UniLink WebToAppバナー画像

慶應義塾大学法学部 法律学科と政治学科の違い

クリップ(2) コメント(1)
4/20 18:22
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

ぷく

高3 東京都 早稲田大学法学部(68)志望

少し調べてみましたが、法律学科は年に単位が取れる上限があるようで政治学科にはそれがなく、1.2年生の時に頑張れば3.4年生の時には好きなことに取り組める。また政治学科の方がテスト?などが楽なども聞きました。 僕は法律に興味があり法学部を目指してますが、政治にも興味があります。ここで質問なのですが、この2つの学科で受けられる講義は違うのでしょうか?法律学科でも政治の講義が単位取得できたりしないのでしょうか?また政治学科でも法律の講義で単位取得が採れたりすることは可能でしょうか?
この相談には2件の回答があります
 こんにちは、慶應の法学部法律学科に通っているtonaです。以前別の方の「小論文のネタ集め」という質問にお答えさせていただいた時に、小ネタ的に少し話したことをより詳しく書こうと思います。形式的にはそちらの回答にあるものと似ていますが、より詳しく書きましたので、ぜひお読みください。少し長くなりますが、ぜひお付き合いください。    まず、大まかに学科の違いを話していきます。その上で、質問にお答えしていこうと思います。    ハトさんがおっしゃったように、法律学科と政治学科の2つ学科で学ぶ内容は異なりますが、受験という点では大差ありません。試験は同日に行われるので、いずれかを選ぶ必要があり、大学で実際に学ぶ内容を想定して選ばなければなりません。  まず、大学の授業は①一般教養科目、②語学科目、③専門科目に分かれます。  ①一般教養は、様々な分野に及び、入った学部によらず取れたりします。例えば、受験でも使うような歴史などです。この後、少し話すのですが、慶應はキャンパスが1・2年生と3・4年生で変わります。そのうち、一般教養は基本的に1・2年生のキャンパスでしか取れません。なので、1・2年生で卒業に一般教養として必要な単位数を取ります。それができなければ、3・4年生のキャンパスからその単位をとりに来ることになります。  ②語学はその名の通りです。慶應では英語と自分で選んだ第2外国語というものを必ずやります。このうち第2外国語からクラスが決まります。そして、経済学部と法学部では1年生と2年生の間に単位を取り切ることが、基本になります。いわゆる、必修科目とも呼ばれるものです。したがって、単位を取れなければ3年生・4年生になっても授業を受けることになります。(大学生のリアルを知ると、勉強のモチベーションになるかもしれないので、少し雑談します。1・2年生は日吉、3・4年生は三田のキャンパスに通います。この2つのキャンパスはそれなりに距離があるのですが、外国語の単位を落とすと強制的に日吉で授業を受けなければなりません。コロナ禍でオンラインのものも昨年までは多かったのですが、現在は対面の授業も再開されているので、2つのキャンパスの移動はほぼ確実になります。この日吉に来ることを来日、と言ったりします。語学をおとしても進級はできるので、来日される方はまあまあいます。)  語学に関しては少し特殊な点があるので、それを少し話したいと思います。まず、入学前のどこかのタイミングで学びたい言語を選択します。スペイン語やフランス語など種類は結構あります。仮にスペイン語を選んだとすると、大学側からこの先生のスペイン語を取ってください、と言われます。それによってクラスが決まります。このクラスというものは、語学によって分かれる以前に、学科によっても異なります。なので、法律学科のA組と政治学科のA組が存在します。慶應は基本的にクラス単位というより、部活やサークルで仲良くすることが多いので、問題はあまりないのですが、仮に入学前に同じ学科の友達と、同じ語学を選んでいても、習う先生が異なり、クラスも違う可能性が高いです。そのまま1年生を終え、2年生になるとそのクラスを維持したまま、別のスペイン語の授業を選びます。ただ、選ぶスペイン語の授業は自由なので、1年生で別のクラスだった人と同じスペイン語の先生に習うことが可能となります。ここから先が特殊になるのですが、法律学科と政治学科もミックスになります。なので、学科が違う同じサークルの人などと、同じ授業を取れるようになります。(こういったこともクラス全体としては固まりにくい理由だと思います。)  ③専門科目というのはそれぞれの学部に関わる専門性の高い科目たちです。法学部でしたら、憲法、民法、刑法と言った科目でこれらも必ず取らなければならず、必修科目となります。この専門科目が法律学科と政治学科で異なるのです。  法律学科はその名の通り、法に通ずることを4年間やり続けます。もちろん先ほど言った一般教養として、面白そうな授業を受けることができますが、他は法律で埋め尽くされていきます。授業では、六法をもって法律に関するなかなか難しい内容を学びます。結局、就職される方々のほうが多いのですが、その性質上、司法試験合格を目指す方々も多いです。  一方、政治学科は専門科目で法律だけでなく、政治に関するようなことも学びます。そして、これが結構大事なんですが、法律系の必修が法律学科よりだいぶ楽に単位を取れます。他の必修となる専門科目も割と楽に単位を取れるイメージです。なので、政治学科の方々はより、THE•大学生という言葉が似合い、いい意味で遊んでいる印象です。(私は法律学科なので、嫉妬しているだけと言ってしまえば、それまでですが…彼らが羨ましいです。)とはいえ、こんなものは偏見で、自由に遊ぶのはその人次第です。  概説が長くなってしまいましたが、ここから質問にお答えしていきます。 Q1: 学科によって学ぶことのできる内容が異なるか? A: 先に述べた①一般教養、②語学、については大差ありません。ただ、③専門科目については、同じ学科の人と似た取り方をすると、学科によって大きく差が出ます。そして、同じ名前がついていても教授が違っていたりします。例えば法律学科で必修科目である刑法などは、政治学科にも設置されています。教わる内容に大差はないですが、基本的に各学科で教授が異なり、テストなどの単位を取るときの求められるレベルが少し異なります。この場合は、必修科目とされている法律学科での方が厳しく見られるはずですが、普通に授業を受けてテストを受ければ、単位を落とすことはないです。もちろん、授業によっては学科が逆になるものもあります。 感覚としては、狭い分野(法律系)を深く学ぶのが法律学科で、さまざまな分野をより広く浅く学部ことができるのが政治学科です。法律の研究や司法試験合格などを目指すことを想定し、法律系を学ぶことに注力したいのであれば、法律学科をおすすめしますが、基本的に就職などを目指すのであれば、政治学科で良いと思います。私の政治学科の友人の1人は会計士試験合格を目指しており、法律と少し離れたことに挑戦しています。一例でしかないですが、政治学科の方が将来に対しての自由度は高めではあります。隣の芝は青いなんて言いますが、法律学科にいると、色々できる(ように見える)政治学科がとてもよく見え、羨ましかったりします。 結論ですが、学科の友達などと同じように授業を取ったりすると、講義の内容は異なりますが、気持ち次第では学びたいことをある程度自由に選べます。 Q2: 法律学科でも政治系の単位が取れるか? A: 可能です。1・2年生の基本的な内容は、一般教養として扱われます。これは政治学科の方々が受けるものとは別で、他の経済学部・商学部・文学部の方々と同じように受けます。3・4年生では少し異なるのですが、説明が難しいため割愛させていただきます。年によって、毎年続いていた授業が、急になくなることもありますが、内容を見た上で選ぶことは可能です。 Q3: 政治学科でも法律系の単位が取れるか? A: こちらはもちろんです。法学部なのですから、大学の方針としても学生がある程度法律について学ぶことを前提とします。ただ、法律学科とは取る授業が異なり、教授が異なることもあります。  前半が長かったので、質問にはサクッとお答えする形となりますが、大体これで伝わるかと思います。何か追加で質問等あればコメントをつけておいてください!  ちなみに全然関係ないですが、私は現在三田で商学部の授業を、商学部の方々と受けたりしています。授業によってはそんなことも可能になります。  改めまして、ここまで読んでくださってありがとうございます。大学生となる自分の姿や大学のことを具体的に想像するのは、モチベーションの維持にとても大切だと思います。今回の回答がその一助となれば幸いです。
慶應義塾大学法学部 tona
7
1
慶應法学部法律学科の学生です。 順番にお答えします! 1. 法律学科・政治学科のどちらも、1年間に履修できる単位数の上限はあります。 それを超えて履修することはできますが、卒業単位としては認められません。 2. 1,2年で頑張れば3,4年の授業が少ないのはどちらも同じです!ただ、法律学科3,4年の授業は2時間連続の物があり、テスト範囲も広いので、断言はできませんが政治学科の方が少し単位を取りやすいかもしれません。 3. 受けるべき講義が違うという感じです。 法律学科は、政治に関する講義を受けて単位を取ることはできますが、受けなくても卒業できます。 政治学科は、憲法や民法などに関する基礎的な内容の講義が必修になっていたと思うので、法律の講義を受けて単位を取らないと卒業できません。法律学科が受ける法律の授業に混ざるわけではなく、政治学科向けの講義になります。 他に質問があれば送ってください!
慶應義塾大学法学部 falcon
2
1

回答

回答者のプロフィール画像

falcon

慶應義塾大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
慶應法学部法律学科の学生です。 順番にお答えします! 1. 法律学科・政治学科のどちらも、1年間に履修できる単位数の上限はあります。 それを超えて履修することはできますが、卒業単位としては認められません。 2. 1,2年で頑張れば3,4年の授業が少ないのはどちらも同じです!ただ、法律学科3,4年の授業は2時間連続の物があり、テスト範囲も広いので、断言はできませんが政治学科の方が少し単位を取りやすいかもしれません。 3. 受けるべき講義が違うという感じです。 法律学科は、政治に関する講義を受けて単位を取ることはできますが、受けなくても卒業できます。 政治学科は、憲法や民法などに関する基礎的な内容の講義が必修になっていたと思うので、法律の講義を受けて単位を取らないと卒業できません。法律学科が受ける法律の授業に混ざるわけではなく、政治学科向けの講義になります。 他に質問があれば送ってください!
回答者のプロフィール画像

falcon

慶應義塾大学法学部

28
ファン
7.4
平均クリップ
4.5
平均評価

プロフィール

慶應義塾大学法学部(現役・独学) 塾講師として主に大学受験の英語を担当しています。 センター英語200点・TOEIC 960

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(1)

ハト
4/20 19:14
回答ありがとうございます! 上限があるのですね、、、それは法律、政治共に上限数が同じでしょうか?政治の方が上限はあるが多く取れるみたいなことでしょうか? 人によると思われますが政治の方が卒業しやすいというのは多少の差ということですかね、 法律学科でも政治の分野が取れるならば法律にしようかな、と思っております!

よく一緒に読まれている人気の回答

慶応法学部の学科間の違い
塾生はみな、法学部法律学科のことを法法と呼び、法学部政治学科のことを法政と呼びます。 以下、この呼び方に倣いますね。 法法は、法律専攻です。司法試験とか受けるのは法法の人達です。必修に組み込まれるのもそういった法律関係のものが多くなっています。憲法とか民法とかですね。 法政は、政治関係を学びます。法律についての必修もありますが、政治関係の必修もあるようです。社会学やマクロ・ミクロ経済学なんかをやってます。 そして、法政の方が、将来的な広がりが広いので、法法よりも人気です。また、法政の方が授業が楽という観点でも、人気があります。それなので、内部生の成績優秀者は法政にいく傾向が強いです。また、入試の際の得点も、法政の方が5点ほど高いといわれてます。 自分、商学部なんでこれくらいしか分からないですが、ぶっちゃけ重要な違いはこんな感じだと思います。 余談ですが、慶應法学部にはフェニックス制度ってのがあって、他学部よりも留年しにくくなってます。これも内部生に法学部が人気のある理由の一つです。気になったら、ググってみてください。
慶應義塾大学商学部 タイ
7
1
受験校選び
受験校選びカテゴリの画像
慶法受けるべき、、、?
慶應法学部政治学科の者です。 三日連続受験というのは、体力的に、無理とは言い切れないスケジュールなので、受験日が続くからと言って受験を諦めるほどの日程ではないと思います。(もちろん連続である以上大変になるのは事実です) 対策に関しても、今からならまだ間に合うと思ってしまいます。この時期に併願や私立の滑り止めを決める人たちは山ほどいるわけで、その視点で行けばまだ間に合います。受験科目が全く違うものばかりになる、というのであれば、それは控えた方がいいかもしれません。そこだけでは決めるのはもったいない気もします。 だから、法学部で(政治に興味があるとおっしゃるので、政治学科を受ける可能性が高いとしてお話しします)何をしたいか、を考えて決めるのはいかがでしょうか。 例えば、法学部政治学科(略して法政というので、以下法政とします)のゼミには、他学部を受け入れているところもたくさんあります。文学部の人が西洋外交のゼミにいる、といった例もあるようです。それで済むのであれば、文学部入学を狙うのでもいいようにも思います。sfcはキャンパスが変わるのでなんとも言えませんが、日吉にきて授業をとっている人も多いので、政治系の授業を受けるのは無理では無いと思います。 逆に、法学部には、副専攻制度といい、人文科学系や自然科学系のゼミ形式の授業を受けて最後に卒論を書けば、副専攻として認めてもらえる制度があります。法政で基礎的な政治を学び、文学部やsfcでやりたかったことに近いものを副専攻でやれば、とことんそちらを学ぶこともできる環境にあると思います。よければ、政治系のゼミで他学部を受け入れているところはないか、慶應法学部の副専攻で魅力的なものはないか、調べてみてください。 少し変わった返答になってしまいました。 時間もあまり残されていない中で決断するのは難しいかもしれませんが、法政に関しては詳しいし、やはりその3択から答えを今すぐに出したいというのであればいくらでも相談に乗りますので、コメント欄でもメッセージでもご相談ください! 良い決断ができるよう応援しています。
慶應義塾大学法学部 Datty
1
1
受験校選び
受験校選びカテゴリの画像
小論文のネタ集め
こんにちは、日々さまざまな勉強を頑張られていることと思います。本当にお疲れ様です。本番まで気を張り続けるのは、とても大変ですから、適度な息抜きもしつつ、是非とも合格まで走りきってください。  私は、法学部に所属しておりますので、①小論文の参考書の事、②小論文の全体に通じる基本的な事、③法学部の小論文の事、についてを法学部的な視点でお話しさせていただこうと思います。質問の答えは①だけですが、小論文の話を②、③で書きましたので、ぜひお読みください。また、法学部の試験の前提として、小論文より英語・社会の方が大切だということがあります。このことは、小論文の話をした後に(参考までに)の所に書きますので、気になればよんでください。  ①まずは、ご質問にもあった、参考書の事です。基本的には必要ないと考えています。私は、参考書などは買いませんでした。小論文は、文章を読む(理解する)こと、本文や書く内容をおおまかに整理すること、問題の指示に従って書くことの3点が大事になります。このうち、参考書を買うメリットとしては「書く」練習ができる。その一方、社説のメリットはジャンルを問わず様々な文章に触れることができる、ということだと思います。つまり、自分にとって何が必要かを考え、その上で方針を取らなくてはいけません。なので、現段階では、まず過去問を本番の時間で、1つやってみることをお勧めします。新しいものは直前期にやると思うので、5年前くらいの少し古めのやつでいいと思います。そうすると、時間が厳しいことがわかります。その原因が読むことなのか、書く前の整理が間に合わないことなのか、書くことなのか、を知ることが大切です。多くは考える時間が多くなってしまい、書き切ることができないことが原因です。この場合は、読んでいる時間で、そもそもうまく読むことが必要で、内容をまとめつつ(要旨となることを探しつつ)読むことが必要です。私はこれを過去問だけで済ませたのですが、あまりにも時間が足りない場合は、問題演習形式でやる参考書が良いかと思います。私の友人で「小論文これだけ-法・政治・経済編-」というのを使ったことがある、という話は聞きましたが、多くの人は書けるものだけ書いた、というような状態でした。繰り返しとなりますが、そういったことこと含め、自分の状況を知るため、とりあえず一度過去問は解くべきかな、と思います。まとめると、私個人の意見としてはいらないと思いますが「小論文これだけ-法・政治・経済編-」に関しては使った合格実績はあるので、買っても良いかと思います。  ②小論文全体に通ずる事ですが、経済学部も法学部もあまりジャンルにこだわりすぎると失敗します。ある程度共通している部分はあるので、社会問題に絡んでいるものや法、政治、経済に関わるものは何でも出る、と考えて良いです。形式的な部分(時間、文字数)は大体決まっているので、そこは対策が必要ですが、それは直前期で良いと思います。①にも書きましたが、書く内容を整理することに意外と時間がかかります。普段から社説を読むとしても、大体6000字の文章の要旨を400字程度でまとめること、を意識すると良いと思います。あとは過去問を定期的に(月1、2回程度)やり、直前期に書く練習を増やすことが大事です。学校の先生などに添削をお願いできると尚良いですが、できなければ、赤本などの答えを見て、学んでください。ここで大事なのは、赤本などの解答は基本的にレベルが高いので、完全に再現できる必要はありません。あれを本番で書けたら、逆に人間であることを疑います。ただ、要旨ではこんなこと書けるんだな、意見も上手いこと書いてるな、ということを知るくらいで十分です。  ③法学部の小論文を見ると、人権(憲法で扱う権利)に関わる内容が特に多いと思います。とはいえ、法に関する知識がないと解けない、ということは全くありません。年度によって問題の内容は変わりますが、本文を読んでまとめ、それを自分が言いたい話に適用できるか、ということが大切です。法学部の考え方として、法の基本的な知識を学んで使う、ということは前提としてありますが、同時に「あるものから論理的に何が言えるかを考える」ということも大切です。他にも大事なことはありますが、この後者の「あるものを論理的に使う」ことが小論文で求められている能力かな、というのが私の考えです。論理的に文章が間違えていないか、特に文章の要旨として書いたものが本文を論理的にまとめるものになっているか、容姿から自分の意見を書く時に矛盾はないか、そういったことを気にしてください。  だいぶ答えが長くなり、分かりづらい文章かもしれませんが、申し訳ありません。(法学部名乗れないですが、夜ガンガン書いたということで許してください…)  質問の答えとしては、①だけで十分ですが、他にも言いたいことを書いてしまいました。参考になれば幸いです。この後は、元の質問からはだいぶかけ離れますので、読む時間があれば読んでください。受験には役立つと思います。     この先、大変なことも多いと思います。つらい時は、近い未来の自分が楽しむ姿を想像して乗り越えてください。心から応援しています! (参考までに) 法学部試験全体や少し大学の話  ここからは最初の方で述べた、法学部の試験の前提となることを書きます。もしかすると、ご自分で調べられたり、様々な方から聞いているお話の繰り返しになり、お節介かもしれませんが、せっかくですので、少しお付き合いください。  法学部は英語200点、社会(世界史または地理)100点、小論文100点、の計400点満点となります。ここで大事なのは、英語と社会で一定の点数を取らないと小論文の採点はされない、ということです。いわゆる、足切りってやつです。慶應が出している合格点を少し調べると出てきますが、「『論述力 』は『外国語 』および『地理歴史(日本史・世界史)』の合計点 、および『地理歴史(日本史・世界史)』の得点 、いずれもが一定の得点に達した受験生について採点し3科目の合計点で合否を決定しました。」(参照:慶應義塾大学2021年度一般選抜得点状況)とありますので、そのうちの最低点付近が足切りと考えて問題ないと思います。(例えば、2021年の社会ですと、40点~50点前後と考えて良いと思います。)ですので、本番までの時間を考えると、英語と社会をメインでやり、小論文は人並みにできるようにしておく、というのが目標となります。特に社会はとんでもない問題が出てきて、国公立受験生とはいえ全く太刀打ちできないものも多いです。ミヤビさんは得意科目が英語ということもありますので、英語で稼げると、合格は確実になります。(どうでもいいですが、私の話をさせていただくと、私は英語が得意なものの、世界史が絶望的という状況でした。なので、本番ではなんとか世界史が足切りを超えることを祈りつつ、本番を迎えました。受験は2020年度です。結果蓋を開けてみると、自己採点なのでマークミスがなければの話ですが、英語が満点で世界史も60点ほど取れており、この時点で合格していました。こういったことは理想ですが、目指すのは悪くないと思います。)  また、法律学科と政治学科の2つ学科があり、大学で学ぶ内容では大きく異なりますが、受験という点では大差ありません。とはいえ同日に行われるので、いずれかを選ぶ必要があるので、大学で実際に学ぶ内容を想定して選ばなければなりません。  通常、大学の授業は一般教養科目、語学科目、専門科目に分かれます。  一般教養は、様々な分野に及び、入った学部によらず取れる科目です。例えば、受験でも使うような歴史などです。  語学はその名の通りです。慶應では英語と自分で選んだ第2外国語というものを必ずやります。このうち第2外国語からクラスが決まります。そして、経済学部と法学部では1年生と2年生の間に単位を取り切ることが、基本になります。いわゆる、必修科目とも呼ばれるものです。したがって、単位を取れなければ3年生・4年生になっても授業を受けることになります。(大学生のリアルを知ると、勉強のモチベーションになるかもしれないので、少し雑談します。1・2年生は日吉、3・4年生は三田のキャンパスに通います。語学は日吉で1・2年生の間に取ることが基本です。コロナ禍でオンラインのものも昨年までは多かったのですが、現在は対面の授業も再開されているので、語学の単位を落とすと、2つのキャンパスの移動は確実になります。この日吉に来ることを来日、と言ったりします。語学を落としても進級はできるので、3年生からメインのキャンパスが三田で、来日される、という方は結構います。)  最後の専門科目というのはそれぞれの学部に関わる専門性の高い科目たちです。法学部でしたら、憲法、民法、刑法と言った科目でこれらも必ず取らなければならず、必修科目となります。この専門科目が法律学科と政治学科で異なるのです。  法律学科はその名の通り、法に通ずることを4年間やり続けます。もちろん先ほど言った一般教養として、面白そうな授業を受けることができますが、他は法律で埋め尽くされていきます。授業では、六法をもって法律に関するなかなか難しい内容を学びます。その性質上、司法試験合格を目指す方々も多いです。  一方、政治学科は専門科目で法律だけでなく、政治に関するようなことも学びます。そして、これが結構大事なんですが、法律系の必修が法律学科よりだいぶ楽に単位を取れます。他の必修となる専門科目も割と楽に単位を取れるイメージです。なので、政治学科の方々はより、THE•大学生という言葉が似合い、いい意味で遊んでいる印象です。(私は法律学科なので、嫉妬しているだけと言ってしまえば、それまでですが…彼らが羨ましいです。)とはいえ、こんなものは偏見で、自由に遊ぶのはその人次第です。  長くなりましたが、こんな感じで大学生になる想像も膨らませながら、ぜひやりたいことができる学科を選んでください。  改めまして、大学のことなども多く書いてしまい、質問の答えとして十分かも少し怪しいですが、大学生になり、楽しむことを勉強のモチベーションの1つとしていただき、ここから本番まで勉強を頑張ってください!  読んでくださってどうもありがとうございました。
慶應義塾大学法学部 tona
27
6
小論文
小論文カテゴリの画像
法学部と政治経済学部政治学科について
法学部は、基本的に法律や憲法の事例や適用条件を勉強します。 政治学科では、法治国家は選択肢の一部としか考えず、幅広い政治形態を政治思想家の思想を通して包括的に学んでいきます。 法学部は、本当に法をメインに学ぶので、法曹や官僚になるのにはオススメです。 政治学科では学問としての政治学を学びます。政治とは何か、国家とは、権力、自由とはと本質的なところを学びますし、数学を使った分析を行う時もあります。 また、入ってからの大変さだと圧倒的に政治学科をオススメします。必修授業は法学部に比べて少ないですし、覚える事もそこまで多くありません。 どちらもやる事が全く異なりますので、選ぶときは自分が将来どうなりたいのかに注目して選ぶと良いでしょう。 受験の対策としては、英国はとにかく文章がきちんと読めるようになる事、これに尽きます。入学してから大量の文章を日本語や英語で読む事になりますので、今のうちから訓練しておく事です。 健闘を祈ります。
早稲田大学政治経済学部 パトリシア苑子
11
1
不安
不安カテゴリの画像
慶應複数学部
当方、早稲田ながら失礼いたします。 結論から申しますと、逆はあまりないと思います。 なぜなら、文の英語はそこまで難易度が高くないからです。 解いてみればわかると思うのですが、慶應文は早慶の中でも難易度は高くない方に入ると思います。というのも、 ・2時間という緩い制限時間 ・辞書を使える という点から、読みにくくないからです。 しかし、記述問題は表面的な読解では解けず、文章を本質的に理解することが求めれますし、英作もあります。 対して法は圧倒的に難しい単語など、難易度は極めて高いと思われます。 故に文第一志望で法に受かる確率はそこまで高くないと考えます。 さて、具体的な対策法に関してですが、質問者様は学習は進んでいる方だと何となくお見受けしてます。 なので、時間はありそうですから文と法両方同じくらい力を入れて対策するべきなのではと思います。 勿論、それぞれ個別に対策を考える必要はありますが、文は基本的に過去問を繰り返し解いていけば解決されると思います。(勿論、記述は添削を求める必要があります) また、法を解くことが、文学部の対策にもつながりますし、文を解くことが法の対策にも繋がると思います。(文で出てきた単語が法にも出たり) 結論、今までの英語の勉強の仕方(文法と長文の比率など)は変えず、文学部の過去問を追加で法と同じくらい頑張るのが良いかと思います。
早稲田大学商学部 やかやかさん
4
1
英語
英語カテゴリの画像
大学名と学部
こんにちは、現在早稲田大学商学部に所属する大学二年生です。進路選びは本当に大変ですよね。とくに、質問者さんの状況はとても難しいと思います。一般受験をして、法学部の友人らがいる身としていくつかアドバイスできればと思い、回答させていただきます。 長文になる気がしますが、お付き合いしてくださると幸いです笑 まず、法学部はほかの様々な授業を学べるのかという点に関してですが、正直なところ、少し難しいところはあります。 具体的に説明すると、法学部以外の学部は卒業に124単位が必要となります。年間で最大取得できるのは40単位になります。 しかし、法学部の場合ですと、卒業に136単位必要となり、年間上限単位は44となります。つまりは他の学部に比べて卒業が大変だということです。また学ぶ量も膨大ですので、実際、私の友人も試験前は無になって勉強しております笑 ただ、他学部の興味ある授業を取ることはできます。 商学部志望で落ちてしまった法学部の友人は、毎期商学部の授業を1つ必ずとって、ビジネスに関することを学んでいます。 これらの観点から、他の分野のことも学ぶことはできなくないが、法学部の方の勉強が直前期でとても忙しくなるのと、結局法学部は法学に縛られることが多いのが現実だと思います、 次に、指定校についてですが、自分が気にしなければ特には肩身がせまい等は感じないか、と思います。 現実的なところ、所属するサークルや付き合う友人関係等の雰囲気にもよるところはあります。(そういうのを気にする人はずっと気にします) 学部にもいえることですが、入学して少しの間は新歓期くらいまでは、一般かどうかや、学部がどこかで相手を判断するような雰囲気は、あるにはあるかなと思います。ただ、半年もたてばそれらは忘れて接することができるでしょう。 付け加えていうならば、指定校推薦は成績が高校に送られる等で勉強で忙しいと思います。更に法学部となるとまた大変かと思います。 以上のことから、質問者さんが1つのアドバイスとして、考える判断材料になれば、と思います。 余談にはなりますが、私自身としては、質問者さんが早稲田を狙える実力があるならば(指定校で法学部もらえるならあるかとは思いますが)、思い切って受けたいところを受ければ、これからの人生において後悔しないと思います。もちろん、受験をすると固く決意したならば、落ちることのないよう本気でやることが大切となります。そこからは、このアプリを使っていただき、私のような早稲田生からたくさんのいいアドバイスをもらってください。 また、もし一般受験をなさるなら、社会科学部も受けることをオススメします!理由としては、文化構想と同じように、他学部よりも単位の決まり等で自由度が高く本当に色々なことを学べます。また文化構想学と比べてよりイメージしやすい学問(政治学、法学等)を学んでいる学部でもあります。 多くのことを述べましたが、もし一般受験をなさるなら心より応援しておりますし、指定校推薦を選んでも、早稲田に来てくださることを心よりお待ちしております。
早稲田大学商学部 まさのら
4
0
受験校選び
受験校選びカテゴリの画像
文学部との併願について
こんにちは。 私がまさにあなたのおっしゃるケースなのでお答えさせていただきます。 私も質問者さんのように大学では英文学をやりたい!と思い、慶應の文学部をずっと目指して勉強していました。 ただ残念ながら、文学部には合格をいただけず法学部に進学することになりました。 確かに法学部のほうが偏差値は高いです。しかし、私は偏差値が文学部より高いから一応受けてるみるか、というより、質問者さんと同様数学がまったくできず、数学が受験に必要、または入学後少しでも必要になってくる学部は避けたくて法学部を併願しました。 第一志望は文学部でしたが、どうしても慶應にいきたくてこういう行動をとりました。 私の場合、ずっーと文学部の問題の対策ばかりやっていたのに合格できず、法学部に受かったのは、問題との相性、そして私のセンスの問題だと思っています。 私の思考は自分が思っているより論理的で、法学部向きだったのかもしれません。 法学部を受けることはメリットしかないと私は思います。文学部の問題だけでは物足りなくなってきて、何かもっと自分の力を伸ばしたい!という人には法学部の問題を解く練習をすることはかなりのレベルアップにつながると思います。 ただ併願ですので、そこまで神経質になりすぎず、少し楽しみながら、これ私とけたわ〜!!みたいな感じで気分転換に解いてみるのもアリだと思います。 最後に法学部では必修が法律関係の科目なので、4年間法律を学ぶのですが、他にも選択科目としていろいろと科目を取れます。 私は文学、政治学などをとっています。 また偏差値が高いからなのか、他の学部より選択肢が多いように感じます。 学べる語学の種類、とれる授業のバラエティの豊富さなど、他学部よりも多くの選択肢、チャンスがあるように思います。 法学部を受けてみるのいいアイディアだと思います。 健闘を祈ります。
慶應義塾大学法学部法律学科1年 spade57
6
0
現代文
現代文カテゴリの画像
早稲田 他大学の授業
理工学部でもサークル活動を充実させている人はかなりいます。法学部は忙しくはありません。テストが難しいのです。むしろ授業は出席を取らないものが多く、普段は遊んでいる人が多いのです。ただテスト勉強は誰よりも早くから始めているので、その期間だけは少々忙しいと考えてもらえれば良いと思います。 なお、法律を学びながらその他のことも充実させたいのであれば、社会科学部をお勧めします。それなりに時間もとれてかつ法律を学ぶことができます。 後半の内容についてですが、あまり多くはありません。 ただ大学というのは自由なもので、モグリといって授業を取らずに勝手に授業に侵入して受けるというのが黙認されています。というか大教室の授業では教授は学生一人一人のことなど覚えていないので、バレません。なので授業をとらずに勝手に受けに行けばいいのです。 もちろんちらほらは真面目に授業を取っている人もいますので、取っているから変、とはなりません。安心してください。 それでは早稲田大学でお待ちしております。 ご武運を祈っております。
早稲田大学教育学部 ryo-san
1
0
受験校選び
受験校選びカテゴリの画像
早稲田 他大学の授業
法学部は確かに法学部内のサークルで友達作りを完結させている人が他学部より多いイメージはあります。 ただ学部内にそれほど法曹志望者が多いわけではないのでモチベーションはほとんどみんな変わらないです。 一般的なサークル活動が他学部よりもやりにくいかと言われればそれほどでもないと思います。確かに3年生になっても必修科目がたくさんあるというのは法学部の特徴ではありますが、両立できないものではありません。サークル活動を普段は一生懸命やっていていい成績をとっている人もたくさんいます。 私も体育会系のサークルで週5日活動していて、すごくいい成績、という訳ではありませんが単位を落としたことはありません。 オープン科目制度(他学部の科目が卒業単位に算入される制度)の充実もあって、法学部の人も他学部の授業を取っているというのはよく耳にします。 残念ながらf-Campus制度を利用している友人は私の周りにはいないのでコメントはできませんが、大学の時間割がかなり自由度が利くので(自分のスタイルに合わせた授業の組み方が可能なので)もし志があるなら積極的に利用できると思います! 実際授業がきつくて他のものを我慢しないといけない、両立できない、ということはないので安心して頑張ってください!
早稲田大学法学部 marlaw
3
0
受験校選び
受験校選びカテゴリの画像
早稲田 他大学の授業
こんにちは! 早稲田大学教育学部所属の3年がお答えします。 結論から申しますと、「法学部であってもサークルや他学部の授業に手を出すことはできるが、決して簡単ではない」となります。 私には法学部の友人が多くいるので彼らの様子を見ると、やはり試験前はかなり大変そうにしています。しかし彼らも法サーに加えてテニスやESSなど好きなサークルに所属して、普段は楽しく過ごしているように感じます。 もし、柚咲さんが法学部に強い執念がないのでしたら、他の学部に所属して法学部の授業をとることも一つの選択肢ではないかと思います! 実際に教育学部や政治経済学部の友人も法学部の授業を興味を持って受講していますし、私は文化構想学部の授業を今期受講しています。 他大学の授業を取っている人は身近ではあまり聞きませんが、個人的な見解としては興味のあるものが大学内の授業ですでに賄えているため他大まで足を伸ばさないだけではないでしょうか。つまり興味さえあればとることは全くもって問題はないと思います。 公務員志望であれば大学入学後、早くから準備を始めることをおすすめします。ぜひ、自分の目標に向かって頑張ってください! 応援しています。
早稲田大学教育学部 あいる
1
0
受験校選び
受験校選びカテゴリの画像