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現代文 質か量か

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3/5 23:32
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麻呂

高2 愛知県 早稲田大学法学部(68)志望

早稲田志望の新高3です 現代文は質か量のどちらが大切ですか? 自分は毎日2つ程問題を解いていますが 正直復習も疎かになっています 復讐の仕方もいまいちよくわからないので 教えて欲しいです また、現代文ってどれくらいで結果が見え始めるのでしょうか? 僕は3ヶ月程やりましたが中々伸びている実感がなくて とても焦っています 何かアドバイスがありましたら宜しくお願いします

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reo

東北大学文学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
勉強お疲れ様です。 結論、質の方が大切です。 「正直復習も疎かになっている」という点が非常に気になります。 と言いますのも、現代文分野の学びは「実際に解く時間」で得られることは無く、「復習や読み返しの時間」で得られるからです。毎日2題は解きすぎです。 私は現代文の授業は履修していませんでしたが、通塾していたため塾のテキストを使っていました。正直テキストは何でもよいので、まずは手元にある現代文のテキストを使って以下のやり方を参考にしてやってみてください。 まずは、時間を計りながら読解をします。共通テストは時間にシビアですし、ダラダラ解いても意味がありません。  ただ、時間を気にしながら選択肢の問題に「根拠を示す」ようにしましょう。記述問題であっても自分で答えを導き出した根拠を示すために、回答欄の近くにその答えを書いた理由も書きます。めんどくさいですが、一つ一つの回答に根拠が無いから伸びないのです。(厳しいことを言っているのは承知ですが、私も長らく伸び悩んだ上で直前期にどうにか伸びきったので、質問者さんにはこれ以上悩んで欲しくないです。) 選択問題は、各選択肢の文章に線を引き、 「この部分の記述は正しい・・・○」 「この部分の記述は正しくない・・・×」 「この部分の記述は本文中には述べられていない・・・果樹園の地図記号(記述ナシを梨にかけています)」
と、分かりやすい記号を用いて根拠を示します。余力があれば、×マークの記述は正しい記述に正し直すことも有効です。「正解な様に見せかけて、本当は本文中にまったく述べられていない記述」というものが、共テや二次試験では大半を占めています。果樹園マークがほとんどを占めることもあるくらいです。 記述問題も、回答を作成するので精一杯かもしれませんが、必ずその記述となった根拠まで示しましょう。 「何行目・どの部分」にその答えとなる根拠があるのか、回答の部分部分でそれぞれに対応する根拠を示します。 これらの作業をしながらも時間を意識しつつ(もちろん時間はかかって当たりまえです)、丸付けをします。 そして、徹底的に解説を読み込み、自分が納得するまで解説と問題を照らし合わせます。ここで、自分の回答の根拠が生きてくるのです。 誤答の理由は自分の根拠や自分が示したマークが物語っています。誤答の場合はそれらが間違っているのです。 この意味でも、現代文のテキストは、難易度や値段や問題数で決めるのでは無く、解説の丁寧さで決めるのが良いでしょう。 また、現代文において接続語の意識はありますでしょうか? 私は常に以下のことを意識していました。(以下、他の質問者さんの回答にも同じような内容での回答を過去にしていることをご了承ください。)
接続語とは言葉の通り、何かの文と何かの文を繋げるのが接続語です。 Aつまり・よって・従って・だからB Aしかし・または・対してB A加えて・また・さらにB A例えばB 何個か接続語を挙げてみました。(A・Bは1つの文)これらだけを見て、なんとなくでいいのでBの文の内容を予想してみてください。 1つ目のグループは、いわゆる順接。Aがその原因、Bがその結果という内容が入るはずです。 2つ目のグループは、逆接。AとBに書かれる内容は反対になります。 3つ目は、累加。Aの情報に加えられる形でBが補われます。 4つ目は、例示。Aの内容が少し難しい場合、Bがそれをわかりやすくする働きになります。 他にも接続語はありますが、まずはこれらをしっかりと理解できているでしょうか? これが理解できていれば、Aの文章とその後の接続語を見ただけで、Bの内容がなんとなく予想できます。そのおかげで、頭が整理でき、スッと内容が入ることができ るのです。時短にも繋がります。 またそれだけでなく、接続語の付近の文章は、問題にされやすいのです。 Aとありますが、そうなる理由はなぜですか? Aとありますが、対になる事例は? Aと並行して用いられる内容は? Aの具体例は? これらは全て、Bにあるはずですね。逆にBを軸に問題を作ることもできます。
接続語は、現代文の問題を解く際には、非常に重要になります。試しにマーカーを引きながら問題を解いてみて下さい。難解な文章であっても、かなり解きやすくなります。 文系の受験生にとって、現代文は得点源にしにくいどころか、その他の科目で高得点を取れても現代文のせいで成績を大きく落としてしまったなんてことは良く聞きます。 しかし、上記のような意識をして勉強をしている人に対しては同情しますが、ここまで思考しながら勉強していない人に対しては、「そりゃそうだよね」と言いたくなってしまうのが本音です。 私も確かに現代文は苦手でした。 大学受験生になるまで、(高校受験の期間も含めて)4~5年以上、論理的思考をせずにフィーリングだけで解いていたせいで、点数が安定しませんでした。 大学受験で重要なのはただ勉強することではありません。 「何らかの問題」に対して、「どの様に考え」「分析し」「どのような対策と失敗を繰り返して」「最終的にどのような成果を得ることができたか」が大切なのです。これは、大学生や社会人になってから活きてきます。 かなり厳しく長々と語ってきましたが、私も現代文で悩んだ過去がある分、熱くなってしまいました。 おそらくこの勉強の成果が出始めるのは、どれほど短くても1ヶ月はかかります。しかし、1度試して解いて復習した後に、『あぁ、ここまで考えて解くのが現代文なんだ』と感じることはできるはずです。 参考にしていただければ幸いです!
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東北大学文学部 reo
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現代文
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もう何をしたらいいかも分からないです
ひなさん、お久しぶりです。 すごく辛い心境が伝わってきました。何かお力になれればと思います。 今回は、 ①英語を復活させるための具体策 ②過去問最低点にいつ到達すれば良いか ③併願校選び の3点で回答します。 ①英語を復活させるための具体策 英語という科目は過去問を解き始めてある程度するとスランプに落ちる人が多々います。私もその1人でした。急に長文が読めなくなり、頭に入ってこなくなる感じです。もしそうでなければ今からの話は的外れなのでスルーしていただいて結構です。または別途コメント欄等で再度ご質問頂ければと思います。 長文が急に頭に入らなくなった、読めなくなったという症状の場合、その原因候補の一つとして、読むスピードの上げすぎが挙げられます。過去問に慣れてくると、急激に解く時間を短くしようとする傾向があります。その理由は今の時期の実力では規定の時間内解ききれないからです。今そのような状態ではないですか?または解ききれてもどんどんとスピードアップしようとしてはいませんか? この症状を改善するための本質は、スピードを適正化し、しっかりと根拠を持った状態で解答を導き、正答率を上げることです。 具体的には簡単な長文問題を確実に解く訓練をするとよいでしょう。センター試験を使うと良いと思います。センター試験の問題は専門家が長い年月をかけて作るので、問題の作りが非常に精巧です。受験のエッセンスが詰まっています。また共通テストのようにポスター読み取りなど無駄な部分がありません。 センターは簡単だからと軽視しがちですが、センター試験ほど良質な問題はありません。どの参考書よりも素晴らしい問題だと私は思います。 最初は規定の時間で良いので、発音問題を除き、1ミス以下を毎回確実に取れるようにすると良いでしょう。解く際には一問一問解答の根拠を持ってください。解答根拠となる部分には線を引くなどして丸つけの際に自分がどんな思考プロセスだったかを明確にします。 センター試験のような基礎なレベルの問題を用いるのはここに理由があります。早稲田のような文章だと難解で解答根拠が非常に見つけにくく複雑な場合があるからです。ゆえに練習に適切ではありません。中には解答根拠がはっきりとしないものがあったりします。予備校でたまに答えが割れるのはこれが原因です。また、センター試験では解答根拠がはっきりしない問題は99%ありません。それもセンター試験を用いる理由の一つです。 この訓練をすることによって、読むペースを適正化し、正答率を上げることができます。これができるようになったらもう一度過去問に戻ってみて下さい。きっとスピードは今よりも少し落ちますが、根拠を持って解答するクセが改めて身につくと思います。それにより、正答率は上がるはずです。正答率が上がったらまたゆっくりと読む速度を上げていくと良いでしょう。 ②過去問最低点にいつ届けば良いか 結論、本番当日です。12月時点で最低点を取れていなくても何ら不思議ではないです。むしろ年内に最低点が取れるなら、志望校のレベルを上げても良いくらいかもしれません。(少し言い過ぎかも)現役生の成績が“最も”伸びるのは1月後半から受験当日までの期間です。今までやってきた積み重ねの複利が最大化するからです。私も明治の政経を受験しましたが、この時期明治政経英語の合格点は取れていませんでしたよ。だから落ち着いてやっていきましょう。 ③併願校選び ひなさんは現在、早稲田以外の受験校はと中央法、明治政経の2学部のみのようですね。 はっきりと申し上げて、明治政経と中央法では併願校としてレベルが高すぎると思います。明治政経は言わずもがなMARCHトップレベルですし、中央法も茗荷谷キャンパス移転に伴い今までよりも難易度が上昇することが見込まれています。 私は受験校をもう少しもう少し幅広くするべきだと思います。金銭面で問題なければ、最低限MARCH下位学部、また理想は日東駒専まで受験することです。 しかしながら、早稲田、明治、中央以外には行きたくないという主張も非常によく分かります。ですが、明治政経と中央法に受かっていない状態で早稲田を受験するのと日東駒専どこか一校でも合格を持った状態で早稲田を戦うのにはメンタル面で大きな差があります。 絶対に行かないから受験しないのも分かりますが、早稲田受験に向けたメンタル維持のために受けることを強く推奨します。 受験校を増やしても、受験対策はほぼ増えません。日東駒専やMARCH下位学部は一月が終わるまでに過去問を1年ずつでも解けば大丈夫です。早稲田の対策をしていれば当たり前に解ける問題ばかりだと思います。 受験校増加のデメリットは、試験日程が多くなることです。ですがそれも受験慣れに繋がります。行けば分かりますが初めの方の受験は緊張するものです。何度も受けていくと慣れます。早稲田には慣れた状態で試験に臨んだほうが良いです。 また、これは余談ですが、早稲田慣れというのもあります。早稲田の受験は2月下旬に集中するので、他大学の受験を終えた状態で早稲田受験を迎えることになると思います。その際、受験慣れしたつもりでも、やはり本命の大学、自分が丸一年捧げてきた場所に来ると、他大学とはまた別の緊張に襲われることがあります。人間緊張すると本来の実力を発揮できないことがあります。それは避けたいものです。 今年の早稲田受験日程は教育、商、社学の順に、19日、21日、22日です。もし教育学部で緊張によってペースが崩れてうまくいかなかったとすると、ドミノ倒し的に商、社学と崩れる恐れがあります。 そこで、金銭的余裕があれば文化構想学部も受験すると良いでしょう。文構の試験日は例年早く、今年は12日です。教育学部と1週間離れています。文構で早稲田の緊張に慣れてしまえば、他3学部は安心して受けられます。 また、文構は試験問題が他3学部とは傾向が異なります。よって、時間がなければ、もしくは行きたくなければ、文構対策は不要です。あくまでも早稲田に慣れるために行くと良いと思います。 前回もお話ししましたが、きっとひなさんなら大丈夫です。ぜひ最後まで走り抜けて下さい。 合格を祈っています。
早稲田大学社会科学部 kobayash
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英語
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正しい選択肢を根拠もって選ぶためには
現代文は、3つポイントがあります! 1本分の話題 2言い換えとそれに対する対比 3まとめ(抽象文)と具体文の対応を見抜くこと 君の場合は正誤問題で間違っちゃってことかな?? 正誤分は、合ってないところにバツをつける習慣を付けてみたらどうでしょう?? 巧妙に作られた回答は、一つ一つ吟味していかないと中々当たりません。けど、君は既に本文の話題を把握してるみたいだし、一貫した回答ができてるはず! 正誤問題でよくあるのは、記述してないものが書いてある、誇張されてる、うまくすり替えられてる(趣旨とずれてる) 事が多いと思う!そのような点に注意して、間違ってる根拠を探してみよう!! クリップお願いします😉
早稲田大学スポーツ科学部 taka37
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現代文
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なんとなくで解いてしまう
こんにちは😃 現代文を解く上で最も大事なことはその文章が何を言いたいのかということを掴むことだと思います。 特に評論文などは筆者の主張が言葉を変えて、何回も登場してきます。だから、キーワードとなる語や繰り返し出てくる語にはチェックを付けて読んでいました。 また、二項対立で論じられている文章では一方の事柄については普通に線を引いて、もう一方の事柄については波線を引いていました。同じように筆者の中でプラスの事とマイナスの事も後から見て分かるように違うマークを付けて区別していました。共通テスト模試は時間制限も厳しく、丁寧な読解はなかなか厳しいですが、練習の中で主張の言い換えを見つけたり、対立軸を意識する事が大事になってくると思います。あと、当然ですが接続詞や文意を変えたりする表現には気をつけて読みましょう! なので、現代文を解く上で身につける力としては、その文章の言いたいことをできるだけ早く見抜くことです。 なかなか難しいことですが、これに関しては問題演習をして経験値を積むしかないです。実際にペンを持って言葉と言葉をつなげたり、文章にマークや線を引く練習をしていくことが最初の内はベストだと思います。 とにかく、自分の中で筆者の意見や考えが分類できていることが分かり、整理されていれば大丈夫です🙆‍♂️ また、完璧に筆者の言いたいことが分からなくても全然オッケーです。あくまで、問題に正解することがやるべきことで、主張を理解するのはそのための足掛かりですから。 あと、選択肢を消す際に数字や記号のところを消すのではなく、間違っている箇所に印を付けるクセも大切です。一発で答えが出せる設問もありますが、共通テストレベルの問題でもイヤらしい問題が多く、その場合消去法でしか消せない時があり、わずかな違いが大切になってくるからです。 それから、質問者さんがどのような形で現代文を取り組んでるか分かりませんが設問を先に読んで問われることを先に分かっておくことは共通テストの現代文を速く解く秘訣だと思います。選択肢までは見ないですが、共通テスト特有の図表やグラフの問題は先に見ておくと結構すぐに解けることがあります。 最後に、私もいつもできたわけではないですが、自分と文の筆者、そして作問者の3者を問題を解く際に意識してました。なぜこの文章を大学側が出し、ここに傍線部を持ってきているのか、共通テストであれ、個別入試であれ国語という入学試験である以上必ず意味があるはずです。問題を作っている人の意図や大学側の伝えたいメッセージを考えながら俯瞰して読めことができるようになれば現代文に関しては大丈夫です。 現代文の読解は人それぞれなので私の読み方が必ずしも正しいとは限りませんが、是非参考にして下さい! 受けておいた方がいい模試に関しては河合塾の早慶レベル模試や代ゼミの早大入試プレなどです。 やはり冠模試は実際の受験者が多く受けるので、自分の立ち位置を知る上で非常に役に立ちます。 また、質問があればぜひ聞いてください!
慶應義塾大学経済学部 Ryo
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模試
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現代文成績は伸びないまま自信無くした
現代文に波があることはよくある話です。 とくに模試に関しては出題者、採点者と合う合わないがどうしても出てきてしまいます。私もこのくらいの時期にセンター過去問を解いていて想定していた点数を40点ほど下回ってしまい愕然としたり、最後の国立模試で今まで一番良かった国語が急に足を引っ張ったりと、かなり現代文に振り回された覚えがあります。それでも本番ではセンター、私立、国立共に得意科目として安定してくれました。 まず、気持ちの持ち方としては国語が外れるのはままあることと思っておく。 次に勉強方法ですが、現代文の上げ方って難しいですよね…。私の経験からいうと、センター試験は選択肢の作り方に多少クセがあり、慎重にならないといけない反面、過去問を重ねる毎にコツをつかみ点数が上がっていった印象です。共通テストについては申し訳ないのですがよく分かってません…が、冷静に選択肢を減らして行けば解けない問題はないはずです。焦らなくても大丈夫です。 選択問題の練習方法として大切なのは、「何となく」を減らしていくことです。前半部分は正しいことを言っているけど後半部分は間違っている(あるいは問題文に書かれていない)ような選択肢が良くあります。こんなこと書かれていなかったと言える部分が少しでもあれば迷いなく切ってください。解いている間にそれが出来なかった問題は必ず解説を読んで納得してください。やはり場慣れは必要です。 記述や文法はきっと塾で色々と教わっているだろうし、ここまである程度解き方を確立されてきたでしょうから今からやり方を変えることはお勧めしません。 模試や過去問にあまり落ち込みすぎないこと、共通テストの対策は私大と別に進めること(たとえギリギリの追い込みになってしまっても伸びると思います)、私大は今まで通り取り組み、納得するまで問題と向き合うこと。 やるべきことを地道にやっていけば数字は自ずとついて来るものです。応援しています!!
京都大学総合人間学部 samasama
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現代文
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現代文を安定して取れるようになるには
初めまして。現代文の勉強は、受験界屈指の我慢大会です。したがって短期間で成績は伸びないこと、伸びないのは皆同じだと言うことを念頭に置いて下さい。何も心配することはありません。 さて、具体的な方式ですが、テキスト選びが秀逸ですね、センス良いです。私はその中でも特にアクセスを推しているのですが、基本・発展ともに数周する価値があります。そしてもう1つ。完成編をやる予定はありませんか?以前にも基本・発展で留めようとしている受験生を見た事があります。その人にもお伝えしましたが、アクセスは基本・発展・完成全てこなして初めて最大の効用を発揮します。いわば3つで1シリーズなんです。 また解説に納得いかないとの事ですが、まずは解説が解答の根拠として示している本文の箇所を熟読してみましょう。次に解答を知っていて良いので、他の選択肢が何故違うのか、一つひとつ説明してみましょう。句読点の前後内容が矛盾している肢も有り得ますから、選択肢自体の吟味も欠かせません。 最後になりますが、読解の根本を勉強しようというのは良い心構えです。しかし、過去問を一切やらないというのも考えものです。テキスト1周したら過去問1個、といった具合に定期的に解く事を通して、学んだ読解の理論を応用する練習をすると、直前期に大いに役立つと思います。それでは、頑張って下さい。
早稲田大学政治経済学部 ハミル
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現代文
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京大の数国の27カ年や黄色系本はやらない方がいいと言われるのですが
私自身、京大文系数学の実力は27か年の赤本で大きく伸びたと感じています。確かに、過去問の中には平均的な京大の受験生では解くことのできない難問が含まれていることもありますが、多くは反復練習によって培われる基礎力を応用することで対応できる良問です。27か年の問題を初めから全問題解くことができる受験生はほとんどいないと思います。やり方としては、ある程度数学の実力がついた時点で解き始め、わからなかった問題、途中まではわかった問題、完答できた問題などに分けて、印をつけて周回する方法がおすすめです。周回するにつれてやる問題を徐々に減らしていけば、効率も上がり実力がついてくると思います。注意すべきは、実力がついていないのにこれを始めてしまうと、挫折してしまい、途中で解き進める手が止まってしまうことです。解き始める目安としては、河合のテキストをある程度解答を見ずに解けるようになる段階だと思います。私も河合塾生だったので、目安はこの程度だと思いますが、人それぞれなので、ご自分の実力に合わせて進めれば良いと思います。ちなみにプラチカで得意分野はスラスラと解けるという状態であれば、その分野は充分だと思います。ただ、その分野だけを進めるのはおすすめしませんが。 古文奪取については、古文の記述の得意不得意に合わせれば良いと思います。私はちょうどこの時期くらいに得点奪取古文を購入したと記憶していますが、結局センター(現共通テスト)前は実力がついておらずあまり進まず、本格的にやったのはセンター後でした。共通テストで古文の実力がつくこともあるので、これについてもある程度古文の実力がついたと思う時点で始めれば良いと思います。私は共通テスト後でも間に合いました。共通テスト後は1ヶ月しかないように見えて、実は1ヶ月もあります。京大の古文の記述問題は、難しいとは言っても、そこまで複雑な問題は出ていないと思われるのて、記述に慣れることももちろん大切ですが、基本的な助動詞の意味や、古文常識を固めるのが1番有効かと思います。 今1番大変な時期かと思いますが、がんばって下さい。
京都大学法学部 りょう
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時間の使い方
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もうしんどいです、どうすれば
こんにちは!現在東北大学に通うものです。少しでも気持ちが楽になってくれたらと思って回答させていただきます。  端的に結論から記述させていただきます。  まず、勉強してるのに成績があがっている実感がなく、模試も点数が取れず不安になるということに関してですが、こればっかりはなんとか我慢するしかありません。残念ながら一筋縄に行かないのが現実です。ただ、ほとんどの受験生が同じ状況ですし、厳しい中で諦めないことが大事です。多くの人はめげずて志望校を落としてしまいますが、本当に志望校を落とすか考慮するのは共通テスト後で十分です。まずは模試に一喜一憂せず、なんとか喰らいつくという強い心で頑張ってください!!強い心で我慢したやつが合格できるのです。  ですから我慢すればいつか伸びると言われても信じれない気持ちもすごく分かりますが、本当にどこかでしっくり来るタイミング、成績が爆伸びするタイミングが来るのでそれまでどんだけ長くても頑張るしかないのです。ちなみに自分もめちゃくちゃ勉強しているのに成績が伸びずにずっと不安でしたが、3年間自分を信じ続けて我慢したので、なんとかなりました。  平日も休日もあなたほど勉強している人は少ないので絶対にいつかごぼう抜きできますから、このまま勉強続けてください。  ということで、志望校をマーチに下げようかといった記述がありましたが、そんな勿体無いことはしなくていいので、とりあえず第一志望を目指し続けましょう。  では、この状況の乗り越え方、勉強の向き合い方について回答させていただきます。  厳しい状況を乗り越えるには、苦手なところ、自分が解けないところを一つ一つ潰していくことが大事です。確かに受験までに全問題を満点取れるようにしなければいけないわけではないので、どこかに損切りも必要かもしれませんが、大前提として、受験勉強はただひたすらに自分の解けない問題を地道に潰していくしかないわけです。気の遠くなる内容かと思いますが、とにかくこれを頑張ってください。絶対に絶対にどこかで爆伸びする瞬間がきますから。  逆に言わせてもらえば 「途中でめげたら120%伸びません」  最後に、メンタル面についても一言話しておきます。受験勉強ほどメンタルが安定せず、管理の難しい期間はありません。毎日、自分では抱えきれないほど、不安な気持ちになるのは痛いほど分かります。自分で抱え込みすぎず、とにかくいろんな人に相談してください。そこで自分の納得いかない回答が返ってきたら他の人にも相談しましょう。直接的な解決策が返ってこなくても、腑に落ちることを言ってもらうだけで、あるいは自分の不安を聞いてもらえるだけで少しは心が穏やかになると思います。  自分だけで抱え込まず、他人に相談しながらも、なんとか辛抱して勉強を続けてください。絶対に伸びますよ!頑張ってください!!!
東北大学工学部 ゆま
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不安
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現代文って次から次に解きまくるべきななのか。
✅現代文が伸びる瞬間は復習。 →現代文は復習が命です。私はそう塾の先生から教わりました。現代文は次から次へと解きまくると精度がおちると。その結果として現代文に波が出てしまう。現代文は解きっぱなしではなく復習を大切にしましょう。そう吹き込まれて、私はその言葉を信じてやっていました。 ✅復習の仕方 →大前提として現代文はとにかくフォームを作ることが大切です。自分のフォームを作ってそのフォームを問題文ごとに当てはめていく感じです。フォームに関しては様々ありますが、自分の手持ちのフォームをその時の現代文の問題に組み合わせいって解いていくというイメージですね。自分は現代文は自分でやるのは心配だったので予備校に通いました。スタディサプリでもいいと思いますし、私の周りでも自分で独学でやっていた友達も合格してる人もいます。ただ現代文は波が出やすい教科であり、また苦手教科であったのも私が予備校に通う理由の1つです。やり方としてはまず予備校の問題を解きその日にまず1回復習する。復習する際には先生の解き方と自分の解き方の差をいかに埋めるかを考えながら復習していました。コピーを問題を解く前に2部ほどとる。1部は自分で解き、もう1部は保存。そして実際に授業で先生のやり方を聞いたあとに埋め合わせでもう一回解いてみる。問題の解く頻度は1週間に2〜3題くらいが良いかと思います。夏休みは普段と比べて時間があるため4〜5題ほどやりました。 ✅オススメの参考書。 *ことばはちからだ →とてもまとまってて分かりやすい!隙間時間に見ておこう *はじめの現代文 正解へのアプローチ(河合出版) *全レベル問題集(旺文社出版) →1 問題と解答が別になっている 2 理由と根拠がとても明確! 3 レベル別になっているので自分の志望校に合わせられる *河合塾 入試現代文へのアクセス基本〜発展編 総じてとにかく癖のない問題集だと思います!
早稲田大学社会科学部 クリ
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現代文がいくらやっても伸びない
早稲田文学部の者です。まず、過去問をやりっぱなしにせず、自分なりに復習をしているのは素晴らしいと思います。「いくらやっても」とのことなので、読む量、解く量は確保できているのだろうと思いました。その上で伸び悩んでいるのならば、問題を解くというアウトプットはしているが、知識をつけるというインプットができていない、もしくは足りていないのかもしれません。大学受験で出題される現代文は、大学教授が研究のために読むものだと思ってください。当然、書かれている内容も難解なものが多いです。そのような文章に対処するためには、文中で使用される語句の意味が分かっていることがとても大切です。論説に使われている語句は大方似たり寄ったりなので、インターネットで「現代文 語句」などと検索していただければ良いまとめサイトに行きつけると思います。また、漢字の勉強もしっかり行ってください。万が一知らない言葉に遭遇した時、手掛かりになってくれます。最後の追い込み、頑張ってください。
早稲田大学文学部 永谷
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