何を意識すればいいのか?
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
マグロ
赤本を始めました。しかし何を意識すればいいのかがはっきりとわかりません。一応会話文が苦手なので過去問の会話文を1日1度するようにしています。
先輩方は過去問を使うときどのようなことを意識しましたか?また過去問ノートを作ってるのですがどのようなことを書いたかなど教えてほしいです!
回答
kobayash
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
マグロさん初めまして。まずはこの時期にしっかりと赤本に入れていて素晴らしいと思います。
今回は赤本の使い方について以下の構成でお伝えしていきたいと思います。
①赤本を解く意味
②赤本を解く際意識すること
③私の赤本の使い方
①赤本を解く意味
そもそも赤本は何のために解くのでしょうか?下記の内容を読む前に少し考えてみてください。
結論、赤本を解く理由には2つあります。
一つ目は、受験する大学の入試傾向、形式に慣れるためです。
例えば、英語という科目一つとってみても、文法を多く出題される入試なのか、長文が多く出題される入試なのか、英作文が出るのか出ないのかなど、大学学部によって異なります。
英作文が出ない大学で英作文の勉強をしても無駄では無いですが、効果は少ないです。
また、何度も過去問を解くことで、制限時間の短さにも慣れていきます。
二つ目は、合格に必要な学力と自分の学力のギャップを知るためです。
過去問を解く中で、できない問題を通して、自分にとって足りない知識や抜けてる力を見つけることができます。苦手を見つけたらそれを参考書などで再度復習することが大切です。それを繰り返していくうちに学力のギャップは埋まっていきます。
上記2つが過去問を解く意味です。
②赤本を解く際意識すること
意識することは、①で述べたことをそのままです。傾向形式に慣れ、苦手を知り、それを埋めることを意識しなければなりません。
マグロさんは会話文が苦手だと自覚され、それをできるようにする努力ができているため、上記で述べたことが達成されている状態です。
したがって、そのままの勉強で問題ないでしょう。
③私の赤本の使い方
ここからは参考程度に私が実際やっていたやり方を紹介します。
英語
英語はまず私の大学は長文がメインでした。
時間が足りなく解き終わらないことがほとんどでしたので、再度解き終わってないところや自信のないところを解き直します。その際、どうしてその解答を選んだのか解答根拠となる部分に線を引いていました。
丸つけの際には、問題が正答だったかだけでなく、解答根拠があっていたかどうかも確認しておりました。
特に2周目を行うことはなく、そこで学んだエッセンスを新しい問題でできるかどうかを重視していました。
また単語帳にない単語はメモ帳にまとめておりました。
現代文
英語同様です。
古文
英語同様ですが、英語と異なるのは古文では主語がかなり省略される点です。したがって、解く際には、すべての文の主語が誰なのか印を付けながら解き進めておりました。採点の際は、全文、主語を確認しておりました。
社会(日本史)
マグロさんが社会受験か数学受験か不明ですが、数学でしたら読み飛ばしてください。
社会科目では採点の際、合っていた問題でも100%の確信がないもの以外は全て参考書なり教科書で周辺知識含め復習しました。
上記の内容が私が過去問を解く際意識していたことです。
またすべての科目において、自分にとって最適な時間配分を考えながら解いておりました。
また過去問ノートについては私は作成しておりませんでした。しかし、やっている方もいますし、好みだと思います。
私はすべての知識を一冊にまとめたかったので(復習がラクだから)、自分の使っていた参考書に追加で書き込みしておりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
マグロさんが志望校合格されることを祈っております。
コメント(5)
マグロ
返信ありがとうございます!
質問なのですが、現在英語などがあまり上手く読めなく時間通りにする必要がないのかなと感じています。その場合はとりあえず時間通りでして追加でオーバーした時間を計るやり方はいいのでしょうか?
伝わりにくかったらすみません
kobayash
結論、それで良いでしょう。
解ききれなかった問題も解くことは重要です。
しかし、一つ注意点があります。それは既定の制限時間内で終わらせようと努めなければならないことです。マグロさんの提示したやり方では、時間を意識しなくなる危険性があります。時間を意識しなくなると、負荷がかからなくなるので、学力向上スピードは落ちます。したがって、制限時間を過ぎてから解いた問題は得点に入れないなどすると良いでしょう。
マグロ
なるほど素晴らしい提案ありがとうございます!過去問はどのくらいの頻度がベストでしょうか?
kobayash
結論、人によります。
過去問で見つけた穴の大きさがその人によって異なるからです。一度の過去問で多くの穴が見つかるなら埋めるのに時間はかかるし、少ししか穴がない人はすぐ埋めて次の過去問に行けます。具体的に過去問の周期をアドバイスされる方が楽なのは分かりますが、学力も分からない状態でそんな無責任なことは私には言えないので、その人次第というのが私からの回答になります。
過去問をやって、穴が埋まったら次をやるということです。
マグロ
いろいろありがとうございました!質問できてよかったです!