長文が読めない
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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早稲田の文化構想、教育を志望しています。
先日早稲田の文学部の長文を読みました。文章自体は500弱くらいで、長いわけでもないし知らない単語がたくさんあったわけでもないし、文の意味を訳すことはかろうじて出来るのですが、テーマが途中からわからなくなりました。第1パラグラフで示されたテーマと、最終パラグラフでは大きく話が変わっていて、繋がりが分かりませんでした。
夏休み中は基礎を固めようと思って、ネクステやポレポレを周回してます。1日1題解いているやっておきたい500も、そんなに難しいと思ったことはありません。でも、このままこの勉強をしていても、二次試験の長文は読めないのではないかと不安です。解決策はありますでしょうか?
回答
まさのら
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは、現在早稲田大学商学部に通うものです。
自分も受験生のころ、上智の過去問を解き始めた時同じような壁に当たったのでお力になれれば、と思い回答させて下さい。
長文の論旨がわからなくなってしまうというのは、質問者さんの勉強方が特に間違っている、というわけではありません。早慶上智レベルの大学になると、単語や文法、構文力があっても太刀打ちできない壁に当たることがあります。これを克服するには論理的な文章の読み方を身に付ける必要があります。
具体的な方法を説明します。まず、英文を読む際、最初の段落(たまに2.3段落までいくこともある)がその文章の大枠を示すので、〜〜の話をしていくのだと注意しておきます。
次に、各段落を読み終えるごとに軽く頭の中でこの段落はこのようなことを説明していたのだと整理します。メモを取っておくのもありです。いわゆる段落読みですね。筆者は伝えたいことが変わるために段落を変えるので、段落一つ一つにそれぞれの意味があります。
それを繰り返しながら、読み続けることで論旨が変わってももう一度読み返すような時間のロスはうまれません。
また、論理的な文章の読み方をしても、日本語訳を読んでも、理解し難い時も出てくるでひょう。それは背景知識不足によるものです。
その話を理解する上である程度の知識がないと、真新し過ぎて情報量がパンクして内容が入ってこないのです。
それを克服するには、たくさん英文を解いて色々な世界を知るしかありません。
長々と説明しましたが、以上の2点がこれからの過去問を解く上で必要になることだと思います。たくさん問題を解いて実力を上げていってください!
コメント(2)
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回答ありがとうございます!大変参考になりました。
要旨を捉えて読む訓練をするのは、過去問演習からで間に合いますか?10月後半くらいから過去問に入りたいと思っているのですが、今の時期から過去問演習前までに、やっておくべきことはありますか?
まさのら
今の問題演習する時期から心掛けておいた方がいいと思います。簡単な文章ならばそうせずとも解けてしまうでしょうが、今のうちから全ての問題で心掛けておけば過去問を解く頃には使えるようになっているでしょう。