英文法を基礎から勉強
クリップ(14) コメント(1)
10/26 0:38
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
はな
高2 埼玉県 東京都立大学法学部(60)志望
高2の国公立大志望です
模試や定期テストで自分の英文法の基礎がグラグラだと改めて感じ、基礎からやり直す必要性を感じました
いろいろ調べてはいるのですが、どの参考書を使って、どうやって進めていけばいいのかわからないです
ちなみに、学校でvintageが配られていて、英単語帳は1年でLEAP 、相性が悪いと感じたので、10月の頭からシス単を使っています
回答
shibataka
名古屋大学情報学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
英文法をきちんと身につけることは私たち日本人が英文を読んだり書いたりする上で大切なことなので、英文法を基礎からやり直そうという意気込みはとても素晴らしいと思います。
具体的な勉強法の話をする前に、英文法の基礎を身につけるとはどのようなことかを考えてみましょう。高校生・受験生の中には、「文法力=文法問題を解ける」と思っている人が少なからずいます。その人たちの多くは、文法問題(例えば4択や穴埋め)をたくさん解いて、それを解けるようになったら文法力がついたと思ってしまいます。
そもそもなぜ英文法を学習するのでしょうか?それは英文を読んだり書いたり聞いたり話したりする上で必要だからですよね。文法問題を解くために文法を勉強しているのではありません。文法問題を解くという過程は文法を正しく身につけるための練習に過ぎないのです。
大切なことは、英語をきちんと使える(読んだり書いたりできる)ための土台として英文法を身につけることです。そしてそのためには、文法事項をきちんと理解した上で覚え、それを整理された知識として蓄えることがポイントとなります。
前置きが長くなりましたが、ここからは具体的な勉強方法について話していきますね。文法の基礎を身につけるためには、最初は記述式(穴埋めや並び替え、英作文などの問題があるもの)の文法問題集を使うことをおすすめします。多くの高校では、文法の基礎を学習する際(「英語表現」の授業である場合が多い)に記述式の問題集を使うと思うので、もし持っていたらそれを使うのがよいでしょう。(具体的な書名を挙げるとVision Quest Workbook, Breakthrough 英文法などですが、高校によって教材はまったく異なると思います。)このタイプの問題集はほとんどの場合、各章のはじめに基本例文と解説が掲載されているので、まずはそれを読み、実際に自分で文を書いたり音読したりして基本事項を理解した上で(ここが大切)、その後についている問題を解いてみましょう。Vintageをお持ちとのことですが、このタイプ(ほとんどが4択問題で構成されている)の問題集は確認用・演習用として使うとよいでしょう。自分の文法基礎知識がきちんと身についているかの確認です。上にも書きましたが、基本事項の理解なしにこのタイプの文法問題集だけを解き続けていても文法力は身につきません。
最後に1つだけ、文法を基礎からやり直すとのことなので、大事にしてほしいことを書くのですが、それは、「文型」と「品詞」の理解は英文法を学習する上で必要不可欠であるということです。文型はSVとかSVCとかSVOとかの文のタイプのことで、品詞は「名詞」「動詞」「形容詞」「副詞」などの、1つ1つの単語のはたらきのことです。これらは英文法を学習する上でのすべての基本です。もしこれらのことについて少しでも不安があるとしたら、まずはここの理解を完璧にしてから他の事項を学習してください。
以上長くなりましたが、英文法の基礎を学習する上で大切なことを書きました。2年生のうちはまだ時間があるので、じっくり勉強して入試で使える文法力を身につけてください。応援しています。
コメント(1)
はな
10/26 8:08
回答ありがとうございます。
文型が苦手なので一つ一つ丁寧にやり直そうと思います。
ありがとうございました。頑張ります!