)
ボブ
4/26 11:28
丁寧な回答ありがとうございます。参考になりました。