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模試の判定

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9/11 23:46
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ポチョムキン

高卒 東京都 茨城大学理学部(50)志望

模試の判定はあまり当てにならいと聞きましたが、自分ができない問題や弱点を見つけるのに利用すればいいということでしょうか?模試の結果に左右されるのはあまり良くないとわかってますがどうしても気になってしまいます……

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ろどりげす

九州大学経済学部

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模試の判定を気にしなくていいというのは半分正しくて半分間違っています。 半分正しいというのは、事実D判定やE判定の人たちが受かっていることからもわかると思います。本番の入試は模試とは違う問題が出ますし、問題の当たり外れ得意不得意分野の出題等によって多少は左右されるからです。 では、半分間違っているというのは、お気付きの通りメンタル面への影響があります。模試は自分の欠点を洗い出すということが1番の目的ではありますが、そうはいっても日々の努力をぶつけるチャンスでもあります。その機会でE判定をつきつけられてはモチベーションもあがりません。 模試が持つ意味は先ほども言った通り、できなかったところがどこなのかを洗い出すことです。結果に一喜一憂して復習を怠る受験生よりも結果を受け止め今後に役立てる受験生の方がのびしろがあります。
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ろどりげす

九州大学経済学部

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合格大学他) 上智大学経済学部、立命館大学経営学部等 履修科目) 英語、国語、数学I.A、Ⅱ.B、日本史、倫理政治経済、生物基礎、地学基礎 質問等あれば遠慮なくメッセージお願いします!

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判定について
模試の判定の考え方と 模試の活用法について話します。 まずは 模試の判定の考え方について 模試の判定が表すものは 模試を受けた時における 目標とする学校と自分の差や 志望校を目指す人の中での自分の位置を表しています。 例えば 模試でA判定の人は模試を受けた時点では 合格圏内にいる人たちであり、 他の受験生から追われる立場の人です。 一方、模試でE判定の人は模試を受けた時点では 不合格圏内にいる人たちであり、 他の受験生を追う立場の人です。 当然、追われる側は追いつかれないように努力しますので 追う側は追われる側より努力しない限り 判定は覆りません。 これが模試の判定の見方です。 あくまでも模試の判定はその模試を受けた時点の立ち位置しか表していません。 次に模試の活用法について話します。 模試を通じて1番大切なのは 『苦手分野を再認識し、克服すること』です! 多くの模試は1日かけて受けるものが多いと思います。 1日かけて受けた模試で判定だけみて一喜一憂するだけではもったいないです。 大切なのは間違ったところの解き直しです。 つまり、苦手分野の発見と克服です。 例えば、英語文法で仮定法を間違えたとしましょう。 そしたら、その問題を解き直すだけでなく、 参考書に戻って仮定法周りの関連問題を再度復習し、 次に仮定法が出た時に同じ間違いをしないようにすることが大切です! 本番の入試は1年に1回です。 この本番までは何回間違えても良いです。 模試で偏差値が志望校に届かない 模試で全然わからない問題が出た これらは全然構いません ただし、その問題が本番で出たら必ず得点できる! と思えるまでその分野は完璧に見直し、解き直しをしてください。 そうすれば、きっと本番も大丈夫です。 大手予備校の模試は何に数回行われ、 出来るだけ満遍なく色んな範囲から出題されていると思います。 なので、毎回の模試をキチンと見直すだけで意外と結構実力はつきます。 模試の結果に一喜一憂せず、 間違えたところの関連分野を再度復習しましょう! 解き直し、見直しを大切にしましょう! 模試の復習に困った時に見返してくれたら幸いです!
慶應義塾大学理工学部 チェンパン
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模試
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志望大学判定について
進研模試より全統模試の方が判定厳しいので模試によってBが出たりDが出たりってのは良くある事だと思います。 模試の判定は気にしなくて良いは半分合ってて半分間違ってるかなと思います。 D判定が出てるということは他の志望者より遅れてるという事が言えます。同様にA判定が出てる人は他の人より進んでてもう1ランク上の、下手したら2ランク上の大学目指した方が良いって事が言えるかと思います。そういう意味では模試の判定は大事です。 ただAでもたまに落ちるしEでも受かる人は受かります。人によっては最後の模試から2ヶ月ぐらい本番まで空くこともあるかと思います。やはり直前期が1番伸びるのでこういった逆転も起こり得ます。そういった意味では模試の判定は信頼できませんね。 質問者さんのプロフが高2となってるので新高3でしょうか。 今の時期の模試は単に基礎の定着を確認できる程度という認識で良いかと思います。 この時期A判定でも勉強時間が少ないと周りに抜かされどんどん判定悪くなっていきますしこの時期E判定でも猛勉強すればどんどん抜かして模試の判定上がっていくので現在の偏差値がそのまま合格率に直結するとは思わない方が良いです。 現在の判定より今後の勉強時間の方が何倍も大切だと思います。 自分が受かるかどうかは過去問の合格最低点でしか測れないと思うので模試の度に今どれぐらいの位置にいるのか確認し、結果の良し悪しに関係なく邁進する事が肝要かと。
慶應義塾大学法学部 前右府殿
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模試
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周りと比べてしまう
自分も模試の成績は最後まで思うように伸びずかなりへこんでいました…ただ大切なのはへこんだ後、それを糧にして次に生かせるかです。 模試を数字や判定だけで結果の善し悪しを計ることはナンセンスです。あなたより点数がいい人でも、もしかしたら本番であればあなたよりも致命的なミスを犯してるかもしれない。模試の採点基準はかなり厳密に設定されていますが、必ずしもそれは大学の採点基準と一致していないために、本番と模試とでは採点に差が出る可能性があるからです。重要なのは模試の間違えたところを細かく分析すること。自分の間違いが学力不足が原因なのか、試験でアガってしまったからななのか、学力不足ならばどこの分野をどうやって勉強すればいいのか、アガらないためにはどうすればいいのか、ということを細かく分析し今後の作戦を立てることで模試の本当の価値は発揮されると言えるでしょう。 最後に模試会社やあなたの周りの人達は、数字でしかあなたを判断していません。学力を伸ばすということは数字とにらめっこすることではなく、自分自身と向き合って初めて成し得るものです。是非とも他人の評価に流されない自信を、自分自身と向き合うことで獲得してください。 長文駄文失礼致しました。これからのご健闘をお祈りしております!
京都大学経済学部 Ikahige
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模試
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模試の捉え方
模試の判定は信じるに値しないけど軽く自信にはしていいです。何言ってんだって思うと思うので自分の考えを解説します。たとえばあなたが第1志望でA判定とると合格可能性は80%になります。でもそんなことはありえないです。いくらなんでも高すぎます。自分も早慶オープンA判定とB判定しかとりませんでしたが60%と80%のところを合わせて5つ受けて合格一つだけしかもらえなかったです。 じゃあなにを自信にしていいのかというと、自分はA判定、B判定とれるだけの基礎力があるっておもってくれればいいです。特に記述模試、マーク模試は基本的な問題で構成されてる事が多いのでそこで高得点、いい判定が取れるってことは基礎力が順調に育ってるって捉えてください。多分こんな捉え方してるやつ自分くらいなんで間違ってるって思ったら否定してくれてもいいです。 基礎力はほんとに大事です。プロ野球選手だって素振りは大事にします。それがしっかりつけばあとは傾向対策して学力を合わせていくことで合格に近づけると思います。頑張ってください!
早稲田大学教育学部 小野D
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模試
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模試に影響されがち
✅模試の意味とは…?! 👉過去問も模試も苦手なところ発見が第一。 過去問や模試をやりっぱなしで次へ次へと過去問を解いていく。過去問を解いていけば自ずと力ついてくるっしょ。 これは。間違いかなって。 例えると模試や過去問は野球で言う試合です。赤本や模試は試合なのです。試合ばかりしていてはピッチャーは肩を壊してしまいますし、チームメイトも疲弊してしまいます。 果たしてそのチームメイトはどのタイミングで上達することができるのか。それは試合後のミーティング、試合前の練習です。ここを怠ってしまうとただ単に試合をこなしているだけの単純作業になってしまいます。 勉強も同じです。復習、予習を怠ってはいけません。最後の最後まで謙虚に基本に忠実に。胡散臭いかもしれませんが大切です。 模試は復習して初めて力になります。判定を気にしてそこからどこが足りないのかを考えるのが大切です。判定よりも次へ次へ。もっと先のことを見てきましょう。 目標は合格です。模試や赤本は手段。
早稲田大学社会科学部 クリ
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不安
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気が緩んでいます
初めまして。九州大学農学部の者です。 模試は自分ができない所を見つけるテストだと思ってください。あくまで志望校判定はおまけです。 志望校判定は正確ではありません。模試を受けてない受験生もいますし、この時期は模試を受けてない浪人生もいます。高3の模試は夏~秋にかけて偏差値、全国順位、判定が下がるとよく言われています。 また、模試でA判定が出ても本番ダメだった人、E判定でも本番で逆転して受かる人もいます。全ては本番のテストにかかっています。模試はそのための準備にすぎません。本番で成功するために1つ1つ穴を塞いでいく。これが模試の1番大切なことです。 そして、模試は当たり外れが顕著に出ると思います。自分が得意な分野、昨日やったところがたまたま出るかもしれません。それは「たまたま」なもので、本番で運良くその分野が出題される可能性はとても低いでしょう。模試ができたときは自分がやったことは間違いではなかった、と思うだけで次の模試へ向けて対策をしなければいけません。 今、この瞬間、あなたが気を緩ませ、勉強から離れている時、ほかの受験生は何をしているでしょうか。もちろん遊んだり寝ている人は一定数いると思います。しかし、そのような受験生を相手にしていると受かるかギリギリのところで受験することになるでしょう。今、この瞬間に勉強をしている人。あなたはこの人たちと戦い、受験に挑むのです。 最後に私の通っていた塾の先生が言っていたことを紹介させていただきます。 「本当に頭がいいやつは模試やテストで良かった時、『たまたまです』と言う。そして、悪かった時に『これが自分の実力です』と言っている。今回の模試がよかっただけで勉強量を減らすといつか成績は下がる。頭が良いから努力するのか、努力するから頭が良いのかは知らないが、努力しているやつはいつか成績はあがる。隣のやつよりも勉強したやつだけ合格できる。」 この言い方が本当に正しいのかは分かりません。しかし、私は高校生のときにこの言葉を聞いて、模試の良し悪しに関わず、自分ができなかったところ、曖昧だった所を復習し続けていました。その成果が運良く本番で出て、今九州大学にいれるのかもしれません。 受験勉強は大変だと思いますが、今頑張れば志望校合格に近づくはずです。頑張ってください!!
九州大学農学部 QUNO
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モチベーション
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名大実践でE判定
色んな意味で模試の結果に踊らされないことが重要でしょう。たとえA判定を取ろうがE判定を取ろうが、模試の問題を復習して解き直しをするなどして、自分に足りない部分を補っていく努力を続けることが何よりも大事です。そもそも判定というのはあくまで同じ模試を受けた人たちとの相対評価にすぎません。判定が入試の合否を確約してくれることは絶対になく、常にA判定でも落ちる人はいますし、E判定しか取ったことがなかったのに受験してみたら合格してしまった例もあります。 質問者様は基本的にA,B判定を取れていたのに急にE判定が出てしまい動揺しているとのことで、心中お察しします。今の時期にこのような判定が出てしまうとさぞかし絶望的な気分になってしまうことと存じます。しかし、私からのアドバイスは上述のとおりです。まずは落ち着いて模試の復習をしましょう。判定が悪かったということは、むしろ自分の弱点が多く浮き彫りになっていると考えられるため、復習をやり遂げた暁には一皮も二皮もむけた自分になれると思います。その上で重要なのは、結果自体はしっかりと受け止めることです。今までのA判定やB判定を今回の結果をみて「まぐれ」だと疑う必要はありません。紛れもなく、その判定は実力で勝ち取ったものです。それと同時に、今回のE判定を採点ミスなどと疑うこともしてはいけません。出題分野が苦手だったなどの運はあるかもしれませんが、それもまた実力であると認めるべきです。精神論になってしまいますが、模試の結果が悪い時ほど謙虚であるべきです。誰しも自分のダメなところを客観的に突きつけられるのは辛いですからね。模試の復習も、やり始めると「自分はこんな問題もできないのか」と逃げ出したい気持ちがどんどん湧き上がってきますが、謙虚になって自分の弱点を受け入れ、補強することで着実に合格に近づきます。 以上をまとめると、模試の結果には一喜一憂せず、良い時も悪い時も模試の復習を徹底して、弱点の補強に努めることが質問者様が大学合格のために一番やるべきことになるでしょう。模試の判定は入試本番では何もしてくれませんが、自分の弱点に向き合い勉強し続ける中で培われる動じないメンタルは入試本番では大いに自分を助けてくれます。たとえE判定を取ろうが最後に合格できれば良いのです。目標を見誤らずに邁進してください。陰ながら応援しております。 稚拙な長文、失礼いたしました。
東京大学理科一類 Smith
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模試の判定
こんにちは! 二浪の末、東京大学に合格した者です。 模試の判定、気になりますよね。A判定が出たら嬉しいしE判定が出たら落ち込むと思います。 少し自分の話をします。私は高3から二浪時で大手予備校(駿台、代ゼミ、河合)主催の東大模試を計14回受け、10回A判定を取りました。そしてその10回のうち2回は現役時のものでした。しかし結果として私は二浪しました。逆にA判定が一度も出ず、現役で合格した人は周囲にたくさんいました。模試の結果は合否に直接結びつくことはありません。 なんのために模試を受けるのか考えてみましょう。受験の最終的なゴールは受験校に合格することであり、模試で結果を残すことではありません。模試は模試を受けたその時点での自分の実力を把握し、自分の答案と向き合い、どうすれば点が伸びるのかを考えるためのものです。 ですので、模試の判定ではなく点数の取り方を気にすることは大事です。一喜一憂も全然オーケーです。模試を有効活用し、実力を伸ばして行きましょう。
東京大学理科二類 ぱいんと
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模試
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困ってます 模試
※少々長くなります 一言で言いましょう。 「模試の結果はあまりアテにしないように」 \ナ、ナンダッテー/ もちろん、模試の結果は自分の能力を評価してくれるのですから有意義ではあります。しかし、それで一喜一憂するのは筋違いと言えます。 模試といっても、ベネッセから駿台など、難易度や受験者層が開催元によって様々です。偏差値の出方にだって差がでます。もしあなたが受けた模試が駿台模試だったとしたら、偏差値50は問題ない成績だと思います。 さて、本題に戻りましょう。 なぜ模試の結果はあまりアテにならないのか? それは、あなたが近い将来受ける本番の試験とは何もかもが違うからです。 このままだと胡散臭いのでもう少し詳しくいきます。 先輩方から「模試の判定がA判定だったけど志望校落ちた」とか、「直前までE判定だったけど何とか受かった」といった体験談を聞いたことはありませんか? なぜ、判定の流れ通りにいかなかった場合があるのか? 実はこの現象、全く不思議な事ではありません。 合否を左右するのは 「過去問を用いた対策をきちんと行ったか」です。 長々と少しずつ話を逸らしてしまいましたが、 とりあえず高一の時点では、模試の結果を気にせずにむしろ定期テストの方面に打ち込むことをお勧めします。
早稲田大学教育学部英語英文学科1年 MosMos
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いわゆる「一般的な」模試を受ける意義
頑張って、反論してみました。反論できているかは知りません。これまでコツコツとやってきた人であれば、高3のこの時期からは最終確認的な演習に踏み込んでいることも考えられないではないでしょう。その場合は、ご友人のご意見にもある程度は正当性が認められるのではないかと思います。なので、以下の反論は、大層なものとして見るではなく、あくまで「反論するとしたら」ということで、よろしくお願いいたします。  ① オープン模試がある大学となると最上位の難関大学志望ということになるのでしょうか。今後どう転んでもその大学を受けるつもりならば格別、そうでない場合(たとえば、万一のミスで共通テストで足切りを超えられなかったなど)、受験校を決定するにあたっては何を基準にするのでしょうか。「自分の立ち位置を知る」ことが模試の意義の一つなのであれば、オープン模試よりも母集団の規模が大きい「一般的な模試」を受けることによって、全国規模での自分の立ち位置を知ることにも一定の意義が認められて然るべきです。とくに、「共通テストリサーチ」といって、自己採点の結果を河合塾に送付して、10月くらいにやった全統模試の結果を合わせて総合的な判定を出してくれるサービスがあります。実際の受験校の決定は、これを利用して行うのが一般的です。そのため、先述のような、受験校を変えざるを得なくなったときには、過去問及びオープン模試だけしか受けていない場合、受験校の決定にあたっては、第三者による客観的な評価なくして完全に自己評価に頼らざるを得なくなってしまいます。それで果たして適切に受験校の選択ができるでしょうか?  ② 模試の意義の一つとして「自分の弱点」を知ることを挙げるならば、むしろ模試は(一定の限度はあれど)多く受けた方がいいという主張でないと一貫しないような気がします。なぜなら、模試を受ければそれだけ自分の弱点を多く知ることができると考えられるからです。それから、「自分の弱点」というのは、「点が取れない分野」だけを意味するのではありません。初見の問題に適切に対応できるかどうか、時間配分をうまく設定できるかどうか、試験という環境でパニックにならないで済むかどうか、計算ミスなどのケアレスミスをせずに済むかどうかなど、こういったことも「自分の弱点」というべきでしょう。これらは、試験という環境でこそ現れるものであって、過去問演習などで練習することは難しいでしょう。やはり実際に何度も模試を受け、反省を繰り返すことで練習を積んでいくしかないと思います。であれば、模試を受ける回数は少なすぎてはいけないでしょう。そういう意味でも、やはりオープン模試等に加えて「一般的な模試」をも受けた方がいいというのが、主張としては一貫しているのではないでしょうか。東大、京大、一橋大あたりであればオープン模試と実戦模試が8月と11月で2回ずつ(計4回)ありますが、各季節での受験日時の近さを考慮すれば、実質的な反省は夏と秋で1回ずつしかできないかもしれません。果たして、そんな少ない回数での練習で、本番に適切に対応できる体制を整えることはできるでしょうか?  ③ 模試を受ける意義は、ご指摘の3点に限られないと思います。すなわち、模試を受けることにはもう一つ、学習計画を立てる目安になるという意義があると思います。「この模試までにはこれをできるようになっておこう」、「その次の模試までにはこれをできるようになっておこう」といった目安として機能するばかりか、模試では点数や偏差値等の結果をはじめの第三者による自己に対する評価もついてくるので、計画を実行するインセンティブを受験生に与えます。そうであれば、オープン模試や実戦模試だけを受けるのでは、間隔が開きすぎている上に2回(合計すれば4回ですが、受験日時の近さゆえに目安としての機能は2回しか果たさないでしょう)と回数が少ないので、目安とするには不十分ではないかと疑問符をつけざるを得ません。やはり一般的な模試も定期的に受けて計画の目安とする上で、オープン模試や実戦模試を中でも一際大きなチェックポイントとして扱うのが、より理想的なのではないかと思います。
北海道大学法学部 たけなわ
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