UniLink WebToAppバナー画像

世界史の時代と空間

クリップ(7) コメント(2)
5/6 12:23
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

ds

高卒 東京都 一橋大学法学部(68)志望

世界史について質問です。 一橋大学の世界史では大論述[400字程度]が出るのですが、試しに解いてみたのですが、全くと言っていいほど手がつけられませんでした。なので問題集で、対策を確認したところ、「時代と空間の理解が大事」のような文言が書かれていました。 そこで、年号や地図で横のつながりを意識しながら勉強することで、こういった時代と空間の理解が進むのでしょうか?また回答者様の世界史の論述の勉強法などをご教授いただけると幸いです。よろしくお願いします!

回答

回答者のプロフィール画像

たけなわ

北海道大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
本当は一橋大学の学生の方がお答えになるのが望ましいのでしょうが、少し思ったところがあったので、僭越ながら書かせていただきます。 ❶「時代と空間の理解」について 「時代と空間の理解」というのは、仰る通り、年号や地図で横のつながりを意識しながら一つ一つの歴史上の出来事について理解を深めていくことだと思います。ただ、それは単に年号や地図上の場所を覚えればそれで良いというわけでもないと思います。例えば、一つの争いごとについて見てるにしても、①そこには必ずそれを起こした人(あるいは人たち)がいます。そして、彼らがそれを引き起こさなければならなかった原因も必ずあるはずです。ここでまず、なぜその人たちがその争いごとを引き起こしたのかについて考えるとき、その争いごとが起きた時代にはどんな政治体制(支配者と被支配者の力関係など)が実施されていたのかとか、あるいはその時代の人々の生活はどのようなものだったのか(豊かだったのか貧しかったのかなど)とかのような時代的特徴が一つの大きなカギになります。また、その地域に特有の地理的事情があって、それが原因となる可能性も考えられます。②それから、原因がわかれば、自然その出来事の性質もわかるようになります。例えば過去に、絶対王政的な支配関係が確立されていた国で、人々が理不尽な抑圧に耐えかねて権力者に対して武力闘争を仕掛けたとしましょう。このとき、この出来事の性質は、簡単に言えばクーデターであることは自然にわかるでしょう。③そして、その出来事を受けてその後の時代状況がどのように変化したのか、ということも重要です。なぜなら、一定の長期的な流れを持つ国ほど、そこで起きた出来事がその後に起きる出来事にいくらか影響を与えるからです。例えば、ある国家のある時代の皇帝はこういう政治体制を実施し、こういった政策や行動をしたというとき、なぜそのような政治状況になったのかといえば、その前の皇帝の時代に、そのような政治状況に変える必要性を感じさせるほどの出来事があったからだという場合は十分に考えられます。以上のように、①その出来事を引き起こした主体、②その出来事の性質に注目することで「なぜその時代にその地域でその出来事が起こらなければならなかったのか」を明らかにするとともに、③その出来事が当時の人々にどのように受け止められ、その後の時代状況にどのような影響を与えたのか、ということにも注目することによって、歴史上の知識にどんどん関係性を持たせ、ストーリーや流れを掴んでいく。これが、「時代と空間を理解する」ということなのではないでしょうか。そして、教科書や参考書を読むときなんかは、こういったてんに着目して読んでいけば、歴史に対する理解も深まっていくのではないでしょうか。 ❷論述の勉強法 京大志望の時代に、論述の勉強をしていました。その方法とは、任意の学校の添削課題で世界史論述のやつがあったので、それを取りました。具体的には、Z会の『世界史論術のトレーニング』のうち指定された問題を解き、自己添削したのち、それを先生に提出すると、後で先生がさらにそれを確認・補足的に添削したものが返ってくるという感じでした。京大は300字ですが、一橋はさらにきつく400字ということで、はじめのうちは手も足も出なくても仕方がないと思います。最初のうちは、教科書を使って解答を書いてみることから始めてもいいと思います。教科書の知識どうしを自分なりに関係づけて解答を書いていくだけでも結構頭を使うので。それでだんだんと慣れてくれば、何も見ずに解いてみるというのを増やしていけば良いと思います。とにかく、まずは400字という圧巻の制限字数に慣れましょう。
回答者のプロフィール画像

たけなわ

北海道大学法学部

48
ファン
8.1
平均クリップ
4.8
平均評価

プロフィール

気が向いたときに、気が向いたご質問に回答しています。

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(2)

あんじ
5/7 4:50
たけなわさん、いつもありがとうございます!3月から始めた数学も初学ながらだんだん慣れてきました。 アドバイスをもとに、世界史の勉強の姿勢を変えていきたいと思います!ありがとうございます!!
たけなわのプロフィール画像
たけなわ
5/8 3:32
毎日ご苦労様です。一橋の数学に慣れてきたなら、文系数学については怖いものなしですね。そのままのペースで頑張ってください。回答❶に書いた世界史勉強に際して意識すべきことについては、これをもっと詳しく知りたいという場合は、家永三郎『日本文化史』(岩波新書)の「はじめにーー日本文化史の課題」の部分を読んでいただければと思います。表題の通り、日本文化史についての内容ではありますが、歴史科目の他の領域でも等しく重要になるような視点や意識の仕方だと私は思います。時間がある時にぜひ。

よく一緒に読まれている人気の回答

世界史偏差値40からの脱却 勉強法への意見求む
こんにちは!⭐️私自身世界史が本当に苦手で、どうすればいいか分からずずっと悩んでいました。以下参考になれば幸いです。 まず、私がどのくらい世界史を苦手としていたかというと… ◯全国模試 偏差値42 ◯校内偏差値39 ◯定期テストは毎回平均以下 といった具合です。しかし方法を模索し最終的には成績をあげて、 ◯共通テスト 90点超え ◯東大本試験 6割超え (38/60点) を達成することができました🙌🏻 世界史で最も大事なことは、流れを把握し因果関係を掴むことです。ただただ単語を暗記しようとしても、試験に立ち向かうという点では限界があります。 まずは「時代と流れで覚える」という参考書と学校で配られた教科書を使って基本的な事項を覚えていきます。質問者さんの方法で良いと思います! ここで重要なのが、以下の3点!! ①なぜそれが起きたのか考えること ②想像を膨らませること ③年号は素直に覚えること ①は要するに、因果関係です。私たちが世界史を勉強するとき、無意識のうちについつい教科書の太文字や参考書の赤文字ばかりが入ってきてしまい、ほかの文字は背景と化してしまうことが多々あります。 しかし、因果関係は太文字にはなりません!!ですので意識して細文字も理解すること、因果関係には別の色でマーカーを引いてみるのがおすすめです。 例えば、教皇や王の名前、絶対王政という言葉は太文字になりますが、「宗教改革を経て教会の力が弱まった結果、王が力を強め絶対王政に繋がった」といった因果完成はしれっと細文字で書かれています。 単語だけ追っていても頭の中には残りません!ストーリーを意識して勉強をしましょう✨️ ②の想像を膨らませることは、本当にどんな想像でもいいんです。「ジョン王って名前的にイケメンそうだけど、やったこと全然イケメンじゃないなぁ」とかです。 どうでもいいことと結びつけて楽しんでいると、テストの時にフラッと頭の中にそのどうでもいい話とともに世界史の事柄が浮かんできます笑!!授業でどうでもいい話をする先生も、そのどうでもいい話が何かのタイミングで授業内容を思い出すきっかけになったりしますよね。それとおんなじ感じです🙆 世界史で覚えなければいけない事柄の量は膨大ですし、どこまで覚えればおっけーといったものもありません。おんなじ原理で語呂合わせもおすすめです!(使いすぎは混乱を招くので注意) (例)🔥イギリス王朝の覚え方はこれがおすすめ→”No Plan Like Yours To Study History Wisely”これでググってみてください!感動します、 ③「年号はもうそんなに聞かれないから、たくさん覚えても意味がない」 なんて言われたことありませんか?特に国立志望であれば年号そのものを聞かれることなんて絶対にないので、私も年号を覚える努力を全くしていませんでした。 しかし、年号は世界史のすべての出来事を同じ時間軸に落とし込める魔法の道具です!!すべての事柄の因果関係を覚えるのは大変ですが、年号さえわかっていればあとは並べるだけ。また、因果関係を年号でチェックすることもできます。 はじめのうちは、教科書にでてくる年号はだいたい暗記するくらいの気持ちでいきましょう🙆細かすぎる年号や、ほかの出来事から時期が想像しやすい年号は覚えても無駄なのでスルーで大丈夫です。 世界史は、時間をかければかけるほど、そして楽しめれば楽しめるほど成績が伸びます。また、英語や数学と違って、追い上げがきく教科です。また、大きな差がつくことも少ないので、「得意」になる必要もありません。人並みに点を取れれば良いのです。まだ6月。世界史に関しては本当にどうにでもなります。 最後になりますが、世界史の勉強法は多岐にわたり、好みや相性は人それぞれです。いろんな人からのアドバイスを元に、自分なりの方法を模索しながら頑張ってください💪🏻 応援しています🔥🔥🔥
東京大学文科二類 杏菜
8
4
世界史
世界史カテゴリの画像
流れをおさえるとは?
こんにちは。初めまして! 私も世界史で大学受験を経験しました。少しでも参考になれば幸いです。 世界史って膨大な量があって初めてだとどうすればいいか分からないですよね、、、😭 結論から申し上げますと、世界史において「流れ」はとても大事で正確な年号の暗記というより、横のつながりも含めた漠然とした年代感覚を養うことが重要だと私は思います。 私としては1周目はマニアックな用語まで網羅するというよりも、教科書の太字レベルの簡単な単語を赤シートなどを利用して暗記し、教科書を読み切るというのが大切かと思います。 教材に関しては高校でも使うような山川などの教科書がいいと思います。教科書を用いる利点は、出来事の因果関係を学ぶことができるという点です。また文章になっていることで、物語を読む感覚で歴史の流れを定着させやすいと思います。 例えば、ナポレオン1世はどうして大陸封鎖令を出したのかなど、近現代になると国家間の関係が緊密になり、ただ出来事を覚えるだけでなくその背景知識を学ぶことで、時系列を把握しやすくなります。 用語の確認だけで言えば東進の一問一答なども並行して使うといいかもしれません。(これも最初は星3つの簡単な単語だけで十分です。) 2周目、3周目は教科書で出てきた主要な単語の年号や横のつながりを意識してみましょう。 例えば、8世紀半ばについて、アッバース朝の建国が750年、タラス河畔の戦いが751年、トゥール=ポワティエ間の戦いが732年(さらに言えばピピンの寄進が756年)なので、この頃の世界の横のつながりが見えてきます。正確な年号の暗記は不要だと思いますが、出来事となんとなくの時代感覚は超大事です! なので2、3周目は新たな単語を増やすというよりも出来事と時代を結びつけるという学習をすることをオススメします。 ここまで来ると、世界史の学習における幹がしっかりと完成し、共通テストレベルではかなり戦えるようになるはずです。 これ以降は少しづつ覚える単語を増やしていき、枝を広げていきましょう。この時の教材は、もちろん教科書でもいいですし、一問一答でもいいと思います。(マニアックな単語まで覚えたいという方は一問一答がオススメです。) 基礎的な出来事の時系列の整理ができていると新たな単語の習得もしやすいと思います。 以上長くなりましたがまとめると、単語を覚える時は時代も同時に見るようにするといいと思います。世界史は量が多くて暗記が難しい教科ですが、一度知識を固めると得点源になる科目です。 ゆっくりと焦らず頑張っていきましょう!
東京大学文科二類 Ryosuke
5
1
世界史
世界史カテゴリの画像
単語は覚えたけれど
私立大学の受験を世界史選択で経験しましたのでお答えします。 私立大入試の世界史は過去問をご覧になって分かる通り、兎にも角にも"時間"が重視されます。ある国の出来事の流れを完璧に把握してもその一連の歴史を他の国の出来事と比較された途端、混乱して時系列が解らなくなってしまう状態に陥ることはよくあることです。難関私立大入試の世界史では、「七年戦争が勃発した時代に中国王朝で当時の皇帝が行った内政または外政について次の選択肢のうち全て選べ。」などというように、単にある地域と同一の時間軸を共有した別の地域で起こった出来事について回答させる問題が多々出題されます。このような出題傾向から従うに、受験期の回答者は歴史的事実を流れとして把握したのちに、それぞれの出来事を年号として記憶することを意識していました。例を挙げるなら、受験において重要知識とされる戦争の開始年や皇帝の在籍開始年を一思いに記憶してしまうなどということを実際に行っていました。年号を軸に単語を覚えた結果、センター試験は勿論、難関私立大入試でも鬼畜ともいえる知識量を問うものを除いた問題では難なく悠々と正答することができました。特に時間を主軸にした問題は繁々出題されますのでこのような勉強法は殊の外有意義なものであると思われます。一点注意すべきことは、この勉強法はある程度時間を要するため、それぞれの年号に優先順位をつけた上で境界線を引きつつご自身が有益と考えたもののみ記憶することを提案します。 恐らく回答者様にとって荷が重く躊躇するような内容の回答かと思われますが、単語の知識量に問題がない上でそのような点数を得点されるということは紛れもなく時間軸の構成が脳内で交錯している状態にあるかと思われます。従って、"こんな状態から、どうしたら私大の入試までに改善できるでしょうか。"という問いにお答えした結果、単語と併せて年号を記憶することをお勧めします。
早稲田大学商学部 すいくん
4
0
世界史
世界史カテゴリの画像
世界史論述
まず、世界史論述と一口に言っても、東大や一橋の論述と早稲田慶應の論述はかなり違いがあります。 東大や一橋の論述は400や600字に渡る大型の論述であることに加え、問われる内容も暗記一辺倒では太刀打ちできないかなり深いものとなってきます。(例えば、「イベリア半島におけるキリスト教徒とイスラーム教徒の戦いの歴史をまとめよ」「泉州(ザイトン)が栄えた理由を述べよ」等) 一方、早慶の場合は文字数が少ない上に、世界史上の出来事の流れが追えているかと言ったような浅い内容がおおいです。勿論慶應経済もその例外ではありません。 とにかくまず、世界史(慶應経済ならば、1500年以降ですね)の教科書レベルの内容を完璧に頭に入れましょう。「出来事の原因理由の追求」と「用語の意味を押さえること」の2つには少なくともこだわるべきですね。 例えば「アンシャンレジームとはなんですか」「どうして冷戦が起きたのですか」と言われて答えられないようでは、論述云々の前に勉強不足ということになってしまうわけです。 厳しいことを言うようですが、論述問題集をやるにはまだ早いということです。知識量が足りてないんです。 逆に、知識量が足りてくれば早稲田慶應の論述問題は誰でも容易にさばけるようになります。 私が思うにおそらく、質問者様はまだ知識量不足なのだろうと思われます。 もう一つ、慶應経済では実は類似した問題が数年おきに度々出題されます。つまり、早い話が論述対策の問題集をやるよりも、20年分くらいの慶應経済の過去問をやったほうが確実に点数は取れるようになります。 例えば「ベルリン=コンゴ会議で決まったことは何か?」「ウィーン会議で決まったことは何か」等は過去問を解くとなんども目にすることになると思われます。 私も、慶應経済本番では過去問で見たことのある論述問題に沢山当たりました。 慶應経済の過去問研究は本当に有効です。 世界史は量が膨大で、近代以降は構造も複雑化するため、選択科目としてはかなり重たいものとなっていますが、努力次第でどこまでも点数を伸ばせます。 頑張ってください!
慶應義塾大学法学部 だいくん
33
1
世界史
世界史カテゴリの画像
世界史について
受験の世界史は範囲が広くて勉強するのが大変に思えますよね。しかし、そんな膨大に思える暗記も「ひとつずつ着実に」と「繰り返し」がポイントです! この2つのポイントを意識して、受験世界史を勉強するための3ステップをご紹介します。 ********************* ステップ①流れを理解する 世界史は時代の流れや理由と結果など「つながり」がとても重要です。具体的に言うと、中国の王朝の順番、その中でも皇帝の順番や各戦争がどういう理由で起こったかなどです。そういった「つながり」を覚えるためにまずは<教科書>を読みましょう。 読書が苦でないタイプなら小説のような感覚でさらっと読めると思います。2回ほど読めばなんとなく流れはつかめるでしょう。 この段階では細かい人名や年号をすべて暗記しなくてはいけないわけではありません。 ただ、読書が苦手なタイプであれば、マンガや講義を文字にした参考書(教科書よりも口語だから頭に入りやすいかも)もおすすめです。 自分にあった方法で一旦世界史の大まかな流れを頭に入れてください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ステップ②一問一答でテスト対応力をつける ステップ①で全体の流れが大体掴めたところで細かい知識の暗記に入ります。ここでは市販の一問一答の参考書や教科書穴埋めタイプのワークなどがおすすめです。中国の皇帝であれば漢字で正確に名前が書けるか、いつごろの時代の何王朝の皇帝か、この皇帝はどんな政策を行ったかなど、「この人といえばこれ!」と<瞬時>に言えるようになりましょう。 暗記なのでこれは<繰り返し>やってください。 何度覚えようとしてもなかなか覚えられないところはもう一度ステップ①(教科書やそれと同じような流れを確認できるもの)に戻って確認すると覚えやすくなりますよ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ステップ③センター試験や志望校の過去問をやる ステップ③は実践です。これまでやってきたことがしっかり実際の試験で結果として出せるのか試してみてください。 基本知識はセンター試験で確認することをおすすめします。センターで9割ぐらい取れてきたら志望校の問題もやってみてください。 この段階で意識するべきことは「今の自分がどこが得意で、どこが不得意なのか」、「どこかきっちり暗記できていて、どこが曖昧なままなのか」を把握することです。だから、点数が合格圏内に入ってなかったとしても落ち込む必要は全くありません。 ここからはできていないところをなくす作業だと思ってください。できていないところをステップ①(教科書など)に戻り知識を確認、整理して、ステップ②(一問一答)で補強、同じ間違いはもうしないという気持ちでやりましょう。 以上が3つのステップです。 ステップ③実践の段階になっても、常にステップ①教科書に立ち返り、ひとつずつ丁寧に覚えていってください。そうすることにより自然と繰り返し教科書や参考書を読むので知識がより定着します。 地道ですが、「ひとつずつ」と「繰り返し」を忘れずに! ********************* 最後に。 世界史はただの暗記科目と思えるかもしれませんが、実はどの科目よりも現実の世界とつながっていて、世界史を知っていれば私たちの生きている「今」をより理解できるようになると思います。楽しんで頑張ってください!!
慶應義塾大学文学部 yuko.y
398
15
世界史
世界史カテゴリの画像
世界史 論述 勉強法
東京大学文科三類に所属している者です。 現時点で世界史の記述ができなくても焦らなくて大丈夫です。自分は高3の秋から本格的な記述対策を始めましたが、東大の2次試験で合格者平均点ぐらいをとれました。以下に自分がしていた世界史の勉強法を紹介しておきます。 ①通史と単語の確認 これは普通に教科書を読んだり一問一答をやったりしていました。中でもあまり使われていないけどオススメの教材は「書きこみ式の教科書」です。自分は山川の教科書を使っていたので山川が出している書きこみ式教科書的なものを併用していました。 ②単語の意味の確認 タイトルだけでは分かりにくいですが、要するに基本的な単語の説明ができるかを確認する勉強です。例えば「一条鞭法とは何か」と聞かれてスラスラ答えられるかを確認して、できなかったら覚えるという感じです。意外と盲点かもしれませんが、世界史ができる人はみんなこれができますし、より難しい記述をする際に絶対に必要になってくる知識です。「何となくこんな感じ」ではなく、友達に聞かれても答えられるレベルにしておきましょう。自分は、一問一答の赤字になっている単語だけを見て黒字のところが言えるようにしていました。黒字のところは赤字になっている単語の基本的な説明になっていることがほとんどなのでオススメです。かなり大変ですが後々必ず役に立ちます。 ③実際の二次試験の記述(自分は高3の秋から始めました) これはそのままです。二次試験で出た、あるいは出てきそうな記述を解いて復習するという勉強です。抜けている知識があったら逐一暗記しましょう。 また、自分は基本的に学校で習った範囲にしぼって勉強していました。その方が効率的に覚えられます。学校で習った範囲が②まで完璧だと思えるのであれば未習範囲までやってもいいとは思いますが。 少しでも参考になれば幸いです🙇‍♂️
東京大学文科三類 Mx
8
0
世界史
世界史カテゴリの画像
一橋大法学部志望 世界史過去問開始時期と他教科との配分
こんにちは‼️受験期は一橋を目指していたので回答させていただきますね。 質問に答えると、過去問をやり始めるのは9月以降で大丈夫です。それより早い必要はないです。 そもそも400字が重たいですから今やってらっしゃるように他大学のちょっと字数少なめの論述をやるのが論述対策としては有効かなと思います。通史を現段階で一周されているのは素晴らしいペースだと思いますよ。 ただ一橋の論述に入る前にやってほしいことがあります。 それは用語の意味だけでなく、出来事の年号を覚えることと、説明ができる状態にすることです。 年号に関しては覚えるメリットがあります。 それは最悪書く順番を逆にしてしまったとしても年号さえ明記しておけば『歴史の流れを理解していない』と判断しようがなく、減点されないことです。おそらく論述は加点法で採点されていますが、もちろん順番を逆にして理解していると判断された場合は減点されるでしょう。問題によっては年号が加点対象になっていると思われるので年号をできるだけ書いた方が良いです。 説明に関しては、例えば「地丁銀」と言われたら「1717年に制定された定数化された丁銀をあらかじめ地銀に繰り込むことで名目上丁銀を完全に廃止することを定めた新税制」と説明できますか。(塾の世界史のテキストに書いてある塾の世界史のテキストに書いてある文章なので教科書とはちょっと違うかもしれませんが)こんな感じなのを頻出分野の中世ヨーロッパ、近現代アジア史に関しては完璧にしておいてほしいのです。 結局論述でこれらが書けないと「何書けばいいの?」となって困るのでこれらはやっておきたいですね。 では具体的に赤本をやり始めたらの話をしていきますね。 最初は難易度が低い大問3からやり始めてください。ここは近現代アジア史が出題され、特に中国史と朝鮮史がメインです。ここは流れも抑えやすいですし正直年号と出来事をぶち込みまくれば点数が発生する傾向が強い大問なので重点的に取り組みたいですし、本番もここで高得点を稼ぎたいのでできれば入試までに3周はしたいです。 次は大問1です。ここは中世ヨーロッパの大問。ここも大問2よりは取りやすく、内容の説明ができるか、年号と出来事をぶちこめるかが点数を決めますが概念的な物が問われることはあまりないので解きやすいと思います。ここも3周はしたいですね。(英仏比較や教皇権などは絶対に‼️) 最後に大問2です。ここはびっくり箱的な扱いで大丈夫です。他の受験生も同じ状態なので。この大問の「超難」になっている問題はやらなくてもいいぐらいです。もちろん何か書けば点は入るので書けるにこしたことはないですが、「超難」の問題を書けるようになるよりも「ふつう」とか「やや難」の問題で高得点を取ることのほうが重要。 そして1日に大問1〜3個はやりましょう。(共テ 1ヶ月前はいいです)このペースであれば赤本はやりこんだことになると思います。 ⭐️一番大事なのは「赤本から学びを得ること」 解答を見ると同じ文章が使われていたりするんですね。つまりそれは「一橋入試において論述できておいた方が良い文章である」とわかりますよね。なので赤本を解いた後はきちんと回答と照らせ合わせて、学びを得るようにしましょう。 長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。世界史の勉強法とかで質問あったらいつでも聞いてくださいね。
慶應義塾大学商学部 Y.I.K.G
2
2
世界史
世界史カテゴリの画像
世界史苦手 間に合うか不安 何をすべきか
一橋世界史を解く上で1番重要なのは、流れをしっかり掴むことです。一つの出来事をとっても、原因、内容、結果、意義を把握する必要があります。 そのため、ひとつさんがまず初めに取り組むべきことは、教科書や参考書を使って通史を自力でなるべくはやく終わらせることです。通史が終わっていなければ、終わっていない範囲の演習をしたり、過去問を解いたりすることができないからです。 最近の一橋の傾向として20世紀以降の知識を問う問題が多くなってきています。直近では2025年の大問3で日韓併合についての問題が出されましたね。 つまり、まだ通史が終わっていないと思われる近現代についても、時間をとって早めに対策しなければならないのです。 したがって、夏休み中に通史を終わらせて流れを掴み、用語集等で知識をある程度固めた上で、9月以降過去問にじっくりと取り組むというのがベストな勉強法です。 また、一橋の世界史は非常に特殊な形式です。400字記述が3問だけで、選択肢や語句補充の問題はありません。そして、一つ一つの語句を論理的に繋げて説明する高度な技術力が求められます。 さらに、大問1は中・近世ヨーロッパ、大問2は近代〜現代、大問3は東アジアと、毎年出る範囲が決まっており、そのなかで高校レベルを超えた知識を要求される問題が出題されます。 したがって、選択問題や語句補充といった問題形式が中心の世界史基礎問題精講や私大対策用の問題集はあまりおすすめできません。 用語や知識のアウトプットは一問一答で十分です。 それよりも、記述力を高め、一橋の高度な問題に対応する力を養成するために、ひたすら一橋大学の過去問を解くことをお勧めします。 おすすめの参考書は、赤本の一橋世界史20カ年です。解答の作り方から、一橋世界史を解く上で必要な知識まで掲載されており、非常に役に立ちます。 以上の話をまとめます。夏休みは通史を終わらせて、全体の流れを掴むことを優先するべきだと考えます。山川の詳説世界史をお勧めしますが、ご自身が好きなものを使ってもらって構いません。 また、時代と流れで覚える世界史用語を使って知識のアウトプットを行なってください。 夏休みに流れの把握と知識のインプットをある程度完成させたら、9月頃から20カ年に取り組みはじめてください。 早めに過去問対策に手を回すことで、その後の共テ対策や併願校対策も焦らずスムーズに進めることができます。 最後になりますが、使う参考書や教材はできるだけ少ない方がいいです。以上に紹介した3つを何回も繰り返してやれば確実に合格力がつきます。 ご参考になったかはわかりませんが、ひとつさんのご健闘を祈ります。
一橋大学社会学部 ゆきなお
0
0
世界史
世界史カテゴリの画像
世界史について
こんにちは。 流れって曖昧な面もあり難しいですよね。 よく間違って流れを理解してる人がいるのですが、流れを掴んだから一問一答に行くわけではありません。流れは単語を覚えながら並列で学習していくものです。 私も世界史で受験をしましたが流れが一番重要だと思いました。厳しく言わせてもらうと中国の王朝を覚えるのは最低限必要なことです。なので、それだけでは流れを掴んだとは言えません。 流れというのは例えば、国が交代した時にどのようにして変わったのか(世襲なのか、他民族の攻撃なのかなど)きちんと理解することです。 また、一問一答を行いながらもっと深く流れを覚えなくてはなりません。 なぜこの時代にこの制度が起こったのか、なぜこの反乱が起きてしまったのかなど、全ては流れに繋がっていくものです。一問一答で単語とその意味を覚えたら全て流れに組み込んであげてください。 流れは最後の最後まで掴もうとする努力をして下さい。覚えた単語を流れに組み込んで流れを深いものにして下さい。 世界史は全ての単語に因果関係があります。曖昧なままにせず、どうしてその単語が、その人物がこの時代に出てきたのかを明確にできれば良いと思います。 頑張ってください!
早稲田大学文化構想学部1年 Lollipop
15
0
世界史
世界史カテゴリの画像
世界史 横のつながり
まずは各国の歴史、つまり縦の流れをきっちり固めましょう。 それをしっかりやったことを前提とします。 おすすめは年号暗記です。 代表的な出来事の年号をしっかりおさえ、余裕があれば細かいところもおさえたいですね。 ゴロで覚える参考書を1冊やってもいいかもしれないです。 直接年号を問われることはほとんどないですが、早慶ではビミョーに前後関係をずらしてきたりする正誤問題は意外とあって、差もつきやすいです。 そういうところで年号は生きてきます! まずは教科書や資料集で太字になってる出来事の年号を覚えてみてはいかがですか? 自分は11月くらいまで代表的なものを覚え、そのあと細かいのを覚えていきました。 世界史めっちゃ得意になりましたよ!おすすめです^_^
慶應義塾大学商学部 わすれらんねぇぇぇぇえええよ
12
4
世界史
世界史カテゴリの画像