すべて選びなさい問題
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
にり
生物(や暗記系)について、共通テストや定期テストの思考問題で、「‥についての文①〜⑤のうち適切な番号を"すべて"選びなさい」という問題であと一つ足りないまま不正解になってしまうことが多々あります。こういった問題は単に問題集を解いていっただけでは対応できませんよね?穴を無くそうと教科書を丸々覚えてしまうわけにはいかないのですがどのように対策していくべきでしょうか。
回答
ホルムンクス
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!
現在東京大学理科二類に通っています。ホルムンクスと申します。私も東大を生物で受験しましたので、質問者様と同じ悩みを経験したことがあります。ここではどのようにしてそれを乗り越えたかをお伝えさせて頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。
まず、そもそも複数選択するタイプの問題の一般的な対処法についてです。ここでの鉄則が、「合っているか微妙な選択肢は選ばない」というものです。恐らく本番の試験や模試では、答えには含まれない余分な選択肢を選択してしまうとそれだけで減点されてしまいます。(そうでなければ全ての選択肢を選べば満点をとれてしまう)そうするとせっかく正しく選べた選択肢の点数が無駄になってしまいます。なので、この手の問題では確実な選択肢だけを選び、失点を最小限に抑えましょう。
次に、主に生物についてこのタイプの問題の対策についてお伝えします。東大の本試験や冠模試では、選択系の知識問題は大問題の1番初めの問題で聞かれることが多い得点源であり、その上この問題の出来によってその後の問題を解く際のメンタルにも影響するため、必ず正解したい問題です。しかしここではかなり細かい知識を要します。その対策としましては、やはり地道に知識の穴を無くしていくことです。例えば模試の過去問で類題を解いてみて、間違っている選択肢を正しく訂正できるようになることを目指しましょう。また、その範囲の資料集や教科書を読み込んで知らなかった知識をノートにまとめ、後から定期的に復習するなどすることで、知識を少しづつ固めて行くことをオススメします。
つまり、「問題で出てくる度に復習」することを意識することで、たくさんの問題演習を積めばこの種の問題できちんと正解へたどり着けるようになると思います。
ちなみに、小手先のアドバイスとして、「全く~ない」や、「全て~する」などと言い切っている選択肢は間違っていることが多いです。(あくまで傾向ですが)
以上が複数選択問題への向き合い方と対策になります。繰り返しになりますが、やはり知識は地道な繰り返しによって身につくものだと思います。大変な道のりになるかもしれませんが、影ながら応援しています。頑張ってください💪
コメント(1)
にり
いつも自分が知らないだけでこれも正解かもって選びまくってました、、演習も意識しながら頑張りますありがとうございます!