ノートについて
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ヒラ
SNSなどで受験生時代に使ったノートとして大量のノートの写真を投稿している人をよく見かけますが、自分はあまりノートを使う機会がないので皆さんがどういう場面でノートを取っていて、どのような目的でノートを取っていたのか教えて頂きたいです。
回答
riku
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
ノートを取る目的というのは、人によってかなり変わってきたりするものです。最近はiPadなどの電子機器で「goodnotes5」のようなアプリを用いて、簡単に、無限にノートを取るような人もいます(大学生になると多くなります)。僕の経験談も踏まえて複数挙げようかなと思います。
・「これだけ勉強したぞ!」というモチベーションになる(目的度:小)
ノートは書けば書くほど冊数が重なっていきます。その冊数を見て勉強したなという実感を感じる人もかなり多いようです。僕自身、コロナ休校期間中にかなりのノートを使いましたが、見返してみると達成感がありました。
・長々と書かれている教科書、参考書を自分の言葉で簡潔にまとめることで見やすくする(目的度:中)
教科書や参考書はできる限り分かりやすく書こうとしているため、どうしても文が冗長になってしまい、見返す気が起きません。また、自分がわかるところも分からないところも入り交じってしまい、見返すのには不便です。ですので自分が分からない部分だけをピックアップし、まとめていました。
例えば英文解釈。svocなどは分かっていましたが、倒置や省略の部分が苦手だったので、そこだけ何回も解き、ポイントをまとめていました。最終的に解釈の復習はそのノートだけを見るようになりました。
・自分が覚えたいものを科目問わずまとめた「なんでも暗記ノート」を作る(目的度:中)
授業中や参考書で勉強している際、この単語は覚えておかないといけないな、この用語や記述覚えなきゃな、と感じることがあります。1冊ノートを用意し、教えられたタイミングで毎回それにとにかくまとめていました。そしてその日書き込んだ分をその日の夜、寝る前に5分間見て復習することで、どこの単語だったっけなと思うことなく見返し、復習することができます。
・暗記したい部分をアウトプットできるようにする(目的度:大)
僕自身はこれが最も大きな理由でした。自分が覚えたいピンポイントの部分のノートを取る。重要な単語や記述はオレンジペンで書く。確認したい時、赤シートで隠して思い出す。
確かにこれはスマホでも暗記カードで出来るので、人によると思います。僕の場合はまとめる際に「書く」という作業を挟むことがとても効果的で、書きながら声に出して言っていくと、その後赤シートで2回ほど確認すれば大体は覚えられるようになっていました。教科書の文を隠せるペン(?)のようなものの手段もあるのですが、教科書は見返しやすくするように汚したくなかったのでそれはしていませんでした。
以上、様々な例を上げてみました。しかし、僕の友人にもノートをほとんど使っていなかったような人もいました。また、僕自身も、普段の問題演習などは白のコピー用紙に解いて、終わったら捨てていました。ノートを作るのは自由ですが、ノートを作ったことに満足してしまいがちです。質問者さんが今までノートを使わず、それで上手くいっていたのであれば、これからめちゃくちゃ使っていくようなことはしなくてもいいのかな、と思います!参考になれば幸いです!
コメント(1)
ヒラ
回答ありがとうございました!とても参考になります🙇♂️