京大、苦手科目を他教科で補えるか??
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IRI
京大志望の高3文系です。
僕は数学があまり得意ではありません。二次で使う教科で得意で自信がある順に日本史、英語、国語、数学です。日本史はかなり得意なのですが配点が低く、コスパが悪く、他の記事を読んでいたら“京大日本史は簡単だ”というのを見つけました。勉強した割には配点が低く、あまり差がつかないのは辛いです。また、数学を他教科でカバーするのは危険な考えですか?回答よろしくお願いします。
回答
モアイ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
率直に言って、結構危険だと思います。
僕は世界史選択だったので日本史を完璧に把握はしていないのですが、京大世界史は一問一答60点、論述40点の構成でした。
この一問一答は東進の参考書を使わずとも、山川のオーソドックスなものでほぼ満点が取れる内容でしたから、世界史では合格者間での差はほぼ付いていないはずです(得意な人で85点〜苦手な人で60点?)。
例年合格最高点と最低点の差が120〜140点程度つくことを踏まえれば、25点しか差が開かない世界史に時間を割くことはあまり得策ではないでしょう。
日本史選択の同期と話した時の記憶が正しければ、日本史は一問一答70点と論述30点の構成だったはずなので、上位層は世界史より満点に近い点を取ってきているかもしれません。
無論今までの京大入試を見て、社会科で80点を絶対に割らないという自信があるなら得意科目として差をつける計算をしてもいいと思います。しかし、同期と入試の話をしたとき、大多数は「受験は数学ゲー」という結論で同意します。
東大文系では数学の配点が少ないので数学の苦手な人も少しは(それでも本当に少し)いるでしょうが、京大文系は
①英語の採点が甘く、割とみんな高得点
②国語が異常に辛く、大多数が半分取れるかどうか
③社会科で差がつけにくい
ことから、総合点の差の半分ぐらいは数学でつくと見ていいです。
この数学を捨ててしまうのはいかがなものでしょう?文学部だと数学の配点は少し小さいようですが、定員が少なく、数学の苦手な京大受験生は多いですから、安易にそこに走るのもどうかと思います。
ただ当然、質問者さんの実力ははっきりとはわかりません。他教科で逃げ切る戦略も、不可能とは言い切れません。
例年の最低点やTwitterでの先輩方の開示を見るなどして、教科ごとに細かく獲得点数の予定を立ててみるなどすると、自分のどれだけ現実味があるかがなんとなくつかめてくると思いますよ。
頑張ってくださいね。応援しています。
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