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読んでも頭に入ってこない

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12/2 23:38
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とう

高3 東京都 早稲田大学商学部(70)志望

英語長文、現代文、世界史の教科書どれを読んでも頭に入ってこない時があります。 英語長文、現代文であれば問題を解いてるときに読んでいるはずなのに頭に入ってこなくて結構何度も戻って時間が足りなくなり、世界史では教科書を読み用語を確認するとほとんどが記憶に残っていません。 世界史であれば単語のみではなく因果関係を意識すればいいと調べていて出てきたのですが、いまいち実践できていないし、文章を理解するというより目で追っているだけとは自覚しているのですが、具体的にどう対処すればいいのかわかりません。 どのように意識して読めばすっと頭に入ってくるのか、またどのように実践すればその能力が身につくのか教えていただきたいです。

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りんた

東京大学文科二類

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
受験勉強お疲れ様です<(_ _)> 私も現代文と英語の試験中に同じような状態になってしまったことが多々ありました。頭に入ってこなくて、焦りながら読み直して、また頭に入ってこなくて…となってパニックになりますよね。 確かにありがちなことではあるのですが、これを共テ本番にやってしまうと一巻の終わりです。手が付けられない大問が出てその科目の点が低くなります。それだけでなく、この手のミスは、普通のミスと違い、自分の中でやらかしたことが明確になってしまうので後の科目に引きずります。 では、どう変えていけばいいかお伝えします! 質問者さんは今読んでいる文が本文全体の中でどのような位置づけにあるのかを意識できていないのだと思います。 例えば、数学の授業中にぼーっとしていて、途中から授業を聞き出した。先生がかいている計算式は理解できるのだけれども、いまいち授業内容がわからないってことありませんか?まさしくその状況に陥っています。 そうならないためには、授業を最初から聞いて、「その数式がxの値を求めるためのものだ」などと数式の意味を考えながら授業を受ける必要があります。 現代文や英語でもそれを実践するだけです。 現代文では数式にあたるものが形式段落だと思ってください。まず、形式段落に番号を振ります。そして、読み進める中で接続詞に注目しながら段落ごとの関係を把握していくのです。例えば、冒頭に「しかしながら」と書いてあるから、前の段落とは対立関係にあるとか、「なぜならば」とあるから、補完関係にあるといった具合です。私は、読み進めるにしたがって、矢印を使ったり、囲いを書いたりして形式段落の相関図のようなものを作っていました。そうすることで読み終わったときに各段落は文章の中でどのような役割をしていたのか把握できます。
加えて、接続詞に着目すると、今からの文章とこれまでの文章の関係を予見できます。そうすることで、多分これからこんなことを言うんだろうなと予測でき、文章が入ってきやすいです。 英語でも同様のことをやればいいです。(相関図までは書く必要はないですが) ただ、英語の文章のほとんどが”具体”→”抽象”という決まりに忠実に従っていることを知っておくと読みやすさは大分変わります。段落の初めに短い、意味不明な文章がポンっと出てきたら大抵そのパターンなので、次以降の文はその文の言い換えだなと意識しながら読みましょう。 最後に世界史の教科書についてですが、教科書の文体がかたすぎるのが悪いです。あんな文章すっと入ってくる人がいたらその人の方がおかしいです。 そこで私は、東進の荒巻先生の世界史の見取り図をお勧めします。なんといっても文章が読みやすいですし、3冊しかないので今からでも他教科の勉強の休憩がてら読み物として読めます。(類似の参考書を持っているならそれで代用してもOKです!) ただ、教科書は教科書でいいところがあります。それは無駄を省いているだけあって、情報量が多いことです。一冊網羅すると私立の世界史でもある程度太刀打ちできるようになりますよね。 ですので、まずは見取り図をよんで全体像を把握し、細かいところを詰めるために教科書を読みます。そうすると、お硬い文章が全体像の中のどの部分にあたるのかわかって多少読みやすくなります。 また、文章が入ってきてないのに漫然と読み進めて、直前期の時間を浪費することはあってはなりません。なので、少しでも集中できてないと思ったら、他教科に切り替える勇気を持ちましょう! 直前にもかかわらず相談してくれたということは、弱点を改善したいという強い意志があるからだと思います。そのような意志があれば、きっと残り少ない期間でも成績は伸び続けます!その中で私のアドバイスが少しでもお役に立てば幸いです。応援してます<(_ _)>
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りんた

東京大学文科二類

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プロフィール

東大の文科Ⅱ類と早稲田の政経(共テ利用)に現役合格しました。 共テは得意で、本番は上振れしたこともあり93%でした。共テの相談はお任せください! また、東大の二次試験で理科以外の科目を使ったため、文系科目のことは一通りアドバイスできます。 少しでも参考になったら、フォロー、クリップしていただけると励みになります🙇 よろしくお願いします!

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現代文が分からない
こんにちは~^^ 慶應商学部の4年生です。 国語、特に現代文は、これまでの人生経験から、出来る人はできますし、できない人は勉強してもなかなか伸びません。 これは、数学には明確な「公式」と、解答を導くまでの「解き方」があるのに対し、現代文には分かりやすい公式のようなものがなく、どう勉強したら解けるようになるのか分かりづらいためです。 個人的な意見ですが、現代文というのは、中学入試(国語という名前ですが)も大学入試も問題のレベルは変わりません。大学入試では、現代文に登場する語彙や教養のレベルが上がるだけで、基本的な国語力というのは、実はそれだけ小さいころに形成されていいものなんです。例えば、中学入試でしっかり現代文(国語)を勉強した人間は、勉強を全くせずに大学入試の現代文がしっかり解けます。 現代文が出来る人と出来ない人では、文章を読んだ時に見えている世界が全く違います。 現代文が出来る人というのは、文章を読み進むにつれてその風景や光景、説明文の構造などがイメージとして頭に浮かんできます。 逆に現代文が苦手な人は、文章を読んだ時、文と文が頭の中でつながらず、ただの文字列としか認識されません。これは大きな違いです。 今回は、現代文を構成する3つの能力について解説したいと思いますので、自分に足りないのはどの力なのか、よく考えてみてください。 【現代文に必要な3つの力】 ①文章を理解する力 ②文章から想像する力 ③文章同士を組み合わせて論理的な図にする力 ①文章を理解する力 「文章を理解する力」を習得するための勉強法は、最も簡単です。 ちょっと難しいな、理解できていないな、という文章があったら、絶対にそこから先へ進んではいけません。一度立ち止まって、もう一度その文章を最初から読み直し、その文章が完全に理解できるまで粘りましょう。 それは難しい単語の意味が分からないのかもしれませんし、文章同士の前後関係がつながっていないのかもしれません。 現代文とは、一文の積み重ね、一文一文の組み合わせで内容が出来上がるので、一文たりとも理解できていない箇所があると、途端に分からなくなります。 現代文の効果的な勉強法が分からず、現代文に苦手意識を持っている人の大半は、ここでつまづいています。よく分かっていないのになんとなく読み進めてしまう人たちのことです。 とにかく1文でも理解できていない文章があったら、絶対にそこから進まない!という勉強法を取り入れるだけで、読解力は格段に上がります。 是非試してみてください。 ②文章から想像する力 「文章を理解する力」を使ってある文章を理解したとして、今度はそれを頭の中で想像できなければ応用することが出来ません。これは、現代文では主に物語文に使われる能力・勉強法(説明文にも使えますが、次の項目で説明します)です。 これは、①の文章を理解するが出来ていればカンタンなことなのですが、意外に多くの人がやっていません。 それはなぜかというと、想像することをめんどくさがっているからです。 文章が理解できていれば、想像など簡単に出来ますが、多くの人が現代文という教科を楽しんでいないため、全然想像しないのです。 例えば人間心理の問題など、想像せずに解答が分かるはずがありません。その場面のその人の気持ちになりきらないと分かりません。 楽しんで部活をする人と、しぶしぶ部活動をしている人では、楽しんでやっている人の方が伸びるに決まっています。 現代文の場合、楽しんでいるかいないかの指標は、ここに現れているかもしれません。 ③文章同士を組み合わせて論理的な図にする力 これは、「説明文版の文章から想像する力」です。普通の「文章から想像する力」は物語文の光景を想像するのに対して、「文章同士を組み合わせて論理的な図にする力」は説明文の内容を想像する力になります。つまり、説明文で登場する主張、反対意見、具体例などを一枚の図で表せるよう頭の中で想像するということです。 文章同士を組み合わせて論理的な図にする力」の勉強法では、まず一文ごとに理解した後、それらを因果関係や並列、逆説などで結びつけ、文章を一枚の図で表せるように頭の中で整理するよう、常に心がけてください。 図で表すとはどういうことかというと、例えば、「結論」が一番上にあって、その「理由A」と「理由B」が一個下の階層にあり、さらにその一個下の階層に「理由A」の具体例が2つ,また「理由B」の二次理由が2つある、というのを樹形図のように想像します。 ちょっと文章で表すの難しいですが…(笑) 現代文の極め付けは、僕はここにあると思っています。 これが出来るようになれば、ほとんどの文章がほぼ完全に理解できるようになります。 詳しく勉強したい人は、東洋経済新聞社の「ロジカルシンキング」という本を買って読んでみてください。 もしかしたら国語力が跳ね上がるかもしれません。 僕はこの本と出会って、今まで自分が文章をまったく理解できていなかったことに気づきました。 僕の後輩も、この本を読んで小論文の点数が上がったそうです。 興味のある人は試してみてください^^ 以上です。がんばってくださいね。
慶應義塾大学商学部4年 ryo02
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現代文
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現代文が伸びる気がしない
私は今国語の塾講師をやっています。中学、現役の頃にはあんなにできなかった国語を。ただ、ある時、気付きのターニングポイントが自分にはあって、それからみるみる成績が上がっていきました。 今も講師をやっていて思うのですが。 私たちはやたらめったら「解ける」ことに主眼を置きがちです。他の科目の性質である“得点”を意識しがちです。 しかし、国語は読書となんら変わりのない教科です。そして読書には得点は絡みません。 つまり私が言いたいのは、解くことを一回やめてほしいということです。 国語という教科は第1関門に「読む」があり、第2関門に「解く」があります。すなわち、読めないと解けないようにできてるし、問題作成者も読めないような所にフォーカスを当てて設問を練ります。我々の読解力で読み解けるレベルに応じ、得点が出るように適宜問題の難度を並び替えつつ。全部同じレベルの問題を出してしまうと、しっかりとしたデータ集積がてきないので。 そして、ある程度意義がわかったところで本題に移ります。 文章は英語と同様、小さな単位から大きな単位まであります。語→文→段落→意味段落→文章の順に。しかしながら我々は日本語であるという理由だけに、英語は下から学習していくのに対し、国語はいきなり文章に飛びついてしまいます。 まずは、語から考えます。大学入試レベルともなると語彙力は高校入試よりはるかに上回ります。そこで概念などを一通り学べるよう、単語集を英語と同様にやっていきます。 ・現代文キーワード読解[改訂版] ・ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES) ・入試漢字マスター1800 (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。ちなみに、漢字も入れてありますがキーワードと漢字の参考書1冊ずつ完璧にするのが理想です。漢字問題集は漢字の設問を解くだけでなく、文章中に出てくる語彙の対策にもなるので甘くみてはいけません。 ここまでで、語は制覇できました。第1段階です。 第2段階として、今度は語が集まってできた文、文が集まってできた段落、段落が集まってできた文章へとフォーカスしていきます。 文と文、段落と段落については ・田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式 ・現代文と格闘する (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。多分、こうやって言うと「解かないって言ってたやん!」とかツッコミ受けそうなのですが、この二冊は基本的に解くことに主眼を置かれてなく、読めているかどうかのチェックの問題がついてるだけで、実際の入試では到底出ないような問題です。 ここまでであらかた完了しているのですが、さらに文章読解を深めていくために、段落と段落の関係、さらには段落が集まってできた意味段落と意味段落同士の関係をより明確にできるような力の養成に入ります。 ・高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門 改訂版 (高校生のための現代文アンソロジー・シリーズ) ・高校生のための現代文ガイダンス ちくま評論文の読み方 (教科書関連) この二冊は完璧に入試問題がついていません。読むためチェックはありますが。 ただこの二冊は聖光学院という東大輩出率の高い高校が夏休み課題として採用しているもので、東大出身者に定評のあるものです。 この2つで文章というものにダイレクトに向き合い、1つの文章を分析する力を養い、かつコンパクト化できるようにします。 結局のところ、現代文ができるというのは、文章を一読し、流れを理解しつつ内容をコンパクト化し、その上で設問に取り組めるということです。 この参考書では文章を読んでその流れを自分で予備校の先生みたいにチャート化できるよう努めてください。 そして、仕上げとして ・現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) で自分で実際に文章の流れを把握し、コンパクト化できているかチェックしてみてください。 ここまでくれば読みはオーケーです。そしたら遂に解く領域に入ります。もちろん過去問でも構いません。ただ導入としてオススメなのが ・現代文私大対策プラクティス―設問から攻める! (駿台受験シリーズ) です。一通りの私大の現代文を体感するのにぴったりです。あとは ・入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) も解説が丁寧なのでおススメです。 国公立の問題が入っているような参考書もあるかと思いますが、記述で書けないのに選択肢で選べるわけないので。 記述で解答を考える際にポイントとなるものを多く含んでいる選択肢が正解なわけで。 ちなみに消去法なんかずっとやってたらいつまでたっても伸びませんよ。 すごいでしょ?こんなに読みの参考書があったのに解きの参考書の量が圧倒的に少ないのは。でもそれだけ読みが重要だということです。 ここまでで多く語り尽くしたようにみえますが、実際はもっと語りたいことがあります。これ以上長くしても見る気を削ぐだけなので。とりまえず自分でできるように方向性は示せたと思います。 ぜひ頑張ってください。
早稲田大学商学部 #かーきん
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現代文
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現代文が理解できない
お疲れ様です‼️初めまして、私の回答が少しでもあなたの力になればと思いコメントさせてもらいます。 現代文が抽象的である場合、多くの受験生は難しく感じるようです。 そこで抽象的な文章への対策をお話します。 ☆読みながら先の展開を予測する ある程度読み進めた段階で本文のテーマを掴んで結論を予測しながら読みましょう。 決めつけすぎるのも良くないので読みながらそれを修正していきます。設問やタイトルもヒントになります。 またこれが出来るようになるには背景知識も知る必要があります。 ex 西洋と日本の対比(テーマ)▶︎西洋批判、普遍、日本の特異性(結論)etc ☆背景知識を知る 『現代文キーワード読解』という参考書は、テーマ別によく出てくる語彙、キーワードの意味を実際に出てきた問題文と共に解説しているものです。とにかく1つ1つのテーマに対して知識が膨らみます。ぜひ1度書店で手に取ってみてください。 ☆自分の言葉に直す練習をする つまりこういうこと、と文の塊ごとに自分の言葉で説明したり全体の要旨をまとめたりする練習をしましょう。普段から空欄に一言自分の言葉にする意識をするだけで随分と力が着きます。 ☆自分の解き方を客観視してみる どういう事を意識して問題を解けばいいのか、今どういうふうに解いているのかノートに書出してみましょう。 ex 根拠を明確に持っているか 背景知識を知っているか 問題文を先に読む タイトル問題があるか 内容一致が満遍なくあるもしくは偏っている場所にあるか 空白にメモをとる、自分の言葉にする 言い換えetc… と言った具合にノートに正しい解き方を明記してください。そうすれば我流の波のある解き方から脱却できます。 そのためにも参考書学習は必要不可欠です。 4つ程紹介しましたが、最後に、普段から取り組む問題は実際の過去問やそれに準ずる難易度のものを解くようにしてください。現代文に限らず低いレベルを解いていても永遠に難しい問題が解けるようになりません。難しい問題でしか磨かれないので徹底的に脳をいじめましょう。 それでは参考程度に!頑張ってください‼️
早稲田大学法学部 みやこのせいほく
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現代文
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現代文の読み方
現代文にハマりすぎて志望学部に落ちてしまった者です。正直、早稲田の国語は文学部と文化構想学部以外は簡単です。英語を優先してください。 ではまず、受ける学部全ての国語を1年分解いてみてください。教育学部はアイデンティティ論、文学部文化構想学部は芸術論、政治経済学部は資本主義論や政治論、人間科学部は西洋思想論、商学部社学部はテーマ複合がよく出題されます。 国語の学習において大事なのは背景知識です。過去問やワークで(センター過去問はオススメしない)テーマを整理して思想や前提を理解してください。背景知識を理解すると類似のテーマが出た場合早稲田の問題でも満点近く取れます。類似のテーマでなくても一部被っている部分があればそこが全体理解に大きく貢献することもあるのです。 今日からできるテクニックがあるとすれば、ツリー式メモでしょう。裏紙の中央に本文のテーマと思われるキーワードを記入し、そこから本文のキーワードを読みながら拾い追加記入していきます。すると本文に意識が傾き、学習効率があがります。
早稲田大学人間科学部 ごえもん
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現代文
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現代文を安定させるには
私は今国語の塾講師をやっています。中学、現役の頃にはあんなにできなかった国語を。ただ、ある時、気付きのターニングポイントが自分にはあって、それからみるみる成績が上がっていきました。 今も講師をやっていて思うのですが。 私たちはやたらめったら「解ける」ことに主眼を置きがちです。他の科目の性質である“得点”を意識しがちです。 しかし、国語は読書となんら変わりのない教科です。そして読書には得点は絡みません。 つまり私が言いたいのは、解くことを一回やめてほしいということです。 国語という教科は第1関門に「読む」があり、第2関門に「解く」があります。すなわち、読めないと解けないようにできてるし、問題作成者も読めないような所にフォーカスを当てて設問を練ります。我々の読解力で読み解けるレベルに応じ、得点が出るように適宜問題の難度を並び替えつつ。全部同じレベルの問題を出してしまうと、しっかりとしたデータ集積がてきないので。 そして、ある程度意義がわかったところで本題に移ります。 文章は英語と同様、小さな単位から大きな単位まであります。語→文→段落→意味段落→文章の順に。しかしながら我々は日本語であるという理由だけに、英語は下から学習していくのに対し、国語はいきなり文章に飛びついてしまいます。 まずは、語から考えます。大学入試レベルともなると語彙力は高校入試よりはるかに上回ります。そこで概念などを一通り学べるよう、単語集を英語と同様にやっていきます。 ・現代文キーワード読解[改訂版] ・ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES) ・入試漢字マスター1800+ (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。ちなみに、漢字も入れてありますがキーワードと漢字の参考書1冊ずつ完璧にするのが理想です。漢字問題集は漢字の設問を解くだけでなく、文章中に出てくる語彙の対策にもなるので甘くみてはいけません。 ここまでで、語は制覇できました。第1段階です。 第2段階として、今度は語が集まってできた文、文が集まってできた段落、段落が集まってできた文章へとフォーカスしていきます。 文と文、段落と段落については ・田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式 ・現代文と格闘する (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。多分、こうやって言うと「解かないって言ってたやん!」とかツッコミ受けそうなのですが、この二冊は基本的に解くことに主眼を置かれてなく、読めているかどうかのチェックの問題がついてるだけで、実際の入試では到底出ないような問題です。 ここまでであらかた完了しているのですが、さらに文章読解を深めていくために、段落と段落の関係、さらには段落が集まってできた意味段落と意味段落同士の関係をより明確にできるような力の養成に入ります。 ・高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門 改訂版 (高校生のための現代文アンソロジー・シリーズ) ・高校生のための現代文ガイダンス ちくま評論文の読み方 (教科書関連) この二冊は完璧に入試問題がついていません。読むためチェックはありますが。 ただこの二冊は聖光学院という東大輩出率の高い高校が夏休み課題として採用しているもので、東大出身者に定評のあるものです。 この2つで文章というものにダイレクトに向き合い、1つの文章を分析する力を養い、かつコンパクト化できるようにします。 結局のところ、現代文ができるというのは、文章を一読し、流れを理解しつつ内容をコンパクト化し、その上で設問に取り組めるということです。 この参考書では文章を読んでその流れを自分で予備校の先生みたいにチャート化できるよう努めてください。 そして、仕上げとして ・現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) で自分で実際に文章の流れを把握し、コンパクト化できているかチェックしてみてください。 ここまでくれば読みはオーケーです。そしたら遂に解く領域に入ります。もちろん過去問でも構いません。ただ導入としてオススメなのが ・現代文私大対策プラクティス―設問から攻める! (駿台受験シリーズ) です。一通りの私大の現代文を体感するのにぴったりです。あとは ・入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) も解説が丁寧なのでおススメです。 国公立の問題が入っているような参考書もあるかと思いますが、記述で書けないのに選択肢で選べるわけないので。 記述で解答を考える際にポイントとなるものを多く含んでいる選択肢が正解なわけで。 ちなみに消去法なんかずっとやってたらいつまでたっても伸びませんよ。 すごいでしょ?こんなに読みの参考書があったのに解きの参考書の量が圧倒的に少ないのは。でもそれだけ読みが重要だということです。 ここまでで多く語り尽くしたようにみえますが、実際はもっと語りたいことがあります。これ以上長くしても見る気を削ぐだけなので。とりまえず自分でできるように方向性は示せたと思います。 ぜひ頑張ってください。
早稲田大学商学部 #かーきん
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いきなり読めなくなった
こんばんは。 理系ですが、英語の偏差値は75くらいありました。参考になればと思いお答えします。 私も長文苦手でした!そもそも活字を読むのが大の苦手で…単語が頭の中でふわふわしている感じでしたね笑 そんな私が一気に楽になったのは、問題の先読みです。 これも人によって色々やり方があって、完全に問題→流し読み(単語を入れるイメージ)で答えを探してそこだけ読んで終わり、って方もいるみたいですね。 私のやり方は以下です(選択式の場合) ①冒頭の1〜2パラグラフを読む :最低限なんの話かわかる程度、深入りしない ②問題文を読む :まずは流し読みで、何を聞かれるのか確認(物語なら「何をした人か?」とか、評論なら「筆者の主張は?」とか。選択肢の内容も流す程度で熟読しない) ③該当部分を探してみる :答えになりそうな部分(似たような話をしている部分)を見つける ④問題に戻り、選択肢を熟読 :特に筆者の主張など選択肢も文章なら、どの辺が各選択肢のキーポイントかなというのを意識しながら読む ☆この段階までくると、冒頭+選択肢でなんとなく話の流れがわかってきます。あえてネタバレしてるイメージですね。 ⑤冒頭から読んでいく :よくわからない部分があっても、答えに関係なさそうなら固執しない。③でアタリをつけた付近は、話の流れを意識してしっかり読む ⑥解答を選び、矛盾がないか確認する という感じです! この方法のポイントは、先に選択肢を読むことで本文の読み方にメリハリをつけることですね。難解な文章でも、答えに関係なさそうなら雰囲気だけ読んで無視。時間が余ったら確認。って感じです。 私の場合、「選択肢→関連する部分だけ読む」はケアレスミスや読み落とし、話の誤解で誤答が多かったためやめました。 今回ご紹介した方法も、もつぉさんにとっては使いにくい部分があるかもしれません。 残り少ない時間ではありますが、なるべく色々な解き方や順番を試してみて、自分に合った方法を見つけるといいと思います。 頑張ってください!
東北大学医学部 matcha
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論理的な思考力がない
こんにちは。早稲田大学文学部の者です。 私も全く同じでした…!何度読んでも理解出来ず、かなり時間がかかりました。 現代文は、よくよく考えれば簡単なことをわざわざ難しく書いていることが多いです。ですから、読む時に「要するにどういうことか?」を考えながら読むようにしていました。 まず、「段落番号」をふる。そして少し読んで考える、を繰り返し、一段落ごとに「段落の役割」(導入、一般論、具体例など)や「キーワード」を空いたスペースに書き込むと、文章の構造や流れが掴みやすくなります。 あとは、筆者にとって「賛成(○)」か「反対(×)」かを記すのも、結論が明確になり頭を整理しやすくなります。 教材として、早稲田大学の青本(駿台文庫)の解説が非常にわかりやすいので、それも活用してみてほしいです。 英語は、「一行目や一段落目の内容」(テーマ的な部分)を常に意識しながら読みます。読んでいるとついテーマを忘れがちなので、こんがらがったら始めに戻って確認するといいです。 解き終わったら、本文と和訳を比べながら、現代文と同じように構造を掴んでみてください。現代文よりは単純なはずです。あとは、「論理マーカー」(However、Furthermore、On the other hand など、形を決めてマークをつけておくのも◎)や内容の「+(良いこと)」「−(悪いこと)」をしっかりと捉えることが大切です。 上記の作業に何時間かけてもいいと思います。じっくり分析し、問題を解く上ではどこが重要なのかを探ることでなんとなく感覚をつかめると思います。 受かった人がみんな入試当日の文章を完璧に理解していたかと言われればそうではありません。(少なくとも私は理解してません、笑) 大事なのは着眼点です。文の流れを掴んだ上で、重要な部分を見極める力をつけてください。 拙い文章で長々と申し訳ないです。質問者さんの健闘を祈っております!
早稲田大学文学部 まある🌼
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不安
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現代文が読めない
基礎のレベルがどれくらいなのかにもよりますが、まずは現状、MARCHレベルの現代文が出来ない原因を把握することから始めましょう。以下は現代文が出来ない時に考えられる代表的な原因2つです。 ①語彙力、背景知識不足 →これが一番多い原因な気がします。漢字は解けても、文章にある語句の意味を正確に理解してないってことが多いです。(例えば、パラダイムとか帰納、演繹、ア・プリオリとか)語句の意味がわからないと、文章の意味を掴めないばかりでなく、選択肢中にある言い換え表現もうまく掴むことが出来なくなってしまい、それが原因で選択肢を選び間違えるということが起こってしまいます。 また、背景知識に関してです。これは英語にもよくあることなのですが、例えばルネサンスがテーマの文章が出てくると、世界史選択の目線としてはなんとなくどのようなパターンの結論を導くか予想できます。 このように背景知識のあるなしは現代文の成績に繋がると言えます。 ②傍線部周辺の情報に囚われすぎている →現代文において、問題になっている傍線部周辺に答えがある可能性は高いです。 しかし、必ずしもそうとは限りません。 特に共通試験やセンターの問題は「ここまでの内容を正確に読み取れているか?」という内容の問題ばかりです。なので、「答えを拾う」作業よりは、「該当箇所までの段落の趣旨は何なのか」を掴むことの方が正しい回答に直結します。 傍線部周辺だけを見ていると、まさに「木を見て森を見ず」状態になってしまう訳です。 以上の2つが非常に多いです。というか、この2つができれば、現代文はできると思います。 質問者様の状況から予想するに、恐らく、①の原因なのではないでしょうか? 上記の2つの原因を潰す際におすすめの参考書も書いておきます。 ①の原因→Z会のキーワード読解 ②の原因→現代文読解力の開発講座 が個人的にお勧めです。 上記①②の原因を潰してみてください! また、現代文は復習にも力を入れましょう。 「この文は全体で何が言いたいのか」 「どのような技法(対比とか)が使われているのか」 「なぜこの選択肢は違うのか」 「どこを直せばこの選択肢は正しくなるのか」 「なぜここから意味を読み取れなくなってしまったのか」 などをしっかり理解できるまでが復習だと思っています。 それではがんばってください!
早稲田大学商学部 やかやかさん
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もう私にはわかりません。誰か助けてください
はじめまして! 結果の詳細や解いてみての所感が分からないので考えられる可能性をあげていきます。 ①英文は読めるが長文が読めない 英文解釈というのは恐らく一文の構文を取るための参考書だと思います。一文に何が書いてあるのかとそれらが連なった複数の文全体で何が書いてあるのかを理解する能力は少し違います。なので一文の意味は分かるけど文章だったり段落単位で何を言ってるのかが分からない。よって長文読解の問題が分からないのではないでしょうか? 対策としては英文解釈ではなく長文読解の参考書ないし問題集のが丸いと思います。結構現代文的な能力なので、訓練というよりは意識の方が強いので、コツを掴めば短期間でできるようになると思います。 ②長文の時間が足らない 時間に制限があると焦ってしまい、冷静な時なら読めるものも読めなくなります。また焦っていなくとも時間が足らなくて読み切れなかったなんてこともあります。 これは1度時間を測らずに解いてみれば分かります。時間無制限でも解けなければ恐らく①が原因だと思います。もし解ければ時間内に読解をする訓練が必要です。恐らく読解中に無駄な時間が発生しているので(単純に読むのが遅い、何度も同じところを読み直す、無駄に前に戻るなど)、それをできるだけ無くす訓練をします。おすすめは時間を測らずに演習をすることです。逆説的ですが、まずは時間を気にせずけれども確実に1つずつ理解していくようにします。できるだけ無駄な時間を無くす。それを続けていくと読解が洗練されて時間内に収まるようになります。時間を測って演習を積んでも結果は出なくは無いですが、私は全然成果を実感できませんでした。 あとは音読もオススメです。ただこれは読解というより英文を頭に入れるのが早くなります。意外と英文を頭に入れるスピードが変わるとテンポ感が変わるので解釈も早くなります。おすすめです。 ③解く順番を間違えている これはかなりテクニカルです。 例えば長文問題と文法問題があったとしてどちらを先に解いてますか?長文からやると文法の時間を取らないと!という意識で集中できない。逆に文法からやると時間がかかって長文に時間を割けない。人によってどう感じるかは様々ですが、合う合わないはあります。意外とその解く順番を工夫してみるとかなり余裕が出来て点数が安定したりします。これは家での勉強だと試しにくいので、1度模試などでいつもと違う順番で解いてみてもいいかもしれません。それでしっくりこなければ戻せばいいし、なんか解きやすくなったなら採用を検討すればいいし。ちなみに私は目の前の問題に集中したいので、各大問の時間だけ決めて頭から解いてました。これも人によって合う合わないあります。 以上3つの可能性をあげてみました。どれが当てはまるかもしれないし、全部かもしれません。色々分析してみてください。もっと詳しく聞きたいとかどれでもなさそう等あればコメントください。 それでは頑張ってください!
京都大学農学部 31
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世界史が頭に入らない!興味が湧く参考書は
こんにちは!お疲れ様です。 世界史は小学校・中学校での蓄積が少なく難しいですよね。中国史の学習には私も苦労しました。 世界史を学習する上で興味が湧く参考書ですが、私のおすすめは以下の2冊です。 ①ナビゲーター世界史 世界史の教科書の内容をわかりやすく丁寧に書いています。文体も教科書と比べると読みやすく、内容も標準的なものとなっており、世界史上の事象を自分のペースでゆっくり掴んでいけると思います。分量はやや多いかもしれませんが、読書好きとのことですから楽しんで読むことができると思います! ②荒巻の新世界史の見取り図 東進で東大対策の授業を担当する有名講師が書いた参考書になります。やや独自性の高い記述もみられますが、世界史学習において重要な各時代の概形を捉えるうえで非常に役に立つと思います! また問題集として世界史100題を購入されたとのことですが、この問題集は教科書内容をこえた問題の収録が多く、やや難しめであるといえます。それよりも、東進または山川の一問一答を活用する方が効果的であると考えます。もちろん普通に使うのも効果的ですが、一問一答を終えた後の勉強法として私がおすすめするのは「逆一問一答」です。この勉強法は、一問一答に掲載されている単語からその単語の説明を自分で思い出せるようにする、というものです。この演習を通して、高校世界史の内容を教科書に載っているような難解な言葉を通してではなく、自分が理解しやすい言葉を通して理解することができ、いわば世界史が「自分のもの」になります。 共通テスト世界史では教科書を逸脱したような細かい知識は問われません。一問一答の⭐︎3〜4以上の単語を覚え、逆一問一答で学習内容を自分のものとしていけば、教科書内容をそのまま理解することができるようになり、9割から満点は十分狙えると思います!世界史においては、教科書は学習の「スタート」ではなく「ゴール」です。教科書の内容をそのまま理解できるようになれば、それは世界史の実力が十分なものになっていることを意味します。この回答が参考になれば嬉しいです!1年あれば十分間に合います!応援しています!
東京大学文科三類 K.K.
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