三元一次方程式 計算ミスを減らすには
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4/9 20:53
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
いくらわ
高3 愛知県 京都大学法学部(68)志望
三元一次方程式でいつも時間をロスしてしまいます。(特にベクトル)
代入法を用いて解こうとすると、大体が分数の計算になって計算ミス多発するし、代入しても式が複雑になりすぎてベクトルの大きさの計算などはめんどくさがって解くのを後回しにしてしまっています(共テの問題で顕著)
毎回模試でも定期考査でも計算ミスがたくさんあって、考え方はわかるのに代入する値が違うからバツになることが多すぎてストレスが溜まってます。
連立方程式を解く時に気をつけること、計算ミスしないために気をつけたほうがいい事を教えていただけるとありがたいです。
この相談には2件の回答があります
お答えしますね!
僕はミスが絶えないタイプの人間だったのですが、それを克服して、本番は一切計算ミスなどをすることなく合格することができました。ミスを減らす事は合格に直結するので僕のやったことを書いてみます。
さて、そもそもなぜミスするのでしょうか。もちろん注意力不足というのはあるでしょう。(この減らし方は後で書きます)ですが真っ先に疑って欲しいのは学力不足です。人間は自分のレベル以上のことをやろうとすると、いろいろなことを考えるためにミスが増えます。逆に自分にとって簡単なことはまずミスをしません。例えば九九や一桁の数字の足し算などです。これらをミスすることがあるでしょうか。おそらくないと思います。それは僕らのレベルがそのレベルの計算をはるかに凌駕しているからです。一方、積分などを習いたての頃は、それなりに苦労をしたと思います。それは自分のレベルのギリギリでものを考えているからです。後から見れば「符号を間違えた」という程度のことであっても、それが演習不足、経験不足に起因する事は多いです。自分の学力を疑うことは辛い事ですが、ここと向き合うことで今以上に実力を伸ばすことができると思います。
続いて、純粋なケアレスミスの減らし方です。学力が十分にあっても、間違えるときは間違えます。それを減らすにはどうすればいいでしょうか。その方法の一つとして
「自分のミスを分析したノートを作り、問題を解くたびにそのノートを見返す」
というのがあります。実は自分がやるミスというのは限られています。自分がどういうミスをした自分がどういうミスをしたのかをノートにまとめ、いつでも見返せるようにしておくと、問題を解くときにミスしないように注意すべきポイントがわかり、格段にミスが減ります。ぜひやってみてください。
さて最後に、「計算結果を覚えてしまう」という方法があります。なぜミスをするのかというと、そもそも計算するからです。計算しなければミスのしようがないわけです。なぜ九九を間違えないかといえば、それは九九を覚えているからです。なので、30²以下の平方数(16²=256など)などよく使う計算は結果を含めて覚えておくというのも一つの手です。
以上です。少し厳しいことも言いましたが、「数学でミスをする=30点がなくなる」です。どれだけ考え方があっていても、計算結果が間違っていればほとんどの場合点はありません。それくらいシビアなものだと思って、ミスをなくせるように頑張ってください!
京都大学理学部 UU
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回答
UU
京都大学理学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
お答えしますね!
僕はミスが絶えないタイプの人間だったのですが、それを克服して、本番は一切計算ミスなどをすることなく合格することができました。ミスを減らす事は合格に直結するので僕のやったことを書いてみます。
さて、そもそもなぜミスするのでしょうか。もちろん注意力不足というのはあるでしょう。(この減らし方は後で書きます)ですが真っ先に疑って欲しいのは学力不足です。人間は自分のレベル以上のことをやろうとすると、いろいろなことを考えるためにミスが増えます。逆に自分にとって簡単なことはまずミスをしません。例えば九九や一桁の数字の足し算などです。これらをミスすることがあるでしょうか。おそらくないと思います。それは僕らのレベルがそのレベルの計算をはるかに凌駕しているからです。一方、積分などを習いたての頃は、それなりに苦労をしたと思います。それは自分のレベルのギリギリでものを考えているからです。後から見れば「符号を間違えた」という程度のことであっても、それが演習不足、経験不足に起因する事は多いです。自分の学力を疑うことは辛い事ですが、ここと向き合うことで今以上に実力を伸ばすことができると思います。
続いて、純粋なケアレスミスの減らし方です。学力が十分にあっても、間違えるときは間違えます。それを減らすにはどうすればいいでしょうか。その方法の一つとして
「自分のミスを分析したノートを作り、問題を解くたびにそのノートを見返す」
というのがあります。実は自分がやるミスというのは限られています。自分がどういうミスをした自分がどういうミスをしたのかをノートにまとめ、いつでも見返せるようにしておくと、問題を解くときにミスしないように注意すべきポイントがわかり、格段にミスが減ります。ぜひやってみてください。
さて最後に、「計算結果を覚えてしまう」という方法があります。なぜミスをするのかというと、そもそも計算するからです。計算しなければミスのしようがないわけです。なぜ九九を間違えないかといえば、それは九九を覚えているからです。なので、30²以下の平方数(16²=256など)などよく使う計算は結果を含めて覚えておくというのも一つの手です。
以上です。少し厳しいことも言いましたが、「数学でミスをする=30点がなくなる」です。どれだけ考え方があっていても、計算結果が間違っていればほとんどの場合点はありません。それくらいシビアなものだと思って、ミスをなくせるように頑張ってください!
UU
京都大学理学部
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プロフィール
一年浪人して京大理学部に合格しました。得意科目は数学(二次試験で75%)、苦手科目は社会(共テで現役32点、浪人53点を叩き出しました)です。現役の時は化学が苦手だったのですが、浪人して伸びたので化学が苦手な方の気持ちがよくわかります…
メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。
メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。
コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
コメント(3)
いくらわ
4/10 17:36
回答ありがとうございます!
余裕の無さ、実力不足によるミスを軽く見てはいけないなと実感させられました😭
ミスしたところをノートに書いたり、問題が載っていた次のページの空いているところにメモを取ったりはしているのですが、どうしても一問一問を解くことに時間が掛かってしまいます。
数学はこれから河合塾の文系の数学実践力向上編と文系プラチカ、せか京をやる予定なのですが、やり切れるか不安です…。
学力を測る指針としては模試を参考にすべきでしょうか?
百マス計算などは昔やっていましたが今はサボりがちでした…。平方数を覚える事もやってみたいと思います!!!
いただいた回答を胸に受験まで頑張ります💪
UU
4/10 19:29
予定を立てて、学習の見通しを立てることはもちろん重要ですが、同時に、立てた目標を修正することも大事なことです!順番にやるべきことに手をつけて、終わらなさそうなら、やる参考書を絞ればいいと思います。
また、自分の現在の学力を知るには試験という機会に問題を解くことが大切です。学校の定期テストで出る基本問題が解けなければ、基本事項を復習する目安になるし、模試では応用的な問題に対する対応力がどの程度ついてるかを把握する指針になります。一方で定期テストは変な問題が出ることがあるし、模試では結果が悪いと自分のメンタルがやられてしまい勉強どころではなくなることがあります。どちらも一長一短ありますが、それぞれの良さを見つけて、自分の弱点把握、克服に努めてみてください!
いくらわ
4/12 20:08
ありがとうございます、頑張ります!