目標の見つけ方
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
すす
目標がありません。
どうすれば見つけられるでしょうか。
回答
たけなわ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
いろんな本をたくさん読みましょう。私は高校3年間、将来の夢を語る機会があれば常に「法曹になりたい」ということを言ってきて、実際も本気で法曹になりたいと思っていました。だから法学部に進学しようとは高校1年のときから決めていたし、出願直前に担任の先生との面談で「国立落ちたら浪人はするのか?」と聞かれた時も「私立も全て落ちて浪人するしかないということになれば別だが、そうでない限りは、高校の勉強をもう一年続けるより、早く大学に入って司法試験に向けて法律の勉強をしたい」とまで言いました。そんな私が、大学2年の夏頃にある一冊の本に出会い、それをきっかけに法曹の夢から一転、研究者の道を志すようになりました。このように、本には人を変える力があると私は思っています。夢や目標は、自分がすべき行動の羅針盤になります。しかし、それがない今、あなたに唯一できることは色んなものや世界を知ることだと思います。いろんな本を読んで、「へぇ、こんな世界もあるんだ」「こんなこともあるんだなぁ」と知る、それを積み重ねることで、いつか「これ面白い!」とか「これ気になる」とか「これもっと詳しく知りたい」と思えるようなものに出会えると思います。おすすめは、新書や文庫本です。理由は、持ち運びが苦にならないサイズで、価格も手頃、色々なジャンルや分野にも富んでいるからです。新書は岩波、ちくま、中公あたりが王道ですね。他にも文春、朝日、新潮、PHP、集英社、光文社など様々あります。岩波ジュニア新書や、ちくまプリマー新書など中高生向けの比較的易しいものもあるので、ご心配なく。文庫本は、文学作品なら新潮が安いです。学術的な内容の本なら、岩波、ちくま、角川ソフィア、早川NF、講談社学術文庫あたりでしょうか。書店で新書コーナーや文庫コーナーに行って、表題等気になるものがあれば読んでみるといいと思います。気になるものなんてないという場合は、新書の最新刊から選ぶのが無難です。本にもよりますが、新書一冊あたりだいたい1,000円程度で、200〜400頁くらいです。15頁/日のペースで読めば一月くらいで一冊読了できると思います。あとは、卒業生がお話に来てくれるとか、授業で職業について調べるとか、そういった学校のイベントに真剣に参加するくらいですかね。
コメント(3)
すす
ご丁寧にありがとうございます✨
まずは、岩波の本を読んでみようと思います!!
たけなわ
岩波ですか、良いですね。岩波は最後のページに、文庫本ならば「読書子に寄すー岩波文庫発刊に際してー」という文章が、新書ならば「岩波新書新赤版1000点に際して」という文章が掲載されています。それも一緒に読んでみると面白いと思います(いずれも短い文章です)。特に、後者は現代を生きる上で大事なことが書かれています。
すす
そうなんですね!!
教えていただきありがとうございます!!