英検2級と準1級の違い
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
せなか
高三です。
高2の秋に英検2級に合格しました。
私立志望なので英検利用で受験をしたいなと考えており、夏前に英検準1級の合格を目標にしています.
英検2級の時は特別な対策はせず、普通に合格ましたが、準1級ではそうはいかないと学校の先生にも言われました.よく売ってる準一級対策用の参考書は必要でしょうか?
またリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各分野の特徴を教えて欲しいです。
回答
MK
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは♪ 質問ありがとうございます。結論から申し上げますと英検準1級に合格するためには、準1級用の参考書は必須であり、十分な対策が必要です。理由は大きく2つあります。
1つ目は、2級に比べて圧倒的に難易度が高いため。2つ目は、参考書で問題形式、やるべき事柄が明確になるためです。
自分自身も高校1年生の時に特別な対策をせずに2級は合格しました。しかし、同じ感覚で特別な対策をせずに、準1級を受験したら不合格でした。その後しっかりと参考書をやったことで、合格できました。
次に準1級の分野の特徴と自分がやっていた対策、おすすめの参考書について説明します。
準1級合格の決め手はなんといっても大問1の語彙問題です。2級に比べ語句の難易度も上がるため単語を知らないと解けません。自分は単語帳を移動時間などに覚えて対策しました。
次に長文についてです。準1級の長文はそれほど難しくありません。なので英語が得意なら、そんなに心配しなくて大丈夫です。
準1級のライティングは今年から要約と自由英作文の2つになりました。英作文の難易度はそんな難しくありません。自分は書いたものを英語の先生に添削のお願いしていました。大事なのは何回も繰り返し書く練習をすることです。要約は短い英文を要約する練習をしてみてはどうでしょう。(早稲田の文化構想の対策にもなります。)
次にリスニングについてです。準1級のリスニングは会話のスピードがとても速く、1回しか音声が流れません。そのため確実に会話の内容を把握する練習が必要です。自分はリスニングの音声や長文(学校や予備校の教科書)の音声を何度も聞いて、とにかくスピードと英文に慣れる対策をしました。筆記試験のおすすめの参考書はGakken の『英検準1級過去問題集』と『でる順パス単準1級』です。
最後にスピーキングについてです。2次試験の対策は1次試験の結果を見てからで問題ありません。スピーキング(2次試験)は面接官からカードが渡され、1分間の時間が与えられ、そのカードに描かれている4つの絵から話をつくる問題が1つと、自分の意見を聞く問題が3つがあります。
自分は英語の先生(ネイティブスピーカー)に練習をお願いしていました。また自分の意見を述べる際の材料として日頃から新聞などのニュース記事に目を通しておくと良いでしょう。2次試験のおすすめの参考書は、『英検準1級面接大特訓』または『14日でできる!英検準1級面接完全予想問題』です。
英検準1級は、あらゆる私大の入試(早稲田の文化構想学部、文学部、商学部の英語外部検定利用、立教や明治、明治学院の英語外部検定併用)でもかなり有利になりますので、ぜひ準1級に合格してください。これからも受験勉強頑張ってください。応援しています!
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