過去問に取り掛かる時期
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タイトルの通り過去問に取り掛かる時期がわかりません。第一志望が慶應義塾なのですが、併願として青山学院など受けようと思っています。なので青山学院の過去問をなるべく早く合格点が取れるようにしたいのですが今から取り組んでも大丈夫でしょうか?また、〇〇の英語15ヵ年などもいつ頃から取り組むのがおすすめでしょうか?回答お願いします。
回答
pokopoko
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
初めまして!pokopoko と申します。
勉強お疲れ様です!
結論から言わせていただくと、私はあまり早くから過去問に手を出すことをお勧めしません。
しかしながら、もちろん質問者さんの状況にも応じて変わってくることので条件ごとに分けながら説明させていただきます!
まずは基礎事項の定着度です。
言うまでもないかもしれませんが、基礎事項とは英語であるならば単語や文法ですし、国語なら文学史に対する知識や間違った選択肢の判別方法、数学なら一般的な解法を一通り思いつくかなどが挙げられると思います。
英語を例に挙げて説明しますと、入試では全ての単語がわかるなどと言うことはほとんどなく、知ってる単語から文脈を読んだ上でわからない単語は類推して読み取っていく力が必要だと思います。
基本的な単語力が不十分なままで過去問に手を出してしまうと、どの単語を類推しなければならず、逆にどの単語は知識が足りないだけで知っていなければならないものなのかがわからなくなってしまいます。
同じことが数学や国語、地歴にも言えて、自分の中に確実に入れて置けなければならないものとそうでないものを区別するためには基礎の確立が何よりも優先される必要があります。
次に過去問を解く学校の志望順位ですね。
質問者さんの場合は慶應義塾大学が第一、青山学院大学が第二志望ということなので、いわゆる安全校に青学を据えるために早めに青学に受かるだけの力をつけたいという気持ちはわかりますし、その考えは正しいと思います。
慶応に比べると難易度は少々下がるため、合格に必要な基礎力が完成するのも早くなります。そのため、慶應よりは早めに過去問に手を出して問題ないです。
一方で、当然受験問題の傾向というのはどんどん変化していくものなので、(特に〜の何ヵ年では顕著)過去問を解く際には直近の2,3年分は解かずに残しておき、直前期の仕上げと確認に使うのをお勧めします!
ただし!!
直近の数年でがらっと出題形式が変わっているなども起こりうるので、問題は解かずとも傾向の変化が起こってないかなどは前もってさらっと見ておく必要があります。変わっている場合は必要に応じて対策を講じることも忘れずに!
どうせ数分見ただけの問題なんて時間が経ったら忘れるので、仕上げの時に影響することはないので安心して見てください笑
また、塾に通っているかどうかによっても計画を変える必要があると思っています。塾で大学別の対策講義などがあるのでしたら問題ないのです。しかし、そうではない場合やそもそも通ってない場合は演習量が必要とされている直前期になって優秀な演習用問題がたりなくなってしまう可能性が大きいです。
文系科目の場合は一度文章を読んだことがあるだけで本番の再現が難しくなってしまうので、なおさら過去問の開始時期を遅めにすることをお勧めします。
少々長い文章にはなってしまいましたね。
まだまだ長くて大変なことも多いかもしれませんが、質問者さんが自分の力を十二分に発揮して充実したキャンパスライフを送れることを微力ながら応援しています!頑張ってください!!!
コメント(2)
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回答ありがとうございます!自分の今のレベルで言うと、英語が少し心配です。直近の模試では、そんなだったのですが成績のばらつきが目立ちます。なのでとりあえずは基礎を徹底したいと思います!
pokopoko
参考にしていただけて幸いです。自己分析がきちんとできていているのが質問者さんの長所だと思います!おっしゃる通り、成績のばらつきには大なり小なり基礎力の不足が理由であることが多いので、これからも自己分析を欠かさずに頑張ってください!