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世界史の時代と空間

クリップ(7) コメント(2)
5/6 21:23
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高卒 東京都 一橋大学法学部(68)志望

世界史について質問です。 一橋大学の世界史では大論述[400字程度]が出るのですが、試しに解いてみたのですが、全くと言っていいほど手がつけられませんでした。なので問題集で、対策を確認したところ、「時代と空間の理解が大事」のような文言が書かれていました。 そこで、年号や地図で横のつながりを意識しながら勉強することで、こういった時代と空間の理解が進むのでしょうか?また回答者様の世界史の論述の勉強法などをご教授いただけると幸いです。よろしくお願いします!

回答

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たけなわ

北海道大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
本当は一橋大学の学生の方がお答えになるのが望ましいのでしょうが、少し思ったところがあったので、僭越ながら書かせていただきます。 ❶「時代と空間の理解」について 「時代と空間の理解」というのは、仰る通り、年号や地図で横のつながりを意識しながら一つ一つの歴史上の出来事について理解を深めていくことだと思います。ただ、それは単に年号や地図上の場所を覚えればそれで良いというわけでもないと思います。例えば、一つの争いごとについて見てるにしても、①そこには必ずそれを起こした人(あるいは人たち)がいます。そして、彼らがそれを引き起こさなければならなかった原因も必ずあるはずです。ここでまず、なぜその人たちがその争いごとを引き起こしたのかについて考えるとき、その争いごとが起きた時代にはどんな政治体制(支配者と被支配者の力関係など)が実施されていたのかとか、あるいはその時代の人々の生活はどのようなものだったのか(豊かだったのか貧しかったのかなど)とかのような時代的特徴が一つの大きなカギになります。また、その地域に特有の地理的事情があって、それが原因となる可能性も考えられます。②それから、原因がわかれば、自然その出来事の性質もわかるようになります。例えば過去に、絶対王政的な支配関係が確立されていた国で、人々が理不尽な抑圧に耐えかねて権力者に対して武力闘争を仕掛けたとしましょう。このとき、この出来事の性質は、簡単に言えばクーデターであることは自然にわかるでしょう。③そして、その出来事を受けてその後の時代状況がどのように変化したのか、ということも重要です。なぜなら、一定の長期的な流れを持つ国ほど、そこで起きた出来事がその後に起きる出来事にいくらか影響を与えるからです。例えば、ある国家のある時代の皇帝はこういう政治体制を実施し、こういった政策や行動をしたというとき、なぜそのような政治状況になったのかといえば、その前の皇帝の時代に、そのような政治状況に変える必要性を感じさせるほどの出来事があったからだという場合は十分に考えられます。以上のように、①その出来事を引き起こした主体、②その出来事の性質に注目することで「なぜその時代にその地域でその出来事が起こらなければならなかったのか」を明らかにするとともに、③その出来事が当時の人々にどのように受け止められ、その後の時代状況にどのような影響を与えたのか、ということにも注目することによって、歴史上の知識にどんどん関係性を持たせ、ストーリーや流れを掴んでいく。これが、「時代と空間を理解する」ということなのではないでしょうか。そして、教科書や参考書を読むときなんかは、こういったてんに着目して読んでいけば、歴史に対する理解も深まっていくのではないでしょうか。 ❷論述の勉強法 京大志望の時代に、論述の勉強をしていました。その方法とは、任意の学校の添削課題で世界史論述のやつがあったので、それを取りました。具体的には、Z会の『世界史論術のトレーニング』のうち指定された問題を解き、自己添削したのち、それを先生に提出すると、後で先生がさらにそれを確認・補足的に添削したものが返ってくるという感じでした。京大は300字ですが、一橋はさらにきつく400字ということで、はじめのうちは手も足も出なくても仕方がないと思います。最初のうちは、教科書を使って解答を書いてみることから始めてもいいと思います。教科書の知識どうしを自分なりに関係づけて解答を書いていくだけでも結構頭を使うので。それでだんだんと慣れてくれば、何も見ずに解いてみるというのを増やしていけば良いと思います。とにかく、まずは400字という圧巻の制限字数に慣れましょう。
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たけなわ

北海道大学法学部

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コメント(2)

あんじ
5/7 13:50
たけなわさん、いつもありがとうございます!3月から始めた数学も初学ながらだんだん慣れてきました。 アドバイスをもとに、世界史の勉強の姿勢を変えていきたいと思います!ありがとうございます!!
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たけなわ
5/8 12:32
毎日ご苦労様です。一橋の数学に慣れてきたなら、文系数学については怖いものなしですね。そのままのペースで頑張ってください。回答❶に書いた世界史勉強に際して意識すべきことについては、これをもっと詳しく知りたいという場合は、家永三郎『日本文化史』(岩波新書)の「はじめにーー日本文化史の課題」の部分を読んでいただければと思います。表題の通り、日本文化史についての内容ではありますが、歴史科目の他の領域でも等しく重要になるような視点や意識の仕方だと私は思います。時間がある時にぜひ。

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流れをおさえるとは?
こんにちは。初めまして! 私も世界史で大学受験を経験しました。少しでも参考になれば幸いです。 世界史って膨大な量があって初めてだとどうすればいいか分からないですよね、、、😭 結論から申し上げますと、世界史において「流れ」はとても大事で正確な年号の暗記というより、横のつながりも含めた漠然とした年代感覚を養うことが重要だと私は思います。 私としては1周目はマニアックな用語まで網羅するというよりも、教科書の太字レベルの簡単な単語を赤シートなどを利用して暗記し、教科書を読み切るというのが大切かと思います。 教材に関しては高校でも使うような山川などの教科書がいいと思います。教科書を用いる利点は、出来事の因果関係を学ぶことができるという点です。また文章になっていることで、物語を読む感覚で歴史の流れを定着させやすいと思います。 例えば、ナポレオン1世はどうして大陸封鎖令を出したのかなど、近現代になると国家間の関係が緊密になり、ただ出来事を覚えるだけでなくその背景知識を学ぶことで、時系列を把握しやすくなります。 用語の確認だけで言えば東進の一問一答なども並行して使うといいかもしれません。(これも最初は星3つの簡単な単語だけで十分です。) 2周目、3周目は教科書で出てきた主要な単語の年号や横のつながりを意識してみましょう。 例えば、8世紀半ばについて、アッバース朝の建国が750年、タラス河畔の戦いが751年、トゥール=ポワティエ間の戦いが732年(さらに言えばピピンの寄進が756年)なので、この頃の世界の横のつながりが見えてきます。正確な年号の暗記は不要だと思いますが、出来事となんとなくの時代感覚は超大事です! なので2、3周目は新たな単語を増やすというよりも出来事と時代を結びつけるという学習をすることをオススメします。 ここまで来ると、世界史の学習における幹がしっかりと完成し、共通テストレベルではかなり戦えるようになるはずです。 これ以降は少しづつ覚える単語を増やしていき、枝を広げていきましょう。この時の教材は、もちろん教科書でもいいですし、一問一答でもいいと思います。(マニアックな単語まで覚えたいという方は一問一答がオススメです。) 基礎的な出来事の時系列の整理ができていると新たな単語の習得もしやすいと思います。 以上長くなりましたがまとめると、単語を覚える時は時代も同時に見るようにするといいと思います。世界史は量が多くて暗記が難しい教科ですが、一度知識を固めると得点源になる科目です。 ゆっくりと焦らず頑張っていきましょう!
東京大学文科二類 Ryosuke
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世界史
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単語は覚えたけれど
私立大学の受験を世界史選択で経験しましたのでお答えします。 私立大入試の世界史は過去問をご覧になって分かる通り、兎にも角にも"時間"が重視されます。ある国の出来事の流れを完璧に把握してもその一連の歴史を他の国の出来事と比較された途端、混乱して時系列が解らなくなってしまう状態に陥ることはよくあることです。難関私立大入試の世界史では、「七年戦争が勃発した時代に中国王朝で当時の皇帝が行った内政または外政について次の選択肢のうち全て選べ。」などというように、単にある地域と同一の時間軸を共有した別の地域で起こった出来事について回答させる問題が多々出題されます。このような出題傾向から従うに、受験期の回答者は歴史的事実を流れとして把握したのちに、それぞれの出来事を年号として記憶することを意識していました。例を挙げるなら、受験において重要知識とされる戦争の開始年や皇帝の在籍開始年を一思いに記憶してしまうなどということを実際に行っていました。年号を軸に単語を覚えた結果、センター試験は勿論、難関私立大入試でも鬼畜ともいえる知識量を問うものを除いた問題では難なく悠々と正答することができました。特に時間を主軸にした問題は繁々出題されますのでこのような勉強法は殊の外有意義なものであると思われます。一点注意すべきことは、この勉強法はある程度時間を要するため、それぞれの年号に優先順位をつけた上で境界線を引きつつご自身が有益と考えたもののみ記憶することを提案します。 恐らく回答者様にとって荷が重く躊躇するような内容の回答かと思われますが、単語の知識量に問題がない上でそのような点数を得点されるということは紛れもなく時間軸の構成が脳内で交錯している状態にあるかと思われます。従って、"こんな状態から、どうしたら私大の入試までに改善できるでしょうか。"という問いにお答えした結果、単語と併せて年号を記憶することをお勧めします。
早稲田大学商学部 すいくん
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世界史
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世界史論述
まず、世界史論述と一口に言っても、東大や一橋の論述と早稲田慶應の論述はかなり違いがあります。 東大や一橋の論述は400や600字に渡る大型の論述であることに加え、問われる内容も暗記一辺倒では太刀打ちできないかなり深いものとなってきます。(例えば、「イベリア半島におけるキリスト教徒とイスラーム教徒の戦いの歴史をまとめよ」「泉州(ザイトン)が栄えた理由を述べよ」等) 一方、早慶の場合は文字数が少ない上に、世界史上の出来事の流れが追えているかと言ったような浅い内容がおおいです。勿論慶應経済もその例外ではありません。 とにかくまず、世界史(慶應経済ならば、1500年以降ですね)の教科書レベルの内容を完璧に頭に入れましょう。「出来事の原因理由の追求」と「用語の意味を押さえること」の2つには少なくともこだわるべきですね。 例えば「アンシャンレジームとはなんですか」「どうして冷戦が起きたのですか」と言われて答えられないようでは、論述云々の前に勉強不足ということになってしまうわけです。 厳しいことを言うようですが、論述問題集をやるにはまだ早いということです。知識量が足りてないんです。 逆に、知識量が足りてくれば早稲田慶應の論述問題は誰でも容易にさばけるようになります。 私が思うにおそらく、質問者様はまだ知識量不足なのだろうと思われます。 もう一つ、慶應経済では実は類似した問題が数年おきに度々出題されます。つまり、早い話が論述対策の問題集をやるよりも、20年分くらいの慶應経済の過去問をやったほうが確実に点数は取れるようになります。 例えば「ベルリン=コンゴ会議で決まったことは何か?」「ウィーン会議で決まったことは何か」等は過去問を解くとなんども目にすることになると思われます。 私も、慶應経済本番では過去問で見たことのある論述問題に沢山当たりました。 慶應経済の過去問研究は本当に有効です。 世界史は量が膨大で、近代以降は構造も複雑化するため、選択科目としてはかなり重たいものとなっていますが、努力次第でどこまでも点数を伸ばせます。 頑張ってください!
慶應義塾大学法学部 だいくん
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世界史
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世界史について
受験の世界史は範囲が広くて勉強するのが大変に思えますよね。しかし、そんな膨大に思える暗記も「ひとつずつ着実に」と「繰り返し」がポイントです! この2つのポイントを意識して、受験世界史を勉強するための3ステップをご紹介します。 ********************* ステップ①流れを理解する 世界史は時代の流れや理由と結果など「つながり」がとても重要です。具体的に言うと、中国の王朝の順番、その中でも皇帝の順番や各戦争がどういう理由で起こったかなどです。そういった「つながり」を覚えるためにまずは<教科書>を読みましょう。 読書が苦でないタイプなら小説のような感覚でさらっと読めると思います。2回ほど読めばなんとなく流れはつかめるでしょう。 この段階では細かい人名や年号をすべて暗記しなくてはいけないわけではありません。 ただ、読書が苦手なタイプであれば、マンガや講義を文字にした参考書(教科書よりも口語だから頭に入りやすいかも)もおすすめです。 自分にあった方法で一旦世界史の大まかな流れを頭に入れてください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ステップ②一問一答でテスト対応力をつける ステップ①で全体の流れが大体掴めたところで細かい知識の暗記に入ります。ここでは市販の一問一答の参考書や教科書穴埋めタイプのワークなどがおすすめです。中国の皇帝であれば漢字で正確に名前が書けるか、いつごろの時代の何王朝の皇帝か、この皇帝はどんな政策を行ったかなど、「この人といえばこれ!」と<瞬時>に言えるようになりましょう。 暗記なのでこれは<繰り返し>やってください。 何度覚えようとしてもなかなか覚えられないところはもう一度ステップ①(教科書やそれと同じような流れを確認できるもの)に戻って確認すると覚えやすくなりますよ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ステップ③センター試験や志望校の過去問をやる ステップ③は実践です。これまでやってきたことがしっかり実際の試験で結果として出せるのか試してみてください。 基本知識はセンター試験で確認することをおすすめします。センターで9割ぐらい取れてきたら志望校の問題もやってみてください。 この段階で意識するべきことは「今の自分がどこが得意で、どこが不得意なのか」、「どこかきっちり暗記できていて、どこが曖昧なままなのか」を把握することです。だから、点数が合格圏内に入ってなかったとしても落ち込む必要は全くありません。 ここからはできていないところをなくす作業だと思ってください。できていないところをステップ①(教科書など)に戻り知識を確認、整理して、ステップ②(一問一答)で補強、同じ間違いはもうしないという気持ちでやりましょう。 以上が3つのステップです。 ステップ③実践の段階になっても、常にステップ①教科書に立ち返り、ひとつずつ丁寧に覚えていってください。そうすることにより自然と繰り返し教科書や参考書を読むので知識がより定着します。 地道ですが、「ひとつずつ」と「繰り返し」を忘れずに! ********************* 最後に。 世界史はただの暗記科目と思えるかもしれませんが、実はどの科目よりも現実の世界とつながっていて、世界史を知っていれば私たちの生きている「今」をより理解できるようになると思います。楽しんで頑張ってください!!
慶應義塾大学文学部 yuko.y
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世界史
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世界史 論述 勉強法
東京大学文科三類に所属している者です。 現時点で世界史の記述ができなくても焦らなくて大丈夫です。自分は高3の秋から本格的な記述対策を始めましたが、東大の2次試験で合格者平均点ぐらいをとれました。以下に自分がしていた世界史の勉強法を紹介しておきます。 ①通史と単語の確認 これは普通に教科書を読んだり一問一答をやったりしていました。中でもあまり使われていないけどオススメの教材は「書きこみ式の教科書」です。自分は山川の教科書を使っていたので山川が出している書きこみ式教科書的なものを併用していました。 ②単語の意味の確認 タイトルだけでは分かりにくいですが、要するに基本的な単語の説明ができるかを確認する勉強です。例えば「一条鞭法とは何か」と聞かれてスラスラ答えられるかを確認して、できなかったら覚えるという感じです。意外と盲点かもしれませんが、世界史ができる人はみんなこれができますし、より難しい記述をする際に絶対に必要になってくる知識です。「何となくこんな感じ」ではなく、友達に聞かれても答えられるレベルにしておきましょう。自分は、一問一答の赤字になっている単語だけを見て黒字のところが言えるようにしていました。黒字のところは赤字になっている単語の基本的な説明になっていることがほとんどなのでオススメです。かなり大変ですが後々必ず役に立ちます。 ③実際の二次試験の記述(自分は高3の秋から始めました) これはそのままです。二次試験で出た、あるいは出てきそうな記述を解いて復習するという勉強です。抜けている知識があったら逐一暗記しましょう。 また、自分は基本的に学校で習った範囲にしぼって勉強していました。その方が効率的に覚えられます。学校で習った範囲が②まで完璧だと思えるのであれば未習範囲までやってもいいとは思いますが。 少しでも参考になれば幸いです🙇‍♂️
東京大学文科三類 Mx
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世界史
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世界史について
こんにちは。 流れって曖昧な面もあり難しいですよね。 よく間違って流れを理解してる人がいるのですが、流れを掴んだから一問一答に行くわけではありません。流れは単語を覚えながら並列で学習していくものです。 私も世界史で受験をしましたが流れが一番重要だと思いました。厳しく言わせてもらうと中国の王朝を覚えるのは最低限必要なことです。なので、それだけでは流れを掴んだとは言えません。 流れというのは例えば、国が交代した時にどのようにして変わったのか(世襲なのか、他民族の攻撃なのかなど)きちんと理解することです。 また、一問一答を行いながらもっと深く流れを覚えなくてはなりません。 なぜこの時代にこの制度が起こったのか、なぜこの反乱が起きてしまったのかなど、全ては流れに繋がっていくものです。一問一答で単語とその意味を覚えたら全て流れに組み込んであげてください。 流れは最後の最後まで掴もうとする努力をして下さい。覚えた単語を流れに組み込んで流れを深いものにして下さい。 世界史は全ての単語に因果関係があります。曖昧なままにせず、どうしてその単語が、その人物がこの時代に出てきたのかを明確にできれば良いと思います。 頑張ってください!
早稲田大学文化構想学部1年 Lollipop
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世界史
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世界史 横のつながり
まずは各国の歴史、つまり縦の流れをきっちり固めましょう。 それをしっかりやったことを前提とします。 おすすめは年号暗記です。 代表的な出来事の年号をしっかりおさえ、余裕があれば細かいところもおさえたいですね。 ゴロで覚える参考書を1冊やってもいいかもしれないです。 直接年号を問われることはほとんどないですが、早慶ではビミョーに前後関係をずらしてきたりする正誤問題は意外とあって、差もつきやすいです。 そういうところで年号は生きてきます! まずは教科書や資料集で太字になってる出来事の年号を覚えてみてはいかがですか? 自分は11月くらいまで代表的なものを覚え、そのあと細かいのを覚えていきました。 世界史めっちゃ得意になりましたよ!おすすめです^_^
慶應義塾大学商学部 わすれらんねぇぇぇぇえええよ
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世界史
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一橋経済志望 世界史独学のおすすめ勉強法
一橋世界史は全ての大学で最も難易度が高いと言っていいでしょう。 世界史の配点が低い経済学部でも、かなり高レベルの完成度が要求されます。 質問者様が世界史をどの範囲まで学習されたかわかりませんが,第一次世界大戦までは習っていないという前提でお話しさせてください。 先に,1900年以降,第一次世界大戦の始まりからを学習するのをお勧めします。 参考書でも良いですが, 『スタディサプリの世界史ベーシックレベル』 『YouTubeのトライ』 などの映像系で学習するのも非常に良いです。 見て,聞いて学習するので頭に入りやすい。 なぜ第一次世界大戦からなのかというと、 第一次世界大戦は歴史の大きな一区切りなので,第一次世界大戦後の歴史において、それ以前との繋がりがわかりにくいことがあまりないからです。 日本史で言うところの明治維新ですね。 明治維新から学習しても,あまり支障はないでしょう? 世界史は近現代史に行くほど難しくなっていく学問です。 にもかかわらず,早慶や一橋大などの最難関大では近現代史が頻出なので,その範囲の完成度で差がつきます。 そのため近現代史は難関大受験者にとって絶対に実力をつけるべき範囲なのです。 今から1900年以降の歴史を学習すると,ひとまず2025年まで終わるのが6月中でしょう。 (ペースにもよります) そして学校の授業、あるいは塾の授業が7月ごろにちょうど1900年ごろに到達するので,そのタイミングで連結します。 日本史で言うと,明治維新以降を先にやって,学校が7月ごろに大政奉還に追いつくのでちょうど連結するということになります。 もし追いつかないとわかったら,2025年まで終わってから1800年、1750年〜1900年を学習しましょう。 これが世界史の効率的で効果的な通史の進め方です。 並行して文化史もやりましょう。 次に演習についてです。 アウトプットに関しては一問一答で良いと思います。他にも『ヒストリア』や『スタサプ』などの問題集でアウトプットできます。 同時に論述の力もつけなければなりません。 単語を書ける=論述できる ではないので,全く別の力と思ってください。 もちろん単語を知っていることは前提です。 質問者様は教科書を読んで学習されているので,その教科書を熟読してください。 教科書は論述で問われることを専門家が最もコンパクトを正確に書いた最高の参考書です。 論述ではどの教材にも勝ります。 また,実践的な問題集として東大の第2問をお勧めします。 東大と聞いてビビるかもしれませんが,第二問は基本的なことを60〜80字で問う問題です。 MARCHレベルです。 東大の第二問をある程度やれば,非常にしっかりとした基礎力と論述力が身につきます。 一橋の2次対策についてです。 第一問:中世ヨーロッパ 第二問:近世ヨーロッパが中心だが,色々な範囲からの出題 第三問:近現代東アジア と出題範囲は割と明確で対策がしやすいです。 第一問は既に学習されていると思うので,中世ヨーロッパは重点的に復習してください。 重要なところが本当に多いので,最も対策するべき範囲です。 第二問はお楽しみボックス的な問題が多いです。近世ヨーロッパが多いとは言え,確定できません。様々な範囲の完成度が求められるので,集中的な対策がしづらいです。 第三問は近現代東アジアです。一橋の中では範囲も難易度も最も限定的で対策がしやすいです。これから学習すると思いますが,安定した得点源にできるように注意深く,完成度を意識して学習なさって下さい。  理想としては,夏休みが始まるor途中までに通史を終えてすぐにアウトプットのみに移行するペースが良いです。 一橋大に対応できるよう,中世ヨーロッパと近現代東アジア史だけは特に重要だと思って学習しましょう。 以下はお勧め教材です。 『スタディサプリ』(インプットアウトプット) 『各国史ノート』(アウトプット) 『ヒストリア』(アウトプット) 『諸説世界史研究』(辞書) 『標準問題精講』(アウトプット) 通史のペースや参考書などわからないことがあったら気軽にコメントして下さい!
慶應義塾大学法学部 けいゲン
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世界史!
たぶん、縦のつながり(地域ごとの古い時代から新しい時代)しかやっていないからではないでしょうか? 例えば中国史なら、もちろん王朝の順番といつからその王朝が始まったのかはざっくり覚えていますよね? その縦のつながりをヨーロッパを含め基礎的な年号は覚えてから効果的な方法をお教えします。 授業て教えられるのは、だいたい縦のつながりの話ですが、実際受験で高得点を取るのに必要なスキルは横のつながりを覚えることです。横のつながりとは、年号や時代を基準にすべての地域の出来事を把握することです。私が現役時代にやっていたことは、ノートを横にして2本線を引き3つに分けます。そして、横軸に例えば中国、フランス、イギリスなどと書き、縦軸に5世紀6世紀と書きます。そうして、重要な出来事の年代と軽く内容を書きます。最初は時間がかかりますが、それを見るとどの時代に誰と誰が生きていたかなどがすぐわかりますし、この戦争のときはヨーロッパでは何民族が台頭してきたなど、例えすべての年号を覚えていなくても、ある戦争の年号だけを覚えていてその時代の中国皇帝をぼんやり覚えていれば選択肢での正誤問題にかなり役立ちます。 まだ夏休み前で時間もありますし、自分だけのサブノート作り意外に楽しいですよ! 参考にしてみてください!
早稲田大学国際教養学部 チュナ
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東大世界史対策 教科書を使って流れをしっかり覚えたい
一橋大模試の世界史で50位以内を4回取り、現在は仮面浪人して東大文科二類を目指している者です。質問に答えさせていただきます。 まずは「教科書を読みつつ国や時代ごとに1つの文章にまとめる」という方法について、考えられる長所・短所をお伝えしたいと思います。 教科書の重要事項を「用語」ではなく、「文章」という形でインプットするため典型的な問題(東大世界史の第2問は大体がここに該当します)を瞬殺できるようになるのが最大の長所でしょう。 「問題を見れば使えそうな用語は分かるけど上手く文章にできない….」といったありがちな失敗を防ぐことができて、第2問を確実に早く得点できるようなると思います。 特に東大の地歴は他大学とは違って時間が厳しいのが特徴なので早く問題が解けるのは大きな強みです。東大世界史は東大日本史・地理と比べて暗記要素の強い科目なので、時間を短縮することでもう片方の思考要素の強い科目に時間をかけることができて地歴全体の点数も上がることにも繋がる思います。 また、各々の時代や国の特徴を網羅的に学習できるのも長所です。東大世界史は出題分野の偏りがあまりないからです。苦手な分野があったとしても重要事項を文章化することができれば失点を最小限に抑えることができるため、どの分野が出ても点数を安定させられるようになると思います。 短所としては、かなりの時間が必要となることが挙げられると思います。世界史の国や時代の一つ一つを「用語」ではなく「文章」としてまとめるのには大変に時間がかかるのは想像に難くないでしょう。 このような勉強をするべきか否かは他科目との兼ね合い(例:英数が仕上がっているか?)に寄るところです。 またこれは短所というより注意点ですが、別々の国や時期の出来事をテーマなどに沿って組み合わせる必要がある問題(例:近代における女性の政治参加への流れ)(東大世界史の第1問はここに該当するものは多くがここに該当します)に対応するには、各分野の必要な要素を設問に合わせて選び出す訓練をある程度積む必要があります。(これが世界史における思考の要素だと思います) 短所は注意点をこのように書きましたが、とはいえ最終的には世界史の流れを文章化して頭に入れる必要はありますし、上記のような思考が必要とされる問題を解くには重要事項を国や時代ごとに頭の中で整理されていることが大前提となるわけです。 そのことを踏まえると、共テや2次の過去問などを解いてみて苦手意識がある分野に絞って国や時代の文章化を行うのがよい、というのが私自身の意見になります。 以下、論述対策の方法について少しだけ書かせていただきます。 論述には出来事の「文章化」が必要、というのはここまででお伝えした通りですが、そのインプットには山川の教科書の反復がおすすめです。 私自身、用語を言われたら教科書の説明やその周辺に書いてある関連事項を言えるぐらいまで教科書を何度も読み込みました。(夏休みや冠模試の模試の前などは1日で1章×4回ぐらいのペースで読んでました。参考までにどうぞ。) 東京大学文科三類に合格されることを願っています。是非頑張ってください!
東北大学経済学部 ひろき
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