数学が出来るようにならない
初めまして。
東北大学理学部のゆーすけです。
数学科として、数学のアドバイスをさせていただきます。
まず、数学は2次試験に標準を合わせるべきです。
横国を志望校に決めているのであれば、基礎問題精巧だけでは足りません。標準問題精巧などが必要です。
あなたは数学が短期記憶になっていませんか。
どの参考書でも、一周しただけでは覚えられないと思います。そこで、おすすめの勉強方法があります。
付箋勉強やシール勉強です。
この勉強法は「東北大学現役合格するには」で紹介しているのでそれを見てみてください。
二周三周してやっと知識は定着していきます。
模試について。
あなたは模試をどのような位置づけで活用していますか。点数と偏差値で一喜一憂して模試直しを忘れていませんか。
模試を有効に使えるかどうかに模試直しのレベルの高さが関わってきます。模試直しでは大問ごとに何が出来なかったか、できてる気がしていた問題を見ていくべきです。
見つけた苦手は土日や長期休みの時間がまとまって取れる時期に徹底的に潰していきましょう。
数学は入試で点差がつく大事な教科です。
苦手は早いうちに潰してしまいましょう。
また、2次試験の傾向を知ることが大事です。
数Ⅲがたくさん出ているようなら数Ⅲを進めないと効率が悪いです。数Ⅲの問題は特に教科書の問題レベルと比にならないくらい難しいです。
数Ⅲの全範囲を授業で終わらせていないならなおさらやった方がいいです。軽い予習でいいので、教科書レベルの問題を解けるようにしておきましょう。
2次試験の問題が解ければ共テは取れるので、共テ対策はまだしなくて大丈夫です。
特にⅡBはパターン化されているから共テの問題に慣れればそのうち点数は上がっていきます。数学は2次対策を重点において勉強していきましょう。
そこで今はもう少し難しめの問題(標準問題精巧や青チャートなど)を解くべきです。わからなかったら基礎問題精巧に戻りましょう。
全統は技術力が試されるので単に解法暗記では解けません。
だから初見の問題に当たったときにどうやってアプローチしていくのかっていう力を鍛えていくべきです。
また、模試直しが大事です。
どこで引っかかったのか、どういうアプローチで解いてるのかを模範解答で確認しましょう。
その後類題を基礎問題精巧などで探して解いてみましょう。文章題で書かれ方が違ってても必ず類題はあるはずてす。
大事なのは初見の問題文をどうやって自分の知っている形まで簡単に出来るかです。
その力を模試直しで養えてみてください。
その後標準問題精巧などで少し難しめの問題を解いた時に正しくアプローチできるか確認しましょう。
できなければまた基礎に戻ります。
まとめると、
いきなり標問で力試し→できなかったら基礎問に戻る
また、模試をやったら
模試直しで苦手を発見→基礎問で類題確認→標問で力試し
その繰り返しですね。
模試は自分の到達レベルを図るための最高のツールです。
初見の問題に当たったときにどうアプローチできるか。
その解法が見つかった時の開放感、ぜひ味わってみてほしいです。
受験まで続くであろう模試が、あなたにとって有意義なものとなりますように。
応援してます。