UniLink WebToAppバナー画像

今の状況から抜け出したい

クリップ(11) コメント(2)
2/16 13:24
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
相談者のプロフィール画像

hinata

高3 北海道 帯広畜産大学畜産学部(54)志望

共通テストで大失敗をしました。3年間、一応の進学校で学校がある時は5時間、休日は10時間くらいの勉強を自分で言うのもなんですが、頑張って来ました。ですが3年生になり鬱気味になり、成績は伸びず、結局共通テストでは過去最低の457点という点をとってしまいました。獣医学部を目指していたのに、こんな点数では私立だって受かりません。親とも話し合った結果、今年は浪人して来年に向けて頑張るということになりました。でも最近頑張れません。経験ということで、北里大、酪農学園大学、帯広畜産大学を受けることになったのですが、その試験勉強もやる気がどうしてもわかず、気がついたら、1日スマホをいじって終わる日が続いてます。心のどこかでやばいと思っていてもどうしても行動に移せず、どこかで全部諦めてるような気がします。何もする気になれません。全部何かのせいにして、現実逃避しまくって、正直今の自分は超ダサいです。そしてこのままだったら、きっとまた二の舞になるでしょう。希望が見いだせません。どうしたら今の状況から抜け出せますか。厳しくお願いします。

回答

回答者のプロフィール画像

たけなわ

北海道大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
①「神々がシーシュポスに課した刑罰は、休みなく岩をころがして、ある山の頂まで運び上げるというものであったが、ひとたび山頂にまで達すると、岩はそれ自体の重さでいつもころがり落ちてしまうのであった。無益で希望のない労働ほど怖ろしい懲罰はないと神々が考えたのは、たしかにいくらかはもっともなことであった。」  これは、1956年に戦後最年少の43歳でノーベル文学賞を受賞した、アルベール・カミュの作品「シーシュポスの神話」(カミュ著・清水徹訳『シーシュポスの神話』新潮文庫(2019)所収)の冒頭二文です。 「緊張した身体があらん限りの努力を傾けて、巨大な岩を持ち上げ、ころがし、何百回目も、同じ斜面に繰り返してそれを押し上げようとしている姿・・・(中略)・・・ひきつったその顔、頰を岩に圧しあて、粘土に覆われた巨塊を片方の肩でがっしりと受け止め、片足を楔のように送ってその巨塊をささえ、両の腕を伸ばしてふたたび押しはじめる。・・・(中略)・・・この長い努力のはてに、ついに目的は達せられる。すると、シーシュポスは、岩がたちまちのうちに、はるか下のほうの世界へところがり落ちてゆくのをじっと見つめる。その下のほうの世界から、ふたたび岩を頂上まで押し上げてこなければならぬのだ。かれはふたたび平原へと降りてゆく。」
② 果たして、シーシュポスは幸福でしょうか、それとも不幸でしょうか。我々受験生は、日々「頑張った努力は本番できっと報われる」と信じて勉強してきました。むろん、私もその例外ではありません。受験勉強に準えるならば、シーシュポスに課された刑罰は、いくら勉強しても不合格が予め確定されている受験勉強生活です。端的には、それすなわち永遠に強いられる浪人苦です。普通の感覚ならば、シーシュポス以上に不幸な人間はないと思うでしょう。蓄積した努力が奏功するという希望を日々の勉強の原動力とする我々受験生にとっては、やっても無駄だとはじめからわかっているということ以上に、我々の精力を削ぐものはないからです。 ③ ただ、シーシュポスの場合と受験生の場合とで違うのは、受験勉強は決して「無益で希望のない」ことが約束されたものではないということです。 ④ 今のあなたの状況を言うならば、岩が転げ落ちるのを目の当たりにして、山頂ですっかり絶望してしまい、「ふたたび平原へと降りてゆく」ことができない状況です。これに対し、シーシュポスは「ふたたび平原へと降りてゆく」。そこに、数秒立ち止まって躊躇う描写や、再度の苦行に顔をしかめる描写、とうとう嫌になって逃げてしまとつといった描写は一切ありません。彼は、岩が転げ落ちるのを目の当たりにしては、その都度何の躊躇も迷いも嫌悪もなく、ふたたびその「無益で希望のない」苦行へと足を運ぶのです。平原へと降りてゆくとき、彼は果たして何を思い、彼の目には転げ落ちた岩が果たしてどのように写っているのか。無益、絶望。努力は決して実を結ぶことはありません。それは、受験勉強よりもはるかに苦境のはずです。これを前にして、彼は決して臆することなくその現実に立ち向かって行く。今のあなたに欠けている、彼のその強さはいったいどこから来るのでしょうか。
⑤ 3年間頑張ったのに、その努力が身を結ばなかったのは本当に辛いことだと思います。同じ状況なら、私だって「こんな仕打ちはないだろう」と嘆いていたと思います。何もする気になれなくて、全部何かのせいにして現実逃避しまくって、希望が見出せない。むしろこれは、あなたが3年間頑張ったという事実が確かにあるからではないでしょうか。 ⑥ 「努力はきっと報われる」と信じてこれを勉強の原動力とする受験生と、「努力が報われるとは限らない」と分かりつつも勉強を続けられる受験生。どちらがより強いとかはありません。どちらも強い、立派な受験生です。しかし、これまで前者だった者が、大きな失敗を経て「努力が報われるとは限らない」ということを身をもって経験した時、そこで折れてしまわずに強い後者になるためには、いったい何が必要なのでしょうか。 ⑦ 浪人に必要なのは、偏に忍耐力ではないかと思います。とすれば、現役生から浪人生になる節目の今こそ、『シーシュポスの神話』は読むに値する本だと言えるでしょう。彼の強さはどこから来るのか、今の状況を打破するためにあなたには何が必要なのか、その答えはこの本に書いてあると思います。現代文の読解の鍛錬にもなると思うので、この際読んでみてください(600円程度で買えると思います)。読んでその答えを自分なりに見出してみてください。 ⑧ 「厳しくお願いします」とあるので厳しく書くと、今の自分に必要なことが何であるかは、自分で考え、見出しましょう。これは決して誰にも頼るなというわけではありません。むしろ、辛いときは遠慮せずに頼りましょう。ただ、他の誰かからのアドバイスは、自分がこれからすることを決めるにあたっての一参考資料にすぎません。あくまで必要なのは、それをもとに、さらに自分で自分の方向性を考えることです。 ⑨ 私はここで、一つの本を紹介し、これをもってあなたが考えるための一材料を提供しました。別に、絶対に従えとは言わないし、これが何の参考にもならなければ他の人に相談しても構いません。ただ、最終的には自分で考え、決めてください。「自分で考える」ということができるかどうかにこそ、現役生よりも忍耐力や自律性が試される浪人生の真価が問われるのではないでしょうか。そして、その真価を発揮できるかどうかは、現役生から浪人生になる節目の今の時期こそ、もっともよく試されるのではないでしょうか。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(2)

amaのプロフィール画像
ama
2/16 21:06
ありがとうございます。読んでみます。 確かに、今を抜け出せるのは自分次第ですね。とても的をいていて、目が少し覚めた気分です。ずっと心のどこかで、なんで、今年受かる点数を取れなかったのに大学の試験勉強をしなきゃいけないんだろうって思っていました。まさに勝手に無駄だ、出来ないって決めてた気がします。根本的な勉強の仕方が悪かったのか、ペース配分が悪かったのか自分と今一度向き合ってみます。真剣に相談に乗って頂き大変ありがとうございました。
たけなわのプロフィール画像
たけなわ
2/16 21:46
そう、納得のいくまで自分と向き合ってください。あなたはちゃんと3年間頑張ってきたんです。それを一番知っているのは、あなた自身のはずですからね。「今を抜け出せるのは自分次第」というのもその通りです。幸田露伴もその著書『努力論』においてこう書いています。 「吾人は或は運命に支配されて居るもので有らう、併し運命に支配さるゝよりは運命を支配したいといふのが吾人の欺かざる欲望であり感情である。然らば則ち何を顧みて自ら卑うし自ら小にせんやである。直に進んで自ら運命を造る可きのみである。是の如き氣象を英雄的氣象といひ、是の如きの氣象を有して、終にこれを事實になし得るものを英雄といふのである。」(引用:青空文庫 https://www.aozora.gr.jp/cards/000051/files/4331_42264.html) これまで3年間頑張ってきたあなたですから、次の1年だってきっと頑張れます。納得のいくまで考えて方向性が決まったら、勢いよくスタートダッシュしましょう!

よく一緒に読まれている人気の回答

今の状況から抜け出したい
①「神々がシーシュポスに課した刑罰は、休みなく岩をころがして、ある山の頂まで運び上げるというものであったが、ひとたび山頂にまで達すると、岩はそれ自体の重さでいつもころがり落ちてしまうのであった。無益で希望のない労働ほど怖ろしい懲罰はないと神々が考えたのは、たしかにいくらかはもっともなことであった。」  これは、1956年に戦後最年少の43歳でノーベル文学賞を受賞した、アルベール・カミュの作品「シーシュポスの神話」(カミュ著・清水徹訳『シーシュポスの神話』新潮文庫(2019)所収)の冒頭二文です。 「緊張した身体があらん限りの努力を傾けて、巨大な岩を持ち上げ、ころがし、何百回目も、同じ斜面に繰り返してそれを押し上げようとしている姿・・・(中略)・・・ひきつったその顔、頰を岩に圧しあて、粘土に覆われた巨塊を片方の肩でがっしりと受け止め、片足を楔のように送ってその巨塊をささえ、両の腕を伸ばしてふたたび押しはじめる。・・・(中略)・・・この長い努力のはてに、ついに目的は達せられる。すると、シーシュポスは、岩がたちまちのうちに、はるか下のほうの世界へところがり落ちてゆくのをじっと見つめる。その下のほうの世界から、ふたたび岩を頂上まで押し上げてこなければならぬのだ。かれはふたたび平原へと降りてゆく。」 ② 果たして、シーシュポスは幸福でしょうか、それとも不幸でしょうか。我々受験生は、日々「頑張った努力は本番できっと報われる」と信じて勉強してきました。むろん、私もその例外ではありません。受験勉強に準えるならば、シーシュポスに課された刑罰は、いくら勉強しても不合格が予め確定されている受験勉強生活です。端的には、それすなわち永遠に強いられる浪人苦です。普通の感覚ならば、シーシュポス以上に不幸な人間はないと思うでしょう。蓄積した努力が奏功するという希望を日々の勉強の原動力とする我々受験生にとっては、やっても無駄だとはじめからわかっているということ以上に、我々の精力を削ぐものはないからです。 ③ ただ、シーシュポスの場合と受験生の場合とで違うのは、受験勉強は決して「無益で希望のない」ことが約束されたものではないということです。 ④ 今のあなたの状況を言うならば、岩が転げ落ちるのを目の当たりにして、山頂ですっかり絶望してしまい、「ふたたび平原へと降りてゆく」ことができない状況です。これに対し、シーシュポスは「ふたたび平原へと降りてゆく」。そこに、数秒立ち止まって躊躇う描写や、再度の苦行に顔をしかめる描写、とうとう嫌になって逃げてしまとつといった描写は一切ありません。彼は、岩が転げ落ちるのを目の当たりにしては、その都度何の躊躇も迷いも嫌悪もなく、ふたたびその「無益で希望のない」苦行へと足を運ぶのです。平原へと降りてゆくとき、彼は果たして何を思い、彼の目には転げ落ちた岩が果たしてどのように写っているのか。無益、絶望。努力は決して実を結ぶことはありません。それは、受験勉強よりもはるかに苦境のはずです。これを前にして、彼は決して臆することなくその現実に立ち向かって行く。今のあなたに欠けている、彼のその強さはいったいどこから来るのでしょうか。 ⑤ 3年間頑張ったのに、その努力が身を結ばなかったのは本当に辛いことだと思います。同じ状況なら、私だって「こんな仕打ちはないだろう」と嘆いていたと思います。何もする気になれなくて、全部何かのせいにして現実逃避しまくって、希望が見出せない。むしろこれは、あなたが3年間頑張ったという事実が確かにあるからではないでしょうか。 ⑥ 「努力はきっと報われる」と信じてこれを勉強の原動力とする受験生と、「努力が報われるとは限らない」と分かりつつも勉強を続けられる受験生。どちらがより強いとかはありません。どちらも強い、立派な受験生です。しかし、これまで前者だった者が、大きな失敗を経て「努力が報われるとは限らない」ということを身をもって経験した時、そこで折れてしまわずに強い後者になるためには、いったい何が必要なのでしょうか。 ⑦ 浪人に必要なのは、偏に忍耐力ではないかと思います。とすれば、現役生から浪人生になる節目の今こそ、『シーシュポスの神話』は読むに値する本だと言えるでしょう。彼の強さはどこから来るのか、今の状況を打破するためにあなたには何が必要なのか、その答えはこの本に書いてあると思います。現代文の読解の鍛錬にもなると思うので、この際読んでみてください(600円程度で買えると思います)。読んでその答えを自分なりに見出してみてください。 ⑧ 「厳しくお願いします」とあるので厳しく書くと、今の自分に必要なことが何であるかは、自分で考え、見出しましょう。これは決して誰にも頼るなというわけではありません。むしろ、辛いときは遠慮せずに頼りましょう。ただ、他の誰かからのアドバイスは、自分がこれからすることを決めるにあたっての一参考資料にすぎません。あくまで必要なのは、それをもとに、さらに自分で自分の方向性を考えることです。 ⑨ 私はここで、一つの本を紹介し、これをもってあなたが考えるための一材料を提供しました。別に、絶対に従えとは言わないし、これが何の参考にもならなければ他の人に相談しても構いません。ただ、最終的には自分で考え、決めてください。「自分で考える」ということができるかどうかにこそ、現役生よりも忍耐力や自律性が試される浪人生の真価が問われるのではないでしょうか。そして、その真価を発揮できるかどうかは、現役生から浪人生になる節目の今の時期こそ、もっともよく試されるのではないでしょうか。
北海道大学法学部 たけなわ
11
2
不安
不安カテゴリの画像
もういやになってきました。
こんにちは! 私も質問者様と同様、高3の夏休みも伸び悩んでいました。結果一浪して東北大の医学部に入学した者です。 浪人してしまったので質問者様が納得できる答えを得られないと思い、回答するのを悩んでいましたが私の経験を反面教師として参考になれば良いなと思い回答させていただきます。 始めに質問に回答させていただくと、 自分の力を信じて最後まで諦めずに努力をしましょう。 無理に勉強法を変える必要はありません。今まであなた様のやり方で勉強してきて着々と成績が上がってきていると思います。もし心配なら周りの人が今どんな勉強をしてどんなペースで進めているか参考にしてみると良いと思います。 最後まで諦めないでください。高3の方は夏以降も入試期間も受験の最後の最後まで成績は伸び続けます。数値に表れなくても確実に力はついています。学問に向き不向きはないと個人的には思います。自分が本当に医学部に行きたいという意志があれば必ず報われます。 質問者様の諦めたくないという意志はとても大事です。成績に表れないのは苦しいですがその気持ちを持って努力し続けてください。 私の経験をお話しすると、現役の頃は地方国公立医学部を受験していました。私は共通テストがあまり取れず現役では合格できませんでした。2次試験で挽回を試みたのですが、英語が苦手で理科も浪人生と比べたら圧倒的に力がなかったので、そうした課題を取り残してしまったのが敗因だと思います。ちなみに現役の頃の模試の判定はC判定が最高でした。 共通テストは対策も難しく、私自身浪人の頃も伸び悩みました💦周りの人を見ても共通テストに向けては対策問題集を解いていたり、センター試験の過去問を解いていたりしてたくらいでした。私は共通テストの問題集を2、3回解くなどして自分のミスのポイントを明らかにしつつなるべく失点を防ぐようにしていました。 2次試験対策として、とにかく苦手科目がある場合はなるべく点差が開かないようにすること、また得意科目で苦手科目をカバーすることが大切だと思います。志望校の過去問を解いて自分がその科目での苦手分野を分析しその分野に対応した参考書を解いて力をつけるのが私的には良いと思います。 浪人した身が回答するのもなんですが、参考になれば嬉しいです。 私は誰よりもずっと努力してきたと自信を持って言えます。時間はかかりましたが努力をすれば必ず報われると信じています。質問者様も自信を持って受験まで突っ走っていってほしいです!🙏 何か質問があれば聞いてください。 長文ですみません🙇‍♀️
東北大学医学部 みかん
43
16
不安
不安カテゴリの画像
もう何をしたらいいかも分からないです
ひなさん、お久しぶりです。 すごく辛い心境が伝わってきました。何かお力になれればと思います。 今回は、 ①英語を復活させるための具体策 ②過去問最低点にいつ到達すれば良いか ③併願校選び の3点で回答します。 ①英語を復活させるための具体策 英語という科目は過去問を解き始めてある程度するとスランプに落ちる人が多々います。私もその1人でした。急に長文が読めなくなり、頭に入ってこなくなる感じです。もしそうでなければ今からの話は的外れなのでスルーしていただいて結構です。または別途コメント欄等で再度ご質問頂ければと思います。 長文が急に頭に入らなくなった、読めなくなったという症状の場合、その原因候補の一つとして、読むスピードの上げすぎが挙げられます。過去問に慣れてくると、急激に解く時間を短くしようとする傾向があります。その理由は今の時期の実力では規定の時間内解ききれないからです。今そのような状態ではないですか?または解ききれてもどんどんとスピードアップしようとしてはいませんか? この症状を改善するための本質は、スピードを適正化し、しっかりと根拠を持った状態で解答を導き、正答率を上げることです。 具体的には簡単な長文問題を確実に解く訓練をするとよいでしょう。センター試験を使うと良いと思います。センター試験の問題は専門家が長い年月をかけて作るので、問題の作りが非常に精巧です。受験のエッセンスが詰まっています。また共通テストのようにポスター読み取りなど無駄な部分がありません。 センターは簡単だからと軽視しがちですが、センター試験ほど良質な問題はありません。どの参考書よりも素晴らしい問題だと私は思います。 最初は規定の時間で良いので、発音問題を除き、1ミス以下を毎回確実に取れるようにすると良いでしょう。解く際には一問一問解答の根拠を持ってください。解答根拠となる部分には線を引くなどして丸つけの際に自分がどんな思考プロセスだったかを明確にします。 センター試験のような基礎なレベルの問題を用いるのはここに理由があります。早稲田のような文章だと難解で解答根拠が非常に見つけにくく複雑な場合があるからです。ゆえに練習に適切ではありません。中には解答根拠がはっきりとしないものがあったりします。予備校でたまに答えが割れるのはこれが原因です。また、センター試験では解答根拠がはっきりしない問題は99%ありません。それもセンター試験を用いる理由の一つです。 この訓練をすることによって、読むペースを適正化し、正答率を上げることができます。これができるようになったらもう一度過去問に戻ってみて下さい。きっとスピードは今よりも少し落ちますが、根拠を持って解答するクセが改めて身につくと思います。それにより、正答率は上がるはずです。正答率が上がったらまたゆっくりと読む速度を上げていくと良いでしょう。 ②過去問最低点にいつ届けば良いか 結論、本番当日です。12月時点で最低点を取れていなくても何ら不思議ではないです。むしろ年内に最低点が取れるなら、志望校のレベルを上げても良いくらいかもしれません。(少し言い過ぎかも)現役生の成績が“最も”伸びるのは1月後半から受験当日までの期間です。今までやってきた積み重ねの複利が最大化するからです。私も明治の政経を受験しましたが、この時期明治政経英語の合格点は取れていませんでしたよ。だから落ち着いてやっていきましょう。 ③併願校選び ひなさんは現在、早稲田以外の受験校はと中央法、明治政経の2学部のみのようですね。 はっきりと申し上げて、明治政経と中央法では併願校としてレベルが高すぎると思います。明治政経は言わずもがなMARCHトップレベルですし、中央法も茗荷谷キャンパス移転に伴い今までよりも難易度が上昇することが見込まれています。 私は受験校をもう少しもう少し幅広くするべきだと思います。金銭面で問題なければ、最低限MARCH下位学部、また理想は日東駒専まで受験することです。 しかしながら、早稲田、明治、中央以外には行きたくないという主張も非常によく分かります。ですが、明治政経と中央法に受かっていない状態で早稲田を受験するのと日東駒専どこか一校でも合格を持った状態で早稲田を戦うのにはメンタル面で大きな差があります。 絶対に行かないから受験しないのも分かりますが、早稲田受験に向けたメンタル維持のために受けることを強く推奨します。 受験校を増やしても、受験対策はほぼ増えません。日東駒専やMARCH下位学部は一月が終わるまでに過去問を1年ずつでも解けば大丈夫です。早稲田の対策をしていれば当たり前に解ける問題ばかりだと思います。 受験校増加のデメリットは、試験日程が多くなることです。ですがそれも受験慣れに繋がります。行けば分かりますが初めの方の受験は緊張するものです。何度も受けていくと慣れます。早稲田には慣れた状態で試験に臨んだほうが良いです。 また、これは余談ですが、早稲田慣れというのもあります。早稲田の受験は2月下旬に集中するので、他大学の受験を終えた状態で早稲田受験を迎えることになると思います。その際、受験慣れしたつもりでも、やはり本命の大学、自分が丸一年捧げてきた場所に来ると、他大学とはまた別の緊張に襲われることがあります。人間緊張すると本来の実力を発揮できないことがあります。それは避けたいものです。 今年の早稲田受験日程は教育、商、社学の順に、19日、21日、22日です。もし教育学部で緊張によってペースが崩れてうまくいかなかったとすると、ドミノ倒し的に商、社学と崩れる恐れがあります。 そこで、金銭的余裕があれば文化構想学部も受験すると良いでしょう。文構の試験日は例年早く、今年は12日です。教育学部と1週間離れています。文構で早稲田の緊張に慣れてしまえば、他3学部は安心して受けられます。 また、文構は試験問題が他3学部とは傾向が異なります。よって、時間がなければ、もしくは行きたくなければ、文構対策は不要です。あくまでも早稲田に慣れるために行くと良いと思います。 前回もお話ししましたが、きっとひなさんなら大丈夫です。ぜひ最後まで走り抜けて下さい。 合格を祈っています。
早稲田大学社会科学部 kobayash
41
12
英語
英語カテゴリの画像
先の見えない勉強に疲れました
はじめまして! 早稲田大学法学部2年のちゃっちーと申します。 蓬原緑さんのお悩みを拝見し、私の受験時代と近い境遇を感じましたので、私なりに回答させて頂きます。 受験では、名大ではありませんが、他の旧帝大の文系学部に合格した実績はありますので、参考にして頂ければと思います。 結論から申し上げますと、志望校は名古屋大学文学部のまま突き進むべきだと思います。 志望校の変更に際し、「自分はここでこういう勉学がしたいんだ」という明確な理由がある人は、その目的に沿って志望校の偏差値を下げることも良いと思います。志望校を下げても、勉強に対するモチベーションは下がらないと思われるためです。 一方、私もそうでしたが、蓬原緑さんのように「上を目指したい」という理由のもとで勉強してきた人が、志望校のレベルを下げてしまえば、その理由もより希薄なものとなり、勉強へのモチベーションは下がると思われます。(このような動機づけが悪いということでは決してありません。現時点から明確な目標を持って勉強している人の方が少ないです。)また、悪いケースを想定してしまいますが、志望校を下げれば、その下げた志望校はにすら合格出来ないという可能性が十分あります。 蓬原緑さんの偏差値を拝見しても、名大を目指すのに十分な実力は秘めていると思います。「世の中結局才能」ということは、確かにそういう面もありますが、それ以前に、蓬原緑さんに才能が無いとは思いません。国語がお得意かつ偏差値55あるのですから、努力で十分に名大を目指せる範囲内です。 まず、よく言われることかもしれませんが、国語で偏差値60を超えるというのは、非常に強い武器になると思います。国語、特に現代文は、一般的に、短期間で成績を上げるのが難しいですので、現時点でそれほどの偏差値を取っているのであれば、それは武器として活かすことが出来るはずです。 また、理系科目は共通テストにて使うことになると思いますが、そのレベルであれば、短期間で、少なくとも「足を引っ張らない」レベルには行くことが出来ると思います。友人や先生、或いはネットでの質問など、克復の方法は多岐にわたります。今の時点でその方法を確立し、受験までそれを徹底的に使い倒せば、そのレベルにまでたどり着けるはずです。 志望校については、幅広く考えておくべきかと思います。もちろん名大文学部を第一に考えつつ、ご自身が興味のあるほかの大学・学部も今のうちに調べ、過去問も見ておくと、気持ち的にも余裕が生まれるかと思います。第一志望校は絶対に下げず、それとはまた別に、「ここでも受かったら嬉しい」という他の志望校も数個見つけておくべきだと思います。 やる気を出すコツですが、私は、とにかく受験終了後を夢見て勉強していました。友人と遊べる、趣味に没頭出来る、一日だら過ごせるなど、何でも良いと思います。もちろん大学も大変なことはありますが、少なくとも今お悩みになっている「受験勉強」からは解放されます。それを常に意識し、「あと少しで勉強しなくてよくなる」「もう勉強で悩まなくてよくなる」と言い聞かせて、残りの期間勉強していくしかないと私は思います。 まずは、この夏休みが、勉強に打ち込む最後の夏休みだと思い、全力で勉強して欲しいと思います。 また、自分一人で何とかしようとは思わない方がいいと思います。その方向性が間違っているときに修正できないからです。周り(ネットでも)の意見を参考にしながら、勉強を進めていって欲しいと思います。 長々と失礼致しました。 参考にして頂きますと幸いです。
早稲田大学法学部 ちゃっちー
33
5
不安
不安カテゴリの画像
もうしんどいです、どうすれば
こんにちは!現在東北大学に通うものです。少しでも気持ちが楽になってくれたらと思って回答させていただきます。  端的に結論から記述させていただきます。  まず、勉強してるのに成績があがっている実感がなく、模試も点数が取れず不安になるということに関してですが、こればっかりはなんとか我慢するしかありません。残念ながら一筋縄に行かないのが現実です。ただ、ほとんどの受験生が同じ状況ですし、厳しい中で諦めないことが大事です。多くの人はめげずて志望校を落としてしまいますが、本当に志望校を落とすか考慮するのは共通テスト後で十分です。まずは模試に一喜一憂せず、なんとか喰らいつくという強い心で頑張ってください!!強い心で我慢したやつが合格できるのです。  ですから我慢すればいつか伸びると言われても信じれない気持ちもすごく分かりますが、本当にどこかでしっくり来るタイミング、成績が爆伸びするタイミングが来るのでそれまでどんだけ長くても頑張るしかないのです。ちなみに自分もめちゃくちゃ勉強しているのに成績が伸びずにずっと不安でしたが、3年間自分を信じ続けて我慢したので、なんとかなりました。  平日も休日もあなたほど勉強している人は少ないので絶対にいつかごぼう抜きできますから、このまま勉強続けてください。  ということで、志望校をマーチに下げようかといった記述がありましたが、そんな勿体無いことはしなくていいので、とりあえず第一志望を目指し続けましょう。  では、この状況の乗り越え方、勉強の向き合い方について回答させていただきます。  厳しい状況を乗り越えるには、苦手なところ、自分が解けないところを一つ一つ潰していくことが大事です。確かに受験までに全問題を満点取れるようにしなければいけないわけではないので、どこかに損切りも必要かもしれませんが、大前提として、受験勉強はただひたすらに自分の解けない問題を地道に潰していくしかないわけです。気の遠くなる内容かと思いますが、とにかくこれを頑張ってください。絶対に絶対にどこかで爆伸びする瞬間がきますから。  逆に言わせてもらえば 「途中でめげたら120%伸びません」  最後に、メンタル面についても一言話しておきます。受験勉強ほどメンタルが安定せず、管理の難しい期間はありません。毎日、自分では抱えきれないほど、不安な気持ちになるのは痛いほど分かります。自分で抱え込みすぎず、とにかくいろんな人に相談してください。そこで自分の納得いかない回答が返ってきたら他の人にも相談しましょう。直接的な解決策が返ってこなくても、腑に落ちることを言ってもらうだけで、あるいは自分の不安を聞いてもらえるだけで少しは心が穏やかになると思います。  自分だけで抱え込まず、他人に相談しながらも、なんとか辛抱して勉強を続けてください。絶対に伸びますよ!頑張ってください!!!
東北大学工学部 ゆま
13
7
不安
不安カテゴリの画像
何をしても不合格になる気がします
はじめまして!北海道大学のゆうきと申します! まずわかって欲しいのは受かるか受からないかは合格発表までわからないということです。 A判定でも落ちることはあるし、D、E判定でも受かることはあります。結局はどんなメンタルだろうと、どんなに頑張ろうとも本番になってみないとわからない運ゲー要素はありますので、絶望を感じるのは仕方ないことだと思います。 しかし、その運要素を排除するために努力するのが受験勉強だと思ってください。運を排除して実力の割合を高くすれば自ずと合格に近づきます。 そのためにまず何ができるかというと、目の前のことに集中しましょう。人間は過去や未来のことを考えると段々と鬱になっていきます。そしてそれを考えたところで、変えられるものではありません。明日や明後日、入試本番の事は考えず、ひたすら今やるべきことを今こなすことを意識すれば自然と勉強できます。 そして最後に、なぜ夏の頑張りが秋に反映されるか考えてください。これは経験則なのですが、得点は直線的に伸びるのではなく、ある時期から急に上がることがよくあります。私はこのスパンが大体三ヶ月なのだろうと考えています。だから多くの受験生は夏に勉強すれば秋から伸びていくのだろうと思います。つまり残り90日という事は今の頑張りが入試の得点に直結すると言っても過言ではないです。頑張ってください。 残り約三ヶ月、悔いのないように過ごしてほしいです。頑張ってください!
北海道大学総合教育部 ゆうき
47
14
不安
不安カテゴリの画像
受験に失敗してしまうと思った時
以前にも同じような質問に回答させていただきましたので、少し引用しつつ回答します。 私の受験期について少し参考になればと思い回答させていただきます。 私は高3の夏休みにかなり勉強しましたが、勉強の仕方が悪く、成績が伸びませんでした。それが原因学校が始まってからも睡眠時間を削って勉強をし、精神的に病んでしまい、三ヶ月ほど学校に行かない時期がありました。その時は心療内科に通い、毎日死にたいと思っていました。ちゃちゃさんと似ていると思います。 さて、まず1番大切なのは自分が1番努力できる環境、精神状態を維持することです。そのために睡眠時間を確保し、朝日を浴びます。すると、脳からセロトニンが分泌され、脳を活発にしてくれます。また、身近な人に相談してみてください。保健室の先生、1番心を開ける先生など、少し関わりがなくても頼れる先生はたくさんいます。親御さんも、あなたが頑張っている姿を見ていると思うので、きっと話を聞いてくれると思います。 漠然とした不安が襲ってくるのことはよくあります。しかしそんな時は早く寝て朝早く起きて勉強すれば解消されます。まず自分が鬱から立ち直って勉強しているという事実を褒めてあげてください。そして本来勉強は楽しいものです。他人の目なんて気にせず勉強を楽しめばいいのです。その結果が現れなくてもあなたが勉強した事実は残るし、現に成績が上がっているのなら素晴らしいことです。あなたの歩んでいる道は間違っていません。 目の前の事だけに集中し、落ちた時どうしようという不安に駆られたらその日に勉強したことを布団の中で復習するか早く寝ちゃいましょう! 頑張ってくださいね!応援してます!
北海道大学総合教育部 ゆうき
30
12
不安
不安カテゴリの画像
不安を少しでも和らげるにはどうしたらいいのか
こんばんは。 私も基本的にネガティブな思考になってしまうので、よくそういったことを考えていました。 その受験を乗り越えた1人の個人的なアドバイスとして楽に読んでいただけたらなと思います。 私は、浪人した際に京大クラスに入りました。現役の時は名古屋大学におちたのに、です。当然周りは京大を受けた人が多い訳ですから、入った当初は劣等感の塊でした。 名古屋大学に落ちた私が京大のクラスに入って付いて行けるわけがない、人より頑張らないとダメだ。 そう思い毎日自習室にこもりましたが、授業のたびに自分にはわからない問題を解いていく友人たちを眺め、落ち込んでいました。私の頑張ったも、他人の頑張ったに比べたらまだまだ、、と考えるたびに苦しくなり、人生を辞めたくなったこともあります。(死にたいと思ったわけではないです、念のため) ですが、考えてみてください。 「頑張った」ということを判断するのは、自分です。 最後の最後までD判定でも自信のある人もいますし、A判定をとっても不安な人は不安です。 結論を言うと、私はずっと不安でした。 結果を出す以外に自信を持つ方法は、考え方を変えるしかないのです。 それは勉強以上に難しいことだと思うので、私からのアドバイスは以下の2点です。 第一に、自分ができるわけないと考えるのをやめること。能力がないのではなく、単なる努力不足である場合が多いです。決して勉強時間が足りないと言っているのではありません。勉強の方法(効率重視、質より量…)を工夫することも努力です。 質問者さんは高1、高2で勉強をサボってしまったとおっしゃっていますが、おそらくそんな人は腐るほどいます。後はどれだけ頑張るかで差がつきます。不安でたまらなくなって勉強が手につかなくなったら、その気持ちを文字にして書いてみるといいです、こんなことしている場合じゃないと勉強する気になると思います。 第二に、数字で小さな目標を立てること。時間でも、1日にやる英文法の問題数でもいいです。 なぜなら、数字は私たちのような(まとめてしまってごめんなさい)人間に自信を与えてくれます。今日は集中できなかったかもしれないけど、でもやれるだけ勉強した、でもこの問題集のノルマの数はちゃんと達成した!と思うことができます。大丈夫です、それだけ心配性の人なら必ずできます。 最後に、安心してください。 絶対とは言えませんが、心配性の人はきっと受かります。大切なのは、上の二点と不安なままでも勉強し続けること。 勉強をちゃんと続ければ、結果が出ます。不安なまま勉強を続けた結果、首席で合格できました。 私を苦しめ、救った王貞治さんの言葉を送って終わりたいと思います。この言葉はもしかしたら辛いかもしれないけれど、頑張らなきゃといつもこの言葉を見て思っていました。 「努力は必ず報われる。報われない努力があるとすれば、それはまだ努力とは言えない。」 辛いかもしれないですが、頑張ってください。 影ながら応援しています。
大阪大学人間科学部 なむ
104
5
不安
不安カテゴリの画像
やる気が本当に出ません。どうしたらいいでしょうか?
かなり自己分析をされているようですね。 私もあなたと同じようにモチベーションが上がらない時期や科目がありました。 その時に私が試した方法が質問者さんが既に書いてるようにゲーム化してやるということです。 私の場合は一日でどっちのほうが英単語を覚えれるかや一日でどっちのほうがたくさん数学の問題を解いてこれるかなどして友達と競い合って勉強したりもしました。 しかしこれは現実的な方法ではないみたいなので他にも何個か提案してみます。 まず1つめは自分が勉強しなかったときのことを考えることです。 質問者さんは勉強をいかに楽しむかというように工夫をしているみたいですが効果がないなら逆に勉強しなかったらどれだけ自分にとってマイナスかというのを考えることです。 もし勉強しなかったら大学も今考えてるとことは程遠い大学になりそこで4年間もの長い期間を過ごさなくてはいけません。 それに就職でも自分の理想とは程遠い結果になる可能性もあります。 そして一番辛いのは受験期に頑張れなかったということは自分はどうやっても頑張れない人間だというコンプレックスを持つことです。 社会に出て努力をしなくては行けないときでも自分は努力ができない人間だというのが頭の中に残り結果を出せなくなるかもしれません。 少し極端に言いましたが全て起こり得ることです。 2つめの方法はやっぱり勉強は楽しいものだと考えることです。 感情を殺してまで勉強する必要があるのかとおっしゃいましたが自分もそれには反対派でせっかくやるなら楽しくやったほうがいいと思っています。 ニュートンさんの言葉で「巨人の肩の上に立つ」というのはご存知でしょうか? 我々が今学んでいる学問は昔からの天才が生涯を捧げて作られています。 ほとんどの人間がその昔の天才には及ばないにも関わらずその学問を理解することができます。 私は凡人ですが学問を修めることで昔の天才が見ていた視点と同じ視点で物事を見ることができます。 私は専門は物理学ですがそう考えると物理学を勉強するのは楽しくて仕方がありません。 人類が今まで積み上げたものを体感できるものそれが「学問」だと私は思っています。 長文になりましたが参考になれば嬉しいです。
大阪大学理学部 みかん
204
7
モチベーション
モチベーションカテゴリの画像
もう何をしたらいいかも分からないです
こんにちは!一週間遅れの解答でもっと病んでるかもしれないけど、息抜き程度に読んでね。まずはじめに、過去問で一喜一憂するのだけは絶対にやめよう。もちろん悔しくなって、めちゃくちゃ病んでしまうのは正直わかる!でも1年間、誘惑を断ちきって血の滲むような努力を重ねてきたのに、目標の途中で立ち止まってしまうのはあまりにももったいない。ひなさんは間違いなく努力しているけど、結果が目に見えなくなることだって絶対にあるから、戦い続けよう! 日本史と国語が得意なのはとてもいいことだと思うし、ひなさんの大きな武器なのは間違いない。英語も過去問の点数を見るに自分がおもっているほどできない訳ではないと思う。自分は英語が大の苦手だっていう思い込みが、ひなさん自身の努力や自信を否定しているような気がする。タイムリミットが迫っていることは自覚していると思うから、過去問にウェイトをおいてやっていくといいと思う。自分が出来なかった長文は何度でも解いて、答案が暗記できてしまうくらいまでやり込むべき。実際自分もそのくらいまでやりこんで、段々自信がついてきた。1文をしゃぶりつくすくらいまでやれば、いつの間にか頭のぐちゃぐちゃとおさらばできるはず。とにかく嘘の自信でもいいから、頭がぐちゃぐちゃにならない状態を取り戻そう。早稲田の教育と商は5割いくかいかないかくらいを現時点でとれているのなら間違いなく遅れはとってない。でも、教育も商も英語の難化が顕著で、最新の過去問を解くときはメンタルがやられないようにしてほしい。中央と明治は6割台にのっているのは素晴らしいから、何度も言うけど自分がやってきたことを信じよう。国語と日本史が得意なら英語は7割乗ればメンタル安定なんか関係なく確実に受かる。最後に、ひなさんは今までの努力がプレッシャーに変わるタイプの子だと思う。でもその誘惑を断ち切った努力の1年を信じてあげてもいいと思う。焦りと恐怖で勉強が手につかないかもしれないけど、この一年で大きく人生が変わる。頑張れ!
早稲田大学法学部 さむらい
12
7
英語
英語カテゴリの画像