単語等の暗記科目の時間の使い方
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おさかな
こんにちは。一般入試に向けて勉強をしているのですが、そこで英単語に古文単語、日本史の単語など暗記しなくてはならないものが沢山あります。
実際、今の私のやり方では偏りがあり平等に時間を費やせていません。現役だったとき、どのように時間を割り振っていたのか教えて頂きたいです🙇♀️
回答
小林拓海
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
ご相談いただき、ありがとうございます😊‼︎
確かに人によってはおさかなさんがおっしゃるようにコンスタントに暗記物を覚えられるタイプの方もいらっしゃると思います。
しかし、私はそういうタイプではなかったですが、法政大の文学部に合格した経験があるので、まったく問題ないと思います。
私もおさかなさんのような感じで偏りありまくりの感じでむしろ上手くいったので、個人的にはその方法おすすめしたいです。
よく言われることですが、エビングハウスの忘却曲線っていう有名な記憶のグラフがあるじゃないですか。あのグラフは人間は基本的にその日のうちに覚えた知識の大半を忘れるし、翌日にはほとんど知識が頭に残っていないということを教えてくれています。ということは、ただでさえ人間の脳は記憶をキープするのが難しいのに、英単語、古文単語、日本史というまったくタイプの違う知識をバランスよく覚えようとしたら、復習が大変で定着しにくくなるのではないかということが予想できます。なかには当然バランスよく覚えられちゃう天才もいますが、個人的にはそもそもそんな器用に人間の脳は作られていないと私は思います。
忘れるスピードが速いからこそ、その日のうちに何度も何度も復習し、翌日にも同じ知識を復習し、さらに3日後、1週間後などにも復習してやっと覚えられる感じなので、覚えるのは大変なことだと思います。だからこそある期間はもう英単語の暗記しかしない、という期間や古文単語の暗記しかしない期間というのは必要だと思います。(日本史は分量が多すぎて短期間では無理ですが…)
たとえば私の場合は
①古文単語…高2の夏1か月で「コブタン」という単語帳を集中的にやって完璧にしました。
②英単語…高3の夏に3週間他の勉強をストップし、システム英単語の暗記しかしない週を意図的に作って覚えきりました。
特に英単語は最後の最後まで私も苦戦をしていて、なかなか覚えられませんでしたが、高3のオープンキャンパスの際に相談した早大生の先輩からシス単を使うことを強くおすすめされ、
システム英単語に思い切って切り替えたところから状況が一変しました。
ミニマルフレーズを英語から日本語に繰り返し音読する→20語などある程度覚えたらミニマルフレーズの日本語訳を隠して英語のフレーズを読んで日本語訳を何も見ずにいう、言えなかった単語はチェックする→同様に反復
というのを3週間繰り返し続けたらさすがに覚えられなかった英単語も頭に入りました。
こんな感じでムラだらけでも、ある時期にこれだけは集中して覚えようというジャンルと参考書を決めて一点集中すると、当日の復習がしやすいですし、翌日や1週間後などに前やった単語を見直すのも比較的容易になるので、個人的には細かく分散させてダラダラやるよりも身につくのかなと思っています。
参考にしていただけたら幸いです🙇
コメント(1)
おさかな
とてもタメになりました!🙇♀️
実際にアドバイス頂いたやり方を試して取り入れて見ようと思います!ありがとうございました‼️😌