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小説の登場人物の心情の記述

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高2 京都府 上智大学志望

自分は次3年でマーチを志望しています。 最近模試で小説の登場人物の心情を記述する問題で深読みして回答が空回りすることが多くなって伸び悩んでいるのですがどうすればいいでしょうか。

回答

前右府殿

慶應義塾大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
小説で求められる能力は文学的才能ではありません。 読解力と論理的思考力です。評論文と同じです。 小説を趣味で読む時に物語の展開にハラハラしたり、主人公になり切って一喜一憂するかと思います。そういった読み方では大学入試の小説で点を取る事は難しいです。 主人公その他の登場人物には特徴があります。その特徴を客観的に分析し、この登場人物の性格ならこういった場面でこういった感情になるだろうなどと論理的に考える事が重要です。 ハラハラした展開でも強靭な精神力を持った登場人物は動揺しません。 戦争を体験している登場人物は戦地で人を殺めており、自分に幸せになる資格がないと思ってるパターンもあります。 このように登場人物毎に違う性格や考え方を客観的に分析して自分の主観を排して登場人物の心情を理解しなければなりません。 登場人物の性格や特徴が分かる表現に殊更注意し、問題文の要求にそれらを踏まえて論理的に答えられるかが勝負です。 解答の根拠となる心情は必ずしも本文中にあるとは限りませんが、登場人物の性格、特徴からして必然的にこう思うであろうということは必ず本文中から分かるようになっています。 解答を作成した後自分の主観が入っていないか確認し、本文中から誰もがその解答を導き出せるか考え、論理に飛躍がないか考えてください。 その後解答を確認し、自分の解答と客観的に、論理的に導き出された模範解答を比較してどの程度の読み取りが客観的かつ論理的なのかという感覚を少しずつ磨いていくと良いと思います。 自分の解答でも正解となるのかは中々自分で判断出来ないと思うので学校の先生に確認するのも有効な手です。 主観を排して客観的論理的に小説を読み思考する能力は問題演習でしか習得出来ないと思います。 また自分の受ける大学学部が求める論理的思考力を養う必要があります。 上記2点の理由から自分が受ける大学学部の過去問を遡れるだけ遡りながら主観を排して客観的論理的に小説を読解する力を養うのがベストかと思います。

前右府殿

慶應義塾大学法学部

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プロフィール

高2の夏英国偏差値40から現役で慶應法経済文商早稲田政経文文構商社学全勝 全科目偏差値90超を記録するほど圧倒的に文系3科目鍛え抜きました。 慶應法学部入学→転部して文学部を卒業し現在は東大の院生で、日本史学研究室にいます 某大手予備校で日本史の模試を作る仕事、過去問の論述の答案を添削をする仕事をしてます 高校時代東進に通っており東進でのバイト経験もあるので東進生の方は東進に関する質問もウェルカムです。 家庭教師の指導に関して 東大京大一橋東工名大、早慶に受かった生徒の指導経験があるので基本国語英語日本史小論文なら上記含め主要大学学部の過去問研究はしてあります。 家庭教師や東進の担任助手、模擬試験の問題作成などで得た知識や教え子の経験も踏まえて各科目に関する細かい勉強法ではない受験論に関する回答も行うことがあると思います。ただ私が直接経験してないことについて教え子の経験や受験業界の一般論を踏まえて回答することには賛否あるので今後どうしていこうか決めかねてます。

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

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センター小説の対策
お答えします! ゾエゾエさんは小説の語り部に自分を溶け込ませて、自分がまるでその語り部であるかのような視点に立ってはいないでしょうか?これは小説でやってはいけないことの1つです。語り部に自分を同一化すると、「私ならこうする」「僕ならこうする」と個々人の解釈で話を捉えてしまいますね。これが作者や作問者の意図との乖離を生みます。 つまり、大切なのは第三者の視点で小説を眺める事です。 それと、小説ではよく登場人部の心情が問われると思います。その問いの心情が のものか-のものかも考えてみてください。その -にあった心情描写が必ず文の中に含まれているはずです。そこをいかに見抜くかが鍵となってきます。 つまり、大切なのは心情の変化に着目する事です。 最後に大切なのは小説そのものを楽しむ事です!ただの問題文として考えるのじゃ楽しくないじゃないですか。だから、ぜひ内容も楽しみながら、でも感情移入はせずに問題に挑んでみてください。
早稲田大学文学部 グラス
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助けてください(現代文)
はじめまして。 現代文には評論と小説があります。それぞれのコツと対策について述べてみました。 まずは評論について。 評論ができるようになるには2段階あると思ってます。以下で説明します。 ①読めるようになる。 簡単に説明します。 難しい言葉や文字の多さに圧倒されることがあると思います。それに惑わされず、情報の流れを追うことが大切になってきます。情報の流れ方には大きくわけて3種類あります。反復と対比と因果です。 筆者には言いたいこと(主張)があって、それを伝えるためにその文章を書いています。人間言いたいことは何度も繰り返してしまう。筆者も人間である以上主張を何度も繰り返します。しかし同じ形では文章にならないので形を変えます。それが反復です。また同じ視点から主張を続けても説得力に欠けるので、対比させます。対比させた上で自分の主張の正当性を訴えます。大抵は二項対立です。さらに自分の主張の理由を説明することで、読者に納得させやすくします。これに因果は相性がいい。 したがって字面に囚われず、今情報がどのように流れているのか抽象化し、脳内で記号化しながら読む必要があります。この文と前の文は反復なのか対比なのか因果なのか。情報を抽出する訓練をしましょう。これができるようになったら自然と文章の言ってることがわかってくると思います。ただ全てがそうではなく、導入部分や余談といった重要な情報がほとんどないもあるのでそこは緩急をつけて読みましょう。 私がやっていた記号化のコツとして、1番の主張に線を引き、対比は記号をつけ、因果は矢印を引いてました。読みながらやると頭が整理されて読みやすくなります。あらかじめ自分ルールを作っておくと安心します。やってみて下さい。 あと一つ、逆接には気をつけましょう。Yes,but法なんてものがありますが、人間逆接の後に注目しがちです。筆者もそれを使ってきます。逆接の後には重要な情報が待っています。それが主張(あるいは主張し始める合図)だったり、今後キーワードになる定義だったりと一概には言えませんが、要注意です。 ②解けるようになる。 評論を苦手にする受験生は多いと思います。私もそうでした。よく数学や理科と比べて「答えがひとつじゃないから答えようがない!」と嘆いたものです。しかしこれは間違いで、試験科目である以上採点基準があります。それを満たしていなければ減点されるし、全て満たせば満点となります。現代文で点を取る時に重要となってくるのは、この採点基準を知ることです。 ありがたいことにこの採点基準というものはある程度パターン化しています。それをここで全部紹介は出来ないので、学ぶ方法を教えます。私も受験生の頃そのような内容が充実している参考書を色々探しましたが、なかなか望むものが見当たりませんでした。結局一番良かったのが、模試の解答です。 模試は大手予備校や企業が出している訳ですが、その名前を出している以上変な問題は出せません。したがってかなり質のいい問題が出されます。ここで質がいいとは、例えばセンター模試ではセンターの傾向により即しているということではなく、解答プロセスが分かりやすく解答が充実しているという意味です。変な知識やひらめきが必要な問題はいわゆる悪問であり、模試で出されると凄く業界から嫌がられます(よく予備校の先生が愚痴ってました笑)。また日本全国ですごい数の受験生が見るので、より客観的で妥当性のあるプロセスで解答が導かれます。そのプロセスはたくさんの人が見て納得できるように丁寧に書かれています。よって初学者は模試の過去問を読んで、採点基準はどのような箇所に与えられるのか、それぞれの採点基準はどのように解けばいいのかを身につけていくのが効率が良いと思います。引き出しを増やしましょう。 次に小説について。 何よりも大切なことですが、小説の読解は「登場人物の気持ちになれ」という文句が常套句になっていますが、あれは間違っています。共感性は求められていません。そろそろ共感性なんて人によってバラバラです。そんな曖昧で主観的な基準は求められていません。求められているのは、状況分析能力と至極一般的な思考回路です。以下で説明します。 まずは話を場面ごとに区切ります。場所が変わったり登場人物の出入りがあったら場面が変わります。場面が変われば状況が変わるので、一旦区切られます。次に着目したい登場人物の置かれている状況や背景をチェックします。主に外的なものをチェックします。その外的な何かがその登場人物に起こり、心情に何らかの影響を与え、それが言動となって現れます。したがってここで必要なのは、登場人物に起こった外的な何かの状況把握と結果起こした言動です。 よく登場人物の感情から考える人がいますが、先にも述べたように、必要ありません。人によってどのように感じるかは様々です。統一できません。したがって私たちがすることは、上の外的な何かが起こった状況から登場人物が起こした言動を結ぶに「矛盾しない」心情を考えるまでです。大切なのは「一般的に矛盾しない」ことです(サイコパス的な思考回路は論外ですが…)。「僕ならこう思う!」は問われません(そんなもの採点基準に出来ないからです)。私たちが人間的な感情回路を発動できるのはこの瞬間だけです。予備校では「心情はあっさり、外堀でがっつり」と教わりました。特にマーク式ではそうですが、心情にこだわっていては解けきれないことが多いので注意です。 小説の問題の多くはこの一連のプロセスから出されることが多いです。頻出なものとしては、心情に変化が起こった原因が違ったり、状況から言動を結ぶ心情が余りにの不自然などがあります。これもパターン化しているので、問題演習を通して引き出しを増やしましょう。 小説も評論と全く同じ理由で、模試の過去問で対策するといいです。これは評論も同じですが、しっかり解答解説を読みましょう。間違っていた問題はなおさらですが、合っていた問題もまぐれじゃなかったか確認する必要はあります。問題演習で一番実力がつく時は解いてる時でも丸つけしている時でもなく、解答解説を見ている時です。 以上です。ざっくりまとめてみました。アドバイスっていうよりも1から教える形になって長くなってしまいました。申し訳ないです。かなりざっくりなので、よく分からない部分もあると思いますが、何かあったらコメントの方にお願いします。 それではコロナで色々と煩わしいことが多いとは思いますが、頑張ってください!
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センター 小説の問題の解き方のコツ
はじめまして。 とりあえず要点だけ述べます。 小説では感情を聞かれます。彼はこの時どう思ったのか、彼女はなぜこのような行動を取ったのか等々。感情とは「主観的な」もの。すなわち人によって考えることが変わる。試験という「客観性」が問われる場には本来はふさわしくはない。でも試験では聞かれている。 結論から言うと、登場人物が何を考えているかなんて誰にもわかりません。作者も登場人物の感情をしっかり言語化できた状態で文章を書いているとは限りません。 じゃあ一体何が聞かれているのか。問題作成者も自分がわからない問題を出すようなことはしないです。すなわち「客観的に」わかることのみが聞かれます。具体的に言うと①どのような状況に陥って ②何を思って ③どのような行動を取ったのか の3点です。 ①,③は分かりやすいですが、②は主観的なことだと一見思います。しかしこの例はどうでしょうか。お菓子を貰い(①)笑った(③)という場合、考えられる感情は a.怒ったから b.嬉しかった のどちらでしょうか。b.ですよね。a.は考えにくいです。語弊がないよう言うと、合理的ではない、が正しいです。 少し屁理屈かもしれませんが、完全な客観性は存在しません。どういうことかと言うと、客観的な見方だと思われているものは、それを見ている人全員の主観的な見方がたまたま一致しているだけです。要するに1人でも多くの人の主観的な見方を共有させたものが客観的な見方となるという話です。 何が言いたいかというと、1人でも多くの人が納得できるような感情のフローが合理的な感情となり、試験ではそれが聞かれます。選択肢なら最も合理的な選択肢が、記述式なら試験官が合理的だと判断できる内容が正解となります。先程の例で言うと、あのような状況で怒ったから笑うというより嬉しかったから笑うという説明の方が納得出来る(合理的)だと判断できるからそちらが正解になったのです。 以上ですが、とりあえず小説の問題を解くための最も基本的な考え方を紹介しました。もう少し細かい内容は個別的に対応します。
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小説、エッセイの読み方
みっきーさん、こんにちは😀 一橋大学商学部の〆さばです。 確かに小説やエッセイのパートは論説文に比べると点数が安定しませんでした。 結論から言うと論説文とやり方は同じで求められる要素を文章中から見つけ出すだけです。 ですが、小説の場合はストーリーの方に頭がいってしまい、純粋にキーワード探しに集中することができなかったり、恣意的な解釈をしてしまうことが起きやすいために苦手にする人が多いです。点数のばらつきが大きいのもそのためです。 対策としては感情移入をしないよう意識することです。文章中から必要な要素を見つけることがあくまで目的です。自分の感情に最も近い回答を選ぶことを求められているのではないと認識する必要があります。 例えば、この場面ではこう考える「はずだ」→だからこれが答えだ こういう解答のプロセスをとっていると点数のばらつきが大きくなります。(高い時は高いが低い時は目も当てられない) 一方で理想的な解答方法としては ここにこう思ったと書いてある→だからこの記述に最も近いこれが答えだ こういった解答のプロセスが理想です。 小説の、特に内容が面白い時は文章に釘付けになってしまうこともありますよね。ですがそれでは作成者の思う壺です。極端なことを言えば必要な要素さえ見つけられれば良いのですから全てのストーリーを把握する必要はないのです。(主人公のその後なんて考えるようではどうしようもないです) これに関しては慣れるしかないと思います。ですのでセンター形式の問題集を用いて演習を重ねていくのが一番です。また、時間があるようでしたら要約の練習をしてみるのも効果的だと思います。以前の回答で要約のメリット等について書きましたのでそちらを参照していただけると幸いです。 質問等あれば気軽にコメントください😀 では、受験勉強頑張ってください!
一橋大学商学部 〆さば
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現代文の勉強方法
初めまして!私は現代文はずっと平均点でしたが、勉強法を変えたことで共テ約9割、二次も約7割取ることができたので、その方法を共有させていただきます。 まず失点の要因へのご回答からいたします。 評論では読解に時間をかけすぎているとのことですが、同じ箇所を何度も読んでいることや一回読むだけで15分以上かかっているといったわけでない限り、現時点でそんなに気にすることではないかと思います。演習を重ねていくうちに自然と早くなっていくかと思いますが、強いてポイントをコツを言うなら読むスピードに緩急をつけてみると良いかもしれません。例えば論説文の典型例として、抽象的な説明→具体例を用いた補足といった形を見るかと思います。この場合抽象的な説明の段階で何を言いたいか理解できているのであれば、具体例はさほど必要ありません。そのため、自分の理解があってるか確認できる程度に速読できるわけです。このような読みの緩急はやってみると良いかもしれません。 次に物語文で登場人物の心情を読み解けないとのことですが、一度物語文を物語文としてではなく、論説文として読むことをお勧めします。当たり前ですが、論説文には筆者の主張とその論拠があります。そこを軸に回答をしているかと思いますが、これは物語文でも同じことが言えます。ただ筆者の主張が登場人物の心情であり、論拠が風景描写や人物の描写などで比喩的に表現されているだけです。つまり解き方も唐突に風景の話や人物の行動に言及しだしたら、そこから心情を推察すればいいわけです。 次に私が行った対策の仕方をご紹介します。 まず評論のスピードに関してですが、これは演習を積むしかありません。問題を解き慣れる、論説文を読み慣れる。これが一番効果的かと思います。ただし、ただ解くのではなく間違えた問題や時間のかかった問題の解説をしっかり読んで理解することが大切です。解説から解き方のポイントを学ぶことで次から注目すべきポイント、逆に手を抜いていいポイントを見抜くことができます。とにかくトライアンドエラーです。 次に物語文の心情把握問題ですが、これも演習を積んで、解説を読むことが基本になるかと思います。解説から描写に隠された心情を学ぶことができ、次に似たような描写が出た時に対応できるようになります。もし息抜きの時間など空いた時間があるようでしたら、明治、大正の純文学作品を読んでみるのも良いかもしれません。心情描写がとても綺麗で細かいので、そういった作品に今まであまり触れていなく、単に心情描写に慣れていないとのことでしたら効果がなくはないと思います。ただもうすぐ受験生だと思いますので無理にとまでは言わないくらいのレベルです。 おすすめの参考書ですが、演習ができればなんでもいいと思うのでもし学校で配られたものがあったり、3年生から学校の国語の時間が問題演習になる可能性もありますので、そこで用意された問題を解く程度でいいかと思います。秋以降は過去問を使って演習をするのがベストです。 私が共テ対策(二次の要約問題対策も兼ねていましたが京大には関係ないと思います)として購入したのが「現代文読解力の開発講座」というものです。これは現代文の読み方を教えてくれるので、質問者様のニーズに合っているかもしれません。ただ問題の形式が選択式で、要約力にもフォーカスを当てているのでもし合わなそうでしたら、「現代文解答力の開発講座」でもいいかもしれません。こちらは記述問題がメインとなっているようです。 京大レベルになると人物の心情が巧みに隠されていて、探し出せるようになるのも大変かと思いますが、めげずに定期的に演習を積んでいればいつか解けるようになると思います。現代文は一朝一夕で伸びないので、あまり気負いすぎず、長い気持ちで付き合ってあげましょう。 頑張ってください!
一橋大学商学部 こうたろう
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小説
鍛えることはできます。 小説は「出来事→心情→行動」という因果関係が成り立っています。(出来事もしくは行動がないこともあります) 例えば、「大会で優勝して(出来事)涙が出た(行動)」と「試合に負けて(出来事)涙が出た(行動)」などがあります。 この2つの例では同じ涙が出たでも理由は違いますよね? 嬉しいと悔しい、別の心情があることはわかりますよね。 小説はこれらの繰り返しです。 たいていは心情か行動が問題になります。 となると答えるべきところはその理由となっている出来事なり心情ですよね。 ポイントとなるところは必ず出てくる心情です。 誰のどういう心情なのかを押さえながら読んでみてください。 同じ登場人物の心情が変化していたら、必ずその間に何かしらの出来事が起きているはずです。 その出来事を探せるようになれば、「出来事→心情→行動」を整理しながら読めるようになりますよ。 また、心情は必ずしも直接表現されるわけではなく「笑った」などの間接的表現に表れることもあるので注意してくださいね。 小説と言えど感性ではなく論理的に、必ず根拠を探して問題を解いてくださいね。 頑張ってください!
大阪大学人間科学部 りんご
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現代文
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現代文のアドバイスください!
■評論文 大切なことは筆者の意見を的確に理解することです。まず、着目するべきなのは、「〇〇だ。〇〇である」などの断定表現です。筆者が言い切っているものは、本文の中で着目するべき点の一つです。あと、なかなか、難しくて理解しにくいものもあると思います。そういった場合に役立つのが具体例です。具体例は、記述式でも、直接解答になることは少ないですが、本文の内容を理解する上で非常に役立ちます。また、接続詞に着目すると、内容が掴みやすくなると思います。「したがって」などとあれば、前の内容をよりわかりやすく言い換えています。「しかし」とあれば、前の文とは異なることがその後の文に続きます。 ■小説 小説では登場人物(とりわけ主人公)の心情の変化を正確に理解することが大切です。そのためにも、必ずシャーペンを持ちながら読み進め、心情語や情景描写に印をつけて、どういった心情なのか正確に読み解くようにしましょう。リード文があれば必ず読みましょう。リード文を読む時間がもったいないと感じるかもしれませんが、読まないと内容が掴みにくくなります。結果、本文を読み返すことにもなります。
名古屋大学教育学部 バナナ
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模試
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論理的な思考力がない
こんにちは。早稲田大学文学部の者です。 私も全く同じでした…!何度読んでも理解出来ず、かなり時間がかかりました。 現代文は、よくよく考えれば簡単なことをわざわざ難しく書いていることが多いです。ですから、読む時に「要するにどういうことか?」を考えながら読むようにしていました。 まず、「段落番号」をふる。そして少し読んで考える、を繰り返し、一段落ごとに「段落の役割」(導入、一般論、具体例など)や「キーワード」を空いたスペースに書き込むと、文章の構造や流れが掴みやすくなります。 あとは、筆者にとって「賛成(○)」か「反対(×)」かを記すのも、結論が明確になり頭を整理しやすくなります。 教材として、早稲田大学の青本(駿台文庫)の解説が非常にわかりやすいので、それも活用してみてほしいです。 英語は、「一行目や一段落目の内容」(テーマ的な部分)を常に意識しながら読みます。読んでいるとついテーマを忘れがちなので、こんがらがったら始めに戻って確認するといいです。 解き終わったら、本文と和訳を比べながら、現代文と同じように構造を掴んでみてください。現代文よりは単純なはずです。あとは、「論理マーカー」(However、Furthermore、On the other hand など、形を決めてマークをつけておくのも◎)や内容の「+(良いこと)」「−(悪いこと)」をしっかりと捉えることが大切です。 上記の作業に何時間かけてもいいと思います。じっくり分析し、問題を解く上ではどこが重要なのかを探ることでなんとなく感覚をつかめると思います。 受かった人がみんな入試当日の文章を完璧に理解していたかと言われればそうではありません。(少なくとも私は理解してません、笑) 大事なのは着眼点です。文の流れを掴んだ上で、重要な部分を見極める力をつけてください。 拙い文章で長々と申し訳ないです。質問者さんの健闘を祈っております!
早稲田大学文学部 まある🌼
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模試の復習
こんにちは! 現代文を含めて国語はとにかく模試の復習や問題を解いた後がとても大切なので復習がとても大切だと思います!以下に復習方法を紹介するので参考にしてみてください! 現代文(評論) ① まずは答えを見た上で解説を見ないでなぜこの答えになるのかの根拠を探す。(この①が非常に大切です。) ② そこで探した根拠があっているか解説をみて照らし合わせる。 ③ 解説を見て納得した上で、もう一度本文に戻って解き直してみる 現代文の復習で重要なのはとにかく本文にある根拠をしっかり探すということです! 小説はこれと同じような復習なのですが小説ではとにかく登場人物の心情を追っていくことが大切です。ただ心情だけでなく、事態→心理→行動これをしっかり捉えることが大切です。自分がこの考えを教わったのはきめる!共通テスト現代文です!!これが数少ない小説に対するアプローチを曖昧ではなくしっかり書かれていてほんとに小説の解き方を学ぶには素晴らしい参考書だと思います! 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければこちらのコメントでお答えするのでお気軽にどうぞ!(答えられる範囲で答えます!)
早稲田大学商学部 TR_
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現代文
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京大志望 国語全般ができない
はじめまして。 京大対策というよりももっと一般的な国語の対策について述べようと思います。 まず古文・漢文について。 読解の前に単語と文法を始めるのは合理的かつ効果的だと僕は思っています。ぶっちゃけ古文・漢文の文章レベルは決して高くありません。日本語訳を見て解くと少なくとも的はずれな答えは出さないでしょう。じゃあ日本語訳なしだと間違えるのは何故かと考えた時に、原因として挙げられるのが単に単語と文法の知識不足です。なのでまず単語と文法をしっかり勉強すべきです。そうすれば古文・漢文の点数が安定してきます。 もう少し具体的なことを言うと、単語は意味を丸暗記するのではなく本質的なイメージで覚えることです。単語帳に乗っている表現が常に正しいとは限りません。むしろそれに縛られて意味が取れないということすらあります。昔センター試験で単語帳によく乗っている表現で間違いの選択肢をつくり、逆に単語帳にはあまり乗ってない表現で正解の選択肢を作った問題が出されました。センターですらこのような事をしてきます。二次の問題だったら尚更ですね。 文法は古文と漢文ですべきことが異なります。古文については助動詞と敬語を中心に覚えることが大切です。助動詞と敬語は動詞のニュアンスを決めるだけでなく、その動詞の主体(主語)や対象(目的語)を決定します。すなわち文脈を示唆してくれます。助動詞や敬語を使って主語を決めるのは古文読解の常套手段です。そのために助動詞と敬語の知識は不可欠です。漢文については品詞分解が重要になってきます。正直漢文は漢字なのである程度意味の予測がつきます(たとえ予測しなくとも覚えやすい)。なので大切なのはどの漢字が動詞、助動詞、主語かです。ここで知っておくととても有利になる知識があります。それは「中国語と英語は言語体系が似ている」ということです。どういう事かと言うと、英語には文型があると思いますが実は漢文にも文型があり、何よりほとんど同じ形であるということです。すなわち、主語の次は助動詞や否定語、次に動詞が来て、その後に目的語が来る。前置詞という概念もあり、英語のそれとそっくりな働き、配置がされます。なので品詞分解と言っても新たなことをするのではなく、英語でやっていることをそのまますればいいのです。そうなってくるもレ点もいらなくなってきます。 次に現代文について。 上の古文・漢文について、単語と文法をやってもセンターはなんとでもなりますが、記述式になると少し物足りない。それを補うのが読解力です。これは現代文の対策(考え方)で養えます。 まず大前提でありながら最も勘違いされている事として、現代文に必要なことは「筆者の気持ちになること」なんかではありません。筆者が何を考えているかなんて筆者以外にわかる人間はいません。なのでそんなものはハナから問われていません。必要なのは「筆者の主張を汲み取ること」です。 現代文は論理で成り立っています。論理とは情報と情報の関係性を示したものです。反復、対比、因果などがそれです。現代文ももちろん例外ではなく、そのような論理によって筆者の主張や考えを展開し、読者に説明しようとします。なので私たちが筆者の主張を読み取るにはこの論理の理解が必要です。 ここまでは評論文のことをメインで書きましたが、実は小説も大きくは異なりません。小説には筆者の主張はあまり出ません。なので汲み取るものが「筆者の主張」ではなく「登場人物の気持ち」になります。ここで評論以上に「登場人物の気持ちになる」という勘違いがされますが、その必要はないです。ここで使うのも「論理」です。論理を意識して読んで、登場人物の行動原理・行動の結果を汲み取っていきます。 登場人物の感情は、直接的に描写されているのならば話は別ですが、登場人物のその時の気持ちは筆者にしかわかりません。もちろん問題作成者にもわかりません。なので「論理」を使って状況を整理し、感情をざっくりと予測することしかできません。実はこの一連の作業が問われているのです。登場人物の気持ちになってどのような感情を抱いているのか予測するのは時間の無駄です。なぜなら真逆の感情でない限りその感情が正しいかどうか真っ向から否定するのが難しいからです。選択肢を選ぶのに必要なのは、「状況」を整理する「論理」すなわち「客観性」です。 現代文の具体的な対策はやはり演習になると思います。ただ注意があって、模試や問題集の解答を見るとき、ただ答えがあっているかどうかは大して重要ではなく、模範解答を作成する時どのように回答を組みたてているか、どのように筆者の主張を汲み取っているかに焦点を当てて読むといいです。このとき論理関係を意識して見るなおよいです。問題を解いている時に得られるものはありません。丸つけしている時も実そんなに得ているものはありません。自分のプロセスがあっているかどうか、必要な知識が足りているのかどうか、が重要です。上でも散々述べているように、現代文は論理の知識を使って解くものです。これは評論文も小説も同じです。 長々説明しましたが、あくまでこれらは私がやってきたことに過ぎないので、参考程度に見てください。 またややこしくてよく分からなかったり、もっと具体的なことを聞きたい場合は個別で対応します。 これから厳しい時期が始まりますが、頑張ってください!応援してます。
京都大学農学部 31
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