模試で時間が足りません……
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Turbo
高一です。
先月に今年度最後の河合、駿台模試を受けました。どちらもやりたいことはわかるのですが、時間が足りず解ききれていない状態でペンを置きました。
自分なりに考えて見たのですが、方針を立てるのに時間がかかっているor計算が遅い
くらいしか思い当たりませんでした。
どの大問も最初の方はペンを休めることなく書き続けているのですが、100分もあってどこで時間をロスしているのかもわからず、対処法もわからないといった状況です。(自分は少し心配性で小問とかもちょこちょこ見直しします。計算ミスは多いですが……)
数学は得意な方ですが、いつも時間が足りず、満足のいく偏差値をとったことがありません。
考えられる原因、またその対処法を教えてくださいお願いします。
回答
ソラ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
もちろんTurboさんが考えられたような原因もあります。
計算が遅い件に関しましては書く速度を早くするか、とにかく演習量を増やすしかないです。
参考書のある単元を3周もしていれば、その分野に関してはある程度どのような計算をするかわかるようになるので自ずと計算も早くなります。例えば、因数分解だと、数こなしてる人にとってはたすき掛けをわざわざ書かなくても暗算で出来るようになります。
続いて方針を立てるのに時間がかかっているという件についてです。
河合や駿台のようなレベルになると問題集よりも1段階も2段階も難しい問題が出てきます。つまり、普段やっているような問題集の問題の類題だけが出る訳ではなく、初見の問題も出てきます。
このような時に思考力というのが試されています。初見の問題に対してどれだけアプローチできるかという力です。この思考力を鍛えるためには普段から思考しなければなりません。つまり、普段の応用問題の演習で分からない問題が来た時もすぐに答えを見るのではなく5〜10分くらいひたすら解法を考えるということです。
問題集の基本問題ならそこまで長く考える必要はありませんが、応用問題レベルは1回解けなくてもすぐにまた別の方法で解けないか考えてみましょう。すぐには実感しませんがこれを続けているとだんだん初見の問題も方針がたちやすくなってきます。
あと、計算ミスに関してです。心配性でちょこちょこ見直しするというのは、自分の計算ミスが多いことに気づいているためそれが気になって戻って確認するということです。見直しをするのは大事ですが、計算ミスが気になって、別の問題を解くのに集中出来なければ十分なパフォーマンスを発揮することができないです(自分もそうでした)。
対処法としましては、普段の演習や定期テスト、模試で発覚したケアレスミスを全てひとつの紙にメモすることです。自分はこのメモを筆箱の中にいつも入れていました。例えば、足し算や因数分解など項目を分けて、ミスをする度にその項目を正の字で数えてました。しばらく続けていると自分のミスをする傾向が何となくわかってきます。テストの直前に確認し、ミスの多い部分を慎重に計算しながら進めていきます。そうすると、ケアレスミスは減っていきます。
あとは、タイムプレッシャーに慣れてないってことも考えられるので演習する時に時間を測りながら問題を解くというのも一つの手です。
参考程度にこれらの点を意識しながら勉強してみてください!
コメント(1)
Turbo
参考になります!ありがとうございました。