UniLink WebToAppバナー画像

旧帝大レベルの英語長文が解けない原因と対策

クリップ(8) コメント(1)
7/5 12:31
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

take

高3 愛知県 京都大学経済学部(66)志望

英語の長文について質問です。 MARCHや関関同立レベルの長文や早慶の易しめの長文は解けるのですが、旧帝の問題などになると、急に解けなくなります。 このふたつのレベル帯の差はなんですか?また、この壁を超えるにはどのような勉強が必要でしょうか?
この相談には2件の回答があります
こんにちわ!東大理3のゆきです。旧帝大レベルの英語長文になると急に解けなくなる、というのは非常によくある悩みです。MARCHや関関同立、または早慶のやさしめの問題まではある程度解けるのに、旧帝(東大・京大・阪大・東北大など)になると途端に難しく感じるのは、英語力そのものというよりも、「読解の質」に関わる部分で差があるからです。 旧帝大の長文問題は、単なる語彙力や文法知識では太刀打ちできない、「抽象的なテーマ」「複雑な論理構造」「背景知識の必要性」など、より高次の読解力を求めてきます。たとえば、東大や京大の長文では、哲学的な議論や社会思想、科学と倫理の境界のようなテーマが扱われることも多く、それらを読み解くには、日本語で読んでも難しい内容を英語で処理する必要があります。 また、設問も単純な内容一致や言い換えの確認ではなく、文章全体の構造を捉えた上での推論や判断を求められる傾向があります。そのため、本文の中に「直接書いてあること」だけを頼りにする読み方では太刀打ちできず、筆者の立場や主張、論理の流れを精密に追う力が必要になります。 この「壁」を超えるためには、まず英文を「読む」のではなく、「論理を追う」ような読み方に変えていくことが必要です。具体的には、ディスコースマーカー(however, therefore, in other words など)に注目しながら、筆者がどんな前提を置いて、どんな立場をとり、どのように展開しているのかを意識しながら読解する練習が有効です。 また、和訳・英訳の精度を上げることで、複雑な構文を正確に処理する力を身につけるのも有効です。特に『ポレポレ』や『英文解釈の技術100』などで精読力を鍛え、そのうえで旧帝大の過去問やハイレベルな長文問題(『やっておきたい英語長文1000』など)に取り組むのがおすすめです。 旧帝の英語は、いわば「英語で書かれた現代文(評論文)」を読むようなものです。英語力だけでなく、国語的な論理読解力も求められます。そこを意識しながら、段階的に訓練していくことで、旧帝レベルの文章にも対応できるようになるでしょう。
東京大学理科三類 ゆき
8
0
質問ありがとう。本当にいい視点です。 MARCHや関関同立と旧帝大の長文の一番の違いは、文章の「抽象度」と「論理構造の複雑さ」にあります。 MARCHや関関同立レベルでは、文章のテーマが比較的具体的で、内容も分かりやすいものが多いです。たとえば文化紹介や技術の話など、読みやすいストーリーが中心です。 一方、旧帝大の長文では、哲学的なテーマや社会問題、抽象的な考察が多く出てきます。使われる単語も抽象度が高く、接続詞や論理展開の仕方もより複雑になります。 加えて、旧帝大では「書かれていないことを文脈から推測する」ような問題が多いです。つまり、単に内容を理解するだけではなく、筆者の意図や主張のニュアンスまで読み取る力が必要になります。 この壁を超えるためには、抽象的テーマに慣れることが重要です。具体的には、やっておきたい英語長文700や1000、ハイパートレーニングの難しめのレベル、ポラリスの3などを使うのが効果的です。 それと並行して、文構造を正確に把握する練習も大事です。例えば英文解釈の技術100やポレポレなどをもう一度使って、文を「正確に読めているか」を確認してください。 最後に、本文を読んだあとに「この段落で筆者は何を言いたかったのか」を一言でまとめる練習をするのがおすすめです。 こういう積み重ねをすると、文章の抽象度や論理展開に慣れて、自然と旧帝大レベルの長文も読み切れるようになりますよ。焦らず着実に力をつけていきましょう。
大阪大学工学部 はる
4
2

回答

回答者のプロフィール画像

ゆき

東京大学理科三類

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちわ!東大理3のゆきです。旧帝大レベルの英語長文になると急に解けなくなる、というのは非常によくある悩みです。MARCHや関関同立、または早慶のやさしめの問題まではある程度解けるのに、旧帝(東大・京大・阪大・東北大など)になると途端に難しく感じるのは、英語力そのものというよりも、「読解の質」に関わる部分で差があるからです。 旧帝大の長文問題は、単なる語彙力や文法知識では太刀打ちできない、「抽象的なテーマ」「複雑な論理構造」「背景知識の必要性」など、より高次の読解力を求めてきます。たとえば、東大や京大の長文では、哲学的な議論や社会思想、科学と倫理の境界のようなテーマが扱われることも多く、それらを読み解くには、日本語で読んでも難しい内容を英語で処理する必要があります。 また、設問も単純な内容一致や言い換えの確認ではなく、文章全体の構造を捉えた上での推論や判断を求められる傾向があります。そのため、本文の中に「直接書いてあること」だけを頼りにする読み方では太刀打ちできず、筆者の立場や主張、論理の流れを精密に追う力が必要になります。 この「壁」を超えるためには、まず英文を「読む」のではなく、「論理を追う」ような読み方に変えていくことが必要です。具体的には、ディスコースマーカー(however, therefore, in other words など)に注目しながら、筆者がどんな前提を置いて、どんな立場をとり、どのように展開しているのかを意識しながら読解する練習が有効です。 また、和訳・英訳の精度を上げることで、複雑な構文を正確に処理する力を身につけるのも有効です。特に『ポレポレ』や『英文解釈の技術100』などで精読力を鍛え、そのうえで旧帝大の過去問やハイレベルな長文問題(『やっておきたい英語長文1000』など)に取り組むのがおすすめです。 旧帝の英語は、いわば「英語で書かれた現代文(評論文)」を読むようなものです。英語力だけでなく、国語的な論理読解力も求められます。そこを意識しながら、段階的に訓練していくことで、旧帝レベルの文章にも対応できるようになるでしょう。
回答者のプロフィール画像

ゆき

東京大学理科三類

19
ファン
3.3
平均クリップ
5
平均評価

プロフィール

東京大学理科三類に現役で合格しました。地方公立高校出身なので不利な環境にありましたが、参考書を有効活用して勉強法を模索しながら成績を上げることができました。受験で学んだことを皆さんに還元できればと思っています。クリップ押してくれたら嬉しいです。モチベになります。

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(1)

take
7/8 16:34
つまづくものなんですね! アドバイス通りやってみようと思います! ありがとうございます!

よく一緒に読まれている人気の回答

長文の壁を打破したい
センターレベルなら単語さえわかっちゃえば読めるかもしれませんね… でもMARCHレベルになると構文が、早慶レベルになると文章の構成がという風にレベルアップしていくのです。 センターレベルよりすこしでも難しくなるとということは多分英文解釈が苦手なのかと思います。まずはネクステやヴィンテージなどで文法を固めて、基礎英文解釈の技術100やポレポレなどで難しい英文を訳す練習をしてください!難しい長文を解くのはそれからです。これでMARCHレベルはいけるはず!やっておきたい英語長文500あたりをやってみてください。その後はディスコースマーカー英文読解やRiseの3,4などで長文の読み方を学んでください。前者はかなりオススメで、後者は結構難しいです。 単語のレベルも上がっていくので、リンダメタリカなどの長文が載ってる系の単語帳もやるのが良いですよ! 構文に力を入れて頑張ってください!
慶應義塾大学経済学部 木田陽介(仮)
24
0
英語
英語カテゴリの画像
京大理学部志望 長文読解が上達しない原因と対策
あなたの悩みはとっても共感できます。 単語や文法、構文など基礎的な力はある程度備えているのに、長文を読んでも内容が入ってこない。訳せないわけではないのに、読解ができている感覚が持てない。 この状態は、「精読ができているのに、読解ができていない」という現象です。 私も陥り、悩んだ都があります>< ★ 英語長文を「読める」とはどういうことか? 英語の長文読解は「訳すこと」ではなく、「筆者の主張や流れを読み取ること」です。 これは現代文の読解と本質的に共通しています。 現代文で段落の要点や対比・因果関係を意識しながら読むように、英語でも「この段落の役割は何か」「どういう論理構造になっているか」を捉える視点が重要です。 ★ 読解力を鍛えるための3ステップ 1. 現代文的視点で英語を読む 長文を読むときに「誰が何を主張していて、何を補強材料に使っているか」「対比や言い換えがどこにあるか」を意識しましょう。 訳すことよりも、構造や文の役割に注目する練習を重ねることが第一歩です。 2. 英文解釈で「一文の正確な理解」を積む 今のあなたに最もおすすめしたいのが『難関大に合格する英文解釈 CODE 70』です。 この参考書は、フィーリングに頼らず、文字ベースでそれぞれの英文のもつ個性やそれらへの立ち向かい方が丁寧に解説してあります。 英語長文が読めない人の多くは、「文を読んだつもりになっている」ことが多いため、まず1文単位での読解精度を高めることが不可欠です。 さらに速読に必要なポイント、省略により文に現れないもの等を問題形式で1ステップずつ読者に考えさせながら学ばせる点で非常に優秀です! 精読に取り組む際は、 • 主語・動詞・目的語を必ず明確にする • 修飾関係を把握する • 接続詞や関係詞の流れを意識する    という意識が重要です。特に接続詞や関係詞は流れを決める重要なパーツです。 例えば 一般論→順接接続詞→その根拠→否定の接続詞→筆者の真の主張 のようになることも多く、関係詞や接続詞は文全体の本質や意味をとらえる点で見過ごせません。 一方関係詞は省略されることも多く、ここで躓く受験生が多発します。 3. 音読と要約で「読解の筋力」を鍛える 精読した長文を、音読と要約で再利用してください。 音読では意味を想像しながら読むことで、処理スピードと理解力を同時に鍛えられます。 声に出すことで読み飛ばしを避け、流れに乗りながら読む力もつきます。 要約は、読んだ内容を日本語で3行程度にまとめる練習です。 京大英語の記述問題にも通じる、構造把握と内容理解の力が養われます。 ★ 洋書や多読は有効か? 「シャーロック・ホームズを読もうか」と考えているとのことですが、今の段階ではおすすめしません。 多読は読解の型ができたあとで、語彙・背景知識がある題材で行うことで効果を発揮します。 いまはまず、精読を中心に「読める文を確実に増やす」フェーズです。 ★ 京大英語の特徴とその対策 京大の英語は、「論理的な読解力」と「要約・記述力」を試す問題が中心です。 難語や構文の複雑さよりも、文章全体の流れや対比構造、筆者の立場を正確に読み取る力が求められます。 その意味でも、現代文的アプローチ+英文解釈 CODE 70の精読+音読・要約の三本柱は非常に有効です。 さらに、和訳した時の文章の意味も難しい為、語彙力をはじめとした。日本語の能力も身につけましょう。 現代文ができなければ英語も読めません。「漫画でもいい」ので毎日文字に触れることは現代文、英文読解において非常に有効です。 最後に幅広い知識をつけましょう。 京大英語の長文は学術的な内容が多くそこも難しさの要因の一つです。 普段からアンテナを張って様々な知識をつけていれば長文の内容を知っている!なんてことになるかもしれません。そうすれば圧倒的アドバンテージです。 焦らず、まずは一文を「完璧に」読めるようにするところから始めましょう。 その積み重ねが、確実に長文全体の「読める実感」へとつながります。 多読もいいですが今足りないのは長文と向き合うための強力な「武器」です。 これは受験用の参考書から手に入れるのが一番速いでしょう。 単語や文法をちゃんとやっているということは長文をスラスラ読むためのスタートラインに立っています! 高1からコツコツ力を蓄えてきたことは本当に素晴らしい✨ためた力を爆発させる時は近いです! あなたの英語学習が少しでも前に進むよう、心から応援しています(^▽^)
大阪大学薬学部 Y.D
2
1
英語
英語カテゴリの画像
京大理学部志望 長文読解が上達しない原因と対策
こんにちは! まず、英単語を見た瞬間に意味が浮かぶかを一応確認してみてください。しっかり読めていないというのが質問内容なのでおそらく大丈夫だとは思いますが、英単語を見た瞬間意味が思い浮かぶようになるとよりストレスなく長文を読めるようになるので解決策になるかもしれません。 英単語、文法、解釈をある程度勉強しているということなので、一文一文でつまずくことはないが、文章全体の理解、構造がうまく捉えられないという状況だと思います。多読も余裕があればもちろんやっていいと思いますが、自分は要約問題を解くことをおすすめします。 京大の英語では大問として要約問題は出題されないので一見無駄な勉強にも思えるかもしれませんが、要約問題を通して得られることはたくさんあります。 要約問題では長文を限られた字数でまとめなければならないので、重要な文とそうでない文、抽象的な部分と具体的な部分、主張と例などを見分ける必要があります。これは長文読解をする上でも文に強弱をつけて読むことができるようになり、とてもプラスになります。 また、要約問題をやっていると、自然と段落を意識して読むようになります。段落間の関係をつかめるようになると文章全体の構造、流れがわかるようになり、意味段落も自分で分けることができるようになります。これは要約問題において重要なことですが、長文読解においても文章の大枠を理解することや文章全体の今どの辺を読んでいるかがわかることにつながります。 要約問題を解くことにより自然と普通の長文読解でも要約的に読むようになり、ただダラダラと一文一文読んでいるより遥かに文章の理解度が高まりますし、後ろにどのような内容が書かれているか予想できるようにもなるので読むスピードも上がります。また、要約力は現代文においても重要な力なのでやって損はしないと思います。 あくまで要約問題はこのようなことができるまでの補助的な道具として使い、もちろん受験が近づいてきたらやらなくていいと思います。 教材としては要約問題に特化した参考書や東大など要約問題が出る大学の過去問、また普段読んでいる文章を自分で字数を決めて要約してみるのもいいかもしれません。ただ、参考書や東大の過去問は要約のコツ、文章の読み方も載っているのでまずは何か一冊参考書を買ってみるのをおすすめします。 少しでも参考になれば幸いです。 京大の英語は難しくて大変だと思いますが、頑張ってください!
早稲田大学基幹理工学部 ksks
1
0
英語
英語カテゴリの画像
英文(長文)が読めなくなった
「文法が良いわけではない」の辺りがモヤモヤします。Next Stageでも厳しいのか、アリストテレスの英訳レベルの文構造が苦手ということなのか…。 もし複雑な文構造が苦手ということであれば、ポレポレ英文読解のようなテキストもしくは過去問等の一部分を用いて、時間をかけて精読をしてみてはいかがでしょうか。時間をかける精読と速く問題を解く演習を繰り返すことで、結果的に文を速く正確に読めるようになると思います。 英作文については、単語を覚える際にフレーズ単位で覚えるようにしておくと、比較的ネタに困りにくいと思います。 第二志望先として私大を受験するのであれば少しは気にした方がいいのかもしれませんが、定期試験は所詮高校のテストに過ぎません。あまり気にしなくても良いと思います。
東京大学文科二類 かいきょ
3
1
英語
英語カテゴリの画像
私大の古文読解について。
まず、古文の全訳は不可能です。古文に精通している学者が長年時間をかけて研究して訳しているものを受験生が解答時間の中の数分で綺麗に訳すことは無理でしょう。その中で受験生が問題を解いていかなくてはなりません。 ・徹底的な文法、単語の繰り返しと定着 これがなければ何も始まりませんので今ある程度出来てても受験直前まで続けてください。 ・古文常識を知る 当然昔の文章なので現代の常識で読み進めても理解は深まりません。古文常識は深くはやらなくてもいいのですが少しでも必ずやるべきです。 ・読解系の参考書をやる 古文には日記や随筆や物語などのジャンルがあり、それぞれのジャンルによって読み方が異なります。(例えば日記は一人称視点のため主語の省略が多いなど) 文法、単語が固まってきたら読解解説系の参考書を通して古文の読み方をやった方がいいと思います。 ・多くの文章に触れ必ず復習して読み直す 結局量をやらないと古文は慣れないと思います。ただ多くこなすだけではなく、解き終わったら現代語訳と見比べながら必ず復習してください。(どれが主語か、わからない単語があるかなど) 長々と書きましたがとりあえず文法単語の反復が何よりも優先で現時点では大丈夫だと思います。また古文よりも英語のほうが基本的に配点が大きいのであまり古文に時間を使いすぎないようにしてください。 受験頑張ってください。
早稲田大学文化構想学部 マルシオ
16
1
古文・漢文
古文・漢文カテゴリの画像
長文が読めない
こんにちは、現在早稲田大学商学部に通うものです。 自分も受験生のころ、上智の過去問を解き始めた時同じような壁に当たったのでお力になれれば、と思い回答させて下さい。 長文の論旨がわからなくなってしまうというのは、質問者さんの勉強方が特に間違っている、というわけではありません。早慶上智レベルの大学になると、単語や文法、構文力があっても太刀打ちできない壁に当たることがあります。これを克服するには論理的な文章の読み方を身に付ける必要があります。 具体的な方法を説明します。まず、英文を読む際、最初の段落(たまに2.3段落までいくこともある)がその文章の大枠を示すので、〜〜の話をしていくのだと注意しておきます。 次に、各段落を読み終えるごとに軽く頭の中でこの段落はこのようなことを説明していたのだと整理します。メモを取っておくのもありです。いわゆる段落読みですね。筆者は伝えたいことが変わるために段落を変えるので、段落一つ一つにそれぞれの意味があります。 それを繰り返しながら、読み続けることで論旨が変わってももう一度読み返すような時間のロスはうまれません。 また、論理的な文章の読み方をしても、日本語訳を読んでも、理解し難い時も出てくるでひょう。それは背景知識不足によるものです。 その話を理解する上である程度の知識がないと、真新し過ぎて情報量がパンクして内容が入ってこないのです。 それを克服するには、たくさん英文を解いて色々な世界を知るしかありません。 長々と説明しましたが、以上の2点がこれからの過去問を解く上で必要になることだと思います。たくさん問題を解いて実力を上げていってください!
早稲田大学商学部 まさのら
39
4
英語
英語カテゴリの画像
MARCHレベルの長文が読めない
早慶レベルも含めて、長文は純粋な読解力が必要です。間違える原因は3つ考えられます。 1. 知らない単語が多い この場合は、単語帳や過去問に出てくる単語を定期的(できればスキマ時間)にチェックしてください。今更単語?って思うところもありますが、せっかく読解力があっても単語力がなければ何もできません。 2. 文の構成が理解できない この場合はいっぱい長文を読んで経験値を上げるしかありません。分からない文(特殊な文法を使う文)があれば高校の先生に聞いてみればいいと思います。 3. 集中して読めてない この場合は、一旦時間を無制限にして、ゆっくり読んで理解するようにしてください。最初は辞書かグーグルさんを使って解いて行ってもいいと思います(答えや和訳は極力みないで解いてね!) MARCHレベルの長文はあまり難しくて特殊な表現は使わないと思うので、素直に読む文章の量を増やして経験値を積むしかないです。 僕の場合は毎月英語の小説/ラノベを1~2冊読んでた結果、文法書に触れずどの大学でも8~9割を超えて、旧帝だと10~20分あまって、マーチは40分(90分中)余ります。 英語は他の科目と比べて、短時間で伸びる科目ではありませんので、残り4ヶ月は毎日長文を触れていきましょう! 英文解釈には戻ってもいいですが、それだけだと少し物足りない気もするので本や新聞、まがはいろんな大学の長文問題を解いていくといいと思います! 応援してますー!
慶應義塾大学理工学部 Yuba
13
4
英語
英語カテゴリの画像
京大理学部志望 長文読解が上達しない原因と対策
私も長文読解とても苦手でした…。一朝一夕でできるものではないですよね。しかし、長い期間地道にやり続けた結果、自分なりに安定した高得点の出し方を見つけました。以下を参考にしていただけたらと思います!! 🌟英文読解について(原因) おそらく、1つの文章が和訳できているだけで、文章全体を通して何をいいたいのかが把握できていないことが原因だと思います。つまり、主な問題は国語的読解力です。 投稿者様は英単語や英文法はしっかり勉強されているとのことなので、1つの文を和訳することはできると思います。もしも解答などを見て一文一文の和訳が合っているなら、英語ではなく国語の勉強をするのが賢明だと思います。 また、国語的読解力の不足から一文の和訳が合っていない、という状況も生じてきます。例えば、runにはたくさんの意味がありますよね。走る、経営する、運転する…など。runを文章の中で和訳するには、英単語の知識や文構造の把握も手がかりとなりますが、文脈が手がかりになることも往々にしてあります。文脈に当てはめたrunの和訳には、やはり国語的読解力が必要です。しかし英単語の知識と文構造の把握もやはり大切なので、強化し続けましょう。 🌟英文読解について(対策) 先述の通り、国語の勉強をしたら良いと思います。国語の勉強は後に書きます。 私は基礎問題精講を参考書として使っていました。難しめの題材が多く、解説も比較的充実しています。説明的文章の練習には最適です。 また、過去問も活用していました。東大の場合はゆっくりやれば受験直前期でなくても解けるくらいのやさしめの文章だったので、時間をかけて文構造などを把握していました。京大の過去問を使ってじっくり構文を把握し、文章全体で何を言いたいのか考えるのが有効だと思います! 🌟現代文について(原因) 原因は、ずばりメリハリをつけて文章を読めていないことです。メリハリというのは、筆者がどこに力を入れていてどこで力を抜いているのか見抜くということです。 例えば、筆者の主張は、形式的には段落や文章全体の最後、具体例の前後に現れます。まず文章の内容ではなく「形」から主張部分を見抜きます。その主張以外の部分がいわゆる「力を抜いているところ」です。文章に出てくる具体例や譲歩の部分なんて、筆者が寝ながら書いたことにすぎないのです。そのような部分にまで線を引いたりして読んでいることが、文章全体をわかっていないような気分になる原因かなと思います。私もそうでした。 メリハリの見抜き方がいまいちわからない、という方は、実際の過去問などで詳しくお教えしようかなと思うので、コメントなりしていただければと思います。 🌟現代文について(対策) 私は現代文にしろ英文にしろ、ルーズリーフ等に段落ごとに図式化してまとめ、全体を俯瞰できるようにしていました。図式化はかなりおすすめです。同じ主張をしているところは線でつなぎ、譲歩の部分は自分が分かるように一マス下げて書く、といったように自分なりの方法でぱっと見ただけで文章の流れを分かるようにしていました。これを地道に続けることで、最終的にはルーズリーフにすべて書かなくとも、問題用紙の端っこにメモしておくだけで全体の流れが掴めるようになりました。 先程も言ったように、全体の流れをつかめるようになる第一歩は、メリハリを効かせて読むことです。筆者が寝ながら書いているようなところは私たちも寝ながら読めばいいのです。 参考所は特に使わず、ひたすら過去問で特訓しました。 これをすると、設問と大きくズレた解答などを書かないようになるので、お勧めです。
東京大学文科三類 Riho
1
0
英語
英語カテゴリの画像
早稲田の英語長文
やはり慣れることしかないと思います。ちょうど同じ時期に、私も同じように早慶の長文に壁を感じで点数がなかなか伸びないことがありました。当時は、難しい英文解釈の本をやってみたりしましたが、今となっては結局あんま意味無かったなー、もっと長文に時間使っても良かったなー、って思います。 内容が掴めない、時間が足りないとのことですが、内容が掴めないのはまだ英語をすらすら読めないから、英文自体に注意力を多く使ってしまって、内容には注意力をうまく配分できていないだけだと思うので、数をこなしていけば改善できると思います。時間短縮に関しては、いくつかコツがあるのでそれを紹介します! ①具体例はほぼ読まない 長文問題で具体例を問題に絡ませて出題されることはあまりありませんし、具体例は抽象論と内容が同値なので読まなくても大体内容が予想できるので、読む必要性は低いです。さらに、万が一具体例に関する問題が出ても、具体例の文章には目立つ言葉がある(年代とか、国名とか)ので、すぐにその文章の場所を見つけることができます。 ②完璧に理解しようとしない 分からない英文に時間を費やしても、あまり利益が得られない時があるので、分からなければ飛ばすのも大切です。しかし、なるべく飛ばしてほしくない文章と、飛ばしても良い文章があります。 内容が並列、同値の文章は飛ばしても支障があまりないです。 例えば3つの英文があって、それらが大体同じ内容の言い換えだったり、さらに深く論じていく文章だとします。その場合、3つの英文のうちどれか1つがわかっていれば、残り2つの英文を飛ばしても、長文全体で見た時に内容理解に差は出にくいです。 対して、逆説的な文章(butやhoweverで繋がれたもの)はあまり飛ばさずに、意味が理解できるまで粘る必要があります。なぜなら、その文章で大きく内容の方向が変わる場合や、内容の結論、まとめが出る場合が多いからです。すなわち、逆説的な文章では内容の上書きが行われることが多いのです。なので逆に、ここを理解していれば、他の部分があまり理解できていなくても、なんとかなることが多いです。 最後に、単語が難しいとのことですが、これは仕方のない事だと思います。みんな同じ思いをしてると思うので、そこは割り切ることも大切です。 英語が得意科目であれば、夏を越したら応用とか実践的な勉強に入るべきなので、夏は単語文法、英文解釈を中心にちょくちょく長文の勉強をしていくべきだと思います。そして夏休みが終わったらがっつり長文を読んでいきましょう!長文の勉強法で僕がめちゃめちゃ効果を実感したのは音読です。私は一長文につき10~15回音読していました(数日に分けて)。長文の勉強は、数と質を意識してやれば必ず伸びます!
慶應義塾大学経済学部 しゅんや
11
2
英語
英語カテゴリの画像
難しい英文を読めるようにするには
お疲れ様です‼️初めまして、私の回答が少しでもあなたの力になればと思いコメントさせてもらいます。 長文を読むポイントをいくつか挙げます。 (1)速読を意識しすぎている (2)論理的読解力ができていない (3)勉強法 (1) 速読をただ文章を速く読むことだと思っていませんか? 速読力とは、どこを重点的に読んでどこを流しながら読むのか判断できる力のことをいいます。 文章、段落の主張となっている文、設問に関係している文は正確に読み、関係ないところはサッと目を通すだけと判断できれば1発で主張を掴み問題に取り掛かれます。 つまりは速さではなく強弱と言った方がいいでしょう。 (2) 受験における論理的読解とは、文章の構成を理解し内容がわかることをいいます。また、構成を理解しているならば自分で内容を予測できる力とも言えます。 ex 1段落目は一般論、導入、逆説してから主張、簡単な理由。 2段落目で例や意見。 3段落目で逆説や反対意見、例。 4段落目でそれに対する意見や反論、データ。 5段落目で主張の反復。 といったくらいに受験の長文は綺麗な構成になっています。 練習の段階で1度ゆっくり読んで、段落ごとに要約、そして役割を書き出してください。また、その役割を示す単語にも注意してください。(ディスコースマーカー) 例えば、ButやHoweverの前後をみると、前には一般論、後ろには主張が来るとこが多いです。(特に大文字Butはほぼそう) というのも逆説をつかう利点は説得性を上げるためにあります。1度一般的な意見、みんなが信じ込んでいることを否定することで説得力を上げています。 速読と関連しますが、あまり重要でないところ、速く読むところは主張のあとの具体例やデータのことが多いです。というのも始めから言いたいことを言っているで、具体例はその補足にすぎません。 ▶️まとめると、論理的読解力をつける為に普段の問題演習から段落の役割を意識して読む。その段落の役割が分かるようになればどこが重要なのかもわかるので読むスピードが上がる。 論理的読解力について大雑把に説明しましたがやればやる程この読み方が圧倒的であることが分かります。 (3) 長文の勉強法は、 ①知らない単語を調べる ②1文1文正確に読めるまで構文を取る ③全体の文構造と設問の関係性をみる ④論理的に読めるようにする(≒③) 具体的な音読のやり方は、 ①文章を見ながら音声を聞く ②音声を聞かず音読をする ③シャドーイング で各3〜5回ほどやりましょう。 ①ではネイティブのスピードを感じながら読みましょう。 ②では文章を理解しながら読みましょう。スピードは理解出来る程度の速度で。 ③ネイティブがどこで文章を区切っているかなど体感しながら読みましょう。 それでは頑張りましょう‼️ なにか質問がありましたらお気軽に。またなんでも相談受け付けています!
早稲田大学法学部 みやこのせいほく
24
5
英語
英語カテゴリの画像